はじめに
メロと申します。2回目の投稿です。
ミスがあるかもしれないのであったらコメントで教えてください!今回はトゲキッストゲキッスの育成論です。かなり害悪なポケモンで嫌いな人も多いような気がしますがよろしくお願いします!
注意事項
- 今回のダメージ計算はポケマス様を使わせていただいています。
- ダメージ計算では個体値は最高、何も性格について書かれてなかったら無補正(1.0倍)と考えてください。
また、「特化」と表記されていた場合努力値252振り+性格補正1.1倍でのダメージ計算と考えてください。
- 間違い、反論、改善点がありましたらコメントしていってください。
- HABCDSなど略称を使います。
分からない場合はコメントしていただくか、コメントで聞いてもらっても構いません。
トゲキッスの採用理由と役割
本論のトゲキッストゲキッスは、対面から処理できるポケモンの多さ
+シリーズ10で増えることが予想されるゴリランダーゴリランダー、ウーラオス(れんげき)2種ウーラオス等流行ポケモンに強い
+苦手なポケモンであるサンダーサンダー等苦手なポケモンが比較的少なくなる
+そして何よりスカーフエアスラで相手を怯ませる!
と言うのがこのトゲキッスの採用理由です。
また、ダイジェットがなくなり飛行技を受けるポケモンが少なくなるのでエアスラが刺さりやすい環境になると思い、トゲキッストゲキッス採用しました。
本論では、シリーズ10の序盤の環境を予想しつつ、立ち回りなどを考察します。
持ち物
こだわりスカーフ
持たせると同じ技しか使えなくなるが素早さが1.5倍になる持ち物。
コンセプトのため確定。
上から殴れるポケモンが一気に多くなり、対面から持っていけるポケモンが多くなる。エアスラ運ゲしやすくなる。
また、ダイマなしのルールのため、こだわり系の持ち物は扱いづらくなっているのでかなり上級者向けの持ち物である。(詳しくは立ち回り方の欄をご覧ください)
他の持ち物(上からオススメ順)
- アッキの実
物理攻撃を受けると防御が一段階上がる持ち物。
ゴリランダーゴリランダー等に後投げし、防御が上がるのが強み。スカーフより物理ポケモンは安定する。
- こだわりメガネ
持たせると同じ技しか撃てなくなるが特殊攻撃が1.5倍になる持ち物。
スカーフより受けが崩しやすくなる。
- いのちのたま
持たせると技の威力が1.3倍になるが攻撃するたびに最大HPの1/10が減少する持ち物。
耐久は下がるし、ダイマもない環境で活躍は厳しい。
- ゴツゴツメット
持たせると接触技を受けた時、相手の最大HPの1/6のダメージを与える。
襷を持った物理ポケモンを対面から処理しやすくなるが、刺さらない相手も多い。
- 回復系木の実(オボンの実、フィラの実等)
オボンの実等のアイテムは確定数をずらすことができ
、耐久も高いトゲキッスなら、採用の余地もある。
ただあえて採用する理由もあまりない。
- ラムの実
持たせると戦闘中の状態異常、『こんらん』を回復する。
わるだくみを採用するなら一考の余地あり。
- たべのこし
持たせるとターンの終わりに最大HPの1/16ずつHPが回復する。
これも回復系木の実と同様に確定数をずらすことができるが、あえて採用する価値もあまりない。
特性
てんのめぐみ
技の追加効果の発生率が2倍になる。運ゲポケモンと言われる所以。
シンプルにだいもんじの火傷率が10%から20%に、そして何よりエアスラのひるみ率が30%から60%になります。
他の特性(本論の型なら絶対にてんのめぐみの方が良い)
- きょううん
急所ランクが1段階上がる。
この特性にするなら、ピントレンズを持たせましょう。
- はりきり
攻撃が1.5倍になり、物理攻撃の命中が0.8倍になる。
物理トゲキッスという変態型を使いたいならこの特性。
性格・努力値と調整
- 性格
おくびょう
最速ドラパルトドラパルトを抜くために特性はこれで確定。
- 努力値
H116→16n−1の調整。(天候ダメージ最小の調整) サンダーサンダーの特化10万ボルト確定耐え。
カプ・レヒレカプ・レヒレのC252振りムーンフォースを99.9%の高乱数耐え。(最速スカーフレヒレを意識)
A→✖️
B0→振らなくてもドリュウズドリュウズのA252振りアイアンヘッド高乱数耐え。(特化で50%の乱数で1撃)
C156→ウオノラゴンウオノラゴンをステロ込みで確定1発。
(今回の育成論では、C252振りしてもウオノラゴンに乱数が絡んでしまうトゲキッスの火力を補うためステルスロックを撒く立ち回りを基本とします)
D0→無振りでも特化サンダーサンダーの10まんボルト確定耐え。
S236→最速ドラパルトドラパルト抜き。
技構成
- 確定枠
エアスラッシュ
威力75命中95の飛行技。
追加効果で相手を30%で怯ませる。
てんのめぐみで60%の怯み率。運ゲー!
マジカルシャイン
威力80命中100のフェアリー技。
安定した火力を出せる。
だいもんじ
威力110命中85の炎技。相手を10%でやけど状態にする。(てんのめぐみで20%)
ナットレイナットレイを意識し、炎技を採用。
(かえんほうしゃだとナットレイが確定1発にならない)
- 選択枠(上からオススメ順)
でんじは
命中90で相手を麻痺にする。
交代際のザシアン(王)ザシアンや、確定枠にある技が余り有効でない相手にも安定し選択ができる。
ただ、スカーフでこだわってしまうので、裏のポケモンでのカバーが必須になる。
トリック
相手と自分の持っている持ち物を入れ替える。
でんじはとの選択になる。
でんじはより扱いやすく受けも崩しやすい。
くさむすび
命中100相手の重さによって威力が変わる草技。
電磁波との選択になる。
ラグラージラグラージ等草4倍弱点を安定して落とせる。
マジカルフレイム
命中100威力75相手の特攻ランクを1段階下げる炎技。
だいもんじとの選択になる。
特殊に対し、比較的強く出れるようになる。
かえんほうしゃ
命中100威力90の炎技。
だいもんじとの選択になる。
安定した炎技が欲しいなら採用してもいい。
はかいこうせん
命中90威力150のノーマル技。
でんじはとの選択になる。
トゲキッスの最大火力。
げんしのちから
命中100威力60の岩技。
追加効果で10%で全能力を上げる。(てんめぐで20%に)
でんじはとの選択になる。
サンダーサンダーに対してもダメージはマジカルシャインと変わらないので採用は基本しない。
はどうだん
必ず命中する威力80の格闘技。
でんじはとの選択になる。
仮想敵がほとんどおらず採用は基本しない。
シリーズ10で増える、減ると予想される一般ポケモン
下記に提示するポケモンは、シリーズ10での増減を予想したものです。(禁伝枠を除く)
また、あくまで私の予想なので、コメントで反論等皆さんの考えを教えて下さい。
- 増えるポケモン
1.上から超火力で殴れるポケモン
ゴリランダー、ウオノラゴン、ドラパルト、レジエレキ等
2.耐久が高く禁伝の火力すら受けるポケモン
ドヒドイデ、ヌオー、ラッキー、ナットレイ等
3.ダイジェットがなくなり増えるポケモン
ゴリランダー、ウルガモス、フェローチェ、ウーラオス等
4.ダイマックス無しが追い風になるポケモン
ミミッキュ(キョダイカキュウ、コランダ、ソゲキがないため)、カバルドン(ダイマ技以外なら耐える攻撃が多い)、ギルガルド(キングシールドが刺さりやすい)
5.その他
ドリュウズ(ザシアン、ムゲンダイナに強い)
メタモン(禁伝にへんしんできる)
- 減るポケモン
1.ダイジェットができなくなり弱体化
サンダー、(エースバーン←リベロが強すぎて環境から余り減らないかも)、カイリュー、ガラルファイヤー
2.ダイマックス前提だったポケモン
ブリザポス、ドサイドン、ラプラス(キョダイセンリツが打てなくなる)
環境変化から見るトゲキッスの立ち回り
- 環境変化から見るトゲキッスの総評
環境が変わり、減るポケモンの中でトゲキッストゲキッスが有利を取るポケモンは極めて少ないと思われます。(つまり天敵が少なくなる)
また増えるゴリランダーゴリランダー、ウオノラゴンウオノラゴン、ドラパルトドラパルトなどは有利を取れると思われます。
なのでレジエレキレジエレキ、フェローチェフェローチェなど一部苦手なポケモンは増えるといえ、トゲキッスがシリーズ9より動かしやすいことは間違いないです。
- トゲキッスの詳しい立ち回り
前述したがこのトゲキッスはステルスロックを撒く事を前提にしています。
トゲキッスはC252振りだけだと確定1発で落とせるポケモンが少なく、控えめにするか、ステルスロック前提にして努力値に余裕を持たせるかと考えた時、後者の利点が大きくと考えました。
以下はトゲキッスの有利、不利を表しました。立ち回りの参考になると思います。
1.トゲキッスが受け出し可能なポケモン
- ゴリランダー→メインウエポンの草、格闘、悪、地面が半減以下で受けられ、返しのエアスラでステロ込みでH4振りゴリランダー高乱数1発。
- 悪ウーラオス→メインウエポンの悪、格闘が半減以下で受けられ、返しのマジカルシャインで確定1発。
- ドラパルト→耐久に振っているのでメガネ10万ボルトですら余裕を持って受けられ、返しのマジカルシャインでステロ込みで確定1発。
2.トゲキッスが対面から処理できるポケモン
- 水ウーラオス→すいりゅうれんだ+アクアジェットを確定で耐えるので返しのマジカルシャイン2発で襷ウーラオスも落ちる。また、ステロが撒かれていてば耐久無振り確定1発で落とせる。
- ウオノラゴン→素早さがスカーフトゲキッスの方が速いので上からマジカルシャインを打てる。
ステロ込みで確定1発だが、そもそもエラがみ1回は耐えられるので、対面からの処理が安定する。
- ナットレイ→上からだいもんじで確定1発を取れる。
最悪外しても、返しのジャイロボールは低乱数で耐える。
- エースバーン→来期にスカーフエースバーンがどのくらい増えるかにもよるが、ステロ込みでエアスラが確定2発で、返しの特化アイアンへッドも1発耐えることができ、分の悪い勝負ではなさそう。
最悪、エアスラで怯ませればいいし、、、
3.エアスラッシュで怯ませることで50%以上の勝率のポケモン
- カプ・レヒレ→エアスラでH252振りのレヒレが確定4発、特化レヒレのムーンフォースでトゲキッスが確定3発であるので1回でも怯ませればOK。
3回のうち1回でも怯む確率は、約92%なのでかなりの確率で勝てることがわかります。
(ただし、レヒレが食べ残しの場合にはもっと怯ませる必要がある)
- ランドロス→ランドロスの場合トゲキッスのエアスラが確定3発、ランドロスのいわなだれがトゲキッスに確定2発(火力に特化していないと乱数2発)なのでエアスラが2回中1回でも怯ませればいいので、約82%の確率で勝てます。
- ミミッキュ→ミミッキュは化けの皮込みで3回エアスラッシュを当てればよく、2回のエアスラのうち、1回でも怯ませたら勝てるので、約82%で勝てます。
(ミミッキュの型によっては対面から勝てる)
4.トゲキッスが苦手なポケモン
- 多くの禁伝枠→耐久が高く、火力の高い禁伝枠はほとんどに不利をとってしまいます。
- タイプ的に不利→岩タイプのウツロイド、鋼タイプのテッカグヤ、ジバコイル、電気タイプのサンダー、ロトム等はトゲキッスの攻撃を耐えた後、返しのか攻撃で弱点をつかれるので、不利です。
- 数値的に不利→耐久が高く、回復技などを持っているポケモンはきついです。(バンギラス、ポリゴン2、ラッキー等)
与ダメージ計算
以下のダメージ計算は、上の立ち回り例にある計算を中心に掲載します。
- H4振りサンダーサンダー→エアスラッシュ18.6%〜22.2%(90.5%の乱数5発)
- H4振りウーラオス(いちげき)ウーラオス→エアスラッシュ96.5%〜115.9%(87.5%の乱数1発、ステロ込みで確定1発)
- H4ゴリランダーゴリランダー→エアスラッシュ86.3%〜102.2%(12.5%の乱数1発、ステロ込みで87.5%の乱数1発、H252振りだとステロ込みでも確定2発)
- H4ミミッキュミミッキュ→化けの皮込みでエアスラッシュ54.1%〜62.5%(90.6%の乱数2発、ステロ込みで確定2発)
- H4エースバーンエースバーン→エアスラッシュ46.5%〜54.4%(55.2%の乱数2発、ステロ込み確定2発)
- H252カプ・レヒレカプ・レヒレ→エアスラッシュ25.9%〜31%(確定4発、ステロ込みで24%で乱数3発)
- H4ウオノラゴンウオノラゴン→マジカルシャイン87.9%〜104.8%(25%で乱数1発、ステロ込みで確定1発)
- H252ナットレイナットレイ→だいもんじ108.2%〜128.1%(確定1発)
- H252ランドロス(霊獣)ランドロス→エアスラッシュ34.1%〜40.3%(確定3発、H4振りの時も確定3発)
- H4ドラパルトドラパルト→マジカルシャイン92.6%〜110.9%(62.5%の乱数で1発、ステロ込みで確定1発)
- H4ムゲンダイナムゲンダイナ→29.1%〜34.7%(6.6%の乱数3発)
被ダメージ計算
以下のダメージ計算は上の立ち回り例にあるものを中心に掲載しています。
- 火力特化サンダーサンダー→10万ボルト83.4%〜99.4%(確定2発)
- A252ウーラオス(いちげき)水ウーラオス→すいりゅうれんだ58.2%〜72%(確定2発)
アクアジェット20.5%〜24.5%(確定5発)
- 火力特化ゴリランダーゴリランダー→グラスフィールド下のこだわりハチマキウッドハンマー63.4%〜74.8%(確定2発)
- A252ミミッキュミミッキュ→じゃれつく36%〜42.8%(確定3発)
かげうち16%〜19.4%(99.7%の乱数で6発)
- A252リベロエースバーンエースバーン→かえんボール57.1%〜67.4%(確定2発)
アイアンヘッド76.5%〜90.2%(確定2発)
- C252カプ・レヒレカプ・レヒレ→ムーンフォース33.1%〜40%(約100%の乱数3発)
- A252すなかきウオノラゴンウオノラゴン→先攻えらがみ67.4%〜80.5%(確定2発)
- A0ナットレイナットレイ→ジャイロボール96%〜114.2%(75%の乱数1発)
- A252ランドロス(霊獣)ランドロス→いわなだれ56%〜66.2%(確定2発)
- C252ドラパルトドラパルト→こだわりメガネ10万ボルト65.1%〜77.7%(確定2発)
相性の良い味方
- 、ラグラージラグラージ、カバルドンカバルドン、ナットレイナットレイ→トゲキッスの弱点を安定して受けられるだけでなく、この育成論のコンセプトであるステルスロックを撒いてトゲキッスを通すという動きができる。
また、ザシアンに強めなヌオーヌオーもおすすめ。
最後に
シリーズ10環境がどうなるかわかりませんが、流行りそうなポケモンに強く出れるトゲキッスを是非使ってあげてください!