カミツルギ- ポケモン育成論ソードシールド

はじめに

• 仮想敵がザシアンのため禁止伝説ありルールでの使用をオススメします。
• 技詳細は初回だけ書いています。

• ザシアンとカミツルギが同時に対面した時を想定しています。

• ダメージ計算時使用アプリ:VS SWSH

カミツルギ

一応カミツルギについての簡単な説明

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神(紙)の名にふさわしい攻撃種族値とペラペラ耐久(笑)が特徴。

型紹介

いわゆるASぶっぱで余りはHに、
のパターンです。
これだけだと普通のカミツルギとなんの変わりもないですが、持ち物に秘密があります。
それは、弱点保険です。

先程ペラペラ耐久と言いましたが、それは特殊方面が低いだけのこと、B種族値は131もあるので、いくらH種族値が低いと言ってもそれなりの物理耐久はあります。その物理耐久を活かして、弱点保険を起動してやろうという算段です。

技構成

• 確定枠

・リーフブレード(90:100)
メインウエポン

・スマートホーン(70:必中)
メインウエポン
弱点保険前提のこの型でダイスチルが使えるのはありがたいです。

・つばめがえし(60:必中)
ダイジェット用

• 選択

・せいなるつるぎ(90:100)
鋼に対する打点
ダイナックルで更なる火力アップ

・サイコカッター(70:100)
後述
個人的な推し

・つじぎり(70:100)
確定枠の3つの技が全て半減される相手
(メタグロスネクロズマ(日食)など)への打点
草,鋼,飛行,悪を全て半減以下にできるのはコマタナキリキザンのみ

・ギガインパクト(150:90)
確定枠のうちスマートホーン,つばめがえしはダイマックスしても威力が低いので、安定した高火力で通りがいいダイアタックとしてこの技を採用するのもあり

対ザシアン

では、今回の仮想敵、剣の王ことザシアンの攻撃を受けさせてみましょう。

ザシアンのメインウエポンを両方とも半減して耐えることができますね。

では、サブウエポンで弱点をつかれた時もみてみましょう。
余裕でワンパンされるので、カミツルギはダイマックスしているものとします。

ダイマックスすれば確定で耐えてくれるようですね。
これで弱点保険を起動できます。
ダイジェットで素早さ関係を逆転し、次のターンで倒します。

ん？いくら超火力を得て素早さを上げたって、その残りHPじゃ先制技でも怪しいじゃないかって？
大丈夫です。
カミツルギはエスパータイプの技、サイコカッターを覚えます。つまり、自分でサイコフィールドを貼ることができるのです。

まあ、ダイジェット+ダイサイコでは乱数になってしまうんですが…
そこはステルスロックでカバーしましょう。
ザシアンへのステロダメージは最大HPの1／16なので、最低乱数どうしを引いてしまっても倒しきることができます。
ついでにタスキカウンターも封じることができていいですね。

ザシアン以外からの被ダメージ計算

ザシアン以外への与ダメージ計算

※ジガルデは、特性スワームチェンジによる種族値や残りHPの変化があるので確定数の表記はあえて避けています。

他ポケモンとの比較

• ナットレイ

ザシアンを受け切って反撃で倒したいだけなら、同じタイプでより耐久のあるナットレイがいます。
Aに特化してこだわりハチマキを持てばジャイロボールでザシアンを乱数1発です。

しかし、ここからナットレイに何ができるのでしょうか。
流石のナットレイでもインファイトを受ければ8割ほど削れてしまいますし、自力でトリックルームを起動することもできません。一般ポケモン1体でダイマも使わず禁止伝説を倒しただけでかなりの活躍と言えるかもしれませんが、それ以上のことはできないでしょう。

一方、カミツルギはザシアンを突破してからも削りができます。相手はAが3段階上昇したカミツルギの攻撃を受けなければいけません。これは相手にとって大きな負担になると思われます。。

よって、対ザシアンとその後を考えればナットレイよりこのカミツルギの方が強いと言えるでしょう。

• 他のウルトラビースト

弱点を付いてもらって下からダイジェット+ビーストブーストでさらに能力アップするコンボはカミツルギ以外にも
マッシブーンフェローチェテッカグヤアーゴヨンが可能です。

マッシブーンはHに4振るだけででザシアンのじゃれつくを確定耐えしますが、ダイジェット1回でザシアンの上を取ることができません。

フェローチェはダイマックスしてもじゃれつくやきょじゅうざんを耐えません。

テッカグヤもマッシブーン同様、耐久はあるもののダイジェット1回でザシアンを抜かすには素早さが足りません。

アーゴヨンはそもそも特殊アタッカーであり、技範囲も異なるのでカミツルギとは全く別の使い勝手があります。
ちなみに、ザシアンからアーゴヨンの弱点をつける技のうち1番採用率の高いサイコファングでも、採用率は5%を下回っています。
(2021/2/2時点)

というわけで、他のUBで同じことをしようとしてもカミツルギの方がまさっていると思われます。
(アーゴヨンはまた別ですが…)

その他予想される質問と回答

Q.ザシアンがつるぎのまいから入ったら弱点保険発動しないからザシアン倒せず、逆にワンパンされない？
A.相手からするとこだわりスカーフやきあいのタスキなども警戒しなければいけないので、たとえ採用していたとしてもする余裕はないと思います。

Q.差別化とか以前に、ザシアン対策はこだわりスカーフ持ちメタモンでよくね？
A. A2段階上昇スカーフザシアンとA3段階上昇S1段階上昇カミツルギではできることが違うと思います。

Q.ザシアンに弱点保険発動させてもらうつもりなら、相手の禁止伝説枠がムゲンダイナとかジガルデだった場合に弱点保険発動してなくね？
A.ザシアン以外にも弱点保険を発動できる機会はあると思います。参考になるかはわかりませんが、エースバーンやミミッキュからの被ダメージ計算もしてあるのでそちらをご覧ください。

あとがたり

ザシアン倒したあとそのまま全抜きしたいなあと思って弱点保険を思いついたので、ザシアンを倒したいだけなら意地っ張りにしていのちのたま持たせてダイスチルでワンパンした方が強いかもしれません。
Sに振る努力値をダイジェット1回でザシアンをちょうど抜けるぐらいまでにしておいて残りは耐久に回しても面白いと思います。

努力値振りや技構成が特殊なわけではなく、元から耐えることができるところに弱点保険を添えただけなので、正直育成論として成立しているのかはわかりません。
きっと「それ○○でよくね？」「わざわざ育成論として書くほどのものでもない」等ご意見はあると思いますが、アイデアが面白いと思ったら評価してくださるとありがたいです。
ご精読ありがとうございました。

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