マラカッチ- ポケモン育成論ソードシールド

マ ラ カ ス 〜世紀末環境を戦い抜く〜

2021/02/19 12:07

マラカッチ

HP:HP 75

攻撃:攻撃 86

防御:防御 67

特攻:特攻 106

特防:特防 67

素早:素早 60

ツイート4.204.204.204.204.204.204.204.204.204.20閲覧:7602登録:2件評価:4.20(7人)

マラカッチ  くさ  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
ようりょくそ
努力値配分(努力値とは?)
特攻:252 / 特防:4 / 素早:252
個体値:31-x-31-31-31-31
実数値:150-x-87-158-88-123 (素早さ比較)
覚えさせる技
ギガドレイン / いやなおと / ニードルガード / わたほうし
持ち物
きあいのタスキ

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ルール
ダブルバトル
このポケモンの役割
特殊サポート / ダイマックスしない
登録タグ

考察

アローラ!(第七世代の亡霊)皆さんお久しぶりです、しもべ1号です。前回のアシレーヌアシレーヌアシレーヌの育成論では閲覧・高評価ありがとうございました。

さて、2021年2月より剣盾ランクマッチ シリーズ8が始まりましたが、なんとそのルールは禁止伝説を一匹まで使えるというもので、これにより環境は激変、ランクマッチでは天変地異が起こり神々や伝説のドラゴンが争うようになりました。僕自身も色々な伝説ポケモンを使ってみてシングルバトルでマスターランクに到達することは出来ましたが、未開拓の環境であることもあり満足いく順位には中々到達できませんでした…。
そこで息抜きにダブルバトルを始めてみたところ、想像以上に面白く、その中で大きな可能性を感じるポケモンを見つけたので筆をとった次第です。

というわけで、今回はマラカッチマラカッチマラカッチの育成論になります。

  • 本育成論では、以降H(HP),A(攻撃),B(防御),C(特攻),D(特防),S(すばやさ)といった略語を使用します。
  • 本育成論はダブルバトル(シリーズ8)のものになります。予めご了承ください。
  • まず前提としてこのマラカッチマラカッチグラードングラードングラードンと組ませることを想定しています。

マラカッチというポケモンについて

マラカッチマラカッチマラカッチとは第五世代で登場したすごくかわいいくさタイプのポケモンです。
種族値は
H 75 A 86 B 67 C 106 D 67 S 60
という配分になっており、特攻がやや高いこと以外にはお世辞にも高いとは言えない種族値です。
通常特性は「ちょすい」「ようりょくそ」、隠れ特性に「よびみず」を持っています。

……さて、皆さんはマラカッチマラカッチというポケモンが相手のPTにいたとき何をしてくるかわかるでしょうか?
「ようりょくそ」を使ったサポート?「よびみず」でのみずタイプメタ?
今回は、伝説環境になりグラードングラードングラードンが解禁されたことで新たな役割を得た、「ようりょくそ」晴れパサポート型を紹介します。もう劣化ドレディアとは言わせない

役割と差別化・採用理由

このマラカッチマラカッチの主な役割は、

  • 草技による相手のみずタイプへの打点確保
  • 「いやなおと」による疑似的な味方の火力上昇
  • 「わたほうし」による疑似的な味方の素早さ上昇

となります。

細かい説明の前に、晴れパにおいて主に使われる他のサポートポケモンを簡単に紹介します。少し長いのでB↓S↑でもう待ちきれないよ、という方は飛ばして、どうぞ。

s80 (ようりょくそ発動時、最速レジエレキあたりより速くなれる)
草毒炎地という技範囲
ねむりごなによる強力なサポート

ダブルバトルにおけるトップメタのため、ぼうじんゴーグル・エレキorミストフィールド・高耐久による受けなど対策されやすい

c110/c90
あまえる・ちからをすいとるにより相手のA↓を狙える
おさきにどうぞ、かふんだんご、ねむりごなによるサポートが可能

s50 (ようりょくそ発動時、ギリギリ最速ザシアン(王)ザシアン(王)が抜ける程度)
技の選択肢こそ多いが、一度に採用できる数には限りがあるため器用貧乏になりがち

c125
リフレクター・ひかりのかべによる耐久力上昇
ねむりごなによるサポート

s55 (ようりょくそ発動時、最速s1↑90族と同値)
弱点となるタイプが多すぎて、いまいち場持ちが悪い

s80
草悪炎氷飛超霊格の広い技範囲
ねこだましが使用可能
いやなおと・こごえるかぜによるサポート

アタッカーにしてはc90のためやや火力が低く、サポートにしても性能が中途半端になりがち

c100/c110
s60/s50
はたきおとす・ねむりごな・がむしゃら・くすぐるなど、優秀なサポート技を多数覚える
高めの物理耐久

マラカッチをさらに下回る特防
技スペースの確保がきつい

c110 s90 (葉緑素発動時、準速でもs1↑エースバーンエースバーンまで抜ける)
あまえる・ひかりのかべによる味方の耐久力上昇が可能
おさきにどうぞ、かふんだんご、ねむりごななどによるサポート

コータスドレディアという並びの認知度上昇に伴い、やることがバレバレで読まれやすい

特性いたずらごころにより天候に依存せず安定した行動が可能
多くの技を習得するため、型が読まれにくい
・おいかぜ・わたほうしによるs操作
・あまえる・ひかりのかべによる味方の耐久力上昇
・すりかえによる持ち物の押し付け
・アンコール・ちょうはつによる相手の補助技の妨害
・がむしゃらによる強引な削り
他多数逆に何ができねぇんだよこいつ…

特性の効果で悪タイプに対し補助技が効かないほか、サイコフィールドによって行動が大きく制限される

特性フラワーギフトによる味方の攻撃・特防上昇
草炎妖虫の技範囲
かふんだんごによる味方の回復が可能

s85族で特別低い数値ではないが、素早さを補う手段がなく立ち回りが苦しくなりやすい

これらのポケモンとマラカッチマラカッチを比較した際の利点としては、

  1. 「いやなおと」による物理火力の補強と「わたほうし」による素早さ補強の両立が可能
  2. 両方の技が能力を2段階下降させる技のため、技スペースを抑えつつ十分な役割遂行が出来る。
  3. これらの技を晴れ下で実質素早さ246から繰り出すことができる

が挙げられ、これらを全て合わせ持つのはマラカッチマラカッチマラカッチのみです。(間違っていたらごめんなさい。)
これらの特徴によりグラードングラードンとの相性が特に良く、相手のBを下げることで確一の範囲を大きく増やし、中途半端な素早さを補うことができます。

持ち物

低すぎる耐久を補い行動回数を確保するため、きあいのタスキで確定です。

バコウのみオッカのみなどの半減実も無くはないですが、マラカッチマラカッチの耐久だとせいぜいタイプ不一致技を耐えるのが精一杯のため、素直にタスキを持たせた方が良いと思います。
のどスプレーも一瞬考えましたが……まぁタスキで良いでしょう。

性格・努力値と調整

  • おくびょう H0 A0 B0 C252 D4 S252
  • 実数値 H150 A× B87 C158 D88 S252
  • 調整意図

C……出来るだけ負荷を与えるために全振り
   無振り連撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)がギガドレインで乱数1発(75%)
S……かなりギリギリのため特化
   晴れ下でS1↑最速ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)まで抜ける
D……どこに振っても大して変わらないのでDL対策に

マラカッチマラカッチの耐久で多少耐久に振ったところでメジャーな攻撃を耐えるわけではないので、CS全振りです。

特性

グラードングラードンを軸にした晴れパにおいて、高い素早さからサポートするためにようりょくそで確定です。

技構成

確定技

  • ギガドレイン

威力75 命中100の与えたダメージの半分を回復する追加効果をもつくさタイプの攻撃技です。この追加効果によりねこだましなどで削れたHPを回復し、タスキを復活させることができます。
この枠はリーフストームエナジーボールでも良いですが、前者は2発目以降の威力ダウンにより置物になる危険性、後者はマラカッチマラカッチのCだと威力上昇の恩恵を実感しにくいと思ったので確定技はこちらにしています。正直好みです。

  • いやなおと

命中85の相手のぼうぎょを2段階下げる技です。この2段階下げるというのが重要で、これによりグラードングラードンの攻撃力を大きく底上げし、詳しくは後述しますがたとえ相手がDMした伝説のポケモンであろうとも容易く粉砕します

  • わたほうし

命中100相手2体のすばやさを2段階下げる技です。相手2体、S2↓により疑似的なおいかぜとして使え、味方のすばやさを大きく補います。
おいかぜと違い、相手のすばやさを何度でも下げることができるため、ダイジェットを複数回使ってこちらの上を取ろうとする動きを許しません
なお、粉技なのでくさタイプやぼうじんゴーグルにより無効化されます

選択技

  • ニードルガード

基本性能はまもると同じですが、それに加え接触攻撃してきた相手に最大HPの1/8のダメージを与える効果があります。タスキを削ろうとねこだましを打ってきた相手を逆に削ったり、補助技を嫌った相手の攻撃を透かしたりそれなりに使う機会はあります。
ただ、この型だといやなおとわたほうしさえ使えれば最低限の役割遂行はできるので選択技にしています。

  • ウェザーボール

威力50 命中100のノーマルタイプの特殊技です。天候が変わっていると威力は100まで上昇し、各天候に合わせたタイプに変化します。
この技があるとフシギバナフシギバナゴリランダーゴリランダーエルフーンエルフーンなどのグラードングラードンではやや厳しいくさタイプに対し有効打を得られます。
ニードルガードと選択で。

  • その他

てだすけ
おさきにどうぞ

どちらも強力な技ですが、いやなおとわたほうしで十分ですね。そもそもこれらの技を採用するのであればドレディアドレディアでいい…よくない?

立ち回り例

  • 選出

基本的にはグラードングラードンと一緒に初手で出して、数的有利を取りに行きます。
相手の構築がカイオーガカイオーガトルネロス(化身)トルネロス(化身)といった初手から出すと危険なPTの場合は、後発から出すか裏選出に切り替えましょう。

  • 立ち回り
  1. 相手のどちらかがグラードングラードンより速く、グラードングラードンの攻撃で一撃で倒せるポケモン、またはグラードングラードンの上から致命傷を与えられるポケモン(ザシアン(王)ザシアン(王)エースバーンエースバーンリザードンリザードンなど)が場にいるときにはわたほうし
  2. どちらもグラードングラードンより遅い場合や、グラードングラードンがほぼ確実に動けて優先的に倒す必要があるポケモン(イベルタルイベルタルバドレックス(はくば)バドレックス(はくば)など)が場にいるときにはいやなおと

を主に使っていきます。状況に合わせ、適宜変えていきましょう。

与ダメージ計算

  • ここではマラカッチマラカッチの攻撃技に加え、いくつかグラードングラードンのダメージ計算も載せています。
  • グラードングラードンの性格はいじっぱり(A↑C↓)、調整はA252 S252振り、持ち物は「いのちのたま」、技はだんがいのつるぎヒートスタンプ(ほのおのパンチ)いわなだれを想定します。皆さんが使う際には仮想敵に合わせて適宜調整してください。
  • DMの表記はダイマックスしたポケモン・技を表しています。
  • ダメージ計算にはスマホアプリ「SWSH」を使用しています。

 マラカッチマラカッチギガドレイン

無振り連撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
96.0~114.2%(乱数1発 75%)

H252カプ・レヒレカプ・レヒレ
50.8~61.0%(確定2発)

マラカッチマラカッチウェザーボール(晴れ)

無振りフシギバナフシギバナ
95.4~113.5%(乱数1発 75%)

H252ゴリランダーゴリランダー
96.6~114.0%(乱数1発 75%)

H252エルフーンエルフーン
113.7~134.1%(確定1発)

グラードングラードンだんがいのつるぎ(ダブル補正あり)

無振りザシアン(王)ザシアン(王)
130.5~153.8%(確定1発)

H252ディアルガディアルガ
101.9~120.7%(確定1発)
↑いやなおとを入れればDMされても確定1発です。

HB特化ガオガエンガオガエン
通常 94.0~111.8%(乱数1発 68.7%)
A1↓時 62.8%~74.7%(確定2発)

HB特化イエッサン♀イエッサン♀
64.4~77.4%(確定2発)

グラードングラードンヒートスタンプ or ほのおのパンチ(晴れ)

DM H252バドレックス(はくば)バドレックス(はくば)
DM 60.3~71.4%(確定2発 B2↓で確定1発)

HB特化クレセリアクレセリア
DM 49.7~59.0%(乱数2発 99.6% B2↓で93.7%の乱数1発)

グラードングラードンいわなだれ(ダブル補正あり)

H252ホウオウホウオウ
105.1~124.4%(確定1発)
↑いやなおとを入れればDMされても確定1発です。

B252イベルタルイベルタル
通常 41.2~49.2%(確定3発)
DM 95.5~113.9%(乱数1発 75%)
↑いやなおとを入れればDMされても75%の乱数1発です。
また、現環境にB252振りと同等かそれ以上に物理耐久に厚くしたイベルタルイベルタルはほとんどいない(ずぶとい 1.2%)ため、ほぼ間違いなく倒せると思います。

被ダメージ計算

計算する必要ある?

  • ダイマックス技や弱点のタイプの技だと、ほぼ間違いなくタスキ発動までもっていかれます。
  • 高火力の半減でうけられる技で、およそ4~6割削れます。
  • 相手のねこだましは、およそ15~25%ほど入ります。

基本的に上記の3つ覚えておけば十分ですが、一応いくつか被ダメージ計算を載せておきます。

物理

無振りガオガエンガオガエン
ねこだまし 16.0~19.3%
フレアドライブ 140.0~165.3%

補正ありA252ゴリランダーゴリランダー
ねこだまし 22.6~27.3%
GF下グラススライダー 38.0~45.3%

A252ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
インファイト 94.6~112.0%(乱数1発 68.7%)

特殊

無振りポリゴン2ポリゴン2
トライアタック 44.0~52.0%
れいとうビーム 65.3~77.3%

C252レジエレキレジエレキ
10まんボルト 44.0~52.0%
エレキネット(ダブル補正あり) 20.0~24.0%

補正ありC252カイオーガカイオーガ
HP満タン雨下しおふき(ダブル補正あり) 80.0~94.0%

相性の良い味方

シリーズ8で突如解禁された伝説のポケモン。このポケモンの解禁により晴れパは物理アタッカーの天候始動役を手に入れることができました。
コータスコータスキュウコンキュウコンとは違い天候による恩恵を直接受けることは少ないですが、その圧倒的な攻撃力で相手を粉砕し、マラカッチマラカッチのサポートを受けることでさらに攻撃性能を高め大概の相手を一撃で屠ることができます。

いやなおとによるサポートは受けられませんが、わたほうしで相手のすばやさを下げることで晴れ下での強力な攻撃を通しやすくなります。

苦手なポケモン

グラードングラードンと永遠のライバルである伝説のポケモン。こいつを残されているとマラカッチマラカッチの強さの源である天候を変えられ、どれほど有利な展開であっても一瞬で形勢逆転されてしまいます。
対策としては、グラードングラードンマラカッチマラカッチを初手に出さず、出来るだけ相手のカイオーガカイオーガより後に展開して天候を晴れにするようにしましょう。

特性によりマラカッチマラカッチの補助技が効かない上に、グラードングラードンより速いことから先にダイスチルでBを上げられグラードングラードンのダイアースを弱点保険のエサにされます。
対策としては、あえてソルガレオソルガレオを放置して隣の倒せるポケモンから倒していき終盤で巻き返したり、おにびリフレクターなどでソルガレオソルガレオから受けるダメージを減らすといった対応で何とか凌ぎましょう。

くさタイプなのでわたほうしが効かず、グラードングラードンマラカッチマラカッチの上から草・毒技やねむりごなを打たれます。
対策としては、グラードングラードンまもるマラカッチマラカッチウェザーボールを選択してフシギバナフシギバナを倒す、マラカッチマラカッチこのゆびとまれサイドチェンジなどが使えるポケモンに入れ替え、グラードングラードンを守りながらフシギバナフシギバナを倒すといったところでしょうか。

A特化GFグラススライダーグラードングラードンが80%前後削られ、マラカッチマラカッチに対してもニードルガードを採用するとゴリランダーゴリランダーの突破が、ウェザーボールを採用するとねこだましがきつくなります。
ある程度ダメージを受けることを覚悟の上で、DMを切ったりリザードンリザードンガオガエンガオガエンなどの炎タイプに素交替したりするのが1番被害を抑えられるかもしれません。

おわりに

いかがだったでしょうか?
僕自身は2/19の時点で、このポケモンを使用してマスターランク2500位前後をキープできておりグラードングラードンマラカッチマラカッチ軸の構築に大きな可能性を感じていますが、ダブルバトルの経験値が根本的に不足しているため未だ満足のいくPTを作れていません。この育成論を読んでぜひマラカッチマラカッチを使ってみたいという人が増えたら幸いです。そしてマラカッチ晴れパと相性の良いポケモンを教えてください…。

ランクマッチのルールが大きく変わったことで今までとは全く異なる対戦環境になり、ポケモン対戦のモチベが上がった人もいれば、逆にモチベが下がってしまった人もいると思います。
もし、この育成論を読んだあなたが今のシングルバトルに疲れ果ててしまっているのであれば、ぜひ息抜きにでもダブルバトルを始めてみませんか?

そしてこの機会に、今までとは全く違う・今しか出来ない「グラードングラードン新しい晴れパマラカッチマラカッチ」をよろしければ手にとってみてください。
ここまでの長文を読んでいただき、誠にありがとうございました。

  • 間違いやわかりにくい箇所がございましたら、コメント欄にてお知らせください。
  • よろしければ、評価・ご指摘をお願いします。

投稿日時 : 

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コメント (4件)

  • ページ:
  • 1
21/02/19 14:42
1salamence (@A2o6Hn9rpq08xB7)
投稿お疲れ様です。マラカッチいいですよね。ですがいくつか疑問に思ったことがあります。
・差別化について
対象の選択について疑問があります。素早さ操作ができないフシギバナ等のポケモンは差別化対象から外しても良いと思いますし、逆に採用理由を全て満たすレジエレキやボルトロスがいない理由が気になります。また、水タイプによる打点が採用理由の1つなのに、その一番警戒すべきカイオーガに対して居座れないのは、晴れパの草枠として大きな問題だと思います。
差別化の内容についても疑問があります。ダーテングが中途半端なのはどんなところでしょうか。素早さデバフが1段階では不十分である理由を述べる必要があると思います。
エルフーンについても、物理補強・素早さ操作であれば悪タイプ・PFに関係なく役割を遂行できるはずです。
・調整について
素早さに補正を掛ける意味について、ウーラオスをスカーフで採用するケースは少ないです。準速でも晴れ下であれば環境内でレジエレキの次に速い黒馬バドレックスを抜けます。これでも不足はないと思います。
・技構成について
負荷を掛けるために特攻に振ったのに、他2つと比べて威力が低いものを選ぶのは少し噛み合ってないように思えます。サポート主体のポケモンですし、攻撃に回れる回数も減ると思うので、リーフストームの優先度は上がってくると思います。
21/02/19 19:44
2しもべ1号 (@shinyRotom28)
>1
salamence さんコメントありがとうございます!
全体的に説明不足な点が多々あり、申し訳ありません。

-役割・差別化の欄について
フシギバナフシギバナナッシーナッシーなどのポケモンを挙げていた理由としましては、晴れパサポートとして育成論を投稿するにあたり「多少役割が異なっていても、それぞれのサポート役が何ができて何ができないのか」ということを述べておいた方が良いのではないかと思ったからです。差別化を「火力補強」「素早さ補強」の二点に絞った方がより良い育成論になるとのことでしたら、これらのポケモンの欄を削除及びボルトロス(化身)ボルトロス(化身)レジエレキレジエレキの追加をさせていただきたきたいと思います。

ボルトロス(化身)ボルトロス(化身)ボルトロス
A補強 いばる、にらみつける
S補強 エレキネット、電磁波、こわいかお

レジエレキレジエレキレジエレキ
A補強 いやなおと
S補強 エレキネット、電磁波

-差別化について
S1↓ではダメなのかという点について
S1↓が不十分である1番の理由は最速ザシアン(王)ザシアン(王)を準速グラードングラードンが抜くことができないという点です。
A252 A1↑ザシアン(王)ザシアン(王)の巨獣斬で無振りグラードングラードンが67.4~79.4%削られ、これに手助けが加わると確定で落とされてしまいます。ならSに補正をかけたらどうかと思われるかもしれませんが、Aの補正がなくなることにより、
H252ディアルガディアルガ
101.9~120.7%→91.7~109.1%(乱数1発 43.7%)
H252ホウオウホウオウ
105.1~124.4%→95.3~112.2%(乱数1発 68.7%)
など、確定で落とせたポケモンにそれなりの乱数が絡むようになってしまいます。
行動順を操作して先に相手のポケモンを倒すという戦術において、相手を討ち漏らすことのこちらのPTへの負担はご理解いただけると思います。
また、相手のSを2段階下げるということは、例えグラードングラードンより速い相手のポケモンがダイジェットを撃ってきたとしても、次のターンにはグラードングラードンが先制できるようになります。
そして耐久調整を施す場合においても、相手のSを2段階下げられるのであれば、例えば最速ザシアン(王)ザシアン(王)を抜くのに必要な努力値はたったの4になるというように、努力値調整においても大きく余裕を持たせることができます。

ほかに火力補強ができるポケモンとの違い
いやなおと与ダメージ計算の欄に記しているように、相手のBを2段階下げることにより、DMした伝説のポケモンすら一撃で倒し得る攻撃力を得ることができます。
これは補正倍率が1.5倍であるてだすけ味方のAを1段階上げる技相手のBを1段階下げる技では1ターンで再現できず、十分に差別化ができていると思います。

以上の理由により、
ダーテングダーテングレジエレキレジエレキなど相手2体のSを1段階しか下げられないポケモン
エルフーンエルフーンドレディアドレディアボルトロス(化身)ボルトロス(化身)など攻撃性能を1.5倍しか上げられないポケモン
との差別化とさせていただきます。

-素早さ補正について
これについては僕の書き方が悪かったと思っています。
「晴れ下でS1↑最速ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)まで抜ける」は正しくは
「晴れ下でマラカッチマラカッチがS1↓になっても最速ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)まで抜ける」と記載すべきであり、読んだ方の受け取り方が大きく変わる配慮に欠けた表現だったと感じています。

これはマラカッチマラカッチを「レジエレキレジエレキのエレキネット+隣のポケモンの技」で処理しようとする相手に対し、相手のポケモンのS種族値が97以下の場合これを気にせず行動することができます。準速の場合、最速85族から抜かれるようになります。
伝説ポケモンはSの種族値が90前後であることが多く(ホウオウホウオウグラードングラードンディアルガディアルガキュレムキュレムなど)、実際の対戦では余計なことを考えることなく一貫した立ち回りが可能になります。

-技構成について
マラカッチマラカッチのメインウェポンとなる草技に関しましては、そもそもリーフストームを採用したとしても、H252カプ・レヒレカプ・レヒレ25%の乱数1発、無振りカイオーガカイオーガには確定耐えされる程度の火力しかありません。
また、倒せないとはいえポケモンを大きく削られることを嫌った相手が草技を受けられるポケモン(モロバレルモロバレルゴリランダーゴリランダーなど)に変えることも多く、一度受けられてしまうと眠り粉やこの指などを持たないマラカッチマラカッチは放置される可能性が高いです。
ギガドレインの欄でも述べていますがこの枠は正直好みであり、どうせ倒せないならトドメを相方に任せて命中安定で微妙に削れたHPを回復できるギガドレイン、1発の威力を重視し決まればマラカッチマラカッチでも相手を大きく削れるリーフストーム、その中間のエナジーボールと、構築やプレイスタイルによりそれぞれの技の優先度は変わってくると思います。

-対カイオーガカイオーガについて
結論から申しますと、天候を取られた時点でDMを切らないとカイオーガの対処は難しいと思っています。
]雨下C252カイオーガカイオーガのしおふきが無振りフシギバナフシギバナに対し51.6~61.2%入り、その上現環境のカイオーガの多くはトルネロス(化身)トルネロス(化身)と組んでいることが多く、特性によるS上昇を失った葉緑素組は誰であっても基本倒れるため「カイオーガに対し居座れない」というご指摘はマラカッチマラカッチに限った話ではないと思います。
この並びに対し、トルネロス(化身)トルネロス(化身)の追い風まで考慮してある程度抗えるのは「日本晴れを採用したエルフーンエルフーンくらいだと思いますが、エルフーンエルフーンではなくマラカッチマラカッチを採用することに前述したような明らかなメリットがある以上、マラカッチマラカッチを採用することも十分選択肢になり得ると考えます。
21/02/19 19:45
3しもべ1号 (@shinyRotom28)
>1
(>2の続き)
長々と説明させていただきましたが、これは育成論が冗長になることを考慮し説明を省いてしまった自分にも非があると思います。これらの説明にご納得いただけるようでしたら、ここまでの内容を育成論に追記したいと思っているのですがいかがでしょうか?
21/02/19 22:36
4salamence (@A2o6Hn9rpq08xB7)
>2 >3
丁寧な説明ありがとうございます。大方納得できる内容ですし、必要だと思ったのであれば修整するといいと思います。
・技構成について
確かに構築やプレイング次第と言われたらそうなのですが、追い風とは違って相手の裏から出てきたポケモンにも綿胞子を撒きたい・嫌な音も聴かせたい・元よりかなり耐久が低いことを加味して、マラカッチが直接攻撃する機会は少ないのではないかと思った次第です。
・カイオーガについて
これは私が雨・晴れパへの理解が浅いので的外れな話になっているかもしれません、すみません。
フシギバナはダイマすれば雨下でも暴風+塩吹きを大体耐えます。守る+グラードン引きから再度天候を取るプランとの択がある分、ダイマしづらいマラカッチより雨下では動かせると思います。晴れの場合でもカイオーガを倒せず、水タイプに対する打点として採用するには不安に思えました。
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