はじめに
こんにちは、ゴーストタイプがわりと好きだけど1番好きなポケモンはブラッキーのあっきーです。今回は、そんなゴーストタイプのフワライドを紹介したいと思います。
※他にフワライドの育成論が多く掲載されていますが、技構成や調整が異なるためフォーク論とは致しません。
注意
- この育成論では、攻撃=Aなどの略称を使用します。
- この育成論のダメージ計算は、「ダメージ計算SS」を使用します。
採用理由
ザシアン(王)をはじめとする物理ポケモンに後出しから勝てるため。受け出し時に一致弱点をつからなければ大抵対面処理が可能です。
他の物理受けとの差別化点
※コメントより追加
サニーゴ(ガラル)との比較
この論と同じく、物理受けかつ「ちからをすいとる」、「おにび」を両立できるサニーゴ(ガラル)がいます。が、フワライドの方が有利になれる点が多いです。
- 圧倒的なS
受けポケモンにSはあまり必要ない、という方もいるかと思います。しかし、Sが必要ないのはトリルアタッカーくらいで、受けポケモンにもSはあったほうがいいです。軽技のSのおかげで、このフワライドはザシアン(王)に受け出すことができます。乱数で落とされる(いじっぱりなら確2)サニーゴ(ガラル)との大きな差別化点です。
- 型の種類
サニーゴ(ガラル)はほとんどが物理受けで、特殊受けはいるかもしれませんがどっちみち受け一辺倒です。しかし、フワライドはダイマじゃくほアタッカーやちいさくなるバトンなど、選出時に受けと断定できないので、型の種類が一定数あるフワライドの有利な点と言えます。
- マイナー
フワライドはサニーゴ(ガラル)と違って割とマイナー寄りです。サニーゴ(ガラル)も、今となってはマイナーかもしれませんが、受けだと記憶からわかってしまいます。一方フワライドはわかんない、というのが第一印象である方もいます。これはマイナーゆえの有利な点と言えます。
- ちいさくなる
最後の違いはサニーゴ(ガラル)は覚えない「ちいさくなる」です。フワライドは、これを覚え、運勝ちを狙える点がサニーゴ(ガラル)と違って優秀と言えます。
他の物理受けとの比較
- 「ちからをすいとる」+「おにび」
フワライドは「ちからをすいとる」と「おにび」を両立できる数少ないポケモンです。物理受けにとって最強の技を持つフワライドは物理受けの中でもトップクラスだと思います。
- 圧倒的なS
やはりSは大切。物理受け最速のフワライドは上から「おにび」や「ちからをすいとる」を打つことができ、これによってもザシアン(王)に受け出しが可能となっています。
持ち物
アッキの実
自信が物理攻撃を受けたとき、Bランクが1つ上がる。この後紹介する特性を発動させるため、また自身の耐久を上げるため、採用はほぼ確定なため、他の選択肢はあげません。
特性
軽技
自信が持ち物を使用すると素早さが2倍になる。元からない場合は発動しない。
少し長いですが、例えば、物理攻撃を受け、(1)フワライドのアッキの実発動→相手サンダーに交代→こちらも交代→相手も交代→(2)フワライドで受け出し
の場合では、(1)では軽技が発動しますが、(2)では発動しません。注意が必要です。
これにより、軽技発動後はほとんどのポケモンの上から行動できます。
性格・努力値と調整
性格:ずぶとい
努力値
H:166、B:252、S:92
調整意図
H:あまり
B:特化
S:軽技発動後、最速フェローチェ抜き
フェローチェなんか余裕!という方は、
H:174、B252、S84
にすれば、最速ザシアン抜きとなりますが、使っていて不意のフェローチェが割とキツかったので、上記の調整をお勧めします。
技構成
確定枠
おにび
命中85 変化技 相手を火傷状態にする。
この技によって物理を簡単に機能停止にでき、フワライドが交代or瀕死後も楽になります。
たたりめ
命中100、威力65、相手が状態異常のとき威力が2倍になる。
先程紹介したおにびと合わせる技。火力が低いフワライドですが、攻撃技がないのは困るため確定。
ちからをすいとる
命中100、変化技 相手の攻撃を1ランク下げ、自身のHPを相手の攻撃数値分回復する。
物理受けにとって最強の技。フワライドもこのおかげでなんとか戦える。
ちいさくなる
変化技 自身の回避率を2ランク上げる。
余裕のあるときに打つ技。ちいさくなることで前作のオニゴーリのように運勝ちを狙える。しかし積むことで、ランクマでよく見る技では
- ゴーストダイブ
- ヒートスタンプ
- ヘビーボンバー
等は必中になる上威力も2倍になってしまうため注意。
また、ダイマ技は必中となる。ダイマを切らせるという点でも優秀。
選択技
今回は全枠確定枠で埋まってしまったが、一応記載。もし下記のものを採用する場合はちいさくなるを変更することとなる。
電磁波
命中90、変化技 相手を麻痺状態にする。
こちらも意図せず運勝ちをしてしまうこともあるが、おにびが入らないポケモンに有効。
かみなり
命中70、威力110、30%で麻痺らせる。相手が技
- そらをとぶ
- とびはねる
- フリーフォール
を使用していても当たる。
雨時命中100、晴れ時命中50
カイオーガに対して、上から打つことで攻撃しつつ潮吹きの火力も落とせる。乱数が多いため全てではないが、雨潮吹きをだいたい耐える。
ザシアン(王)処理方法
ここでのダメージ計算は大体この程度、といった感じにします。
また、ここでのザシアン(王)はA252振りのものとします。
1.ザシアン(王)のきょじゅうざんに後出し→約9割のダメージ、アッキの実発動、軽技発動
2.上から「ちからをすいとる」を打つ→ザシアン(王)のA±0、フワライドのHPが全回復、ザシアン(王)のきょじゅうざんが約4割弱
3.もう一度「ちからをすいとる」or「おにび」
私はおにび推奨だが、外しが怖い方は「ちからをすいとる」
「ちからをすいとる」の場合、HPが全回復、ザシアン(王)のA-1、きょじゅうざんが約3割弱。
「おにび」の場合、ザシアン(王)のAが1/2、きょじゅうざんが約2割弱。
4.「ちいさくなる」を打つ。ザシアン(王)のAを削り、攻撃が痛くない。ただし、ザシアン(王)のA実数値が低いため、回復割合が小さいのに注意
5.もう一度「ちいさくなる」or「たたりめ」
今回はザシアン(王)で考えましたが、他の物理アタッカーにもほとんど動きは変わりませんが、受け出せるのは軽技やアッキの実が絡むため約1回といったところ。
与ダメージ計算
アタッカーではないため割愛します。
被ダメージ計算
記述がない場合、相手能力変化なし、自身能力変化なし/自身B+1、相手A -1、改行後相手ダイマとします。
A+1.A252振りザシアン(王)きょじゅうざん
72.3〜85.0%/32.9〜39.0%
噛み砕く
78.0〜91.8%/34.9〜41.4%
A252振りランドロス(霊獣)ストーンエッジ
57.7〜68.2%/26.0〜30.8%
74.7〜88.6%/33.3〜39.8%
A252振り珠エースバーン火炎ボール
57.7〜68.2%/26.0〜30.4%
76.0〜90.2%/34.9〜41.0%
A無振りバンギラスストーンエッジ
68.2〜80.4%/30.0〜36.5%
87.8〜103.2%/39.8〜47.1%
A252振り珠ミミッキュシャドークロー
56.9〜67.4%/26.4〜31.7%
98.3〜115.0%/44.3〜51.6%
A特化ネクロズマ(日食)メテオドライブ
45.5〜54.0%/20.7〜24.3%
58.9〜69.9%/26.8〜31.7%
A特化珠ガマゲロゲアクアブレイク
39.8〜46.3%/17.4〜21.1%
59.3〜70.3%/雨時40.2〜47.5%
A特化フェローチェトリプルアクセル
67.4〜80.4%/31.7〜39.0%
苦手なポケモン
- サンダーをはじめとする特殊ポケモン
- 確定で急所ついてくる技を持つ奴ら
チートやろ…
相性の良い相方
- ラッキーなどの特殊アタッカーに圧をかけられるポケモン
終わりに
いかがでしたか?最強‼というわけではないですが、物理方面はほとんど完封でき、刺さる相手にはとことん刺さります。是非使ってみてください!