はじめに
今回紹介するポケモンはストリンダー(ハイ)です。
耐久調整についても触れるので、宜しくお願いします。
訂正点や至らない所はコメントにお願いします。
※HABCSなどの一般的な非公式用語が含まれます。
ストリンダー(ハイ)の強み
型概要
本論全部を見るのが手間がかかると思う人向けに、軽くこのストリンダー(ハイ)の型の概要を載せておきます。参考になれば幸いです。
コンセプト
- 『どく』・『でんき』の優秀な複合タイプを活かしたクッション
- 『ほっぺすりすり』による後続サポート兼まひによるSダウンを利用したアタッカー
- 調整 H148-A0-B236-C0-D0-S124
HB…ようきザシアン(王)のきょじゅうざん確定3発
B…効率の良い11n
S…最速ザシアン(王)まひ込み抜き
- 特性
パンクロック
- 技構成
- 確定枠
・ほっぺすりすり ・オーバードライブ
軽く確定枠について。
- ほっぺすりすり…Sに124振ることで最速ザシアン(王)を抜けるようになる。(確定麻痺)
- オーバードライブ…音技でみがわり貫通・パンクロックの補正が乗ると威力が高くなるタイプ一致技。
- 選択枠
・まもる ・ヘドロウェーブ
・ほのおのパンチ ・ばくおんぱ ボルトチェンジ
- 軽く選択枠について。
・ほのおのパンチ…ストリンダー(ハイ)が呼びやすいナットレイを相手できる可能性がある。
・ばくおんぱ…じめんタイプへの打点。
・まもる…地面技の有無の確認・回復
・ヘドロウェーブ…高威力の一致技。
・ボルトチェンジ…優秀な対面操作技。
・どくどく…火力をある程度補える。
但しS振りやまひとの相性が良いとも言いにくい。
- 持ち物
くろいヘドロ
相性早見表(主にHOME)
有利
ザシアン(王)カプ・レヒレテッカグヤラプラスれんげきウーラオス(いちげき)ドヒドイデエアームドアシレーヌスイクンマリルリシャワーズオニシズクモ
型次第では有利
エースバーンオーロンゲいちげきウーラオス(いちげき)FCロトム、ギャラドスサンダー
不利
ランドロス(化身)カイオーガネクロズマ(日食)ホウオウイベルタルムゲンダイナバドレックスバンギラスナットレイガマゲロゲディアルガゼルネアスゴリランダーマンムー
どくどくを採用していると有利
耐久型サンダー、ポリゴン2サニーゴ(ガラル)どくどくを採用したからと言って有利になる対面は少ないが、放置しにくいじめん技持ちなどを妨害しやすい。
例:ラグラージヌオーカバルドンクレセリア等
- 持ち物
くろいヘドロ
これを持たせるといじっぱりザシアン(王)の『きょじゅうざん』を88.3%の確率で2発耐える。(乱数3発)
ザシアン(王)だけで見れば、オボンのみを持たせることで確定3発にできる。
地面技意識なら襷もありかもしれません。
特性
パンクロック
もう1つのとくせい『プラス』はシングルでは意味が無く、隠れ特性『テクニシャン』も『でんげきは』くらいしか乗らない(補正込みでもパンクロックオーバードライブのほうが強い)。
ストリンダーの性格について
性格…ストリンダー(ハイ)にすると、ストリンダー(ロー)と違いストリンダー(ハイ)はギアチェンジを覚えるので、ある程度ギアチェンジが警戒されるので、ストリンダー(ハイ)がオススメです。
- 注意!!
エレズンの性格を『ずぶとい』にすると、進化先がストリンダー(ロー)になってしまうので、ストリンダー(ハイ)になる性格を選ぶのがオススメです。
(ポケモン徹底攻略様の『エレズン』の『ストリンダー(ハイ)』進化条件・性格による違い(ハイ/ローなすがた)を参照してください。)
技構成
ほっぺすりすり
コンセプトなので確定枠。確定麻痺、確定命中、襷がんじょうも潰せる有能技。さめはだ、ゴツメで削れるので注意。ほぼ確定枠。
オーバードライブ
パンクロックで威力が上がる一致技。みがわりを貫通してダメージを与えられる。ほぼ確定枠。
H振りドヒドイデ62.4〜73.8%
H振りエアームド102.3〜122%
H4ザシアン(王)34.5〜41.6%
H252ザシアン(王)29.1〜35.1%
H252サンダー36.5〜43.1%
D252ラプラス52.4〜62.1%
H252カプ・レヒレ58.7〜71.1%
ばくおんぱ
パックロックで威力が上がる高威力技。じめんタイプにも通せて威力がオーバードライブより高い。
H振りヌオー 65.3〜77.2%
H振りウォッシュロトムFCロトム 56.6〜66.8%
4振りウォッシュロトムFCロトム 70.6〜83.3%
H振りトリトドン50.4〜59.6%
H振りカバルドン56.7〜66.9%
まもる
回復と様子見を兼ねた技。初手に投げた時に不意のじめん技を防げる。選択枠。
ヘドロウェーブ
高火力の一致技。フェアリータイプや草タイプへの打点。選択枠。
H振りゴリランダー92〜109%
H252ゴリランダー78.2〜92.7%
H4カプ・レヒレ67.1〜79.4%
H4カプ・コケコ104.1〜123.2%
ほのおのパンチ(補正なし)
ストリンダー(ハイ)が呼びやすいナットレイを突破できる可能性がある技。
HB特化ナットレイ 48.6〜57.4%(乱数2発81.3%)
HBナットレイ 54〜64%
H振りナットレイ 61.8〜75.1%
補正無しでこれなので、採用価値は薄いです。
どくどく
立ち回り例
ほっぺすりすりで麻痺を撒いて裏に繋いだり、まもるを絡めて回復やダイマ枯らしにも使えます。
被ダメージ計算※考察はヘドロ持ち前提です。
ダメージ量は()(半角)で表示・乱数は()(全角)で表示します。
ザシアン(王)の被ダメージ計算
ようき252ザシアン(王)のきょじゅうざん 42.6〜49.7%
いじっぱり252ザシアン(王)のきょじゅうざん 46.1〜55%
・上記の通り、素でようきザシアンのきょじゅうざんを2耐え、ヘドロ込みでいじっぱりも88.3%の確率で耐えられます。まもるを挟めば確実に耐えますが、剣の舞をされると全抜きされかねないのでほっぺすりすりを打つことを勧めます。
エースバーンの被ダメージ計算
ようき珠エースバーンのキョダイカキュウ
(88.1〜104.7)(31.3%)
いじっぱり珠エースバーンのキョダイカキュウ (97.6〜115.3%)(87.5%)
いじっぱり珠エースバーンのかえんボール
(72.1〜86.3%)
- まもるを採用していれば、後続がエースバーンを相手にしにくい場合まもるを挟み確実に2発耐られます。
・裏でエースバーンを相手できる場合、珠でなければ耐えるので、切る覚悟でほっぺすりすりをして素早さを操作することをオススメします。
但し、エースバーンはとびはねるを持っていることが多いので、3ターン以内に倒すか裏のポケモンで『ダイジェット』などをしすばやさ操作するのをオススメします。
裏でエースバーンを交代から相手取れるなら一旦引いたほうが良いです。
サンダーの被ダメージ計算
ひかえめ珠サンダーダイバーン( 81.6〜95.8%)
C252サンダーダイバーン(42〜49.7%)
ひかえめ珠ねっぷうサンダー (59.7〜71%)
・基本的にサンダーの攻撃なら1発耐えるので、ダイマターンは枯らしやすいですが、耐久型意識なら、『どくどく』を採用するのもありかと思いました。
ウーラオス(いちげき)の被ダメージ計算
いじっぱり悪ウーラオス(いちげき)
あんこくきょうだ(60.9〜72.2%)
ふいうち(35.5%〜42.6%)
・まもるを挟めば高確率で耐えますが、あんこくきょうだを打たれた場合特性により貫通されるので、そこは注意しましょう。
ようき悪ウーラオス(いちげき)
あんこくきょうだ(55.6〜66.2%)
ふいうち(32.5〜39%)
・あんこくきょうだ+ふいうちを耐えれるので、有利に立ち回れます。
但し環境に多いハチマキだと耐えないのでストリンダー(ハイ)のやることは基本的に型の判別になります。
いじっぱり水ウーラオス(いちげき)
すいりゅうれんだ(58.5〜71%)
アクアジェット(20.1〜24.8)
ようき水ウーラオス(いちげき) すいりゅうれんだ(55〜65.6%) アクアジェット(19.5〜23%)
ようきハチマキ水ウーラオス(いちげき)
すいりゅうれんだ (79.8〜95.8%)
いじっぱりハチマキ水ウーラオス(いちげき)
すいりゅうれんだ(90.5〜106.5%)(20.4%)
・基本的に1発耐えるので、ほっぺすりすりが打ち得だと思われます。いじっぱりハチマキもヘドロと合わせてかなり低い確率(0%以下)に落とせますが、スカーフだと準速でも同速になってしまいます。
苦手なポケモン
初手に出てきやすい地面技持ちのポケモン(オボンのみだと処理しにくい)ラグラージやカバルドン等・高火力で受けにくい特殊アタッカーカイオーガ、ディアルガ等、こだわりアイテムが増えている悪ウーラオス(いちげき)、タイプ的に不利なポケモンネクロズマ(日食)等です。
相性の良い味方・構築例
麻痺を撒いてしまえばザシアン(王)を倒せるポケモンや飛行タイプのポケモンディアルガ(ひかえめ珠だいもんじ)、ガブリアス(いじっぱりほぼ特化じしん)、ランドロス(霊獣)(ブッパじしん)、ネクロズマ(日食)(珠ダイアース)、サンダー(珠ダイバーン)等の手段で突破できます。(H4計算なので余裕を持って倒せるいじっぱりランドロス(霊獣)がこの中ではオススメです)
さいごに
最後まで閲覧頂きありがとうございます。
環境のポケモンの調整に関しては雑な所もありますが、コメントなどで教えて頂けるとありがたいです。