はじめに
はじめまして、名無しと申します。
育成論初投稿となります。
コメントでのご質問、アドバイス等よろしくお願いします。
前提
- この育成論は非公式の用語・略称を使用しています。
ex).「HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ」を「H・A・B・C・D・S」、個体値31をV、ダイマックスをDMなど。
- 正式名称がひらがなの用語でも、読みやすさを重視して漢字で表記することがあります。
ex).10まんボルト→10万ボルト
- 特に記述がない限り、お互いに理想個体を想定しています。
ex).基本的に6V、Aが必要ないポケモンはA0などです。
- 性格補正のかかった努力値振りをA↑252などと表記します。
- ダメージ計算はRyuji Yamakawa様の「VS 剣盾 SWSH」をお借りしています。
カプ・レヒレについて
種族値:H70-A75-B115-C95-D130-S85
特性:ミストメイカー/テレパシー(夢)
第七世代から登場した準伝説で、アローラ地方の守り神の一柱でポニじまを守護しています。水を操る能力を持ち穢れを払う特別な水を生み出すことが出来ます。かわいい。 また、技を使うときのけだるそうな表情は、技を使うことの消耗が大きいためだと言われています。かわいい。
今作では追加DLC 冠の雪原から解禁されました。
対戦においては、水・フェアリーの複合タイプによる優秀なタイプ相性を持ちます(弱点3・耐性6・無効1)。同じ複合タイプを持つポケモンは、マリルマリルリアシレーヌの3体だけです。
またB115・D130による高い耐久を誇り、その耐久は耐久に無振りでも、C↑252ドラパルトの10万ボルトを53.7%〜63.4%の確定2発に抑えられるほどです。一方、攻撃種族値は最高でもCの95と控えめとなります。
加えて特性も有用で、通常特性のミストメイカーによって5ターンの間、場をミストフィールド(以下MF)にし、その効果により地面にいる全てのポケモンは状態異常にならず、ドラゴンタイプ技の受けるダメージが半減します。このため存在するだけで、状態異常への解答となり得ます。
こういった特徴に加えて、自身の火力に関係なく相手の体力を半分にする、アローラ守り神の専用技しぜんのいかりの存在から、サイクル適性が非常に高いポケモンです。
また瞑想や鉄壁といった積み技も覚えることから、積みによる居座り能力も高く、更にはトリックや挑発により相手の技を縛ることも出来るため、取れる選択肢が多く上位の使用率を誇ります。
コンセプト
現状カプ・レヒレは受けであったり、積み型の育成論が多く見受けられます。しかしカプ・レヒレは広い技の対応範囲を持ち、有利対面におけるアタッカーとして十分に役割を持てるポケモンです。
アタッカーとしてのカプ・レヒレに存在する課題はC95という控えめな火力と、S85という決して速くはない素早さです。そのため火力に努力値を振っても、そもそも高耐久だったりHやDにある程度振っている相手の場合、ギリギリで耐えられてしまい撃ち負けてしまう場面が多いです。
そこで眼鏡を持つことで対面時の火力を補強し、それによって余った努力値を耐久に回すことで継戦性能を確保し、ある程度の素早さを補いました。
またMF+トリックによって相手の受けや起点、積み展開を崩すことも出来ます。
主な役割対象
・タイプ一致対面
火エースバーンリザードンバシャーモホウオウ
地ジガルデ(50%)ランドロス(霊獣)ドリュウズ
岩バンギラスドサイドン
竜ドラパルトガブリアスカイリューボーマンダ
悪ウーラオス(いちげき)(一撃)ファイヤー(ガラル)
格ウーラオス(れんげき)(連撃)フェローチェ
特性
コンセプト上必須のミストメイカーで確定です。
差別化と持ち物
前述の通り数少ないタイプ相性を持つため、他のポケモンとは差別化する必要性が薄いです。そのため、差別化の対象としては同じカプ・レヒレが対象となります。
- スカーフ
こだわった恩恵が大きく、明確な差別化が必要なのがスカーフです。
スカーフを持つことによって得られるメリットは明確で、高速アタッカーである最速エースバーンドラパルトバドレックス(こくば)フェローチェや、最速+1のウオノラゴンカイリューバシャーモ、準速+1のランドロス(霊獣)ウーラオス(いちげき)(両種)、最速ガブリアスなどの上を取ることが出来ます。またスカーフS↑252カプ・レヒレのS実数値225という高い数値はある種の行動保障とも言う事が出来、広い技範囲で上から負担をかけていくことが可能となります。
しかし前述の通りC種族値が95と控えめなため、無補正のC252(C実数値147)だと80%や90%までしか体力を削れない場合が多いです。
例としてHに振っているウオノラゴンランドロス(霊獣)カバルドン、ファイヤー(ガラル)などが挙げられます。
本育成論の眼鏡カプ・レヒレのC実数値は211のため、これらの1発では倒しきれないポケモンを確定1発や高乱数1発に持っていくことが可能となります。特にカバルドンやランドロス(霊獣)は一度動かれるとステルスロックなどで起点を作られてしまうため1発で倒せるのが望ましいです。
更にCとSを252振りにしていないことで生まれた耐久振りによって、スカーフでは対処が難しいグラスフィールド(以下GF)下のA↑252ゴリランダーのグラススライダーを確定耐えすることや、C↑252レジエレキの10万ボルトを中乱数(50%)耐えすることが可能になります。
(詳細は後述の与・被ダメージ計算にて)
またカプ・レヒレのS種族値は85と決して高くはない数値です。そのためスカーフカプ・レヒレでは対処が難しいポケモンは、素でカプ・レヒレよりも速いポケモンか、自分よりもS種族値が高く、かつS↑補正がかかっているポケモンです。ダイジェットが存在している以上、そのような条件に当てはまるポケモンは数多く存在しています。
そしてスカーフはパーティ内での取り合いが発生しやすいアイテムの一つです。スカーフを巻かないことでスカーフカプ・レヒレが苦手なポケモンへの対処をより簡単にし、その分眼鏡をかけることでカプ・レヒレの対面での役割をより明確にすることを以てスカーフとの差別化とします。
- 鉢巻
相手のSだけではなくCも上がると困る場合には、鉢巻という選択肢が出てきます。しかしこだわりアイテムを持ち物とするのは、トリックで相手の技を縛るだけではなく、自分の能力を1.5倍する効果を得ることが第一にあります。
前提として本育成論は特殊型のカプ・レヒレの育成論のため、鉢巻は差別化の考慮の範囲外とします。
- 後攻の尻尾
トリックを有効に活用しようとする場合、こだわりアイテムと並んで選択肢に入るのが後攻の尻尾です。持っているポケモンは必ず後攻になるというS操作において最高峰の効果を持ちます。サンダーやイベルタルなどのダイジェットアタッカーを確実に止められる点が、後攻の尻尾トリック型の明確なメリットです。
しかし本育成論のこだわりアイテムによる火力補強+こだわりトリックによる機能停止というコンセプトとは役割が明確に異なるため、差別化の必要性は薄いと判断しました。
性格・努力値と調整意図
性格:ひかえめ(C↑A↓)
努力値:H252 B52 C108 D36 S60
調整意図
HB(2,5134):実数値177-142
・確定耐えGF時A↑252ゴリランダーのグラススライダーを確定耐え
・乱数耐え:A252エースバーンのダストシュートを中乱数(43.75%)で耐え
HD(2,7435):実数値177-155
・確定耐え:C↑252サンダーの10万ボルト確定耐え、C252アーゴヨンのヘドロウェーブを確定耐え
・乱数耐え:レジエレキの10万ボルトを中乱数(50%)で耐え
C:実数値141-211(眼鏡込み) *眼鏡込みの火力調整です
H252ランドロス(霊獣)カバルドン、ウオノラゴンをなみのり、ムーンフォースで確定1発、
H4ファイヤー(ガラル)をムーンフォースで62.5%の乱数1発
H252チョッキランドロス(霊獣)を冷凍ビームで高乱数(93.75%)1発
H252ゴリランダーを吹雪で乱数(62.5%)1発
s:実数値113
4振りランドロス(霊獣)抜き調整
技構成
技構成(確定3枠):なみのり/ムーンフォース/トリック
技構成(選択1枠):吹雪or冷凍ビームor凍える風/草結び/シャドーボール
技構成はコンセプト上、タイプ一致技2つとトリックを確定とし、残り1枠をサブ技という形で選択とします。
- 確定枠
・なみのり
タイプ一致で威力90の命中安定技です。命中を捨てて更に火力を求める場合、威力110・命中80のハイドロポンプという選択肢がありますが、本育成論では確実な役割遂行のためになみのりで確定とします。
なみのりからハイドロポンプに変えることで確定や高乱数になる場合も存在するため、後述の与ダメージ欄にて補足します。
・ムーンフォース
同じくタイプ一致で威力95の命中安定技です。こちらは代替技が存在せず、タイプ有利への対面性能というコンセプトのため確定です。30%の確率で1段階C↓の追加効果を持ちます。一撃必殺技と同確率なので結構引けます。
・トリック
受け・起点、積み展開崩しというコンセプト上確定です。
ダイウォールになるため、選択肢が増えるのも利点です。
- 選択枠
・氷技
ランドロス(霊獣)ガブリアスゴリランダーといった面々に加え、サンダーイベルタルといった一致ダイジェットアタッカーにも一応有利相性を取ることは出来ます。
下記の草結びとシャドーボールより環境での汎用性が高いため、選択枠は基本氷技から選択としますが、構築全体での不利次第で優先度は変わります。
本育成論では火力と安定性の兼ね合いから冷凍ビームを基本選択としています。
・吹雪
命中70という見るからに不安な命中率と引き換えに、冷凍ビームより威力が20高いです。冷凍ビームだと、GF下のH252ゴリランダーに確定2発と撃ち負けてしまいますが、吹雪だと62.5%の乱数1発で打ち勝てます。こだわる前提に加え外す可能性を考慮すると冷凍ビームの方が安定です。ゴリラに親を殺された方向けです。
・冷凍ビーム
威力90・命中100という見るからに安心な命中率の技です。氷が4倍であるジガルデ(50%)ランドロス(霊獣)ガブリアスカイリューボーマンダを安定して削ることが出来ます。
・凍える風
威力55・命中95という低火力の代わりに、100%の1段階S↓を追加効果として併せ持ちます。トリック後の起点作りやクッションとしての役割を持たせられます。ダイジェットアタッカーのS↑を減らしつつ、ダイマックス(以下DM)ターンを枯らす運用も可能です。
・草結び
DMしている相手には無効なものの、受けとして優秀な水・地面複合タイプのポケモンヌオーラグラージトリトドンガマゲロゲの4倍弱点技として役割が持てますが、あまり推奨はしません。
トリトドン以外の3体はH252振りでも確定1発が取れるのですが、トリトドンのみ12.5%の低乱数でしか1発で倒せないです。またこだわりトリックによって対処が可能なことも選択とした理由の一つです。
どうしてもヌオーが構築単位で重い場合などに選択するくらいだと思います。
・シャドーボール
バドレックス(こくば)メタのための技です。C252バドレックス(こくば)のエナジーボールを確定耐えするので打ち勝つことが出来ます。
またヌケニン対策としての役割も持ちますが、汎用性の面で冷凍ビームに劣ります。
与ダメージ計算
*対面火力がコンセプトのため眼鏡ありの火力で計算しています。
*執筆時点で使用率50位以内のポケモンを主にダメージ計算しています。
・なみのり:火力指数2,8552
H4エースバーン:143.5~170.5% 確定1発 *炎タイプ時
無振りドリュウズ:137.2~162.1% 確定1発
H4フェローチェ:127.2%~151.0% 確定1発
H252バシャーモ:126.2~150.8% 確定1発
無振りリザードン:133.3~158.1% 確定1発
H252ランドロス(霊獣):110.2~129.5% 確定1発
H252ヒートロトム:107.0~127.3%
H252カバルドン:106.9~126.5% 確定1発
H116D252チョッキドサイドン:98.0~118.5% 乱数1発(93.75%)
H252ヒードラン:85.8~103.0% 乱数1発(18.75%)
無振りヒヒダルマ(ガラル):80.0~93.8% 確定2発
無振りウツロイド:78.2~92.3% 確定2発
無振りカプ・コケコ:77.2~91.7% 確定2発
H252チョッキランドロス(霊獣):73.4~86.7% 確定2発
H4エースバーン:71.7~85.2% 確定2発 *等倍タイプ時
H204D204チョッキマンムー:63.5~76.7% 確定2発
H252ホウオウ:59.1~70.4% 確定2発
H252バンギラス:57.6~69.5% 確定2発 *砂嵐時
無振りガブリアス:55.7~66.1% 確定2発
無振りザシアン(王):47.3~56.2% 乱数2発(82.03%)
・ハイドロポンプ:火力指数3,4897
・ムーンフォース
H4ウーラオス(いちげき)(一撃):322.7~381.8% 確定1発
H4フェローチェ:271.2~320.5% 確定1発
H4ウーラオス(れんげき)(連撃):161.3~190.9% 確定1発
無振りドラパルト:144.7~173.0% 確定1発
H252ドラパルト:121.0~144.6% 確定1発
H4ガブリアス:117.3~138.0% 確定1発
H252オーロンゲ:116.8~139.6% 確定1発
H252ウオノラゴン:115.7~137.0% 確定1発
H4レジエレキ:102.5~121.7% 確定1発
D4イベルタル:95.5~113.4% 乱数1発(68.75%)
無振りヒヒダルマ(ガラル):83.8~98.8% 確定2発
H252バンギラス:60.8~84.0% 確定2発 *砂嵐時
・吹雪
H4ガブリアス:182~215.2% 確定1発
H252チョッキランドロス(霊獣):120.4~142.8% 確定1発
H236D↑156ジガルデ(50%):112.6~133.3% 確定1発
H252ゴリランダー:93.7~111.1% 乱数1発(62.5%)
H4カイリュー:87.4~104% 乱数1発(25.0%)
H252サンダー:80.2~95.4% 確定2発
・冷凍ビーム
H4ガブリアス:147.8~176.0%
H252チョッキランドロス(霊獣):97.9~116.3% 乱数1発(93.75%)
H236D↑156ジガルデ(50%):92.0~108.9% 乱数1発(43.75%)
H252ゴリランダー:76.3~90.8% 確定2発
H4カイリュー:71.8~85.0% 確定2発
H252サンダー:65.9~78.1% 確定2発
・凍える風
H4ガブリアス:91.3~108.6% 乱数1発(56.25%)
H252チョッキランドロス(霊獣):61.2~73.4% 確定2発
H236D↑156ジガルデ(50%):92.0~108.9% 確定2発
H252ゴリランダー:47.3~56.0% 乱数2発(76.17%)
H4カイリュー:44.3~52.6% 乱数2発(16.79%)
H252サンダー:40.6~48.7% 確定3発
・草結び
H252ガマゲロゲ:128.3~150.9% 確定1発
H252ラグラージ:112.0~133.3% 確定1発
H252D↑252ヌオー:100.9~118.8% 確定1発
H252トリトドン:86.2~102.7% 乱数1発(12.5%)
シャドーボール
H4バドレックス(こくば):120.4~143.1% 確定1発
H4ミミッキュ:77.8~93.1% 確定2発
被ダメージ計算
C↑252サンダー
10万ボルト:72.3~85.8% 確定2発
ダイサンダー(10万ボルト):96.0~115.2% 確定1発
暴風:44.0~52.5% 乱数2発(17.96%)
ダイジェット(暴風):56.4~66.6% 確定2発
C↑252珠サンダー
10万ボルト:93.7~111.8% 乱数1発(62.5%)
ダイサンダー(10万ボルト):136.7~159.8% 確定1発
暴風:57.0~68.3% 確定2発
ダイジェット(暴風):73.4~86.4% 確定2発
A252ザシアン(王)
ワイルドボルト:89.2~106.2% 乱数1発(37.5%)
巨獣斬:75.1~88.7% 確定2発
A↑252ウーラオス(いちげき)(一撃)
暗黒強打:27.1~32.2% 確定4発
雷パンチ:45.1~54.2% 乱数2発(44.14%)
ふいうち:15.6~18.6% 乱数6発
A↑252鉢巻ウーラオス(いちげき)(一撃)
暗黒強打:40.6~48.0% 確定3発
雷パンチ:67.7~80.2% 確定2発
A↑252珠ランドロス(霊獣)
ダイアース(地震):82.4~97.7% 確定2発
ダイジェット(空を飛ぶ):82.4~97.7% 確定2発
A↑252珠エースバーン(リベロ)
ふいうち:18.0~22.0% 乱数5発
キョダイカキュウ(火炎ボール):43.5~50.8% 乱数2発(4.68%)
ダイジェット(飛び跳ねる):70.6~83.6% 確定2発
A↑252珠ミミッキュ
A2段階↑ じゃれつく:37.2~44.0% 確定3発
じゃれつく:41.8~49.1% 確定3発
ウッドハンマー:75.1~88.1% 確定2発
A↑252バンギラス
A2段階↑ ストーンエッジ:91.5~108.4% 乱数1発(50%)
A2段階↑ 地震:61.0~72.3% 確定2発
C↑252カイオーガ
雷:67.7~80.2% 確定2発
A↑252鉢巻ウオノラゴン
先制エラがみ(頑丈顎):66.6~78.5% 確定2発
先制エラがみ(貯水or砂かき):44.6~52.5% 乱数2発(25.39%)
A↑252ゴリランダー
GF時グラススライダー:79.0~94.9% 確定2発
C252イベルタル
ふいうち:18.0~22.0% 乱数5発
ダイジェット(デスウイング):63.8~75.7% 確定2発
C↑252珠ドラパルト
10万ボルト:54.2~64.4% 確定2発
ダイサンダー(10万ボルト):77.9~92.6% 確定2発
A↑252鉢巻ヒヒダルマ(ガラル)
地震:71.1~84.1% 確定2発
C252眼鏡バドレックス(こくば)
アストラルビット:80.2~94.9% 確定2発
エナジーボール:81.3~96.0% 確定2発
C↑252レジエレキ
10万ボルト:92.6~109.6% 乱数1発(50.0%)
A252ガブリアス
毒づき:44.0~53.1% 乱数2発(23.82%)
地震:41.2~49.1% 確定3発
C↑252リザードン
ダイジェット(エアスラッシュ):47.4~56.4% 乱数2発(85.54%)
ダイソウゲン(ソーラービーム):68.9~81.3% 確定2発
C252ウツロイド
C1段階↑ メテオビーム:66.6~79.0% 確定2発
ヘドロウェーブ:71.1~84.7% 確定2発
10万ボルト:44.0~53.1% 乱数2発(23.82%)
C252ウォッシュロトム
10万ボルト:76.2~92.6% 確定2発
ライジングボルト:61.5~71.7% 確定2発
C252珠カプ・コケコ *エレキフィールド時
10万ボルト:92.6~110.1% 乱数1発(56.25%)
ボルトチェンジ:71.7~85.3% 確定2発
A252珠フェローチェ
飛び膝蹴り:36.1~42.3% 確定3発
フェイント:11.8~14.1% 乱数8発
A252ホウオウ
ブレイブバード:44.0~52.5% 乱数2発(17.96%)
C252眼鏡ゼルネアス
10万ボルト:68.9~81.3%
ムーンフォース:71.7~84.7%
C252ゼルネアス
C2段階↑ 10万ボルト:47.4~56.4% 乱数2発(85.54%)
C2段階↑ ムーンフォース:45.1~54.2% 乱数2発(44.14%)
A252珠ギャラドス
ダイソウゲン(パワーウィップ):97.1~114.6% 乱数1発(81.25%)
ダイジェット(飛び跳ねる):68.3~80.2% 確定2発
立ち回りと相性
基本的にはウーラオス(いちげき)(両種)ランドロス(化身)ウオノラゴンなどの有利相性のポケモンに対面で撃ち勝つことと、相手の受け・起点作り、積み展開を崩し、自分の対面・サイクルを通すことがコンセプトなので、基本的にそれを意識して選出・行動します。
眼鏡は相手の技を縛るものであると同時に、自身の火力補強のために欠かせないものでもあります。そのためトリックを撃つか撃たないかは、自分の裏選出や相手の構築を見てよく判断するべきです。
また前述の相性以外にも、サンダーやイベルタルといったDMアタッカーには、ダイマックスによって増えた耐久を武器に上から2発殴られて撃ち負けます。Cを252まで振っても勝敗が変わらない対面が多いため、そういった相手には素直に別のポケモンに対処を任せるのが得策です。
相性が良い味方としては、そういった相手を上から殴れる高速アタッカーであるザシアン(王)エースバーンバドレックス(こくば)フェローチェレジエレキが挙げられます。また積み展開に対抗してくる受けへの解答としてカプ・レヒレが存在することから、ネクロズマ(日食)ゼルネアスも相性が良いです。
それら以外にもカプ・レヒレが苦手な相手に対してスカーフやダイジェットで強気に殴っていけるランドロス(霊獣)やサンダー、イベルタルなどのアタッカーも高相性です。特にランドロス(霊獣)は相性補完に加えて、威嚇やとんぼ返り、ステルスロックを行える優秀なサイクル要員でもあるので構築に合わせて幅広い役割を選択出来る点が魅力的です。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございます。
執筆時点のS25では、眼鏡がカプ・レヒレの持ち物2位(21.3%)なのにも関わらず、構築記事と比べてはるかに眼鏡型の育成論が少なかったこともあり、投稿させていただきました。
オーソドックスなC↑252とは違った調整となります。
コメントでのご質問、アドバイス等よろしくお願いいたします。
修正・追記履歴
・22/01/05
ウォッシュロトムのアイコン画像未適用を修正。
ウオノラゴンの特性表記を追加。
・22/07/04
ザシアン(王)の特性を適用したダメージ計算に数値修正。