はじめに
はじめまして、ルカです。
今回初めて育成論を投稿させていただきます。
今回はフワライドの育成論を自分なりに考えてみたので投稿させていただきました。
今まで自分で育成論を考えたことはほぼないため、ツッコミどころ満載な上欠陥だらけかと思いますので、もしよければ最後まで育成論をご覧になっていただきコメントで指摘していただければと思います。
また、見づらい表記などの指摘もよろしくお願いします。
前提事項・読む時の注意点
・H A B C D S、種族値等の公式表記ではない表記を一部使用します。
・ダイマックスしない体で話を進めていきます。
・下記にもありますが、技構成は一例としてご覧ください。
採用理由と役割
種族値
H150 A80 B44 C90 D54 S80
ご覧になりますように、フワライドフワライドというポケモンは攻撃面や素早さは、高くもなければ特別低くもない、耐久面はHPは高いが防御と特防が低いためイマイチという、はっきりいって高水準なポケモンではありません。実際、現在のランクマッチの使用率ランキングをみてみると、シングルバトルでは100位以下、ダブルバトルでは圏外となっています。
しかし、このようなあまり使われていないポケモン、俗に言うマイナーポケモンの一番の強みとして、意表をつけるというところだと思います。『現環境で活躍しているポケモンたちに意表をつきたい』という理由から、今回育成論を考えてみました。
さて、フワライドフワライドというポケモンはちいさくなるを積んでバトンタッチで後続につなぐちいさくなるバトン型で有名ですが、今回はちいさくなるバトンではない型になります。
今回のフワライドフワライドは、「フィールド展開カプ・コケコ カプ・テテフ カプ・ブルル カプ・レヒレ イエッサン♂→ かるわざフワライドフワライド→エースポケモン」 というリレー戦術を前提とし、その次鋒として、技構成次第で特殊アタッカーにも、そしてサポーターにもなれるというコンセプトの下、自分なりに考えてみたフワライドフワライドです。
他の型との比較・差別化
きのみ型との比較・差別化
かるわざを採用したフワライドフワライドの持ち物としてきのみを持たせる型が多いかと思います。確かに、きのみを採用するとこによって今回紹介しているシード型に比べ、フィールドを展開する必要が無く、フィールド展開要員(盤面作り要員)を選出する必要も無いため、シード型よりも簡単な条件でかるわざを発動できます。
しかし、オボンのみやアッキのみを採用したきのみ型は、BとSをベースに努力値を振った物理受け型などの耐久型が多いと感じています。今回のフワライドフワライドは特殊アタッカー兼サポーターというコンセプトの元作った育成論のため、努力値は耐久の他に特攻にも振る必要があります。つまり、きのみを採用している耐久型と今回紹介している型は別の型ということです。
仮に、今回紹介しているフワライドフワライドにオボンのみやイバンのみ等のきのみを採用すると、耐久に努力値を振れてないため、きのみ発動前に倒されてしまう可能性があります。
持ち物
シード系アイテム
シード系アイテムなら基本どれでも大丈夫です。
※上記にはミストシードとありますが、これは立ち回りや技構成等のバランスを考えた上ミストシードと記述しております。
シード系アイテムを採用する理由
かるわざを簡単に発動できるためシード系アイテムを採用しています。
特性
かるわざ
性格
性格
アタッカーとして火力が出せるよう、ひかえめにしてあります。
努力値と調整
努力値配分
耐久面の努力値配分に関しては特に調整はしておりませんが、総合耐久値が最高になるように振っています。
最初は違う努力値振りにしていましたが、コメントでアドバイスしていただきそれを採用させていただきました。コメントしてくれた方ありがとうございます!
攻撃・特攻
物理技は使わないので攻撃に努力値は振りません。
特攻にはアタッカーとして火力が出せるよう、極振りにしてあります。
素早さ
92振りで実数値112、かるわざ発動で224。
また、かるわざ発動で最速フェローチェ フェローチェ(最速151族)抜き調整。
技構成(確定枠・選択枠)
はじめに
上記にたたりめ、でんじは、おにび、ちいさくなるとありますが、この技構成はあくまで一例としてみていただければと思います。
確定枠
特に確定とする技はありませんが、アタッカーとサポーターを両立できるように状態異常技とたたりめは入れることをおすすめします。
技候補
おにび
たたりめの威力上昇及び低い物理耐久面を補うため、相手の物理アタッカーに対して打ちます。禁止伝説環境で物理アタッカーとして活躍している禁止伝説ポケモンであるザシアンザシアン(王)、物理イベルタルイベルタル、日食ネクロズマネクロズマ(日食)などにはもちろん、 禁伝環境が終わってからも活躍するであろう物理アタッカーであるいちげきウーラオスウーラオス(いちげき)やアタッカーランドロスランドロス(霊獣)などに対しても使える技になります。
また、この技を採用する場合、耐久のバランスを考えて持ち物を特防が上がるサイコシード、もしくはミストシードにしておくといいかもしれません。
でんじは
相手のポケモンをまひにする技です。上記した通り、最速フェローチェフェローチェ抜きで調整しているため、大抵のポケモンはたとえ最速でも抜くことができますが、まひにすることで相手を1/4の確率で行動不能にしたり、相手側の素早さを下げることによってフワライドフワライドがやられた後の後続のポケモンが戦いやすくなります。
たたりめ
状態異常技と組み合わせて使う技になります。
確定枠として状態異常技がありますので、物理アタッカーにはおにびを、特殊アタッカーには基本的にはでんじはを打って攻撃していきます。
シャドーボール
たたりめと同じようにタイプ一致のメインウェポンとして使用できます。
状態異常に左右されないため、たたりめよりも火力が安定します。
こごえるかぜ
素早さ操作+襷破り、特性破り(ミミッキュミミッキュのばけのかわ剥がし、カイリューカイリューのマルチスケイル破り等)などとして使用できます。
素早さを上げる積み技(りゅうのまいやこうそくいどうなど)で素早さを上げてくるポケモンにも刺さる技になります。
また、サポート面だけでなく上記にも登場したカイリューカイリュー やランドロス ランドロス(霊獣)、ガブリアスガブリアス等のこおり4倍弱点のポケモンには大ダメージも期待できます。
かみなり
サブウェポンとして使用します。命中率は70と低いですが、威力110+30%で相手を麻痺にさせる追加効果を持つ強力な技です。禁止伝説環境で猛威を奮っているカイオーガカイオーガやイベルタルイベルタルケアで入れてみてもいいかもしれません。特にカイオーガ カイオーガが出てきた時、特性あめふらしで天候が雨になりかみなりが必中となるため特に刺さります。
10まんボルト
サブウェポンとして使用します。かみなりと比べ、威力が劣るものの、命中率は100かつ天候に影響されないためサブウェポンとして安定するのはこちらになります。
サイコキネシス
サブウェポンとして使用します。かくとうタイプやどくタイプのポケモンに大きく刺さります。
たくわえる
低い防御と特防を自ら上げることができます。
ちいさくなる
回避率を大幅に上げることができます。今回はちいさくなるバトン型ではないので、自身のアドバンテージとして使用します。
立ち回りの例
※上記した技構成での立ち回りを書き込んでいます。
まず、シード系アイテムを発動させ、特性のかるわざを発動させます。
そこから、物理アタッカーにはやけど状態にするためにおにびを、特攻アタッカーには1/4の行動不能、素早さ半減の効果を押しつけるためでんじはを打っていきます。
そこから、ちいさくなるを積みたたりめでダメージを与えていきます。
与ダメージ計算
たたりめ ※状態異常あり前提
環境トップクラスのアタッカーとなりうるポケモンから抜粋
H4ザシアンザシアン
50.6〜70.6%
霊獣ランドロスランドロス(霊獣)
H4
69.7〜82.4%
H252
53.6〜63.3%
日食ネクロズマネクロズマ(日食)
H252
66.2〜77.9%
H244
66.5〜78.3%
ミミッキュミミッキュ
H4
142.0〜166.4%
H228
117.0〜137.1%
サンダーサンダー
H252
53.3〜62.9%
H188
55.6〜65.6%
カプ・レヒレカプ・レヒレ
H252
42.9〜51.4%
H236
43.4〜52.0%
H252ホウオウ ホウオウ
36.6〜43.2%
H4エースバーン エースバーン
76.9〜91.0%
H252ゴリランダー ゴリランダー
61.4〜72.9%
かみなり
かみなりが刺さる環境トップポケモンから抜粋
H4カイオーガカイオーガ
46.6〜55.7%
イベルタルイベルタル
H4
54.5〜64.4%
H252
47.2〜55.8%
サイコキネシス
サイコキネシスが刺さるポケモンから抜粋
H252ドヒドイデ ドヒドイデ
43.3〜51.0%
H4フェローチェ フェローチェ
104.5〜168.5%
H4れんげきウーラオスウーラオス(いちげき)
76.1〜89.8%
被ダメージに関する記述
物理アタッカー
防御は低いですが、やけど状態にすることで大抵の技を受けることができます。
特殊アタッカー
おにびを確定枠としていますので、物理アタッカー相手にはそれで、特殊アタッカーには持ち物を特防に補正がかかるシード系アイテムであるサイコシード、もしくはミストシードにすることで特殊耐久を高めることができます。また、小さくなる+でんじはで技を受けずに透かすことも頭に入れて立ち回るといいでしょう。
苦手なポケモン
スカーフ持ちのポケモンがかなりきついかと思います。
シード系アイテムの補正と、相手のスカーフ持ちのポケモンが使用する技の分類がうまく噛み合えば、相手の技を耐えてからちいさくなる→状態異常技→たたりめでうまく立ち回ることもできますがどのみちスカーフはきついです笑
立ち回りの詳細・組み合わせるポケモン・モデルケース
カプ系ポケモン カプ・コケコ カプ・テテフ カプ・ブルルカプ・レヒレと相性がいいかと思います。
立ち回りの例
今回は、カプ・レヒレカプ・レヒレを採用した立ち回りを紹介します。
立ち回りとしては単純で、カプ・レヒレカプ・レヒレで壁を張った後フワライドフワライドに繋ぎます。
フワライドフワライドは防御と特防が低いため、壁で補いつつ立ち回っていきます。
また、フィールドターンの消耗は、カプ・レヒレカプ・レヒレで3〜4ターン、カプ・レヒレカプ・レヒレで1〜2ターン消耗させることを目安としています。
カプ・レヒレカプ・レヒレは両壁張り+しぜんのいかり等で相手のHPを削ることで合計3〜4ターン、フワライドフワライドは残り1ターンのところでカプ・レヒレカプ・レヒレと入れ替えて次のターンから即行動、もしくは残り2ターンのところでカプ・レヒレカプ・レヒレと入れ替えて、次のターンちいさくなるを積んだり等自身のアドバンテージとなる技を使うことで合計1〜2ターンといった感じです。
また、「ミストフィールドだと立ち回りにくい!」という方は、フワライドフワライドにサイコシードを持たせ、カプ・レヒレカプ・レヒレの枠をカプ・テテフカプ・テテフもしくはイエッサンイエッサン♂に埋め合わせることで同じように立ち回っていくことができます。
・モデルケース1
モデルケース1としてフワライドフワライド、カプ・レヒレカプ・レヒレ、カミツルギカミツルギを紹介します。
まず、カプ・レヒレカプ・レヒレでフィールドを展開、その後相手のHPを削ったり、壁を張るなどして、死に出しでフワライドフワライドを繰り出します。かるわざ発動後、アタッカーとして相手ポケモンのHPを削りつつ、サポーターとしてエースポケモンの起点を作ります。その後エースポケモンとして、ダイマ適正〇、フワライドの弱点技に耐性があるカミツルギカミツルギで相手のポケモンを倒していくといった形になります。
モデルケース2
モデルケース2として、コメント欄で紹介していただいたカプ・コケコ育成論ソードシールド/2302と、カミツルギ育成論ソードシールド/1985を採用したモデルケースも紹介させていただきます。
まず、カプ・コケコカプ・コケコで相手のポケモンのHPを削り、死に出しフワライドフワライドでHPが削れた相手のポケモンを倒しつつエースの起点作りをし、フワライドフワライドと組み合わせの相性のいいカミツルギカミツルギで相手のポケモンを倒していく形です。
さいごに
育成論を最後まで読んでいただきありがとうございました。自分で育成論を制作・記述をしてみて、育成論を作る楽しさと大変さを実感しました笑
ただ、自分で作った育成論で育てたポケモンは、今まで育てたポケモンよりも愛着が湧くというか、凄く対戦で使いたくなるんですよね笑
皆さんも、良かったら好きなポケモンとか対戦でよく使うポケモンのオリジナルの育成論を作って育ててみてください!