ー初めはただ(高評価が)欲しかったー
ウボォーさんガオガエン、聞こえますか?オレからあなたへの育成論です。
オレはクロロ=ルシルフルバリコオル、ガラル地方に逃げたヒソカバリヤード(ガラル)を追ってやってきた。今回はヒソカをおびき寄せるためにオレ自身が餌となり育成論を投稿していこうと思う。
育成論の言語化か…あまり好きじゃないしな。
しかし案外…いややはりというべきか。
環境で勝ち上がるためのカギはそこにあるか……
なぜオレを採用するか?…そこにオレが気づいていれば環境TOPメタになれていた…!!
簡潔に述べるならそうだな…オーロンゲオーロンゲやラプラスラプラスの貼った壁を無効化して特性を盗めるのがオレバリコオルかガラルヒソカバリヤード(ガラル)しかいないから…だな。
これに尽きる。
具体的に説明する前に、まずはオレの持つ“能力”(カード)を明かしておこう。
・特性 “壁の破壊者”(バリアフリー)
場に出たときに敵味方のリフレクター・ひかりのかべ・オーロラベールを消す。
この特性の面白い所はその仕様にある。
➀特性は場に出たときか、特性を手に入れたときにのみ発動する。場に出た後なら壁を張ることはできる。
?バリアフリーのポケモンがキョダイセンリツでひんしにされた後、味方のレシーバーがバリアフリーを引き継ぐ場合、技の効果が発動した後でレシーバーがバリアフリーを引き継ぎ発動させて、オーロラベール状態は解除される。
?キョダイセンリツで特性かがくへんかガスのポケモンをひんしにさせるか、だっしゅつボタンで交代したことでバリアフリーが有効になった場合、技の効果が発動した後にバリアフリーが発動して、オーロラベール状態は解除される。
一応すべてまとめたが、オレの型の動きを理解するだけなら➀を理解していれば問題ない。
この“壁の破壊者”(バリアフリー)の仕様➀と俺の能力“盗賊の極意”(スキルスワップ)を組み合わせることで、相手の特性を盗みつつ“壁の破壊者”(バリアフリー)を相手側で再発動させる。
“壁の破壊者”(バリアフリー)はどちらが発動したかに関わらずお互いの場の壁を消失させる。
本来バリアフリーは場に出た時にしか効力を発揮せず、相手が張り直した壁をもう一度消すには一旦場から離れもう一度場に出なければならない面倒な制約があったが、“盗賊の極意”(スキルスワップ)によってその制約を無視しつつ相手の“能力”(カード)を奪えるわけだ。
このコンボはバリアフリーを持つオレとヒソカの二人しか使えないため、両者を比較し、なぜオレを採用するか?パクノダダーテング気付け!禁伝2体の環境でザシアンザシアンバドレックスが蔓延する中でオレと比較してやつを採用する価値などない!
ガラルクロロバリコオル
HP 80
こうげき 85
ぼうぎょ 75
とくこう 110
とくぼう 100
すばやさ 70
平均 / 合計 86.7 / 520
ガラルヒソカバリヤード(ガラル)
HP 50
こうげき 65
ぼうぎょ 65
とくこう 90
とくぼう 90
すばやさ 100
平均 / 合計 76.7 / 460
見れば分かるようにすばやさ以外の種族値すべてオレが上回っている。
ポケモンバトルにおいてすばやさは非常に重要な要素(ファクター)だ。
しかし、これからランクマッチは禁止伝説2体の魔境と化す。
ザシアンザシアンや黒バドなど、ガラルヒソカバリヤード(ガラル)よりも余裕で早い魑魅魍魎が跳梁跋扈する。
進化の輝石を持たせたところで無意味な火力を持つ連中だ。
タスキを持たせるのも一つの手だが、優秀なプレイヤーは伝説ポケモンを通すためにタスキを潰しにに来るだろう。
オレを採用する理由は火力を重視するためだ。
こうげきの高さが無駄なんじゃないかって思うヤツも中にはいるかもしれないな。
その辺も含めて後のダメージ計算の項目で説明する。
お宝(持ち物)
いのちのたま
ダメージ計算でも述べるが、いのちのたまを持たせ、こうげきに努力値を148振ることで黒バドレックスをふいうちで確1で屠れる。
ヒソカではなくオレを採用する理由でもある。
環境次第ではタスキを持たせてもふいうち2発で落とせるが、一度ふいうちを見せてしまうと当然警戒される。
オレのふいうち以外にも黒バドにダメージを与える算段があるなら珠以外でもいいだろう。
こうこうのしっぽを持たせてトリックを使うのもありだと思ったんだが、オレはザシアンに打点がなく、トリックを使ったタイミングでザシアンをあと投げされると相当キツイ状態になるからな。
”特性”(スキル)
“壁の破壊者”(バリアフリー)
採用理由で話したが、オレの持つ中でもかなり重要な能力(カード)だ。
オーロンゲオーロンゲの貼った壁を無効化しつつ、“盗賊の極意”(スキルスワップ)でいたずらごころを盗み、壁の張り直しを許さない。
オレの高いとくぼうでキョダイセンリツとダイストリームを一発ずつ耐えられる。
現在のラプラスのちょすい採用率は81.8%(2022年1月14日11時33分)
禁伝2体の環境でカイオーガの採用率が上がることを考えるとちょすいの採用率は更に上がるかもしれない。
訂正:すいません。ガラルクロロのトレーナーです。ガラルクロロの試用期間が短く勘違いしていました。スキルスワップはダイマックスに通用しません。
本育成論のガラルクロロはキョダイセンリツと雨なしのダイストリームを一発ずつ耐えられるので、すでにオーロラべールが貼られている状態の場に出て、二回攻撃を受けたのち、ダイマが切れた後のラプラスにスキルスワップを使い、ちょすいでハイドロポンプを無効にしたため、「スキルスワップでダイストリームを無効にした」と勘違いしていたようです。
私の当初記載した運用イメージと比べるとかなり使い勝手が悪くなってしまいました。大変申し訳ございません。
性格・努力値と調整
性格:れいせい。素早さが下がり、とくこうが上昇する性格補正。どんなときも凝を怠るな…
努力値
H108
こうげき148
とくこう252
この努力値配分じゃオーロンゲのいたずらごころを奪っても、イカサマで死ぬんじゃないかって思うやつもいるかもしれない。その通りだ。
見極めを誤るな。オレが壁を消し、いたずらごころを奪うことは最優先、だがオレを最優先に生かすことはない。
オレはオーロンゲよりもすばやさ種族値が高いため、攻撃技のイカサマで戦闘不能にされたところで既に壁を消していたずらごころを盗んでいる。
オーロンゲは壁もいたずらごころもない状態でザシアンなどの後続ポケモンと相対しなければならないわけだ。
相手は、オーロンゲを再び活かすために後続のポケモンに負担をかけるか、オーロンゲを捨てるかの二択を迫られる。イカサマで壊れないみがわりを作れるポケモンを一緒につれて行くといいだろう。
※オレバリコオルのすばやさ種族値は70でラプラスラプラスのは60。性格ですばやさの下降補正を掛けていても無振りのラプラス、オーロンゲをギリギリ1抜いてる。
”技構成”(カード)
・“盗賊の極意”(スキルスワップ)
壁張り要員であるオーロンゲやラプラスの特性、いたずらごころやちょすいを盗む。
前の特性の持ち主の心の闇に思いを馳せながら特性を自分のものにしていく“盗賊の極意”(スキルスワップ)の醍醐味だよ
訂正:再び、すいません先ほどの訂正と同様の文章を挿入しておきます。ガラルクロロのトレーナーですが、試用期間が短く勘違いしていました。スキルスワップはダイマックスに通用しません。
本育成論のガラルクロロはキョダイセンリツと雨なしのダイストリームを一発ずつ耐えられるので、すでにオーロラべールが貼られている状態の場に出て、ダイストリーム、キョダイセンリツと二回攻撃を受けたのち、ダイマが切れた後のラプラスにスキルスワップを使い、ちょすいでハイドロポンプを無効にしたのを「ダイストリームを無効にした」と勘違いしていたようです。
私の当初記載した運用イメージと比べるとかなり使い勝手が悪くなってしまいましたが、オーロンゲに対しては記載通りの運用ができると思います。大変申し訳ございませんでした。
・凍結乾燥する愛(フリーズドライ)
ヒソカから盗んだ。ラプラスを等倍で殴れる。
・ふいうち
ダメージ計算の項目で示すけど黒バドを確1で屠れる。元々オレがマイナーポケモンな上に、不意打ちの採用率はさらに低いため警戒されにくい。
全部だ、黒バドのHP丸ごとかっさらう。
・電磁波
問題ないすか、25%の確率でカイオーガとか動けなくする技なんだけど
いたずらごころを盗んだオーロンゲが引いてきたら後続に打ち込む。
経験則的にオーロンゲが引いてくる場合は、特性を復活させて後で出しなおして電磁波撒いてくるケースが多い。
相手の後続にいたずらごころによる先制電磁波を撒くことで、自分の後続の負担を減らせる。
オレを見た瞬間ザシアンに引いてくるやつもいるから読んで撒くのが基本の動きだ。凝(読み)を怠るな。
”立ち回り例”(踊り方)
もうカードは出尽くしてるが改めてまとめると、初手オーロンゲやラプラスにあと投げして“盗賊の極意”(スキルスワップ)で相手に“壁の破壊者”(バリアフリー)を押し付け壁を消しつつ、特性を盗む。
“旅団”(パーティー)の勝利に貢献することがオレの役目だ。
使用率圏外のオレを舐めて黒バドを出して来たら、採用率圏外の珠ふいうちを叩き込む。
※凝を怠っている読者のために注意しておくことが一つある。オーロンゲから盗んだいたずらごころは悪タイプのオーロンゲには使えない。本当にポケモンとは…面白いものだな…
与ダメージ計算
ふいうち → 黒バドH4振り 177〜208(100.5〜118.1%)確定1発
ふいうち → カイオーガカイオーガH4振り 39 ~ 47(22.1 ~ 26.7%)乱数4発(13%)
フリーズドライ → カイオーガカイオーガH4振り 117 ~ 140(66.4 ~ 79.5%)確定2発
フリーズドライ → サンダーサンダーH252振り 166~198(84.2〜100.5%)乱数1発(6.3%)
フリーズドライ → オーロンゲオーロンゲH252振り 97 ~ 114(48 ~ 56.4%)乱数2発(87.5%)
被ダメージ計算
・オーロンゲオーロンゲ イカサマ →140 ~ 168(82.8 ~ 99.4%)確定2発
オーロンゲに後出ししてイカサマを打たれても辛うじて耐えられる。ふいうちもスキルスワップで透かせば最低限役割を果たせる。
・カイオーガカイオーガCS臆病しおふき
(ふいうち最低乱数時威力117) →168 ~ 198(99.4 ~ 117.1%)乱数1発(93.8%)
(ふいうち最高乱数時威力110)→157 ~ 186(92.8 ~ 110%)乱数1発(56.3%)
カイオーガにふいうちでダメージを与えることで低乱数で耐えることができる。珠ダメを含めるとほぼ耐えないと思った方がいいだろう。積極的に受けるべきではないが一応まとめておく。
・ランドロスランドロス(霊獣)AS陽気
岩石封じ 94 ~ 112(55.6 ~ 66.2%)確定2発
とんぼがえり 110 ~ 130(65 ~ 76.9%)確定2発
・珠あり
岩石封じ 122 ~ 146(72.1 ~ 86.3%)確定2発
とんぼがえり143 ~ 169(84.6 ~ 100%)乱数1発(6.3%)
・HC控えめキョダイラプラスラプラス
キョダイセンリツ(ぜったいれいど) → 46 ~ 54(27.2 ~ 31.9%)確定4発
ダイストリーム(ハイドロポンプ)
通常 100 ~ 118(59.1 ~ 69.8%)確定2発
雨下 150 ~ 177(88.7 ~ 104.7%)乱数1発(31.3%)
見ての通り雨下でなければ余裕を持って受けられる。オレにとってラプラスと対面することは昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ。つまりラプラスのダイストリームを受けることはタスキやチョッキを持たせることもない取るに足らない出来事というわけだ。
訂正:繰り返し訂正文を挟みます。ガラルクロロの試用期間が短く勘違いしていました。スキルスワップはダイマックスに通用しません。
本育成論のガラルクロロはキョダイセンリツと雨なしのダイストリームを一発ずつ耐えられるので、すでにオーロラべールが貼られている状態の場に出て、二回攻撃を受けたのち、ダイマが切れた後のラプラスにスキルスワップを使い、ちょすいでハイドロポンプを無効にしたため、「スキルスワップでダイストリームを無効にした」と勘違いしていたようです。
私の当初記載した運用イメージと比べるとかなり使い勝手が悪くなってしまいました。大変申し訳ございません。
※ふいうちか電磁波を切って怠けるを覚えさせればラプラスに壁を貼らせずにダイマターンを流せます。強引にキョダイセンリツを連打してきても、ダイマックスが切れたラプラスにバリアフリーを押し付けることでオーロラべールを消すことができます。
不意打ちを消す場合は性格に補正を掛けH252、D228振ることでカイオーガのしおふきを耐えつつフリーズドライを打てます。(黒バドのアストラルビットは最大までDを高めても低乱数でしか受けきれませんが…)
しんどー、ありゃ盗めねーわ(苦手なポケモン)
ガラルヒソカにも言えることだが、エースバーンエースバーンやザシアンザシアン、日食ネクロズマにはまったく打点が無い。オーロンゲのいたずらごころを盗んだ後に、オーロンゲを下げてエースバーンやザシアンを出して来たら、盗んだ特性を利用して電磁波を先手で打つくらいしかできることがない。エースバーン相手にリベロを盗めればラッキーだけどな。
旅団の仲間たち(相性の良い味方・構築例)
旅団(パーティー)ではオレが頭で禁伝ポケモンは手足、手足はオレみたいなポケモンのサポートを受けて有利に動くのが大原則だ。オレがザシアンザシアンやイベルタルイベルタルに負けることはパーティー全体としての敗北じゃない。オレが戦闘不能になっても、壁を消した後でザシアンたちが相手パーティーを蹂躙すればいいだろう。
相性の良い味方か…強いて言えば過剰な火力は必要ない。オレはザシアンザシアンやガブリアスガブリアスを連れて行っている。
怖いのか? 嬉しいんだよ…!!(最後に)
派手に●れ!!
オレを使えば壁に頼り切った戦法を台無しにできる。ランクマで一勝するごとに順位更新だ。
誇りに思っていいよ