テッカグヤ- ポケモン育成論ソードシールド

今が旬！？パワフルハーブテッカグヤ

2020/12/28 20:11 / 更新:2020/12/29 20:26

テッカグヤ

ＨＰ:HP 97

攻撃:攻撃 101

防御:防御 103

特攻:特攻 107

特防:特防 101

素早:素早 61

ツイート4.334.334.334.334.334.334.334.334.334.33閲覧:30879登録:10件評価:4.33(11人)

テッカグヤ  はがね ひこう  【 ポケモン図鑑 】

性格
ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
特性
ビーストブースト
努力値配分(努力値とは？)
HP:132 / 防御:4 / 特攻:236 / 特防:4 / 素早:132
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:189-95-124-172-122-98 (素早さ比較)
覚えさせる技
メテオビーム / てっていこうせん / かえんほうしゃ / エアスラッシュ
持ち物
パワフルハーブ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊アタッカー / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

はじめに

ref(れふ)と申します。よろしくお願いします。
テッカグヤテッカグヤテッカグヤをご紹介するのは2回目となります。前回の珠テッカグヤテッカグヤ論(育成論ソードシールド/2203)はご好評いただき、ありがとうございました。

今回は今が旬！？いつの間にかたべのこしやじゃくてんほけんを押さえて所持率トップに躍り出たパワフルハーブ型をご紹介します。
2回目ということもあり、なるべく論全体を簡潔に、読みやすさ重視の形式とさせていただいています。

ではいつもながら簡単にアナウンスです。
論内で本サイトで一般的に見かけるレベルの専門用語や略語を使用している箇所がございます。ご了承ください。

  • 例:DM(ダイマックス)、ステロ(ステルスロック)等

テッカグヤテッカグヤテッカグヤについて

いつも通り特徴を箇条書きしておきますが、詳細については割愛します。
未読の方は珠テッカグヤテッカグヤ論(育成論ソードシールド/2203)をどうぞ。

  • 平準な種族値による型の読みづらさ
  • 耐性がかなり優秀
  • 技範囲の広さ
  • タイプと特性によるDMエース適性

コンセプト・運用について

耐性を活かして相手を流すサイクル要員として調整します。
パワフルハーブ＋メテオビームのコンボで火力上昇させながら相手に負荷をかけ、相手次第ではそこからDMエースとしての運用も狙います。

岩技によりサンダーサンダーヒートロトムヒートロトム等への打点を持てる事が大きな利点ですが、下記点には注意が必要です。

  • パワフルハーブが使い捨て(2サイクル目は火力減)
  • メテオビーム前の火力が低い
  • 岩技採用のため、技スロットがきつい

本論の調整について

持ち物・性格・努力値の調整をまとめます。
コンセプト上ダイジェットよりメテオビーム優先となるため、すばやさより耐久を重視した調整としています。

  • 持ち物：パワフルハーブ
  • 性格　：ひかえめ(C↑A↓)
  • 努力値：H132 B4 C236 D4 S132
  • 実数　：189-x-124-172-122-98 (A除く5V個体想定)

S:S↑で最速80族カイリューカイリュートゲキッストゲキッスとギャラドスギャラドス抜きまで。S↑↑で最速アーゴヨンアーゴヨンエースバーンエースバーンや準速スカーフウオノラゴンウオノラゴンパッチラゴンパッチラゴンを抜けます。
B,D:端数で総合耐久底上げ＋偶数調整(ダイスチル意識)
H:A252珠キョダイカキュウをDMで確定耐えまで。
　→実際にエースバーンエースバーンと打ち合うのは難しいですが、耐久指標として。
C:余りを全て。

調整案2(ダイジェット不採用時)

DM重視しない、ダイジェット不要だという方向けの調整案2も記しておきます。
こちらはダメ計用意してませんが、耐久・火力とも微増する他、DL調整も施した案になります。

  • 性格　：ひかえめ(C↑A↓)
  • 努力値：H148 B4 C252 D28 S76
  • 実数　：191-x-124-174-125-91 (A除く5V個体想定)

S:無振メタグロスメタグロス抜きまで。
B,D:DL調整(B＜D)
H:16n-1の最大値まで。
C:特化

特性(ビーストブースト)について

相手を倒すたびに一番高いステータスのランクが積まれる特性です。本論の調整だとCが積まれていきます。

技構成について

コンセプトのメテオビームは確定、タイプ一致の鋼と、鋼への打点となる炎枠は優先、最後の枠はやどりぎのたねか飛行・草技から選択となります。
飛行と草ではタイプ一致やダイジェットになる点で飛行技が勝りますが、DM権を他に渡したい場合には草を採用するのも一考の余地があります。

やどりぎのたねについてはコメント欄から提案いただきました。カバルドンカバルドン等に流される事が予想できメテオビームが得策でない盤面での安定択となる他、ダイウォールとしても扱えるため運用の幅が広がります。

  • 確定:メテオビーム
  • 優先:てっていこうせん/かえんほうしゃ
  • 選択:エアスラッシュ/やどりぎのたね/ラスターカノン/ギガドレイン

今回DM前提の型ではないため、命中・威力・効果を考慮した結果、以下の技は選択肢から外しました。
だいもんじ(命中不安)、ソーラービーム(ハーブ競合)、エナジーボール(ギガドレインと確定数ほぼ同じ)。

また、ラスターカノンはてっていこうせんによる自傷が気になる方向けに選択肢として残しました。特に、やどりぎ採用時には非DMで打ちやすい技として重宝します。

相性の良い味方

相性補完重視でサイクル要員を選びましょう。
電気や炎を半減以下にできるのが理想です。
カバルドンカバルドンランドロス(化身)ランドロス(化身)カプ・レヒレカプ・レヒレウオノラゴンウオノラゴンヒートロトムヒートロトム等

苦手な相手

今回はメテオビームを持っているため安易な後出しは許しませんが、電気や炎との対面はやはり厳しいです。

最後に

いかがでしたでしょうか。大分コンパクトにまとめましたが、ご参考になれば幸いです。
なお、今回はダメージ計算は末尾の付録扱いとしています。有利対面からメテオビームを叩き込むのがかなり強く、砂下チョッキバンギラスバンギラスすら後出しが難しい事が見て取れると思います。

前回のいのちのたま型も強かったですが、他に珠を渡したい場面も多かったので、そういった時に今回の型は採用しやすいです。
また、サンダーサンダーが大流行中の現状だと岩技を持っていた方が動きやすいという事情もあり、ハーブ型が流行中なのだと思います。
(相手からしたらメテオビーム警戒で判別前は安易な受け出しができなくなったので、まだまだ珠も活躍できる環境にあると思います)

最後に、使用した感想など聞かせていただけると筆者のモチベーションあがるので是非コメントで教えてください。
本育成論は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

与ダメージ(付録)

・ダイマックス技にする場合については[ ]で記載
・ばけのかわやマルチスケイルなしの場合で記載
・積んだ数をC↑↑等、↑の数で表現しています。

  • メテオビーム： 威力120/[140]

※すべてC↑で計算

H252サンダーサンダー107.6〜126.9%
H252ヒートロトムヒートロトム117.1〜138.8%
D4エースバーンエースバーン156.1〜184.5%
H252テッカグヤテッカグヤ47.0〜55.8%
H252ブリザポスブリザポス86.9〜102.4% 乱1(12.5%)
H252チョッキバンギラスバンギラス(砂下)21.2〜25.1%
H4ウツロイドウツロイド42.1〜49.7%
H252カプ・レヒレカプ・レヒレ44.0〜51.9%
H4カイリューカイリュー116.1〜137.7%[135.3〜160.4%]
H252クレセリアクレセリア34.3〜40.5%
H244輝石ポリゴン2ポリゴン235.6〜42.4%

  • てっていこうせん： 威力140/[140]

DM威力は同じなので表記しません。
C↑で約1.5倍、C↑↑で約2倍になると考えてください。

D4アーゴヨンアーゴヨン97.2〜115.5% 乱1(87.5%)
D4ドラパルトドラパルト87.1〜103.0% 乱1(18.7%)
H4ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)81.8〜96.9%
H252ブリザポスブリザポス101.4〜119.8%
H252チョッキバンギラスバンギラス(砂下)(C↑)73.4〜86.9%
　→メテオビームと合わせて7割程度の乱数でKO可能
H4ウツロイドウツロイド98.3〜116.7% 乱1(87.5%)
H252カプ・レヒレカプ・レヒレ51.4〜61.0%
H252ミミッキュミミッキュ167.6〜198.4%
H4カイリューカイリュー68.2〜80.8% (C↑)101.1〜120.3%
H252クレセリアクレセリア40.0〜47.5%
H244輝石ポリゴン2ポリゴン241.3〜49.2%

  • ラスターカノン： 威力80/[130]

C↑で約1.5倍、C↑↑で約2倍になると考えてください。

D4アーゴヨンアーゴヨン56.7〜66.8%[91.2〜107.4%]
D4ドラパルトドラパルト50.3〜59.5%[80.9〜95.7%]
H4ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)47.2〜56.3%[76.9〜90.9%]
H252ブリザポスブリザポス57.9〜69.5%[93.7〜111.1% 乱1(62.5%)]
H252チョッキバンギラスバンギラス(砂下)28.9〜34.7%[46.3〜55.0%]
H4ウツロイドウツロイド56.2〜68.1%[90.8〜108.1% 乱1(50.0%)]
H252カプ・レヒレカプ・レヒレ29.3〜35.5%[47.4〜56.4%]
H252ミミッキュミミッキュ77.7〜92.5%[125.9〜148.1%]
H4カイリューカイリュー39.5〜46.7%[62.8〜74.2%]
H252クレセリアクレセリア22.9〜27.7%[37.0〜44.0%]
H244輝石ポリゴン2ポリゴン224.0〜28.7%[39.2〜46.0%]

  • かえんほうしゃ： 威力90/[130]

C↑で約1.5倍、C↑↑で約2倍になると考えてください。

H252テッカグヤテッカグヤ48.0〜56.8%[(C↑)101.9〜120.5%]
H252メタグロスメタグロス56.6〜67.3%
H252ジバコイルジバコイル59.8〜71.1%

  • エアスラッシュ： 威力75/[130]

C↑で約1.5倍、C↑↑で約2倍になると考えてください。

H252ゴリランダーゴリランダー79.2〜93.7%[136.2〜160.3%]
無振ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)104.0〜123.4%[179.4〜212.5%]
D4アーゴヨンアーゴヨン52.7〜62.8%[91.2〜107.4%]
D4ドラパルトドラパルト46.6〜55.8%[80.9〜95.7%]
H4ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)44.2〜52.7%[76.9〜90.9%]
D4エースバーンエースバーン49.0〜58.7%[85.1〜100.6%]
H252カプ・レヒレカプ・レヒレ27.6〜32.7%[47.4〜56.4%]
H4カイリューカイリュー36.5〜43.7%[62.8〜74.2%]
H252クレセリアクレセリア21.5〜25.5%[37.0〜44.0%]
H244輝石ポリゴン2ポリゴン222.5〜27.2%[39.2〜46.0%]

  • ギガドレイン： 威力75/[130]

※すべてC↑で計算

H252カプ・レヒレカプ・レヒレ55.3〜65.5%[96.0〜112.9% 乱1(75.0%)]
H252ウォッシュロトムウォッシュロトム73.8〜87.8%[127.3〜150.3%]
H252D4カバルドンカバルドン73.4〜86.5%[126.5〜148.8%]
HD特化カバルドンカバルドン50.2〜59.5%[86.5〜102.3% 乱1(12.5%)]

被ダメージ(付録)

  • 物理

A252珠エースバーンエースバーンかえんボール 128.0〜149.7%[169.3〜199.4%]
A特化珠ブリザポスブリザポスつららおとし 57.6〜68.7%[87.3〜103.7%]
A特化鉢巻カイリューカイリューほのおのパンチ 74.0〜87.8%
A特化鉢巻ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)かみなりパンチ 71.9〜85.7%
A特化珠ランドロス(霊獣)ランドロス(霊獣)ストーンエッジ 45.5〜53.4%[58.7〜69.3%]

  • 特殊

C特化レジエレキレジエレキ10まんボルト 111.1〜131.2%
C特化珠サンダーサンダー10まんボルト 111.6〜132.2%
C特化眼鏡ウォッシュロトムウォッシュロトム10まんボルト 114.2〜134.3%
C特化眼鏡ヒードランヒードランマグマストーム 147.0〜174.6%
　→炎や電気相手にはメテオビーム打つ余裕は無いので引きましょう。
C特化ポリゴン2ポリゴン2(C↑)ほうでん 67.7〜80.4%
C172ウツロイドウツロイド10まんボルト 49.7〜59.2%
C172ウツロイドウツロイド(C↑)メテオビーム 74.6〜87.8%
C特化眼鏡カプ・レヒレカプ・レヒレなみのり 53.9〜63.4%
C252珠ドラパルトドラパルトだいもんじ 71.4〜85.1%[91.0〜107.4%]

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2020/12/29 20:26

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コメント (4件)

  • ページ:
  • 1
20/12/28 21:28
1Ocher
育成論投稿お疲れ様です。
やはりサンダーサンダー環境の今はメテオビーム型が一番活躍しやすいですよね。育成論自体もとても簡潔にまとまっていて見やすかったです。
ただ、技構成の選択について少し疑問に感じたところと、新たに提案したいことがあります。

まず、DM前提の「ソーラービーム」(一応パワフルハーブの適応技だが、コンセプトには合わない)と、「ギガドレイン」とほぼ確定数が変わらない「エナジーボール」が候補から外れるのは理解できました。
しかし、ほぼDM前提の「てっていこうせん」の代わりとなり連打しやすい「ラスターカノン」、何らかの理由でC上昇できなかったときにテッカグヤテッカグヤに対する確定数が「かえんほうしゃ」と比べて大きく変わる「だいもんじ」が候補から除外されるのは納得できませんでした。
そして、新たな技候補に「やどりぎのたね」はどうでしょうか。この論でも述べられている通り「メテオビーム」は非DM時は基本使い捨てになります。よってこの型のテッカグヤテッカグヤはいかに適切なタイミングで「メテオビーム」を打つかが重要になってくると思います。そこで有利対面の時などに「やどりぎのたね」を選択できる余地を作ることで相手の型の誤認を誘い、また「メテオビーム」のタイミングをある程度ずらすことも可能になります。他にもDM時のダイウォール枠になったりと、立ち回りの幅が大きく広がります。

これらの点についての考えをお聞かせ願います。
長文失礼しました。
20/12/28 22:15
2ref (@refreflection)
Ocherさんコメント、提案ありがとうございます。
やどりぎは確かに運用の幅がかなり広がりますね。追加させていただきます。
ラスターカノンについては連打よりてっていこうせんで沈めにいく方が良いと考えての事でしたが、選択肢から完全に外すのもやりすぎと思い直しました。復帰させておきます。
また、だいもんじについては命中不安がある割にはかえんほうしゃと大きく確定数が変わる相手もいない認識で、C上昇後は命中率がかなり期待値に響くことも考慮して外しました。(個人的にやどまもカグヤにだいもんじ外しまくって負けた経験も大きいです・・
20/12/29 00:36
3Ocher
>2
追記お疲れ様です。
前回投稿されていたいのちのたまDMアタッカーテッカグヤテッカグヤの場合はDM前提な為、威力の高い「てっていこうせん」採用はなるほどなと思っていました。が、今回の型はタグや相性のよい味方の欄に「サイクル」の文字や、「DM前提ではない」と書いてあったのでサイクルをする上で自らのHPをごっそり削る「てっていこうせん」のはどうなのかなと感じてました。
「だいもんじ」の件に関しては確かにテッカグヤテッカグヤ以外には「かえんほうしゃ」で安定し、そもそも相手のテッカグヤテッカグヤに勝てないというわけではないので優先度が低くなるというのは納得ですね。
21/07/10 06:32
4神
55555
ラスターカノン、エアスラッシュ、メテオビーム、かえんほうしゃで努力値同じで戦ったらエスバ入りの構築に対して三タテできました!!これからもこのカグヤ使います。ありがとうございます。
  • ページ:
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