ナマズン- ポケモン育成論ソードシールド

挑発無効!受けループ崩しのみがわりナマズン

2021/09/09 06:03 / 更新:2021/09/09 19:57

ナマズン

HP:HP 110

攻撃:攻撃 78

防御:防御 73

特攻:特攻 76

特防:特防 71

素早:素早 60

ツイート4.974.974.974.974.974.974.974.974.974.97閲覧:13909登録:10件評価:4.97(5人)

ナマズン  みず じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
おだやか(特防 攻撃)
特性
どんかん
努力値配分(努力値とは?)
HP:188 / 防御:28 / 特攻:4 / 特防:68 / 素早:220
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:209-74-97-97-110-108 (素早さ比較)
覚えさせる技
ねっとう / じわれ / みがわり / ドわすれ
持ち物
たべのこし

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊受け / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

はじめに

こんにちは、モブキャラと申します。
ポケモン徹底攻略には初投稿となりますので、まず軽く自己紹介させてください。
ホウエン統一を得意としているガチ対戦勢です。一応、シーズン12にはホウエン統一を使用してレート2000を達成していて、そこそこ知識はあるつもりです。
なお、今回の育成論はシリーズ10環境を想定したものではございません。シリーズ9環境で私が実際に使用したものです。
また、完全なオリジナルというわけではなく、ランドセルさんという実況者の方がウルトラサンムーンで紹介していた型を参考にして自分なりに剣盾環境向けの努力値・技構成にアレンジしております。下記に動画のリンクを載せますので、気になる方はぜひご視聴ください。

以上、ご了承の上閲覧してください。よろしくお願いします。

採用理由と役割

今回のナマズンナマズンナマズンの採用理由は主に以下の2つです。

1.受けループなどに採用される高耐久ポケモンへの対応
2.相手の電気タイプによる攻撃の一貫性を減らす電気無効枠

このポケモンから構築を組むというよりは、構築を組んでいく過程で受け構築を対策しつつ電気の一環を切れるポケモンが欲しくなった場合に採用候補になると思います。

ライバルとなるポケモンとの比較

ナマズンと同じタイプでナマズンよりHP以外の種族値が高く、みがわり・熱湯・どくどくを覚えます。
汎用性の高い非常に協力なライバルではありますが、挑発カプ・レヒレカプ・レヒレカプ・レヒレへの対応力ではナマズンの方がかなり優秀です。
また、ガマゲロゲは地割れを覚えず、毒毒が受け崩しの主体となるので、受けループに多く採用されるラッキーラッキーラッキーとドヒドイデドヒドイデドヒドイデのサイクルを崩すことができません。

電気無効で地割れを覚えます。この条件を満たすポケモンのうち、ラッキーラッキーラッキーの地球投げ、ドヒドイデドヒドイデドヒドイデの熱湯の両方にみがわりを残すことができるポケモンはナマズンとマッギョのみです。
ただ、マッギョの場合はみがわりのドヒドイデの熱湯耐えとラッキー抜きを両立することができません。みがわり持ちのラッキーに当たった場合に下からしか地割れができないと突破がほぼ不可能なので、この点でナマズンに優位点があります。

特性避雷針により電気無効で、地割れより受けループへの刺さりが良いつのドリルを覚えます。
ただ、アズマオウではみがわりのラッキーラッキーラッキーの地球投げ耐え調整を実現できません。この点でナマズンに優位点があります。

上記のいずれのライバルに対しても、ナマズンの挑発無効は有効な差別化要素になると思います。

持ち物

  • 食べ残し

ほぼ確定です。他の持ち物で安定して役割をこなすことを想定した型ではありません。
強いて他の候補を挙げるなら、オボンのみやウイのみ等の回復きのみだと思います。

特性

  • どんかん

推奨される特性です。どんかんのメリットとしては、挑発が無効になること、これがとても大きいです。みがわりによって相手の変化技(どくどく、宿り木の種、鬼火等)を防ぎながら優位を取っていくことを想定しているため、みがわりを挑発で防がれるパターンが存在しないのは大きなメリットであり、他のポケモンとの差別化ポイントだと思うので、私はこちらを推奨します。

  • きけんよち

検討の余地がある特性です。
きけんよちを採用すると、ナマズンの弱点は草タイプのみなので、発動した瞬間に相手が草タイプ技か一撃必殺技のどちらかを採用していることが確定します。(フリーズドライも弱点ですが、危険予知には反応しません) 情報アドバンテージを得て有利に立ち回れる可能性があります。

性格・努力値と調整

  • 性格:穏やか

確定です。これ以外の性格では努力値に無駄が出ます。ランクマでよく使われている電気タイプは特殊の方が多いので特防寄りの調整の方が生きると思います。また、ダウンロード対策の観点からも防御<特防の方が戦いやすいです。
なお、今回の調整から素早さを5以上上げたい場合は臆病が必須となります。

  • 努力値調整

HP - 攻撃 - 防御 - 特攻 - 特防 - 素早さ
209(188) - 74 - 97(28) - 97(4) - 110(68) - 108(220)

()内は努力値です。攻撃の値は個体値が0〜1の場合のものです。

  • 調整意図

HP 16n+1 (奇数で食べ残し4回でちょうどみがわり1回分回復できる調整です)
地球投げをみがわりが確定で耐えます。(みがわりがHP52)
素早さ 素早さ4振り85族(カプ・レヒレカプ・レヒレカプ・レヒレ等)抜き抜き調整です。遅めのカプ・レヒレを抜くことで上から地割れやど忘れをすることができます。なお、下げるとしても4振りミロカロス抜きまでは振りたいところです。
防御 攻撃4振りテッカグヤテッカグヤテッカグヤのヘビーボンバーを確定でみがわりが耐えます。また、攻撃個体値0で採用すれば悪タイプからのイカサマも確定でみがわりが耐えます。
特防 特攻無振りカプ・レヒレの熱湯をみがわりが50%で耐えます。また、ど忘れを1回積めば特攻4振りサンダーの暴風をみがわりが確定で耐えます。
特攻 余りです。

技構成

  • 確定技

・地割れ
1番の採用理由です。この技を採用しないならガマゲロゲガマゲロゲガマゲロゲやラグラージラグラージラグラージでいいと思います。
この技を積極的に使って受けポケモンを倒しにいきます。

・熱湯
安定技です。特攻の低いポケモンなので、積極的に火傷を狙っていきたいです。地割れの通らない受けポケモン(エアームドエアームドエアームド、テッカグヤテッカグヤテッカグヤ、バルジーナバルジーナバルジーナ等)に対してもこの技があれば火傷を狙いながら戦えます。

・みがわり
受けポケモンを相手にする以上必須です。ドヒドイデドヒドイデドヒドイデのどくどくやテッカグヤテッカグヤテッカグヤの宿り木の種を防ぎます。みがわりのHPが52あるので、ラッキーラッキーラッキーの地球投げでも壊れません。

  • 選択技

・ど忘れ
僕が採用した技です。隙を見て積むことができれば受けポケモン以外の特殊ATも相手にすることが視野に入ります。

・まもる
僕が最もど忘れと迷った技です。守るを採用することで食べ残しの発動回数を多く稼げます。ただ、相手にスリップダメージを与える手段は熱湯で火傷を引くしかないので、ガマゲロゲガマゲロゲガマゲロゲやテッカグヤテッカグヤテッカグヤのまもる+みがわりより有用性は落ちます。

・うずしお
相手の交代を防ぎながらスリップダメージを稼げます。型との相性は悪くなさそうですが、撃ちたい場面は多くないです。似た性能のすなじごくも覚えますが、あえてすなじごくを選ぶ理由は少ないです。

・凍える風(じならし)
相手の素早さを下げます。受けポケモンの前でみがわりを選択したターンに相手が交代を選択した場合に後続へのサポートとして使えますが、優先度は低そうです。

立ち回り例

受け構築に対して先発で投げて初手から崩壊を狙うか、後ろに置いて様子を見ながらナマズンナマズンナマズンが暴れられる対面を作るか、という感じです。有利な対面でみがわりを残して、地割れと熱湯で積極的にアドバンテージを獲りに行きます。初心者の方が使うなら先発の方が使いやすいかもしれません。
また、受け構築以外に出す場合はほぼ後発です。

与ダメージ計算

熱湯 59.3〜70.9%(抜群の場合)

熱湯 31.4〜37.7%

熱湯 HP252振りのみ 45.5〜53.9%
慎重HP特防252振り 30.6〜37.2%

火力はとても低いので、耐久の高いポケモンには基本地割れを押した方がいいです。

被ダメージ計算

物理

腕白252振りボディプレス 31.5〜37.3%
無振りドリルくちばし 22.9〜27.2%(50%でみがわりが残る)

イカサマ(攻撃個体値0の場合) 19.3〜22.5%(確定でみがわりが残る)
イカサマ(攻撃個体値31の場合) 23.4〜27.7%(31.3%でみがわりが残る)
無振りはたき落とす(こちら持ち物あり) 23.4〜27.7%(31.3%でみがわりが残る)

無振りかみくだく 34.4〜40.6%
いじっぱり攻撃252振りかみくだく 45.9〜54.5%

いじっぱり攻撃252振り暗黒強打 67.4〜79.4%

特殊

無振り熱湯 14.8〜17.7%(確定でみがわりが残る)

無振りトライアタック 24.8〜30.1%
控えめ特攻252振りトライアタック 34.4〜40.6%

無振りムーンフォース 27.2〜32.0%
控えめ252振りムーンフォース 37.7〜44.9%

無振り暴風 39.2〜46.4%
命の珠控えめ特攻252振り暴風 67.9〜80.8%

苦手なポケモン

草タイプのポケモンや高威力の草タイプ技を使えるポケモンは当然苦手です。特にタネマシンガンを使えるポケモンが厳しいです。
また、基本的に受けポケモン以外と戦うのはあまり得意ではないので、電気無効枠としての選出も積極的には行いたくないです。

相性の良い味方・構築例

構築に積極的に採用するよりは、4〜5体目まで固まったけど電気無効枠と受け構築対策が足りてない、みたいな場合に採用するポケモンなので、特に特定のポケモンとの並びは想定していません。
ただ、電気無効枠としての役割はナマズンナマズンナマズンに一任するのではなく、最低でももう一体、電気無効ではなくともちゃんとボルトロス(化身)ボルトロス(化身)ボルトロス(霊獣)ボルトロス(霊獣)ボルトロスやサンダーサンダーサンダーに強いポケモンはいた方がいいと思うので、そういう意味でバンギラスバンギラスバンギラスやウツロイドウツロイドウツロイドは相性がいいかもしれません。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。初投稿故読みづらい面も多かったとは思いますが、大目にみていただけると幸いです。一応、僕が考え得る限りでは最も環境に適合しているナマズンだと思います。もし、興味があったら育成して使ってみていただけると嬉しいです。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2021/09/09 19:57

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コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
21/09/09 12:06
1
投稿お疲れさまです。

いくつかの細かい指摘からいくと、まず性格おくびょうではどこかの実数値を1下げることになるのでおだやか一択かと。またマッギョの話になりますが、今作ではラッキーから毒を盛られると言ったことがないためマッギョ側は下からみがわりが大安定であり、ラッキー抜きまで振る必要は特に感じません。

S振りが中途半端だと思いました。レヒレはムンフォやなみのりに対して身代わりを残せませんし、積極的に役割を持てる相手とは言い難いように思います。今作ではトドンがじわれを覚えないため、差別化のためにS振りをする意味もないです。バルジも非伝説環境ではあまり見ませんし、無振りかムドー抜きくらいに抑えて耐久をあげた方が良いのではないでしょうか。

ほぼ同じ採用理由を満たせるポケモンとしてどく+みがわりのガマゲロゲがいると思うので、比較が欲しいです。
21/09/09 18:07
2モブキャラ (@mobcharabuizu)
>>1
ご指摘ありがとうございます。
性格については完全に私の計算ミスでした。修正いたします。
また、ガマゲロゲとの比較もあった方がわかりやすいので追加しておきます。ありがとうございます。

マッギョの調整について、そもそも本論はマッギョは主題ではないのであまり考えていませんが、ラッキーにみがわり持ちが存在する以上、下からしか地割れをできない状況は不都合があるので、可能ならラッキー抜きはするべきである、というのが僕の考えです。

素早さ調整について、まず大前提としてこのポケモンの役割はほぼ受けポケモンに特化しております。そして、受け構築には数は多くはないかも知れませんが確実にバルジーナや火炎玉ミロカロスを採用しているパーティも存在します。受け構築に役割を持つために採用しているのに、相手のパーティにバルジーナやミロカロスがいるので選出できなかったor選出したが機能しなかったではお話にならないので、無振りミロカロス抜きが最低限だと思います。(もちろん、これは今回のナマズンが受け構築対策特化のポケモンだからという話であり、もっと多くに役割が持てるポケモンであれば数の少ないバルジーナは切るべきというのも正しいと思います)
そして、無振りミロカロス抜きまで振るならちょっと残った努力値で耐久を上げるより4振りレヒレや4振りFCロトムまで抜いた方が役立つ場面は多いです。特に、カプ・レヒレ対面で上をとっていると地割れの試行回数も稼ぎやすく、上からど忘れができるのも強いと思います。また、カプ・レヒレに抜かれているか否かでカプ・レヒレの型を予測する材料にもできます。

ここら辺の思考も説明が十分ではなかったので、可能な範囲で追加したいと思います。
ご指摘、ありがとうございました。
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