こんにちはベッティーです。
今回もシャンデラシャンデラの育成論を書こうと思ったので、禁伝環境のシャンデラについて書いていきたいと思います。(鉢巻きカイリュー書いてたら先越されたのは内緒)まだまだ未熟ですので暖かい目で見ていただけると幸いです。
冠環境のシャンデラと訪れる禁伝環境
正直今までで一番きつかったです。シーズン序盤こそ眼鏡型の役割対象(テッカグヤカバルドンゴリランダーカプ・レヒレ等)がいたものの、まさかのサンダーサンダーにボコられまくってそれぞれ順位を急激に落とすことになり、役割対象が激減しました。スカーフを持てば仕事はできるものの、復活したズガドーンとの差別化が難しい等の理由により、自分も長いことシャンデラは使っていませんでした。(特にs80が若干足りなくてキツい…)そして訪れる禁伝環境。シャンデラはもう無理か…と思っていたのですが、よくよく考えたらここまで炎が刺さっている環境はあまりないです。カイオーガカイオーガとかは無理ですが、一般ポケモンのわりに戦えています。ということで、今回は禁伝環境のシャンデラについて書いていこうと思います。
役割
鋼禁伝の除去、エスパー・ゴースト禁伝の除去、バトン展開のストッパー、積んできた相手を引退に追い込む、単純に高火力
役割対象
使い方は全く違いますが、禁止級伝説の役割対象は襷エースバーンエースバーンと似ています。
役割対象は、鋼やゴースト禁伝+α(ザシアンゼルネアスネクロズマネクロズマ(日食)ネクロズマ(月食)バドレックス(こくば)等)みたいな感じです。
持ち物
きあいのタスキ一択です。
メガネ ほとんどのポケモンに上から叩かれる
スカーフ ザシアンが抜けない
その他の道具 だいたいSが足りない
というように、やはり素早さに悩まされタスキ一択ではないでしょうか。今回のコンセプトであるクリアスモッグも、死にだしからでもタスキで1発耐えないと当てるのが難しい上、スカーフでもダイジェットアタッカーに抜かれている可能性は十分になります。
性格・努力値と調整
- 調整案1
最速CSぶっぱです。80属はたくさんいますし、すぐ下に日食ネクロズマネクロズマ(日食)がいるので、最速推奨。
- 調整案2
コメントでいただいた調整案。
ひかえめ
H252
B52
C204
これでザシアンの+1ワイルドボルトをステロ込みで確定で耐えることが可能です。しっとのほのおをしたから打てるのも良い。
技構成
確定枠
- 炎技
オーバーヒート(3/10追記)
突如と現れた耐久振りザシアンの影響で選択技外からだいもんじと並び確定技に名乗りを上げました。耐久振りザシアンがいる間はおそらくオーバーヒート確定です。
だいもんじ
ここを見て皆さんなら「だいもんじ外し怖いからかえんほうしゃにしよ」とかなると思われますが、ここはだいもんじ一択です。理由はだいもんじでないと無振りザシアンを確1にできないからです。禁止伝説は耐久も高いですね…ここは外さないように頑張りましょう!
- クリアスモッグ
今回のコンセプト。後ほど使用用途は記入します。
- シャドーボール
一貫性の高いゴーストタイプの一致技。エスパーやゴーストの伝説に弱点つけるのは普通に強い。
選択枠
- しっとのほのお
こちらも使用用途はのちに記載。
- エナジーボール
最初はこれも確定だと思っていましたが、カイオーガカイオーガに全然入らなかったので、いつもほどはいらないと思います。水・地面メタに
- サイコキネシス
正直ちょっとキツい。この禁伝環境でドヒドイデをメタっている場合ではないと思います。耐久型ムゲンダイナムゲンダイナもこれではちょっと厳しいかも。
- トリックルーム
逆にこれはめっちゃあり。当然パーティによるが早いパーティーでも中速トリルとして全然使える。ダイジェットへの切り返しにもなる。
- おにび
単純で普通に強い。僕はこれを勧めたいが、命中が少し怖いです。ラム持ちも多いです。
特性
シャンデラの特性は度々迷うので、全ての利点を記載
- ほのおのからだ
是非孵化要因として大切にご使用ください。と、いつもなら言っていたんですが、ザシアンの接触の時に浴びせることができるので、なしではないです。
と、持ち上げましたが普通になしです。
- もらいび
炎の受け先がいない時はこれ確定でしょう。
単純に炎技で襷潰されないですし3タイプ無効は普通に有能。ただバンギラスバンギラスとかトリトドントリトドンとかの炎半減枠がいる人はすりぬけの方がいいかも
- すりぬけ
禁伝戦は壁展開がとにかく多いです。なので壁を貫通できるすりぬけはかなり強いのではないでしょうか。個人的にはイチオシです。
クリアスモッグとしっとのほのお
今回のコンセプトについてです。
正直シャンデラはクリアスモッグがあって良かったと感じました。
禁伝戦は壁展開が多いと先ほど書きましたが、積み技はいつもより遥かに多いです。また壁バトンもいつもの2〜3倍くらいいます。(それでもまだ少数派だが)そこで役に立つのがこのクリアスモッグ。これを使えば相手の能力上昇を防ぐことが可能です。特にゼルネアスにはジオコントロールにクリアスモッグを合わせることができれば、パワフルハーブがなくなっているのでほぼ完封できます。また、暝想レヒレ、壁オーロンゲやクレッフィなどの壁展開からのポットデスのからやぶバトン、竜舞系禁伝の方々にも強く出ることが可能です。襷を持たせることで汎用性も上がり、死に出しから多くの積みポケモンに一泡吹かせることが可能です。しっとのほのおは、主に物理のダイジェットアタッカー用。ランドロスなどにダイジェットを積まれると、クリアスモッグを撃ってももう一度ダイジェットを撃たれて結果+1で突破されてしまいます。そういう時に役立つのがしっとのほのお。やけどにすることで、グラードン、レックウザ、ゼクロム、黒キュレム、日食ネクロなどの禁伝枠や、ランド、エスバ、ギャラ、物理カグヤ、マンダ、カイリュー等のサブエースとして採用されるポケモンを裏で簡単に止めることができます。鬼火で良くね?と思った方もいらっしゃると思いますが、ナットレイやハッサムなどのポケモンに命中100の炎技を当てれる点や、初手ザシアン対面などで、ザシアンを起点にすることが可能です。そこそこ有能なわざですが、当然鬼火の方が安定するので、鬼火でも構いません。
襷エースバーンとの差別化
両方とも切り返し系の動きですが、シャンデラは起点作成のような動きになっています。ダイマックス適正は低いですが、特殊アタッカーに対してもしっかりと能力を元に戻すことが可能です。また壁を貫通してザシアンを持っていけるということも強みの一つではないでしょうか。当然トップメタなだけあって、エースバーンには素早さ、襷カウンターで物理アタッカーへの切り返し、強引なチンパンダイマックス、先制技など、様々な点で優れています。しかし、エースバーンは技スペがカツカツで、カウンターを入れるのも難しそうなので、おそらく積んできた相手の切り返しという面では、シャンデラが勝っているのではないでしょうか。エースバーンもたしかに強力ですが、シャンデラにも十分に採用価値があると思います。
相性の良い禁伝
イベルタル、竜禁伝達。両方ともゼルネアスに弱いので、ゼルネアスの能力を大きく下げてサブエースを通すことができるので、この二つを採用しているパーティには非常におすすめです。
与ダメージ計算
()内はダメージ割合 【】内は乱数の確率
だいもんじ
- 無振りザシアンザシアン(王)
確定1発(108.9〜129.3%)
- 日食ネクロズマネクロズマ(日食)
無振り
確定2発(81.9〜97.6%)
H振り
確定2発(69.1〜82.3%)
- ゼルネアスゼルネアス
無振り
確定2発(51.2〜61.1%)
H振り
乱数2発(44.2〜52.7%)【20.7%】
- H振り白バドレックスバドレックス(はくば)
確定2発(79.2〜93.7%)
- イベルタルイベルタル
無振りとH振りはゼルネアスと同様
論者振り[D252]
確定3発(40.7〜48.2)
- ディアルガディアルガ
無振り
確定2発(58.2〜69.1%)
H振り
乱数2発(49.2〜58.4%)
- ランドロスランドロス(霊獣)
無振り
確定2発(75.0〜88.4%)
H振り
確定2発(62.7〜73.9%)
- レジエレキレジエレキ
無振り
確定1発(112.9〜133.5%)
H振り
乱数1発(93.5〜110.6%)
- H振りカバルドンカバルドン
確定2発(61.8〜73.0%)
ダイバーン《140》
- 日食ネクロズマ
無振り
確定1発(105.2〜125.5%)
H振り
乱数1発(88.7〜105.8%)【37.5%】
- ゼルネアス
無振り
確定2発(65.6〜77.6%)
H振り
確定2発(56.6〜66.9%)
- H振り白バドレックス
乱数1発(99.5〜118.8%)【93.75%】
- イベルタル
無振りとH振りはゼルネアスと同様
論者振り[D252]
確定2発(51.2〜61.1%)
- ディアルガ
無振り
確定2発(74.2〜88.0%)
H振り
確定2発(62.8〜74.3%)
- ランドロス
無振り
乱数1発(95.1〜112.1%)【68.75%】
H振り
確定2発(79.5〜93.8%)
- H振りカバルドン
確定2発(78.6〜92.5%)
クリアスモッグ
- ゼルネアスゼルネアス
無振り
乱数3発(31.8〜37.8%)【86.91%】
H振り
確定4発(27.4〜32.4%)
- H振りカプ・レヒレカプ・レヒレ
乱数3発(28.2〜33.8%)
ダイアシッドは有能な技ですが、基本的にトドメの時しか撃たないので省きます。(抜群でもダイバーンやダイホロウの方が威力高いし、毒4倍の時は必ず炎2倍だから)
シャドーボール
- 無振り黒バドレックスバドレックス(こくば)
確定1発(171.7〜201.1%)
- 月食ネクロズマネクロズマ(月食)
無振り
確定1発(106.3〜127.3%)
H振り
乱数1発(89.7〜107.3%)【43.75%】
- 無振りミュウツーミュウツー
乱数1発(90.6〜107.1%)【43.75%】
- ルギアルギア
マルスケ込み無振り
乱数3発(28.1〜33.7%)【0.46%】
マルスケ込みH振り
乱数4発(23.9〜28.6%)【97.29%】
マルスケなし無振り
確定2発(56.3〜67.4%)
マルスケなしH振り
乱数2発(47.8〜57.2%)【87.89%】
- ホウオウホウオウ
無振り
乱数3発(30.7〜36.7%)[67.72%]
H振り
確定4発(25.8〜30.9%)
HD特化
乱数4発(21.8〜26.3%)[10.95%]
- ムゲンダイナムゲンダイナ
無振り
確定3発(36.2〜43.2%)
H振り
乱数3発(31.5〜37.6%)[86.23%]
- H振りジガルデジガルデ(50%)
確定3発(36.2〜43.2%)
- H振りパーフェクトジガルデジガルデ(パーフェクト)
乱数4発(24.1〜28.7%)【97.83%】
- ミミッキュミミッキュ
無振り
確定1発(110.7〜130.7%)
H振り
乱数1発(88.8〜104.9%)〔皮込み確定1発〕
HD特化
確定2発(71.6〜85.1%)
- ドラパルトドラパルト
無振り
確定1発(114.1〜136.1%)
H振り
乱数1発(95.3〜113.8%)
ダイホロウ《130》
- ルギア
マルスケ込み無振り
乱数2発(46.4〜54.6%)
マルスケ込みH振り
確定3発(39.4〜46.4%)
マルスケなし無振り
乱数1発(92.8〜109.3%)【50.0%】
マルスケなしH振り
確定2発(78.8〜92.9%)
- ホウオウ
無振り
乱数2発(46.4〜56.4%)【57.03%】
H振り
確定3発(39.4〜49.4%)
- ムゲンダイナ
無振り
確定2発(58.6〜68.8%)
H振り
確定2発(51.0〜59.9%)
- H振りジガルデ〈50%〉
確定2発(58.6〜68.8%)
- H振りパーフェクトジガルデ
確定3発(39.0〜45.8%)
被ダメージ計算
- A特化ザシアン
+1きょじゅうざん
確定2発(68.8〜82.2%)
+1ワイルドボルト
確定2発(83.7〜98.5%)
+1かみくだく
確定1発(149.6〜176.2%)
- A特化日食ネクロズマ
フォトンゲイザー
乱数1発(87.4〜102.9%)
じしん
確定1発(117.0〜137.7%)
- C特化イベルタル
あくのはどう
確定1発(161.4〜191.1%)
デスウイング
確定2発(82.9〜98.5%)
- C特化ゼルネアス
ムーンフォース
乱数2発(47.4〜56.2%)【83.2%】
+2ムーンフォース
乱数1発(94.8〜111.8%)【68.75%】
10万ボルト
乱数2発(45.9〜54.0%)【46.48%】
+2 10万ボルト
乱数1発(91.1〜107.4%)【43.75%】
- C特化カイオーガ
雨下しおふき
確定1発(377.7〜445.9%)
- C特化ムゲンダイナ
ダイマックスほう
確定2発(80.7〜96.2%)
- 白バドレックス
ブリザードランス
確定2発(58.5〜68.8%)
しねんのずつき
確定2発(73.3〜86.6%)
終わりに
最後まで閲覧していただきありがとうございました。
ダメージ計算見ていただいたらわかる通り流石禁止伝説って感じでしたね…ほとんどの攻撃が今まで見ないような確率になっていて、禁止伝説の恐ろしさを思い知らされました。とはいえその禁止伝説のトップメタの中に役割対象がいるシャンデラには少し驚かされました。少し回してみたんですが、ゼルネアスを起点にするイベルタルは爽快でした。(大概のゼルネアスは+2で+1エースバーン抜きまでしか降っていないので、シャンデラでも上を取れることがある)イベルタル入りや竜禁伝の方々、もちろんそれ以外にもこのシャンデラを使っていただければ幸いです。