注意
この育成論は育成論ソードシールド/2581
をシリーズ10用にリメイクした育成論となります。重複する内容もありますがご了承下さい。
以下常態を使用。
一部の非公式略称を使用。
ダメージ計算はVS SWSH様を使用。
バドレックス(こくば)の強み(変更あり、追記なし)
- 高速高火力特殊アタッカー
C165,S150という超火力と超高速を両立するアタッカー。殆どの相手に上から大きな負荷をかけられる。また特殊アタッカーであるため、特性いかくややけど等で止められづらい。
- 一貫性の高いタイプ一致ゴースト技
ゴースト技は、あくタイプとノーマルタイプ以外の16タイプに等倍以上で通るため、多くの相手に大きな負荷をかけられる。
(あくタイプには½、ノーマルタイプには無効)
- デメリット無し高火力技、アストラルビット
タイプ一致の威力120で、しかもデメリット無しという壊れ技。前述の一貫性の高さと相まって多くの相手を倒すor大きく削る事ができる。
- 強特性、じんばいったい
じんばいったいはくろのいななき+きんちょうかんである。
くろのいななきにより相手を相手を倒すとCが上がる。前述の一貫性、アストラルビットと非常に相性が良い特性である。
もう一つの特性、きんちょうかんも馬鹿にはできず、意外と役に立つ。
詳しくは後述する。
シリーズ10での変
- シリーズ10について
- 禁止伝説が使用可能。(1パーティーつきに一体のみ)
- ダイマックスが使用禁止。
- 環境全体での変化
- ダイジェッターの減少。
ダイジェットが使えなくなるため全シーズンまでダイジェッターとして活躍していたエースバーンサンダーなどが大きく減った。
- ザシアン大流行
ザシアンの「ダイマックスできない」という唯一のデメリットが実質なくなるので、ザシアンが大流行している。それに伴ってヌオーも増加している。
- ミミッキュ流行
化けの皮貫通のキョダイエースバーンゴリランダーがいなくなったので、ミミッキュが動かしやすくなった。
- ウーラオス(いちげき)(あく)の大流行
正直これは予想外であった。ダイジェッターが減ったことがウーラオス(いちげき)の増加に繋がったと考えられる。
- バドレックス(こくば)にとっての変化
やや追い風ではないかと思われる。
- ダイマックス使用禁止
相手に、ダイマックスで強引にアストラルビットを耐え切り返してくる、という立ち回りをされなくなるのは追い風。
ダイマックスでメガネのこだわり解除ができなくなったのは向かい風だが、そこまで大きなデメリットではないだろう。
- ザシアン大流行
追い風、と言いたいところだが一概には言えない。実はメガネ型でもH4ザシアンですでに乱数が絡んでくる。
型開発が進みH252ザシアンが流行れば向かい風になりかねない。現状では何とも言えないというのが正直なところ。
- ミミッキュ流行
これは完全に向かい風である。バドレックス(こくば)はとてもミミッキュに弱いポケモンなので、ミミッキュが流行するのはかなり困る。ミミッキュについては後述。
- ウーラオス(いちげき)(あく)大流行
こちらも向かい風である。現環境でのウーラオス(いちげき)(あく)のふいうち所持率は約八割でありとても有利とは言えない。またふいうちを所持していなくても、約五割のタスキ型、約1.5割のスカーフ型も不利対面なので注意。
仮想敵(変更無し)
あくタイプ、ノーマルタイプ、かげうち・ふいうち持ち以外のポケモン。
ただし耐久力が心許ないため、基本的には受け出しではなく死にだしを推奨する
型概要(変更無し)
性 格:おくびょう
努力値:C252 BorD4 S252
特 性:じんばいったい
持ち物:こだわりメガネ
- 努力値
C :火力確保のためにぶっぱ。微妙に火力が足りないことも多かった(シリーズ8)ため、削るのはオススメしない。
S :最速。すぐ下にザシアン(王)がいるためこちらも削るのはオススメしない。
BorD:余り。Hに振ると偶数になってしまうためBorDへ。どちらに振っても大差は無いのでお好みで。
- 特性
じんばいったい
これしかないため確定。
じんばいったいはくろのいななき+きんちょうかん。
- くろのいななき
相手を相手を倒すとCが一段階上がる。
前述の通り一貫性、アストラルビットと非常に相性が良く、有利対面時には相手に1匹倒されたうえにCが上がるor後続に大きな負荷がかかるという、どちらをとっても不利な二択を押しつけることができる。
さらに、一匹目を倒すことでCがあがり、死にだしで出てきたゴースト半減の相手を大きく削ることもできる。
- きんちょうかん
相手がもっている木の実を使えなくする。
あまり強そうには感じないかもしれないが、カシブの実(ゴースト半減実)やこらえる×イバンの実で強引に切り替えされない、受け寄りのポケモンに回復実で確定数をずらされない、相手のピンチベリーを発動させず起点にされない等、実は意外と役に立つ。
- 持ち物
こだわりメガネ
今回のコンセプトのため確定。
これがあることで、等倍相手でも生半可な耐久ならば確定1発を取れるようになる。
ダメージ計算を見てもらえば分かるが他の火力アップアイテムと明確に確定数が変わる相手が割といる。ザシアン(王)サンダー等
また、アストラルビットが高威力で高い一貫性を持っており、主にアストラルビットしか打たないため、メガネであるデメリットがほとんどない。
技構成(変更あり、追記無し)
今回はこだわりメガネを持たせるため物理技、一部を除く変化技は考察しない。
- 確定枠
・アストラルビット
威力120 命中100 ゴースト
タイプ一致高威力技。メガネと相まって恐ろしい火力になる。今回のコンセプトであり、外す理由もないため確定。基本的にはこの技を連打する。
- 選択枠
威力90技の二倍弱点≒等倍アストラルビットなので基本的にはアストラルビットを連打する。そのため残りの枠は何を採用してもあまり大差はない。
・エナジーボール
威力90 命中100 くさ
タイプ一致ではないが、サブウエポンの筆頭候補。威力90技の二倍弱点≒等倍アストラルビットなので基本的には四倍弱点相手に打つ。
リーフストームではHDカバルドンが確定になるが、基本的には四倍弱点相手にしか打たないため、命中が不安で思わぬ負け筋ができることや、Cが大きく下がってしまい、技の打ち分けができないこの型と相性が悪いため不採用とした。
・サイコキネシス
威力90 命中100 エスパー
もう一つのタイプ一致技。とはいえあまり打つ相手は多くない。どうしてもノーマルタイプを相手せざるを得ない時に打つ。
・サイコショック
威力80 命中100 エスパー
サイコキネシスと選択。威力はサイコキネシスに劣るが、ダメージを相手のBで計算するため、受けにくる特殊受けを返り討ちにできる可能性がある。
・トリック
威力-- 命中-- エスパー
受けポケモンを機能停止にしたり、起点作りを妨害できる。また、こだわりメガネを相手に押しつけることによって技の打ち分けができるようになる。そのぶん火力が落ちるのは注意。
・かふんだんご
・はかいこうせん
威力150 命中90 ノーマル
瞬間火力重視のサブウェポン。とはいえ、やはり反動で1ターン動けないのはかなりのデメリットになるため微妙。
立ち回り(変更あり、追記無し)
主に対面構築、またはエース構築のエース枠に採用し、初手、または死にだしする。
相手にノーマルタイプがいない、又は選出されていないと読めばアストラルビットを連打する。
受け出しもできないことは無いが、他の禁止伝説に比べて耐久が心許ないため、あまりしない。
他の二体でサイクルをして相手をアストラ圏内まで削り最後に詰めたり、サイコフィールドを貼ってから無双したりと戦略の幅が広いので、詳しい立ち回りはそれぞれにお任せする。
苦手な相手(追記あり)
- ウーラオス(いちげき)(あく)
基本的に、タイプ一致技二つが通らないあくタイプは苦手。現環境のウーラオス(いちげき)(あく)は約八割がふいうち持ちであり、まず仕事はできないと考えたほうがいい。仮にふいうちを所持していなかったとしても、約五割のタスキ型、約1.5割のスカーフ型も不利対面なので戦わないが吉。
基本的に、タイプ一致技二つが通らないあくタイプは苦手。ダイジェットで起点にされる心配はなくなったものの、不利対面であることに変わりはない。
ダイマックスがなくなったことで、火力の暴力によるゴリ押しはききやすくなっているが、それでもオススメはしない。
基本的に、タイプ一致技二つが通らないあくタイプは苦手だが、特にDの高いバンギラスをバドレックス(こくば)で突破するのは、ダイマックスの有無に関わらずほぼ困難である。とつげきチョッキ持ちも多いので要注意。
かげうちで倒される。バドレックス(こくば)はゴースト技が四倍弱点のため、突破はほぼ不可能である。
ふいうちで倒される。あく技が四倍弱点のためほぼ耐えない。ダイマックスが無くなる関係でタスキ持ちが増えると予想されるので、なおさら不利対面である。
この対面に関しては、有利不利はプレイスキルに大きく左右されるが、バドレックス(こくば)の1番メジャーな型であるタスキ型に弱いので不利対面としておく。
相性のいい味方(追記、変更あり)
サイコフィールドを展開し、バドレックス(こくば)をふいうち、かげうちから守れる。しかし、ゴーストが一貫してしまう。
バドレックス(こくば)をコピーしたメタモンを止める要員。こいつがいないとメタモンに壊滅させられる。
特性いかくと比較的高い物理耐久、ひこうタイプを生かしてウーラオス(いちげき)(あく)を止める。ランドロス(霊獣)ではなくてもいいが、ウーラオス(いちげき)(あく)対策は必須。
他、コメントで意見お待ちしております。
与ダメージ計算
- アストラルビット
H4エースバーン
148.0〜175.0% 確定1発
H252サンダー
102.0〜120.3% 確定1発
H252ランドロス(霊獣)
112.2〜132.1% 確定1発
H4ザシアン
97.0〜114.8% 乱数1発(87.5%)
H252ゴリランダー
117.8〜139.1% 確定1発
H252すなあらし込みバンギラス
29.4〜34.7% 乱数3発(15.67%)
H4イベルタル
46.0〜54.4% 乱数2発(55.07%)
H252カバルドン
110.6〜131.1% 確定1発
H252ヌオー
127.7〜150.4% 確定1発
H252メタグロス
214.9〜253.4% 確定1発
HD特化カプ・レヒレ
61.5〜73.4% 確定2発
H252ナットレイ
89.5〜106.0% 乱数1発(37.5%)
H252ヌオー
127.7〜150.4% 確定1発
- エナジーボール
HD特化ラグラージ
137.1〜162.3% 確定1発
HD特化ヌオー
170.2〜201.9% 確定1発
- かふんだんご
H252すなあらし込みバンギラス
59.9〜70.5% 確定2発
- サイコショック
HB特化きせきラッキー
44.5〜52.3% 乱数2発(19.14%)
被ダメージ計算
(B4で計算)
- A252珠エースバーン
- かえんボール
83.4〜98.8%
- ふいうち
198.8〜234.8% 確定1発
- C特化珠サンダー
- 10まんボルト
62.2〜73.7% 確定2発
- A特化A+1ザシアン
- きょじゅうざん
116.5〜137.7% 確定1発
- C特化トランジスタレジエレキ
- 10まんボルト
60.5〜72.0%
あとがき
如何でしたでしょうか。久しぶりの投稿、かつ、急ぎでリメイクしたこともありかなりあらが目立ったかもしれません。
誤字脱字のご指摘は大歓迎ですのでよろしくお願いします。
また、追加して欲しい、または削除して欲しいダメージ計算がありましたらコメントよろしくお願いいたします。
私は個人的事情によりシリーズ10で充分なら試用ができそうにないので、使用感なども教えていただけるとありがたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。