はじめに
どうもこんにちは。るなこと申します。
今回ご紹介するのはルナトーンルナトーンです。
初めての育成論投稿になるので、間違いや意見などありましたらどしどしコメントお願いします。
※HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ→H・A・B・C・D・Sの略称を使用しております。
前置き
この論は常に相手が最適な行動ばかりではなく、時に不適格な行動も起こしうるというロジックの基で進めます。
ルナトーンを使用することを前提として考察しております。
採用理由と役割
ザシアンザシアン(王)入り構築における補完枠での採用となります。
ザシアン(王)で全抜きを目指すうえで障害となる炎タイプ
ファイヤー
ホウオウ
ウインディを受けつつ、地面タイプ
ヌオー
カバルドン
ラグラージ
ガマゲロゲ
トリトドンや耐久飛行タイプ
ランドロス(霊獣)
ルギア
サンダーに負担をかけ、
ザシアン(王)を通していくのが大まかな流れとなります。
- 実戦における
ルナトーンの特徴
- 先発または死に出しで出すと
ランドロス(霊獣)
ヌオーを引いてこない
サンダー対面は引かれることが多い
カプ・レヒレと対面しても水技ではなく挑発を誘いやすい(サポート型に見られる)
- 特性ふゆうを知らずに地面技を打たれることがたまにある(対地面枠として採用しているため1ターンの透かしだけでも有利が取りやすい)
これらの特徴を鑑みてパーティ構築をしていくと良いでしょう。
持ち物
パワフルハーブ
火力不足を補えて汎用性が上がります。
一度使用するとなくなることで、ガラガラ(アローラ)
ヨノワール
ヌケニンのポルターガイストを透かせるのも地味にいいです。
こだわりスカーフ
130族がブイブイ言わせていた頃は一部で使われていたようですが、今はSインフレになっています。
最速でも130族カプ・コケコまでしか抜けず、性格をひかえめにしてもタイプ一致の最大打点がサイコキネシス(威力90)、パワージェム(威力80)なので普通に止まります。
低火力ゆえ起点にもなりやすく、ボルトチェンジのような交代技やトリックすら覚えないのでイマイチです。
スカーフで使っていた時はさいみんじゅつを入れて無理やり汎用性を上げたりしていました。
火力UPアイテム
仮想敵ランドロス(霊獣)
ヌオーへの確定数が変わらないのとパワフルハーブメテオビームの負担が欲しかったので、今回は見送ります。
C特化珠草結び
H252カバルドン→95.3〜113.4%(乱数1発、75%)
HD特化カバルドン→65.1〜77.2%(確定2発)
C特化眼鏡草結び
H252カバルドン→110.6〜130.2%(確定1発)
HD特化カバルドン→74.4〜88.3%(確定2発)
Dに振られてると眼鏡でも倒せません。
特性
ふゆう
これのおかげで地面技に後投げができます。
性格・努力値と調整
性格:おくびょう
努力値:H28 A0 B4 C220 D4 S252
実数値:H169 A× B86 C143 D106 S134
S…準速80族抜き抜きこごかぜ個体から変えてません
すぐ下のラインにシャンデラ
ギャラドス
マンムー
バルジーナなどがいるので抜いておいて損はないと思います。
C…HBヌオーヌオーを草結びで確定1発、H252
ランドロス(霊獣)霊獣ランドロスを冷凍ビームで確定1発調整
H…奇数調整
BD…残り
削るならSですが、S4振りランドロス(霊獣)抜きが最低ラインかと思います。
技構成
メテオビーム
コンセプト上確定です。高火力一致技。たまに外れます。
もうダイロックにはならないので一度打つと溜め技になります。
冷凍ビームランドロス(霊獣)を始めとする飛行タイプに対して。
メテオビーム以外の岩技を切っているのでメテオビーム後はこれで代用します。
草結びヌオーを始めとする地面タイプに対して。
- 候補技
ステルスロック
下手に攻撃技を入れてもほとんど使わなかったりするので、これが一番無難に打てます。
バトンタッチ
メテオビームで上がったCを後続に引き継げます。
弱点が多いこともあり、実際はバトンしている余裕がありません。
相手の交代に合わせて蜻蛉ルチェンのような感覚で使うこともできますが、あまり刺さったことはありません。
さいみんじゅつ
はがねタイプに打点がないのをカバーできます。サンダー対面で岩技読みで交換されて出てきた鋼タイプ
ナットレイ
ザシアン(王)にも通りますが、命中率60%なので信用できません。
リフレクター/ひかりのかべ
先発で出すと相手にザシアン(王)がいる場合高確率で引いてくるのでリフレクターを張っておけば受けやすくなるかもしれません。(サイコファングに注意)
つきのひかりルギアのエアスラッシュなど特殊飛行技には安全に受け出しできるため、受け出し回数が増やせるかもしれません。
サンダーのほうでんすらまひで怪しくなるので特殊全般受けれるわけではないので注意。
カバルドンを相手する場合は回復量が落ちてしまいます。
- その他の技
だいちのちからヒードランピンポイント。
最近は風船ドランやS振りドランが多いのであまり使えませんでした。
C143ルナトーン大地の力→H252
ヒードラン78.7〜92.9%(確定2発)
C143ルナトーンC+1大地の力→H252
ヒードラン117.1〜139.3%(確定1発)
C特化すればザシアン(王)にほぼ確2が取れるのでサイクル回数を減らすことができます。
C特化ルナトーン大地の力→H4
ザシアン(王)48.8〜58.3%(乱数2発、98%)
急所込みだとほぼ確2ですが、耐久振りザシアンもいるため不安定です。ギルガルド(シールド)は硬すぎて刺さりません。
C143ルナトーン大地の力→H252
ギルガルド(シールド)37.1〜44.3%(確定3発)
サイコショックヌオー
ドヒドイデ辺りに強いので受けループ対策枠を兼任できます。
と思いましたが、ラッキー
ハピナスはBに振られているとC1段階上昇サイコショックでも普通に受けられてしまいます。
ルナトーンC+1サイコショック→輝石HB特化
ラッキー28.8〜34.4%(確定4発)
みらいよち
守るなどと合わせて交換合戦で受けを崩したり受け先に負担をかけられる技。
こちらが有利対面と思っていても居座られることが多く、甘えてみらいよちを打つと返り打ちに合ってしまうので採用には至りませんでした。
もっと素早いポケモンだったりアタッカー性能の高いポケモンで採用したほうがいいでしょう。
ムーンフォースサザンドラピンポイント。
使いませんでした。
パワージェム
メテオビームを打ったあと普通の岩技が欲しくなるファイヤー
ホウオウこともありましたが、どうせ岩技は警戒されるため冷凍ビームで打点は十分です。
氷技が凍える風なら採用するかもしれません。
凍える風
相手のSを確定で下げる技。交代先の能力を下げられます。
よくある流れ
ルナトーン草結び→H252
ラグラージラグラージ75.3〜90.8%(確定2発)
ラグラージステルスロック
- 次の草結びで倒されてしまうので
ラグラージ交換→
イベルタルイベルタル
ルナトーン凍える風→無振り
イベルタル25.8〜30.8%(確定4発)Sダウン
ルナトーンC+1メテオビーム→無振り
イベルタル122.3〜144.2%(確定1発)
Sさえ下げてしまえば後続が全抜きできるのであれば凍える風でも良さそうですが、実際は鋼タイプハッサム
ザシアン(王)や草技を受けに来た
ウインディ
ゴリランダーに引かれることも多いためSダウンがあまり効果なく、交代読みなら安定して圧をかけられるメテオビームでいいと感じました。
コスモパワー
回復技やバトンと合わせて。耐久と耐性が足りません。
ロックカット
有利対面で使ってバトンや、お互いにポケモンが減ってきたところで素早さを上げて詰めに行きます。ルナトーンの火力では全抜きはできません。
立ち回り例
ランドロス(霊獣)がいれば先発。
ヌオーがいれば考えます。
今はSに振っていないHBランドロス(霊獣)が多いので対面したら強気に冷凍ビームを押します。
先発でヌオーと対面したらほとんどが引いてこないので草結びを押します。
どちらにも確定1発が取れて、高火力なパワフルハーブメテオビームを残せるため後続の起点にもされにくくなります。
スカーフランドロス(霊獣)にはとんぼがえりで透かされますが、確定で耐えるため後続に冷凍ビームを入れることはできます。
不利対面イベルタル
ザシアン(王)はおとなしく引きます。
先発適正自体は普通です。
カバルドンカバルドン対面(例)
カバルドンのHPが半分以上残っていれば9割5分交換してくるので交換先に刺さる技、または釣り出し交換をします。
これでカバルドンを
ルナトーンで縛った状態のまま後続に負担をかけることができます。
与ダメージ計算
C+1メテオビーム
H252サンダー…134.0〜158.3%(確定1発)
H252ホウオウ…157.7〜185.9%(確定1発)
H252ウインディ…146.1〜173.6%(確定1発)
H4イベルタル…121.7〜143.5%(確定1発)
H252バルジーナ…117.0〜138.2%(確定1発)
H4ハッサム…98.6〜117.1%(乱数1発、94%)
H4サザンドラ…78.5〜92.8%(確定2発)
H4カプ・コケコ…104.7〜123.2%(確定1発)
H252ゴリランダー…77.2〜91.7%(確定2発)
等倍範囲にも致命傷を与えられます。
草結び
H252ヌオー…100.9〜120.7%(確定1発)
H252ラグラージ…75.3〜90.8%(確定2発)
H252トリトドン…60.5〜71.5%(確定2発)
H252カバルドン…66.0〜78.1%(確定2発)(オボン込みで確定2発、回復実でも確定2発)
腕白HDカバルドン…48.3〜57.6%(乱数2発、93%)
冷凍ビーム
H252ランドロス(霊獣)…100.0〜118.3%(確定1発)
H252サンダー…45.6〜53.8%(乱数2発、34%)
H4ガブリアス…100.0〜119.5%(確定1発)
被ダメージ計算
C4振りサンダーほうでん→37.2〜44.3%(確定3発)
無振りホウオウせいなるほのお→28.9〜34.3%(乱数3発、4%)
A特化ランドロス(霊獣)とんぼがえり→79.2〜93.4%(確定2発)
A特化ミミッキュシャドークロ―→85.2〜100.5%(乱数1発、6%)
A特化ミミッキュ命の珠影うち→64.4〜75.1%(確定2発)
C4振りギルガルド(ブレード)シャドーボール→81.6〜97.0%(確定2発)
C4振りヒードランマグマストーム→23.6〜28.4%(乱数4発)
苦手なポケモン
エースバーンエースバーン
上からとんぼがえりやふいうちで縛られます。
ザシアン(王)ザシアン
きょじゅうざんで縛られます。
ウーラオス(いちげき)
バドレックス(こくば)
イベルタル高速ゴースト/悪タイプ
相性の良い味方・構築例
ザシアン(王)ザシアン
あつぞこブーツ持ちのホウオウなどに対応できる剣舞+ワイボの
ザシアン(王)が合います。
ワイボ持ちザシアン(王)が止まりやすい
ヌオー
ランドロス(霊獣)は
ルナトーンで処理します。
弱点のじめんとほのおをルナトーンで受けることでサイクルを回し、剣舞タイミングを作ることができます。
ドクロッグドクロッグ
相性補完に優れています。ドクロッグは
ルナトーンの苦手なみず、くさ、むし、あくに耐性があり、
ルナトーンは
ドクロッグの苦手なエスパー、じめん、ひこうに耐性があります。
お互いに種族値が低いため、低火力と低耐久がネックです。