こんにちは!
まずは、この育成論記事を見つけてくださりありがとうございます。
普段はパーティ構築をメインで(ほぼ自分用ですが)投稿しております。
初めての育成論投稿ですので至らないところもあるかと思いますが、優しい目で見ていただけると助かります。
このハガネールは現在のルールである禁止伝説有り、ダイマックス無しのルール下で使用する型となっています。
H,A,B,C,D,S等の省略をしておりますので、よろしくお願い致します。
採用理由と役割
自分のパーティ構築は主に対ザシアン(王)ザシアンや、対バドレックス(こくば)バドレックスを想定とした構築になっており、カイオーガカイオーガ対策はスカーフボルトロス(霊獣)ボルトロスが役割となっています。
勿論、サイクルなどこちら側の立ち回りがうまく決まれば勝つことは出来ますがミスしてしまうと数的不利の状態でカイオーガサンダーナットレイのパーティと戦わなくてはならない状況になりとてもきつい戦いになります。
ただ、自分の能力ではオーガサンダーナットの並びに強く出れる構築にしようとすると対ザシアン(王)、対バドレックス(こくば)など今まで想定していた相手に対してきつくなってしまう、という状況に陥ってしまいました。
そこで、自分が考えた案として 1匹でオーガサンダーナットの並びに対して強く出れるポケモンを育成しようと思い今回のハガネールハガネールを育成しました。
役割対象もオーガサンダーナットの構築となっております。
HAイワパレスとの差別化
コメントにあるHAイワパレスイワパレスとの差別化をこちらにも記載しておきます。
HAイワパレスイワパレスの技構成はとおせんぼう、ワイドガード、からをやぶる、ストーンエッジ(がんせきほう)とします。
大きな差別化点は耐久力と自爆による自主退場です。
ハガネールハガネールはカイオーガと良く組まれているポケモンの先制技全てを耐えることが出来ますが、イワパレスイワパレスはからをやぶるによりBDが3段階下がっている状態で次のポケモンと対面するため先制技で簡単に処理されてしまいます。
これはポケモンバトルデータベースに記載されたカイオーガと良く組まれているポケモンTOP10を参考にしています。
全て正確補正無しのAぶっぱで計算しています。
HAイワパレス(BD3↓)
悪ウーラオス(いちげき)ふいうち→70〜83%
水ウーラオス(いちげき)アクアジェット→81.3〜96%
(ゴリランダー)グラススライダー→88.7〜105%
いのちのたまミミッキュかげうち→41.8〜49.1%
ハッサムバレットパンチ→81.3〜96%
ガブリアススケイルショット→50.8〜152.5%
ガブリアスガブリアスなどきあいのタスキ持ちが想定されるポケモンはタスキで耐えてこちら側のポケモンを処理しに来ますが強いていうのであればストーンエッジ、がんせきほうは命中不安があるので外れた場合はカイオーガカイオーガのみで仕事が終わってしまいます。
メタモンメタモンにコピーされた場合、ハガネールハガネールは自爆のワンウェポンとなっているので相手のメタモンメタモンは自爆or交換の択となります。イワパレスイワパレスがコピーされた場合にはスカーフで上から行動される上にがんじょうにより一回の行動保証がされてしまいます。
ミミッキュミミッキュに対してはハガネール側から打点が無いのでイワパレスイワパレスの方が上かとは思いますが、かげうちのダメージ量がカイオーガカイオーガのPP次第では耐えられないので安定するかと言われると微妙だと思います。また、ハガネールハガネール相手にミミッキュミミッキュが出てくるのか、と考えると相手視点ではあまり良い手では無いのかと感じました。
持ち物
・食べ残し
ハガネールハガネールには自己再生のような体力回復技が無いため食べ残しを採用しました。
回復量等は後の立ち回り例で説明致します。
特性
・がんじょう
性格・努力値と調整
・性格いじっぱり
努力値は体力が16n+1となるように、H212、竜の舞で多くのポケモンが抜けるようS252、残りをAに振っています。
技構成
とおせんぼう
確実にカイオーガを起点にするため
ワイドガード
カイオーガカイオーガの持ち物をこだわりスカーフ、こだわりメガネのみに絞っておりとおせんぼう後カイオーガの全体攻撃技(しおふきやこんげんのはどうなど)のPPを無くすため
りゅうのまい
カイオーガカイオーガがわるあがきを打ち始めてから自主退場するまでの間に行う積み技で素早さとじばくのダメージを上げるため
じばく
HBナットレイナットレイ、HBサンダーサンダーのどちらにも高火力を与えるため。地面技を選択するとサンダーに打点がない、岩技を選択するとナットレイに打点がないなどのデメリットがあり、じばくはどちらにも高火力を与えるかつ、安全にこちら側の次のポケモンを出せるため
立ち回り例
これはハガネールハガネールとカイオーガカイオーガが先発として選出された時のみの立ち回りとなっています。
- とおせんぼうでカイオーガをキャッチ
- 次にワイドガードでカイオーガカイオーガの全体攻撃技のPPを枯らします。
(これはカイオーガのPPが8の場合ですが、とおせんぼう+ワイドガードでPP全消費の8ターン、後のわるあがき4〜5ターンで食べ残しで約60%はHPの回復が可能です。)
- カイオーガのわるあがきが始まるタイミングからりゅうのまいを積み始める
- 相手の次のポケモンにじばく
(交代先がナットレイだった場合はとおせんぼうからりゅうのまいを積み切ります。)
与ダメージ計算
A3up じばく
HBランドロス(霊獣)→75.0〜88.7%
A4up じばく
HBランドロス(霊獣)→89.7〜106.1%
HBサンダー→92.8〜109.6%
A5up じばく
HBサンダー→108.6〜127.9%
A6up じばく
HBナットレイ→50.2〜59.1%
被ダメージ計算
A無振りカイオーガわるあがき→2.8〜3.9%
A無振りナットレイジャイロボール→12.4〜15.2%(最大ダメージ150で計算)
ハチマキ悪ウーラオス(いちげき)ふいうち→28.8〜33.8%
ハチマキ水ウーラオス(いちげき)アクアジェット→31.6〜38.4%
ハチマキゴリランダーグラススライダー→37.8〜45.7%
ハチマキハッサムバレットパンチ→13.5〜15.8%
ハガネールの調整をH84(16n+1)、S252、残りAパターンでのダメージ計算をしてみたのですが、与ダメージはランドロスが確定1になるかならないか程度で、被ダメージはハチマキゴリランダーのグラススライダーが最大50%入ってしまいカイオーガのppが5の場合は食べ残しの回復量では倒されてしまうため調整はこのままにします。(自分はハガネールでカイオーガ+次のポケモンにじばくで負荷をかけた後残りの2匹で勝負していこうと考えているので)
ハチマキゴリランダーは考えないという方がいた場合はH84パターンの調整をオススメします。
苦手なポケモン
攻撃技がじばくなのでゴーストタイプのポケモンに交代された場合は何も出来ません。
役割としてサンダーナットレイをあげていますが、S4upで素早さ実数値246となりスカーフウーラオス(いちげき)まで抜けている計算となっているのでほとんどの相手に対してじばくを上からうつことが出来ます。
相性の良い味方・構築例
基本的にはカイオーガが初手に出てきやすいパーティ構築を行えば良いと思います。