はじめに
スラマッパギ、シェルトン田中です。三度目の投稿となります。文章面など拙い部分もあるかと思われますがご容赦ください。また、おかしな点や不明な点などありましたらコメントをくださると幸いです。
注意
- ステータスの略称としてHABCDSを用います。
参考:H=体力 A=攻撃 B=防御 C=特攻 D=特防 S=素早さ
- 努力値などの一般的な非公式名称を使用します。
- この育成論に登場するポケモンは全て理想個体とさせて頂きます。
- ダメージ計算はポケマス様を使用させて頂きます。
マリルリマリルリとは
マリルリは、第二世代ジョウト地方にて登場した、筋肉モリモリマッチョマンみずうさぎポケモンです。
コンセプト
持ち物「とつげきチョッキ」で特防を上げ、ダイマを切ってダイスチルを打つことで防御も高めていき、場に居座り続けて相手のパーティを破壊する、というのが今回のコンセプトです。
採用理由
- 特性「ちからもち」による恐ろしい破壊力
- H100BD80とそれなりの耐久
- 結構広い技範囲
なによりかわいい
持ち物
- とつげきチョッキ
変化技が出せなくなる代わりに自身の特防が1.5倍になるアイテムです。今回はダイスチルで防御を補いつつ、特防をこれで厚くするというコンセプト上、確定です。
性格と努力値
- いじっぱりHA252D4
火力と耐久に重みを置いた型です。素早さは50しかない上、ダイジェットは今回搭載しないので素早さは無振りです。特防はポリゴン2のダウンロード意識。今回はこれで確定。また、Hに252振ることでHP実数値が16n-1となり、砂嵐や火傷のダメージを最小に抑えることができます。
技構成
- じゃれつく
フェアリー物理技がマリルリにはこれしかないため確定です。環境に多いウオノラゴンウオノラゴンやカイリューカイリューなどのドラゴンタイプに刺さります。威力90、命中90、フェアリータイプ、ダイフェアリー威力130
- アクアブレイク
- アクアジェット
アクアブレイクと選択です。この型はダイマ前提のため、ダイストリームの威力が130→90になってしまうのが大きいですが、先制技のためダイマが切れた後にほぼ確実に相手にダメージを与えられるのが大きいです。威力40、命中100、水タイプ、ダイストリーム威力90、先制技
- アイアンテール
アイアンローラーと選択です。ダイマしてダイスチルとして打つことでとつげきチョッキで補えない防御面を補完することができます。威力100、命中75、はがねタイプ、ダイスチル威力130
- アイアンローラー
アイアンテールと選択です。フィールドがないと打てませんが、ダイマするとアイアンテールより威力が高いダイスチルとして打てます。ダイマが切れたあとも、自分がダイフェアリーで貼ったミストフィールドを利用したりして打てますが、使い勝手はアイアンテールの方が上か。威力130、命中100、はがねタイプ、ダイスチル威力140、フィールドがなければ打てず、打つとフィールドを破壊します。
- ばかぢから
確定です。主にダイナックルとして打ちます。ダイマ時に火力を補うだけではなく、ポリゴン2ポリゴン2やナットレイナットレイに刺すことができます。
威力120、命中100、かくとうタイプ、ダイナックル威力95、打つと自分の攻撃、防御が1ランク下がる。
運用
初手に出していきなりダイマックスを切って場を荒らして退場という流れが基本です。相手が物理アタッカーで一撃で落とせそうにないならダイスチルから入りましょう。とつげきチョッキやダイスチルで耐久が上がっているのでそうそう落ちることはありません。初手から相手のパーティを半壊させて裏のエースに繋ぎましょう。
普通のチョッキマリルリとの差別化
この型はダイスチルを搭載しているため、従来のチョッキマリルリと比べてランドロス(霊獣)やエースバーンなどの物理アタッカーに強く出ることができます。
与ダメージ計算
- ダイストリーム(アクアブレイク)
H4エースバーンエースバーン(毒タイプ)
110.2%〜130.7% 確定1発
H4ランドロス(霊獣)ランドロス(いかく込)
120%〜141.8% 確定1発
H252ブリザポスブリザポス
52.6%〜62.8% 確定2発
HB特化テッカグヤテッカグヤ
47.5%〜56.3% 乱数2発(雨込みで確定2発)
HB特化カバルドンカバルドン
81.8%〜97.6% 確定2発
H4サンダーサンダー
94.5%〜112% 乱数1発(68.8%)
- ダイフェアリー(じゃれつく)
H4ウオノラゴンウオノラゴン
163.8%〜195.1% 確定1発
H252バンギラスバンギラス
122.7%〜144.9% 確定1発
H4ファイヤー(ガラル)ガラルファイヤー
180.7%〜213.2% 確定1発
HB特化ラグラージラグラージ
51.2%〜60.8% 確定2発
H4カイリューカイリュー(マルスケ込み)
86.2%〜101.1% 乱数1発 (6.3%)
- ダイスチル(アイアンテール)
H4ミミッキュミミッキュ
167.9%〜198.4% 確定1発
H252ブリザポスブリザポス
70.5%〜84% 確定2発
H252オーロンゲオーロンゲ(リフレク込み)
63.8%〜75.2% 確定2発
H252バンギラスバンギラス
82.1%〜96.6% 確定2発
- ダイナックル(ばかぢから)
HB特化ポリゴン2ポリ2
36.4%〜46.7% 確定3発 次ターンで乱数2発
HB特化ナットレイナットレイ
44.1%〜53% 乱数2発 次ターンで確定2発
H252ジバコイルジバコイル
67.7%〜80.2% 確定2発
H252ヒードランヒードラン
64.6%〜76.7% 確定2発
H4カミツルギカミツルギ
80%〜94.8% 確定2発
被ダメージ計算
マリルリがダイマ前提で計算
- 無補正珠A252エースバーンエースバーン
ダストシュート 71.4%〜84.7% 確定2発
- 補正有A252ランドロス(霊獣)霊獣ランドロス
じしん 29.7%〜35% 乱数3発(17.3%)
- 補正有A252鉢巻ゴリランダーゴリランダー
グラスフィールド込みグラススライダー 72.4%〜85.5% 乱数2発(89.1%)
- 補正有C252珠サンダーサンダー
10まんボルト 41.5%〜49% 確定3発
- 無補正無振ポリゴン2ポリ2
ほうでん 12.5%〜14.9% 乱数7発(1.2%)
- 無補正C172ウツロイドウツロイド
ヘドロウェーブ 28.9%〜34.7% 乱数3発(6.6%)
- 無補正珠C252カプ・コケコカプ・コケコ
エレキフィールド込み10まんボルト 41.5%〜49% 確定2発
- 無補正珠C252アーゴヨンアーゴヨン
ヘドロウェーブ 40%〜47.8% 確定2発
- 補正有C252カプ・テテフカプ・テテフ
サイコフィールド込みサイコキネシス 21.2%〜25.3% 乱数4発(0.1%)
- 無補正珠カミツルギカミツルギ
リーフブレード 74.1%〜88.6% 確定2発
- 補正有A252ゴリランダーゴリランダー
グラスフィールド込みキョダイコランダ 110.1%〜129.4% 確定1発なんだそれ
苦手なポケモン
- ゴリランダーゴリランダー
キョダイコランダが強すぎます。弱化はよこちらがダイマしても確定1発なのが大きい。先制でグラススライダーを叩き込んでくるのでアクジェわるあがきさえできません。
- カミツルギカミツルギ
ダイナックル一撃で落とせない上に、こっちがダイマしてもリーフブレード2発でやられてしまいます。
相性のいい味方
- ナットレイナットレイ
相性補完に優れます。マリルリの苦手などくやでんき、くさへの受け出しや、逆にナットレイが苦手なほのお、かくとうの受けにマリルリが使えます。
- ヒードランヒードラン
マリルリが苦手な草軍団をものすごい勢いで焼き払うことが可能です。相性補完もそれなりにいい感じ。
*あとがき
今回のマリルリの育成論、如何だったでしょうか?
マリルリは対面性能が非常に高く、攻撃性能も優れているため、かなり使いやすいポケモンだと思います。
ミスなどありましたら、コメントにて指摘してくださると幸いです。