はじめに
この育成論は誰でも手軽に使える事を想定して作っています。
それとこの育成論を投稿しようと思った理由ですが、オーロンゲの育成論をざっと見たところ壁貼り型で電磁波と挑発を両立しているオーロンゲは見当たら無かったのが投稿しようと思った理由です。
採用理由と役割
来月からダイマックスが戻ってくるため、ダイマエースを機能停止させるため。起点作りのサポート役を止めるため。
役割は初手に出し、アタッカーなら電磁波やリフレクター、サポートや受けなら挑発という風に上から変化技を押し付けていく役割。
後半にはこのオーロンゲの弱い部分を踏まえた上での相性が良いポケモンなども紹介したいと思います。
他のオーロンゲとの差別化
このオーロンゲは一般的な 両壁+挑発or電磁波+ソウルクラッシュ と言ったオーロンゲとは違い、光の壁を切って挑発と電磁波を両立しています。こうすることで初手の起点作り役、アタッカーに対して強く出ることが出来ます。
オーロンゲ入りのパーティを使っていて思ったのが、よくザシアンが初手に出てきやすいということです。自分はこの育成論を書いた時「壁あるし、最初からザシアン等のアタッカーは出てこないのではないか」と思っていましたが、実際使っていってみると初手ザシアンで壁を貼られようが剣舞で積めば大丈夫だろうと出して来る人が多かったです。じゃあ挑発打ってから安全に壁貼れば大丈夫だろうと思うかも知れませんが中々上手く行きません。現環境のオーロンゲの挑発の採用率は現時点で48.9%。当然相手も警戒して読み合いが発生してしまいます。それなら挑発切って電磁波で良いじゃないかと思うかも知れません。初手に出てくる壁貼りオーロンゲはフェアリー技のソウルクラッシュしか持たない事が多いです。なので挑発を切ってしまうと、素早さが下がることをあまり気にしない耐久振りが多い積みアタッカーネクロズマ(日食)や電磁波が効かない地面タイプのアタッカーランドロス(霊獣)、起点作り役のカバルドン、ラグラージやエアームド等に対して何も出来なくなってしまいます。電磁波を切ればザシアンが重くなり挑発を切れば耐久振り積みアタッカーや起点作りが重くなる。ですので自分はソウルクラッシュのC1↓に目をつけ、光の壁を切ってなんとか特殊アタッカーに対して抗えるように耐久調整をし、それ以外のポケモンに対して幅広く強く出れるように電磁波と挑発を両立しています。
これが一般的なオーロンゲとの差別化点です。
持ち物
ひかりのねんど
壁はリフレクターしか入れていないがこのオーロンゲは耐久調整をしているので気合いの襷は要らないし、壁ターンが延びるのでこれがオススメ
特性
いたずらごころ
変化技を先制で打てるのでこれ一択
性格・努力値と調整
意地っ張り H244 B172 D92
意地珠エースバーンエスバのダイジェット確定耐え
臆病珠サンダーサンダーのダイジェット確定耐え
陽気ザシアンのきょじゅうざん壁込みで確定耐え
技構成
確定技
挑発
起点作りサポーター用
電磁波
ダイジェット環境において非常に強い変化技
シンプルな高速アタッカーに対しても便利
リフレクター
後続に繋ぐ為の技
選択技
ソウルクラッシュ
いたずらごころを無効にしてくるあくタイプに対しての打点
C↓1が強力
馬鹿力
A↓1があまり気にならず、大きい一撃を相手に入れたいならこれもあり。
だがこのオーロンゲは攻撃には努力値を割いておらず、特殊アタッカーに対して弱くなるのでソウルクラッシュの方をオススメする。
立ち回り例
例1: ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
- 挑発を打つ
- リフレクターをして適度に削り退場
例2:ザシアンザシアン
- リフレクターを打つ
- きょじゅうざんを受け電磁波を打つ
- 攻撃を受けて退場
後続の抜きエースに繋げる
与ダメージ計算
ソウルクラッシュ
無振りウーラオス(いちげき) 115.9~136.3%
馬鹿力
H振りバンギラス 94.6~112%
被ダメージ計算
確定耐え
意地っ張り珠エースバーンのダイジェット 74.1~88%
(元技 とびはねる)
臆病珠サンダーのダイジェット
84~99.5%
(元技 ぼうふう)
控えめ{カプレヒレ}のムーンフォース
80.5~95.5%
リフレクター込みの被ダメ計算
陽気ザシアンのきょじゅうざん
79.6%~94.5% <b>確定耐え< /b>
意地ザシアンのきょじゅうざん
88~103.4% 乱数25%
陽気ランドロス(霊獣)の地震
26.8~31.8% 確定4発
苦手なポケモン
サンダーサンダー(電磁波が効かないため機能停止させるとまでは行かないが耐えてソウルクラッシュを打ってサンダーに強いポケモンに交代などで誤魔化せる)
カプ・レヒレカプレヒレ(ミストフィールドを展開して電磁波が効かなくなり、更にはタイプ一致の弱点を突いてくる。このオーロンゲはC特化カプ・レヒレのムンフォも確定で耐えてくれるので耐えてC↓1してから安全に交代出来るが大抵はその後ザシアンに引いてくるので少しキツい)
相性の良い味方・構築例
フェローチェフェローチェ
自分は命の珠意地ASで使用していますが、かなりこのオーロンゲと相性が良い。
初手にザシアンが出てきた場合麻痺らせておけば事前にダイジェットなんかを積んでなくても大丈夫。
ドリルライナー元のダイアースで耐久無振りのザシアンを確定1発、Hに252振っていた場合でも乱数87.5%という高乱数で倒せます。
元々の素早さが高いため意地っ張りにしても最速130族を抜いているのが、初手で麻痺らせることによってダイジェットに頼らずとも全抜きする戦法にマッチしているのがポイントが高い。
ヒートロトムヒトム
こいつは主にサンダー兼ザシアン用
サンダーの主要な技 暴風 10万ボルト 熱風 を全て半減できる。また、環境にいるサンダーは42%が臆病で控えめが24%とまあまあいるので初手に出てきたサンダーが控えめでなおかつ命の珠を持っていた場合、ソウルクラッシュを打つ前に乱数62.5%でやられてしまうので、最悪そうなった場合にも後出しでなんとか出来るのが強いです。
DMヒートロトムに対して控えめ珠サンダーのダイジェットが31.2~37.6%
C↓1の場合は20.8~24.8%
DMサンダーに対して臆病ヒートロトムのダイバーンが33.9~40.3%
自分はヒトムをスカーフで運用しているのでトリック元のダイウォールと合わせれば安全にサンダーを落とす事が出来ます。
あとザシアン用と書いてありますが*苦手なポケモン の所でも書いた通り、初手カプ・レヒレで1回殴られてからザシアンに引かれた場合少しキツいのですが、ヒートロトムが居れば安全に繰り出せます。
陽気ザシアンのきょじゅうざんが無振りヒートロトムに対して29.6~34.4%で乱数3発(9.4%)
意地っ張りなら32~38.4%で乱数3発(96.6%)です。
先程も書きましたが、ザシアンを上から仕留めないと永遠に上から殴られるかDMを切るしか無くなるので最速スカーフでの運用がおすすめです。
いくら壁込みとは言えども耐久無振りなら陽気ザシアンのきょじゅうざん+インファで半分以上削れてしまうし、ラスイチ対面でザシアン対ヒトムになった場合も安心して勝つことが出来ます。オバヒ外しは許しません
終わりに
初めての育成論投稿だったので、色々と抜けていたり、拙い文章だったかも知れなかったですがここまで読んでいただいてありがとうございました!!!