ナマコブシ- ポケモン育成論ソードシールド

• この育成論では、HABCDSの非公式の略称を使用します。

• 指定がない場合はすべて理想個体かつ努力値252振りでの計算となります。

• 個体値は、Ⅾ抜けHB?が理想です。理由は後述します。

• ダメージ計算はをダメージ計算機 for ソード/シールド様を参考にさせていただきました。

• この育成論はシリーズ10（禁止伝説あり、ダイマックス禁止）の環境で運用することを前提に考察しています。

タイトルにも書かせた頂いた通り第一の役割は出し負けのリセットです。動き方は後述しますが、この動きをする場合選出に一つだけ条件が発生します。それは、高速スイパーの存在です。しかし、条件といっても多くの構築にはスイパーの役割を持てるポケモン(例　強力な先制技持ちのポケモンゴリランダー 　ザシアン(王)　イベルタル等　　なるべく早いスカーフ持ちのポケモン　ウーラオス(れんげき)　ヒヒダルマ(ガラル)　エースバーン　等)は現環境非常に強く汎用性もありスタンダードな構築には自然に採用しやすいのでそこまで難しい条件ではないと思います。

第二の役割は、特性の飛び出す中身で襷ケアと無理矢理裏の圏内に入れることです

第三の役割と言って良いか分かりませんが、対面での警戒してない相手に対してのミラコ、カウンターで分からせます。

1：1交換をするということ、それはつまり、ポケモンバトルが2VS2で始まるということです。みなさんはそんなの分かりきっていると言ってくれるでしょう。しかし、この当たり前の事実がポケモンバトルに与える影響はは計り知れないのです。それを言語化してみます。
まず、問いを投げかけてみます。みなさんのパーティーはポケモンバトルを2VS２でするように構築されていますか？そんなことはない、と答える人がほとんどでしょう。
そこで、二つ目の問いをします。ポケモン二匹でゴリランダーヒヒダルマ(ガラル)ウオノラゴンといった高火力ポケモンに対してサイクルを回すことができますか？できないことはないのでしょうが、ポケモンが三匹の時よりはるかに穴ができやすいのが事実です。
つまり、相手が3vs3でバトルをするように、プランを立てて選出しているところに強制的に2VS2に持ち込むことによってこちらのペースに無理矢理引きずり込むことができる。これが、1：1交換の強さの本質なのです。

現環境ではサイクルパーティーで出し負けをした場合、普通にやってたらまず勝てなく、読み行動を決めなければ打開することは難しいというのが現状です。ですが、出し負けリセットができるということは出し負けも想定内にできるということです。どういうことかというと、有利対面を作った時に相手のサイクルに負荷をかけれるが不利対面を作ってしまったら…というポケモンを気軽に初手に置けるということになります。
これは想像以上に強い行動で有利対面を作ったら相手パーティーに負荷をかけて出し負けたらリセットすればいいだけなのですからこちらだけ最大アドバンテージを狙いつつ出し負けを正当化することができます。
じゃんけんで例えるとするならば、じゃんけんで負けても、後出しあいこにできるようなものなのではっきり言ってずるいです。

持たせると、技を使用する際にHPが1/4以下の場合は1度だけ『すばやさ』に関係なく先制できる。ただし、技の優先度は無視されない。『サイコフィールド』の影響は受けない

相手の技のダメージによって『ひんし』になった時、その最後の技を受けた時に残っていたHP分のダメージを技を使った相手に与える。
これも、コンセプトなので確定です

H31 A- B31 C- D0 S-
素のナマコの耐久が高すぎてDの個体値をVで使用するとミラーコートの火力が足りないことがあるので逆V推奨ですが、Dの個体値はパーティで相手にしたいポケモンとしたい動きによって諸説があるのでパーティーで相談です。私はナマコブシが一撃で倒されたら倒されたでとびだすなかみで最低限仕事ができると考えているのでＤの実数値最低で使用してます。参考程度にどうぞ
しかし、防御は環境の物理がザシアン(王)を筆頭に火力が高すぎるので個体値を下げなくてもあまり不満に感じませんし、特化にしないと耐えません…

推奨

のうてんき　Ｂ↑Ｄ↓

前述したとおり、ミラーコートの火力とザシアン(王)とこだわり物理組に対して役割を持つために防御特化の目的で

候補　Ⅾの実数値は諸説なので…
のんきＢ↑S↓　ずぶといＢ↑A↓　わんぱくＢ↑Ｃ↓
のんき　の場合はトリルに　　ずぶとい　と　わんぱくはイカサマに関係があるかもしれませんが種族値がS５、A60と低いため対戦に勝敗にかかわるほどの影響があるとは思えないのでお好みでいいと思います。

HB252

努力値4余りますが問題ありません。

いたみわけ　こらえる　ミラーコート　カウンター

基本的に、全ての技が確定枠です。他に候補があればコメントでお願いします

• あと投げの場合

1ターン目
交換からの受けだし 　　
一撃で倒された場合は相手のHPが162減るので裏のスイープ圏内に入ると思うので問題ないです
2ターン目
上から倒されないのであれば、対面の場合の1ターン目の動きで良いです。
上から、倒されるのであればこらえるを使用してイバン圏内にいれてください。
イバン圏内なのであれば、なお都合がいいです。いたみわけ+とびだすなかみのコンボで1:1交換を狙います。
3ターン目
同じく、痛み分け+とびだすなかみで1：1交換を狙いますがこらえるで悟られた場合は交換される可能性があります、ですが、そのケースでもいたみわけにより最低限の削りと再び反射技の使用圏内に入る可能性があるので最低限の仕事はできます。
そして、サンダー　ポリゴン2などの高速再生技持ちに交換されて不利な展開になることを悟ったのであればイバン圏内に入ったナマコブシを交換する選択肢も視野に入ります。

• 対面の場合

1ターン目
確１をとられてなければはミラーコートかカウンターを選択します。確１をとられている場合はあと投げの場合と同じです。そして、相手が挑発持ちのポケモンや身代わり持ちのポケモンなどのナマコ対策ポケモンに交換してきそうな気配を感じたら釣り交換を仕掛けていきましょう。
2ターン目
まだ、上から倒されないのであれば１ターン目の動きを再びしましょう。
倒される場合は、あと投げの場合の動きをしましょう。

みなさん、周知の通りナマコブシは攻撃技を覚えないのでダメージソースはとびだすなかみによる最大HP162のダメージとミラーコート、カウンターによる反射技だけなので、被ダメの二倍が与ダメと思っていただければ良いです。

A特化のワイルドボルト　124 ~ 148　76.5 ~ 91.3%　確定2発
A特化のきょじゅうざん　51 ~ 61　31.4 ~ 37.6%　乱数3発（91.1%）
A特化のじゃれつく　93 ~ 111　57.4 ~ 68.5%　確定2発

A252のワイルドボルト　112 ~ 134　69.1 ~ 82.7%　確定2発
A252のきょじゅうざん　47 ~ 56　29 ~ 34.5%　乱数3発（5.8%）
A252のじゃれつく　84 ~ 100　51.8 ~ 61.7%　確定2発

A60のワイルドボルト　102 ~ 120　62.9 ~ 74%　確定2発
A60のきょじゅうざん　42 ~ 50　25.9 ~ 30.8%　確定4発
A60のじゃれつく　76 ~ 90　46.9 ~ 55.5%　乱数2発（69.9%）

Ｃ252のアストラルビット　100〜118　61.7〜72.8%　確定2発
C252のリーフストーム　144〜170　88.9〜104.9%　乱数1発(31.25%)

A特化のグラススライダー　102 ~ 120　62.9 ~ 74%　確定2発
A特化の鉢巻グラススライダー　152 ~ 180　93.8 ~ 111.1%　乱数1発（68.8%）

A252のじしん　57 ~ 67　35.1 ~ 41.3%　確定3発
A252のとんぼ返り　27 ~ 32　16.6 ~ 19.7%　確定6発

A無振りのじしん　48 ~ 57　29.6 ~ 35.1%　乱数3発（10.3%）
A無振りのとんぼ返り　22 ~ 27　13.5 ~ 16.6%　乱数6 ~ 8発

A特化鉢巻のじしん　93 ~ 109　57.4 ~ 67.2%　確定2発
A特化鉢巻とんぼ返り　43 ~ 51　26.5 ~ 31.4%　確定4発

A特化のあんこくきょうだ　69 ~ 82　42.5 ~ 50.6%　乱数2発（1.6%）
A特化のインファイト　67 ~ 81　41.3 ~ 50%）乱数2発（0.4%）

A252鉢巻のあんこくきょうだ　94 ~ 112　58 ~ 69.1%　確定2発
A252鉢巻のインファイト　93 ~ 111　57.4 ~ 68.5%　確定2発

A252の先制エラガミ　51 ~ 60　31.4 ~ 37%　乱数3発（83.9%）
A252のげきりん　49 ~ 58（30.2 ~ 35.8%）乱数3発（32.7%）

A252鉢巻の先制エラガミ　76 ~ 90　46.9 ~ 55.5%　乱数2発（78.5%）
A252鉢巻のげきりん　73 ~ 87（45 ~ 53.7%）乱数2発（34%）

C252珠のダイマックスホウ　121〜142　74.7〜87.7%　確定2発
C252珠のヘドロばくだん　109〜129　67.3〜79.6%　確定2発

基本的に連続技は威力がもう一方のメイン技より総合火力が低いことが多いので反射技を選択するときは相手が威力重視で打ってくることを祈りましょう。一撃で倒される場合は、カウンターと違ってとびだすなかみは、一発目が当たった時点でのHPを参照にするので、ちゃんとHP分反射できます。なので、反射性能に関しては全く隙がありません。

イバン発動しても上からしばかれます、なので後投げはせず対面カウンターでしばきましょう。

手も足も内臓も出ません(´;ω;｀) でも、普通は天然型を警戒してそもそも出てこないことが多いので基本気にしなくても大丈夫です。出てきたら、『天然型、どうするつもりだったんですか？（#^ω^）』って怒りましょう。

この型の場合、どくどくという相手を削る手段を持っていないのでどうしても、やどりぎのタネやおにびなどの技などの定数ダメージに弱くなってしまいます。挑発持ちと身代わり持ちは言わずもがな、無理です。おとなしく、交換しましょう。

素直に殴ってきてくれるポケモン全般です。今の環境は先ほど挙げたような搦め手を使用してくるポケモンが限られており、その相手のケアさえできれば逆にその他のポケモンはすべて役割対象であり、型の匿名性も相まって面白いぐらい簡単に相手のポケモンを処理できます。

圧倒的に相性がいいです。ナマコブシの天敵の挑発持ちの可能性が高いカプ・レヒレに圧をかけることができます。そして、グラススライダーとかいうぶっこわれた先制技を使えるのもそうですし、型を鉢巻にすると前述した相手のパーティーに負荷をかけるという仕事もこなすことができます。

このポケモンもスカーフを持たせることでスイーパーと相手パーティーに負荷をかけれる仕事ができるので相性がいいです。そして、これまた、ナマコブシの天敵の身代わり持ちの可能性が高いサンダーに圧をかけることができます。

S種族値９１以上としているのはスカーフを持つことによってスカーフを持っている可能性の高いカイオーガに役割を持て、スカーフ持ちだったら抜いておきたいフェローチェのSを抜けるからです。