グラードン- ポケモン育成論ソードシールド

はじめに

HASHIGEと申します。
今回が初投稿ですが、よろしくお願いします。
今回紹介するのは「チョッキ両刀グラードン」です。「両刀」というとネタポケのように思われることが多いですが、実際使ってみてかなり強かったのでガチポケとして紹介させて頂きたいと思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです。

• 以下HP・攻撃・防御・特攻・特防・素早さ→H・A・B・C・D・Sと省略します。
• ダメージ計算は「ダメージ計算SS」というアプリを使用しました。
• 個体値は理想個体を前提としています。
• 不備・質問等ございましたらコメント欄にお気軽にコメントお願いします。

採用理由

現環境最強の伝説ポケモンであるザシアン(王)に強く、また、新環境でダイマックスが無くなったことによりヒートスタンプの通りがとても良くなったのでグラードンを採用しました。地面単タイプなので弱点が水、草、氷のみであり、水技は特性「ひでり」によって半減することにより実質等倍で受けることができます。また、持ち前の物理耐久で一般ポケ程度の等倍攻撃なら2耐えすることができ、とつげきチョッキを持たせることで本来苦手な特殊アタッカーとも戦うことができます。さらに特性のおかげで、ノータイムでソーラービームを打てるため環境に増えてきた水・地面タイプのポケモンを倒すことができるのもポイントです。

持ち物

とつげきチョッキ
やや低めな特殊耐久を底上げします。
これによって無補正バドレックス(こくば)のアストラルビットを高乱数で2耐えでき、無補正カイオーガのれいとうビームを確定で2耐えすることができます。

特性　

もちろんひでりで確定です。苦手な水技の威力が半減されるので受けやすくなります。

努力値・性格

調整意図

• 性格

ソーラービームでH振りラグラージを倒せるようにしたかったのでCに下降補正は掛けず、タイマン性能を上げるために耐久は削れなかったので「ゆうかん」にしました。

• 努力値

H:16n-1
A:11n
B:ゴリランダーの鉢巻グラススライダー確定耐え
C:余り
D:余り
S:素早さは抜かれても困る相手があまりいないですが、早い方が良いに越したことはないので素早さ個体値は31推奨です。(トリル運用も考える場合は0でもアリ)

技構成

• 確定技

だんがいのつるぎ

全体攻撃。通常攻撃。
威力120の強力な地面技。じしんに比べて命中不安だが、威力が高く、グラスフィールドの効果を受けないのがメリット。

ヒートスタンプ

自分のおもさが相手より重いほど威力が上がる。
グラードンの特性と相性が良く、グラードンの体重が重いので大概の敵に最大威力120でダメージを与えることができる。

ソーラービーム

1ターン目に攻撃を溜めて2ターン目に攻撃する。天候が晴れの場合、溜めずに攻撃できる。天候があめ、あられ、すなあらしの時、威力が半分になる。
ラグラージやヌオーなどの、みず・じめんポケモンの突破用。特性とも相性が良い。

• 選択技

ストーンエッジ

急所に当たりやすい。(+1)
サンダーやホウオウなどの、ひこうタイプを崩しに行ける。

シャドークロー

急所に当たりやすい。(+1)
環境に多いバドレックス(こくば)を確1。

じわれ

苦手なポリゴン2などの受けポケモンを破壊できる。運ゲー

立ち回り

基本的に初手または裏から死に出しで対面戦闘します。威力120のヒートスタンプは晴れ状態では、だんがいのつるぎと同じ威力を出せるため、接触ダメージを気にする場合や体重の重い相手以外には命中安定のヒートスタンプを押した方が安定してダメージを与えることができます。対面ならばザシアン(王)、スカーフカイオーガ、バドレックス(こくば)(珠、眼鏡以外)、ムゲンダイナといった伝説ポケモンに打ち勝つことができます。ただし、素早さを落としているためグラードン同士のミラーにはあまり強くはありません。

与ダメージ計算

だんがいのつるぎ

ヒートスタンプ(ひでり込み)

ソーラービーム

ストーンエッジ

シャドークロー

被ダメージ計算

• 物理方面

• 特殊方面

苦手なポケモン

ポリゴン2ポリゴン2
じわれ以外は全部じこさいせい圏内なので基本的にキツいです。
ブラッキーブラッキー
ポリゴン2と同様に、ねがいごと・まもるループで受けられます。
ウオノラゴンウオノラゴン
晴れ状態なら基本的にエラがみを1回耐えることができますが、グラードンがウオノラゴンを一撃で倒せる技を持っていないので対面では勝てません。
カバルドンカバルドン
グラードン側からカバルドンに特に打点が無いので無理矢理あくびループに入れられてしまいます。また、カバルドンの方が遅いので天候を書き換えられてしまい、ソーラービームも刺さりません。
テッカグヤテッカグヤ
唯一の打点であるヒートスタンプがHB特化にはあまり入らないので、やどりぎのたねでネチネチ回復されてしまいます。

エースバーンやヒートロトムなどのほのお技をメインウエポンとするポケモンもひでりの恩恵を受けて大ダメージを与えてくるので注意が必要です。

相性の良い味方

カプ・レヒレカプ・レヒレ　
ウオノラゴンと対面した時の引き先として使えます。晴れ状態ならばウオノラゴンの鉢巻エラがみを受けることができ、また、カバルドンやブラッキーにも強く出ることができます。
ヒートロトムヒートロトム
晴れ状態ならば無振でもオーバーヒートでザシアン(王)やテッカグヤを確1。スカーフトリックで受けにも強いです。
ゲンガーゲンガー
対戦実況者のバンビ―さんが使っていたトリルみちづれ型が結構相性が良く、面白かったので載せておきます。他にもミミッキュやクレセリアやシャンデラなどのトリル始動ポケモンがいるのでお好みで選択してください。

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。初めての投稿で至らないところもあったかと思いますがコメント欄で優しく指摘していただけると嬉しいです。この育成論が皆さんの役に立つものになれば嬉しいです。