はじめに
発売当初からサニーゴばかりが注目されていて、サニゴーンも強いのに注目されていないのはおかしいです!!
ちなみにこのサニゴーンの選出5割くらいで、マスターボール級1000位前後をうろうろしてた時期もあったのでそれなりに強いはずです。
(SMはレート1900以上、剣盾はランクマッチ200位以内にはなったことがあります)
努力値の振り方は、くだけるよろいを2回使ってS4段階上昇後で最速ドラパルト抜き、Cが極振り、残りHです。
基本的な戦い方ですが、物理アタッカー相手は、
相手の攻撃技→こちらの攻撃技→タスキで耐えてくだけるよろいでS上昇
Sが相手を超えていないなら、こらえるで耐える→さらにくだけるよろいでS上昇
この時点で最速ドラパルトまで抜いて先手をとれるので、ミミッキュのような先制技持ちや、ダイジェットで素早さを上げるギャラドス等以外は、C145で技範囲がゴースト・水・岩タイプの超火力のサニゴーンが基本的に打ち勝つことができます。
特殊アタッカー相手には、
C145の超火力と、D130の高耐久で、タイプ一致の弱点を突かれない限りは基本的に打ち勝つことが多いです。(多いだけ)
以下はダメージ計算を書きます。
ドラパルト相手の場合
与ダメージ
H252ドラパルトでも
シャドボール
105.6~126.1%(確定1発)
被ダメージ
タスキなのでほぼ関係なし
物理ドラパルト相手の場合、
ドラパルトがタスキ以外でダイマックスを使わないなら、タスキで耐えて、シャドーボールで倒せます(この時点でくだけるよろいでS2段階上昇)
タスキかダイマックスを使った場合は、こらえる(くだけるよろい2回目発動で最速ドラパルト抜き)を絡めてドラパルトの先手をとって倒せます。
ふいうちを持っている方は本来は厳しいですが、サニゴーン相手はダイマックスしてダイホロウを打つ方がとても多いので、ふいうちは考慮しなくてもいいかもしれません。(そういえば一度も打たれたことない)
特殊ドラパルトの場合、
ドラパルトがタスキ以外ならシャドーボールで倒せます。
相手がダイマックスをする場合、こちらもダイホロウをうつ必要があります。
ダイマックスドラパルト相手のダイホロウ103~121.4%(確定1発)
ダイマックスドラパルト相手のシャドーボール(63.1~75.4%(確定2発)
CDの種族値の高いサニゴーン相手だと、ドラパルトはダイマックスを使うことが多いので、積極的にダイマックスを使ってもいいかもしれません。
被ダメージ
ドラパルトの無補正ダイマックスシャドーボール51.7~60.6%(確定2発)
追記
コメントで指摘された被ドラゴンアロー(くだけるよろい込み)は(121.3~ 144.7%)でタスキ貫通で確定一発です。
サニゴーンがダイマックスをすれば確定耐えなので、この時点でS4段階上昇でドラパルトを抜いたサニゴーンとなりますのでドラパルトに勝てます。
後続にもC145ひかえめ極振りの超火力なのに、ドラパルト以上の速さという後続でも対応しにくい状態になります。
ちなみに>>12さんのコメント通り、後出しでダイマックスドラパルト相手なら、相手がダイマックスターンが2ターン以上なら→タスキで耐えてシャドーボール(S2段階上昇)→次の攻撃をこらえる(S4段階上昇)でシャドーボールを打てば倒せて
残り1ターンでも同様にタスキで耐えてシャドーボール(S2段階上昇)→次の攻撃をこらえる(S4段階上昇)でシャドーボールを打てば倒せます。
H252トゲキッス
与ダメージ
ダイホロウ
30.7~36.1%(乱数3発)×2回
ダイロック
41.1~48.4%(確定3発)×1回
で3回殴れば弱点保険を発動させずに確定3発です。
被ダメージ
ダイジェット
23.7~28.2%(乱数4発)
なので、単純に殴り合ってるだけで勝てます。
耐久無振りリザードン相手は
与ダメージ
無振りリザードンへパワージェム162~193.4%(確定1発)
無振りダイマックスリザードンへのダイロック132~155.5%(確定1発)
被ダメージ
サニゴーンがダイマックスした場合、おくびょうダイマックスリザードンのダイマックスだいもんじ29.3~35.1%(乱数3発)
このダメージしか入らないので、リザードン相手には余裕をもって勝てます。
耐久無振りドリュウズ相手は
スカーフの場合、こちらはタスキで耐えてハイドロポンプ113.5~134%(確定1発)
相手がタスキの場合、113.5~134%(確定1発)を当てた後に、こらえるをすると素早さを抜くことができるので勝てます。(くだけるよろい2回発動)
バンギラス相手は
バンギラスH252ダイマックス相手
ダイマックスハイドロポンプ22.7~27%(乱数4発)後攻で雨を降らせる
タスキで耐えてくだけるよろいで素早さを上げて逆転した後に、雨ダイマックスハイドロポンプ68.5~81.1%(確定2発)
で91.7%〜103.8%で倒せる可能性はあります。
仮に倒せなくてもひんしのバンギラス相手なら、後続での処理は簡単なはずです。
相手がサニゴーンを舐めてダイマックスを使わない場合は勝てます。
耐久無振りアイアント相手は
与ダメージ
シャドーボール108.2~127%(確定1発)
ダイマックスアイアントへのシャドーボール54.1~63.5%(確定2発)
シャドーボール→タスキで耐えて素早さ上げ→こらえるをしてすばやさ上げて逆転からのシャドーボールで勝ち
耐久無振りGヒヒダルマ相手は
与ダメージ
パワージェム96.6~114.4%(乱数1発)
なのでほぼ勝ち
H252Gサニーゴ
与ダメージ
シャドーボール98.2~116.1%(乱数1発)
なのでほぼ勝ち
ドヒドイデH252
与ダメージ
シャドーボール48~57.6%(乱数2発)
HD振りでなければシャドーボールの20%特防ダウンも含めて相当有利です。
おまけ
与ダメージ
シャドーボール
アーマーガアH252
45.3~54.1%(乱数2発)
ヒートロトムH252
与ハイドロポンプ
90.4~107%(乱数1発)
受C252ひかえめ眼鏡あくのはどう
49.6~58.6%(乱数2発)
なのでぎりぎり倒せるかもしれません。
環境に多いポケモンで対面で戦ったら負けるポケモン
サザンドラ
ミミッキュ
ロトム
ギャラドス
パルシェン
終わりに
似たような型はポットデスでもできますが、サニゴーンの方が技範囲が広いので差別化はできてるはずです。
みちづれを採用しても運用できると思うので、それもポットデスとの差別化点です。
こらえるはくだけるよろいを発動するだけでなく、相手のダイマックスターンを消費したりもできるので結構優秀です。
トリル展開でもないこのアタッカーサニゴーン相手には、ほろびのボディで絡め手をしてきそう読みで挑発してくる相手も多いので、この型を誰も知らない今が一番強いのかなと思います。
育成論を書くのは初めてで、剣盾以外のレート環境のガチ対戦はSMのシーズン1のみしか経験したことがありませんので、至らぬ点は多々あるとは思いますが、寛大な心で読んでください。
wingのメソッド
【剣盾S3シングル使用構築】ギャラニンフサイクル&砕けるサニゴーン【最終775位】
http://vibgyor516.blog.fc2.com/blog-entry-24.html
この育成論を元に結果を残してくださった方がブログに掲載してくださっていました。
私はリザードンとトゲキッスの採用率がとても高くて結構刺さるシーズン1(割と序盤)しか使用しておらず、現状の環境での使用感はわかりませんでした。
私のS1序盤で使っていた技よりも環境に適用していると思いますので、私よりも参考にしてください。
まふまふさんともこう先生に採用していただいた時点で、この育成論は投稿して良かったなと思いました。
投稿したときのS1序盤環境で、誰も知らない時は本当に活躍してくれました。(今は知らん)
まふまふさん→もこう先生へと受け継がれたこの育成論のサニゴーンの動画はこちらです。