採用理由と役割
初めてこのポケモンを見た時、カッコいいと思い、何とか使いたい……との試行錯誤の結果です
基本的には対面寄りの構築で2,3番目に繰り出しで出して特殊に対して強く戦えるポケモンとして使います
持ち物
とつげきチョッキ
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これを持たせることでイベルタルやバドレックス(こくば)等の強力な禁伝と戦えるようになり編成内でルガルガン(まよなか)に明確な役割を持たせてあげる事が出来ます!
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性格・努力値と調整
いじっぱり
H252 A252 D4
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H252 D4でダイマックス時にイベルタルのダイアーク(あくのはどう)を確定3発に出来ます
調整としてはA220以上でバドレックス(こくば)が確定1発
一応、S180振りで岩石封じ後に素早さランク上昇無しの非ダイマックス時のイベルタルを抜けるようになりダイマックスを切らずに勝てる可能性が生まれます
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技構成
ストーンエッジ
じごくづき
インファイト
じゃれつく
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・ストーンエッジ
強力な一致技
・じごくづき
バドレックス(こくば)やルナアーラなどの4倍弱点に。鋼に等倍
格闘タイプにストーンエッジと両方半減されるのは注意
おと技を封じる事ができ、他のルガルガン(まひる)ルガルガン(たそがれ)達との差別化点になるが、かみくだくとは好みで
・インファイト
ダイナックルや岩半減のはがねタイプとバンギラス用に。チョッキ型ではダイマックスバンギラスまで落とすことは出来ないがかなりの削りになる
・アイアンテール
ダイマックス時のダイスチルが強力な他フェアリータイプとの対面で強力です
条件はありますがミミッキュに対する有効打になります
それなりに見かけるニンフィアなどに有効か
・ロックブラスト
ミミッキュに対してアイアンテール(ダイスチル)と組み合わせると若干運は絡みますが対面で勝つことが可能になります
みがわりを連打してくるいやらしい相手もしばけます
・じゃれつく
リベロのエースバーンやウーラオス(いちげき)をダイマックスを消費して強引な削りや突破を行います。(リスクはかなり大きいです)
ストーンエッジを半減するじめん複合のドラゴン、あくタイプなどに使えなくも無いです
ダイフェアリーによる状態異常無効も強力
大分環境からは減りましたがサザンドラをボコボコに出来ます
・ほのおのパンチ
ナットレイやハッサムなどの4倍弱点が辛いなら
・がんせきふうじ
対面に失敗したときに後続に繋げる為の保険となります
・メガトンキック
ノーガードで必中
ダイアタックが欲しくなったら
カッコいいという利点がある。
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立ち回り例
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選出の段階ではイベルタルとバドレックス(こくば)をや飛行、炎タイプが辛ければ採用します
イベルタルはダイロック(ストーンエッジ)2回、バドレックス(こくば)はダイアーク(じごくづき)一回で落ちてくれます
あまり読まれることは少なく、一度有利な対面してしまえば半減タイプの少なさから受けにくく、すなあらしによって特防1.5倍になり特殊に対して強く出れるようになります。やったね。
使用感としては素の状態で有利な相手はあまり多くないのでダイマックスからダイロックを使用する局面が多い気がします。
一致岩技と格闘技の組み合わせはは受けづらいので攻撃面は申し分ないのですが
ダイマックスを切らないと物理面は不一致弱点でもいのちのたま持ちや、威力の高い格闘技などにそれなりの乱数で落とされるので対面に失敗して受けれる選出が後続に居ない場潔く散りましょう
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与ダメージ計算
ダイマックスイベルタル
ダイロック(ストーンエッジ)(58.4 ~ 68.8%)二回で落ちるよ
ダイマックスバドレックス(こくば)
ダイアーク(じごくづき) (102 ~ 120%)一回で落ちるよ
被ダメージ計算
ボーマンダ(性格すばやさ↑)A135実数値187
・じしん(持ち物無し) 確定2発(77%~91%)
・じしん(いのちのたま) 確定1発(100%~119%)
- 双方ダイマックス時
イベルタル
・ダイアーク(あくのはどう)(いのちのたま)(41 ~ 49%)ギリ確定三発だよ
*すなあらしによる特防1.5倍でダイアークによる特防低下を一度防ぎます
バドレックス(こくば)
ダイソウゲン(エナジーボール)
・特攻ランク+1いのちのたま(75 ~ 88%) 確定2発
・特攻ランク+2もちものなし(76 ~ 90%) 確定2発
・特攻ランク+2いのちのたま(99 ~ 117%) 乱数1発
非ダイマックス時
イベルタル
・あくのはどう(83 ~ 99%) 確定2発
バドレックス(こくば)
アストラルビット
・特攻ランク+0いのちのたま(69 ~ 81%) 確定1発
・特攻ランク+1もちものなし(79 ~ 94%) 確定1発
・特攻ランク+1いのちのたま(103 ~ 122%) 確定1発
・こうげき種族値の高いポケモンがいのちのたまを持っているとそこそこ落ちます。
・バドレックス(こくば)のダイソウゲンは特攻ランク+1いのちのたまor特攻ランク+2までなら耐えるよ
・非ダイマックス時ではイベルタルにはすばやさ調整していない場合に、バドレックス(こくば)にはランク補正や持ちものによっては撃ち負けるので気をつけようね
苦手なポケモン
特性リベロのエースバーンゴリランダーウーラオス(いちげき)ザシアン(王)などの一致物理弱点持ち、有効打の無い高耐久ポケモンなどが辛く多い場合は慎重に検討するか、採用を見送りましょう
他には先発での採用は先発に多い補助ポケモンや範囲の広いポケモンに対して有効打を特に持たないのであまりおすすめはしません
じわれカビゴンなどの一撃必殺持ちには誤って出してしまうと問答無用で爆砕されます。
相性の良い味方
水技や格闘技を呼びやすいので水無効特性やゴーストタイプとは相性がよい気がします。
特にゴーストタイプはエースバーンのとびひざげりにリスクを持たせる事が出来ます
強引な突破をタスキで耐えられてしまった後を落とせる先制技持ち、あらかじめきあいのタスキを消費させることの出来るステルスロック持ちや天候ダメージを入れつつ特防に補正を与えられるバンギラスを先発で出すと使い勝手を上げてあげれると思います
そこそこ耐えて削る動きをしやすいのですばやさの高いポケモンとも良いかも知れません
・ザシアン(王)ザシアン
苦手な対面に対して非ダイマックス相手にダイマックスを利用して強引な突破を行ったの際のカバーをしてくれるのでかなり有り難い動きをしてくれます
苦手な対炎をルガルガン(まよなか)に投げれるので何かと使いやすいです
ただしじめん弱点は一貫
・バンギラスバンギラス
ダイマックス無しでもすなあらしを起こせるので、タスキ潰しと特防1.5倍を事前に行える
型も豊富で何処で出しても腐り辛い
弱点はほぼ全て一貫するので特殊に偏った編成には強くなるが物理持ちが多い場合は辛い
・エレザードエレザード
地面弱点が一貫しますがやや苦手な水タイプに強くルガルガン(まよなか)では対処できない禁伝のカイオーガにも強いです
技範囲が広く一致技の通りが良いので対面でも使いやすい
苦手部分はウーラオス(いちげき)なども被る
・ルナアーラルナアーラ
ルガルガン(まよなか)がイベルタルに対して強いのでそれを苦手としているルナアーラを禁止伝説枠に採用してあげるのもいいでしょう。
こだわりトリックを使えば苦手な先発・耐久ポケモンを封じつつ単純に対面でも強力でとびひざげり避けにも使えます
採用時はカバルドンランドロス(霊獣)ラグラージの天候やステルスロックなでよく特性を剥がされます
・テッカグヤテッカグヤ
地面技無効でルガルガン(まよなか)がほのおタイプを半減してやる事が出来て、苦手とするザシアン(王)にもある程度強いので良いと思います
・インテレオンインテレオン
ルガルガン(まよなか)の選出し辛い先発で出しやすく、ランドロス(霊獣)やエースバーンにも強く壁によるサポートも可能
対面性能はやや低めかつ共にじめんタイプにはやや強いが共にくさタイプのゴリランダーなどが辛い
・ウインディウィンディ
苦手なエースバーンゴリランダーザシアンなど多くの苦手な物理ポケモンに対応可能で落としそこねたポケモンも優先度+2高威力先制技のしんそくによって処理が出来る
対面性能も高く苦手な相手への有効打も多い
くさタイプとはがねタイプには強いがじめん・みず弱点は一貫し特にドサイドンが異様に重たくなる
・ハッサムハッサム
ルガルガン(まよなか)で苦手な炎弱点補う事が出来てゴリランダーウーラオス(いちげき)ザシアンに強く、タスキ潰しの先制技も持つ
耐久型に対してどくどくが無効で耐え方の種類次第で積み技で無理やり突破も可能
一致技と同等の威力を出すダブルウィングの習得で相手にしやすい範囲が広がったとはいえ得意苦手がはっきりしているのでやや使い辛さはあるが
ルガルガン(まよなか)が得意とする炎タイプ、特殊技ポケモンを呼びやすいので案外編成に入れているだけでも効果がある。
ルガルガン(まよなか)類似した性能を持つポケモンとの違いについての話
差別化を意識する場合に、差別化要素となりうる要素について考察します
それほど気にならない場合下記のまとめの項をさっとお読みください
それなりにすばやさがあることと、すなあらしの恩恵を受けられる他の強力な岩タイプと比べて複合タイプではないので4倍弱点を受けないことが利点になります。
特殊相手はバンギラスドサイドン不一致弱点なら耐えることも多いですがルガルガン(まよなか)はそれらの物理4倍弱点持ちにダイマックスを利用することで突破は難しいながらも無償突破を阻止し削りを行う事が可能です。
特性がノーガードなので非ダイマックス時のわざの撃ち合いになった時は必中のタイプ一致ストーンエッジを打つことが出来るのでこちらその点で勝ります
相手のとびひざげりやハイドロポンプなどの命中不安技、一撃必殺、催眠技まで必中になってしまうのには気をつけましょう
ルガルガン(まよなか)の差別化になりうる技
・じごくづき
ほろびのうた持ちを黙らせる事が出来ます
・じゃれつく
限定的な状況ですがウーラオス(いちげき)に有用であったり、サザンドラに対しても使えます。ガチゴラスも使用可能。
禁止伝説に多い竜複合にもそこそこ刺さる
バンギラスバンギラス
・耐性の違い
弱点タイプにフェアリー・格闘4倍を持たないのでルガルガン(まよなか)はそれらに対してやや強く動けます
剣の舞を積んだミミッキュ(いのちのたま)に対してH252振りのバンギラスはダイマックス時に確定1(100〜118%)ですが、ルガルガン(まよなか)は確定2(74%〜87%)なのである程度削りを入れたミミッキュに対してダイスチル(68%〜80%)倒すことが出来ます
ルガルガン(まよなか)はウーラオス(いちげき)に対してはダイマックスを使うことでインファイトが確2(67%〜80%)いのちのたまで(88〜104%)と運次第ですがダイフェアリー(じゃれつく)で大きくダメージを与えることが出来ます
などダイマックスを絡めた耐久上昇は読み合いや限定的な状況ですがルガルガン(まよなか)の強みが生きる場面はあります
種族値や特性の有用性に大きく差がある為基本的な性能はバンギラスと比較した場合厳しい部分は多いです
バンギラスとの差別化を考えた場合ルガルガン(まよなか)の一番の利点は別の型のバンギラスと同時に採用出来る事かもしれません。
ドサイドンドサイドン(H4D252想定)
バドレックス(こくば)のダイソウゲン(エナジーボール)(互いがダイマックス)
・ランク補正+0 いのちのたま (68 ~ 80%) 確定2
・ランク補正+1 どうぐなし (78 ~ 92%) 乱数1
・ランク補正+1 いのちのたま (102 ~ 120%) 確定1 (HD特化で確定2)
バドレックス(こくば)エナジーボール
・ランク補正+0もちものなし(72 ~ 86%) 確定2
・ランク補正+0いのちのたま(93 ~ 112% 乱数1発
・ランク補正+1もちものなし(119 ~ 141%) 確定1(HD特化で乱数1)
バドレックス(こくば)に対してこちらの方が安定して戦えると思います
・ドサイドンが苦手とする水タイプなどに対して
アシレーヌ
ルガルガン(まよなか)
与ダメージ
・ストーンエッジ(64 ~ 75%)確定2
被ダメージ
・うたかたのアリア(71 ~ 85%) 確定2
ルガルガン(まよなか)とアシレーヌは互いに確2なので相手のすばやさ調整次第では対面でも勝てます
ウォッシュロトム
互いにダイマックス(もちもの、性格補正無し)
被ダメージ
・ダイストリーム(ハイドロポンプ) (45 ~ 53%)乱数2
・ダイストリーム(ハイドロポンプ)砂嵐時 (30 ~ 35%)乱数3発
通常時
・ハイドロポンプ もちものなし (69 ~ 84%)
・ハイドロポンプ こだわりメガネ(106 ~ 125%)
ウォッシュロトムのみがダイマックス
・ダイストリーム(ハイドロポンプ)(90 ~ 107%)
与ダメージ(無振り想定)
・ダイロック(ストーンエッジ)(42 ~ 50%)
通常時
・ストーンエッジ (65 ~ 77%)
相手がルガルガン(まよなか)との対面に対してダイマックスを使用するかはさておき、後ろのポケモンで先手を取れる場合の削りがルガルガン(まよなか)では可能です
尚、調整されたドサイドンが4倍弱点としない草・水タイプ以外の弱点に対してはハードロック抜きでもルガルガン(まよなか)の方が脆く、ドサイドンはぼうぎょも高いです
電気無効、一致地面技が撃てることや元々の種族値の高さを含めた繰り出し性能など基本的な性能はドサイドンの方が上です
他、ドサイドンは鈍足なのでトリックルーム下でも運用できます
ガチゴラスガチゴラス
こちらも4倍弱点を持たず、水、草タイプを等倍で優秀な耐性をしている
もろはのずつきによる高い打点も強みでバンギラスとドサイドンの覚えないじゃれつくを習得可能
つのドリルによる耐久崩しも完備
代わりにフェアリータイプ、ドラゴンタイプから弱点を突かれる
バンギラス程大きく種族値は離れていないとはいえ調整次第で殆ど近い性能に出来てしまう
すばやさは僅かにルガルガン(まよなか)が勝りは無振りのミロカロスやマンムー等の80族を抜ける
フェアリー弱点は上述の通りだが、ドラゴン弱点については他ドラゴン複合を持つキュレムレックウザレシラムにルガルガン(まよなか)は強め
特殊型ドラゴンのヌメルゴンやサザンドラ、稀に降るりゅうせいぐんにも強い
物理面でもなんだかんだでいのちのたまドラパルトのドラゴンアローなどが確定2発(68 ~ 82%)だったりする。
まとめ
4倍弱点が無く不利ではあっても、ある程度削りを行えダイマックスを使うことで無理やり耐えることが出来る場面がある
フェアリーを弱点に持たない
ドラゴンも弱点じゃない
じごくづきによってほろびのうた持ちをしばける
じゃれつく習得によって格闘タイプへの打点を持つ
火力もだが基本的な耐久(特に物理面)は調整されたバンギラスドサイドンに劣るので差別化を意識するのであればタイプ耐性による極端に不利な相手の少なさを活かそう
無振りでも鈍足ポケモンより速い事や、タスキカウンター型の存在から読み辛さも利点
なんなら外見がどう見てもあくタイプとまるでタイプを読めないので詳しくない相手はフェアリータイプで受けようとしてくれるでしょう(そうだったらいいな)
さいごに
ルガルガン(まよなか)の採用を考えている方がこういう使い方もあるのね、と思ってくれれば幸いです