素早さ調整型クレセリア*
今回が初投稿となります、はいねと申します。
今回は前期上位帯で流行していたはがねのつばさサンダーからの強い流れが無いかと思案したところこちらの調整を思いついたので投稿してみることにしました。
拙い育成論になってしまうかもしれませんが、指摘や改善案などを皆様から頂ければ今後の自身の育成案の成長にも繋がるかと思いますので、是非コメントして頂ければと思います。
採用理由と役割
現状環境の一線を駆けるポケモンであるサンダーで盤面を破壊したあとの詰め筋としての採用になります。
DMサンダーからのバトンをメインに想定しております。
ただ、プレイヤーごとの好みによってバシャーモ等のDMを絡めないバトン、ねばねばネットによる調整、素早さに厚く振ることによる壁展開やサポート無しでの選出等幅が出せるのもこの調整の強みだと考えます。
(私が色々な軸のパーティで遊びたいので育成のし直しを嫌って考えた部分もあります。)
持ち物
こちらの調整だとたべのこしで確定。
後述しますが身代わりを変更する場合は少し調整の変更、道具にある程度の幅が出ます。ご自身でパーティとの兼ね合いでアッキのみや回復きのみなどアレンジを加えてみて下さい。
性格・努力値と調整
性格は図太いで確定。
上から瞑想をする前提になるのと、素早さに普通の耐久型のクレセリアよりかなり努力値を割くので他の性格にする余裕はありません。
努力値は H236振り B84振り S188振り
実数値は 225/81/166/95/150/129 となります。
Hはたべのこしの回復効率を考え、16n+1
素早さは準速75族抜き抜き
残りをBに割いています。
素早さが準速ウオノラゴン、パッチラゴン抜き抜きになるので1加速でそこらへんのスカーフを抜ける為、かなり詰ませ性能が上がります。
サンダーで対面的にジェットが一回しか打つ余裕がないことがかなり多かったので、ここまで厚く振っておけば安定して立ち回れます。
サンダーから繋ぐ前提なのでバトンのタイミングで麻痺を撒かれる可能性が低いことも追い風です。
個体値は6Vで出しています。Aは当然低い方がいいですが、イカサマではどのみち身代わりは割れないので最悪妥協しても大丈夫です。
急所も考慮するなら個体値9以下を粘ってください。僕は厳選めんどくさくて個体値31のクレセリア使ってます←
技構成
瞑想
こちらは確定です。火力と耐久を両立させるクレセリアの詰め筋ですね。
アシストパワー
こちらも確定です。バトン時点で想定では三段階能力アップしてるので一瞑想でもある程度の火力が確保出来ます
月の光
ほぼ確定だと思われますが、たべのこしでの回復で十分戦えると判断出来る様な構築(壁展開など)でこのクレセリアを使ってみたい方はサブウェポンや補助技に枠を使ってもいいかもしれません。
身代わり
入れ替え候補です。身代わりを入れることのメリットは詰ませ性能の向上と様子見、相手のDM枯らしなど多岐にわたりますが、エスパー技オンリーになりますので当然悪タイプに手も足も出なくなります。
特にバンギラス、悪ウーラオスの存在が厳しくバンギラスは先発のサンダー対策で選出される機会が非常多い上に月の光の回復を阻害される、悪ウーラオスは暗黒強打による確定急所でせっかくのバトンによるBアップの意味が無いとかなり苦しい立ち回りを強要されます。
悪技の通りはかなり良いので一回こいつらとの対面を作られると相当厳しいです。
自分はDに厚めのビルドレオーロンゲやチョッキエースバーンをパーティに入れてクレセか他のどちらにバトンから繋ぐかを相手を見て決めていますが、選出率を高めたい場合はサブウェポンへの変更や電磁波や三日月の舞を入れて後続の起点にして下さい。
変更案
→ムーンフォース 苦手な相手の殆どに通ります。
間接的に特殊耐久の向上も狙える為使いやすいです。
冷凍ビーム
→ランドロス、カイリューなどに役割が持てます。ただ、その辺には元からそこそこ強いのでサイクルしづらいこの型だとムーンフォースの方が使いやすいかもしれません。
電磁波
→後続サポート。ただクレセが硬すぎて麻痺撒いてもなかなか倒れないので素交換が必要になる場面が多く使用感はイマイチでした。
三日月の舞
→後続サポートその2。ブリザポスと同居させる事で、
ブリザポス展開→クレセによる詰ませチャレンジ
→失敗したときの再度ブリザポス展開
というセカンドプランを持たせたり、トリル展開へのミスリード、起点回避など使い勝手はなかなか良かったです。
素早さに厚く振ることで普通のクレセリアなら上から殴られて舞えないような場面で舞えるのも採用のしやすさに一役買っています。
立ち回り例
基本的に何かしらの素早さサポートを受けて2番手で繰り出すことが多いです。(バトンやねばねばネット等)
ただ、素早さが高い分耐久の底上げサポート(壁展開や置土産)や、素の採用でも中速以下相手を詰ませることは可能です。
一度採用してみていただければ早いクレセリアの使いやすさは実感していただけると思います。
与ダメージ計算
5段階上昇内C1上昇アシストパワー想定で、
無振りエースバーン 65.8〜77.4%
無振りドラパルト 62.5〜73.6%
特化ドヒドイデ 58.5〜70.0%
H252ポリゴン2 29.6〜34.8%
無振りガブリアス 50.8〜59.5%
H252カプ・レヒレ 36.1〜42.9%
無振りサンダー 53.3〜63.6%
H4振りウルガモス 47.2〜56.5%
C1上昇ムーンフォース
無振りチョッキ悪ウーラオス 98.2〜116.5%
H252バンギ 27.0〜32.8%
無振りガラルファイアー 42.4〜50.9%
無振りサザンドラ 110.1%〜
アシストパワーはある程度耐久を振られても確定または高乱数2発に収められ、耐久ポケモンには身代わりを残されない火力を瞑想一回で確保出来ます。
ムーンフォースだとどうしても一積みでは火力が確保出来ません。ガラルファイアーも挑発持ちが多いので注意です。
幸いサンダーに弱いのでクレセ登場時に盤面にいることは少ないので、交換からの挑発ムーブでも瞑想が2回積める可能性があります。
被ダメージ計算
特化ウーラオスの暗黒強打
→80.0〜94.2%
陽気ウオノラゴンの先制エラがみ
→60.0〜71.1%
特化珠ミミッキュの影打ち
→28.8〜34.6
臆病ガラルファイアーの燃え上がる怒り
→46.2〜56.0%
控え目サザンドラの悪の波動
→51.5〜62.2
+1瞑想でのダメージ
→35.5〜42.6
低乱数で落ちますが残飯も考えると確定で耐えます。相手がスカーフで素早さ抜かれている想定なので眼鏡等は考慮に入れてません。
全て素受けした際のダメージです。
被ダメに関してはそもそも耐久上昇させる予定かつ残飯で変動が多い型なので多く載せても蛇足と思いある程度に控えていますが、載せてほしいものがあれば追記で載せますのでコメントお願いします。
苦手なポケモン
オーロンゲ
身代わりが無いと挑発や電磁波入れられますし、タイプ的にもあまり相手にしたくはないです。
ウルガモス
せーので積み合いになると確実に負けます さざめきの身代わり貫通も渋いですが先に展開してしまえばアシストパワーで破壊できます
バンギラス 無理です。
悪ウーラオス
ムーンフォースがあれば破壊出来る可能性があります。襷の場合不意打ちとの読み合いになる場面があります。
ガラルファイアー
悪巧み、挑発、ダイアークとこっちがして欲しくないことしかしてきません サンダーに弱いところだけが救いです。
ギルガルド
やる事ないです
相性の良い味方
サンダー
→この型に繫ぐ相方です。ダイジェット、ダイスチルで素早さと耐久を確保しクレセリアに繋ぎます。バンギラスが共通の天敵であることが欠点
ブリザポス
→みかまい入れるなら是非同居したいです。トリルへのミスリードやガルクレセのような立ち回りが魅力
オーロンゲ
→クレセが苦手な相手に強めです ビルドレが組みやすかったですが残飯の取り合いになるかもしれません。ギルガルドが共通して辛いので何かしら対策を考える必要があります。電磁波壁ロンゲからのクレセも強いと思います。その時はソルクラでウーラオスを倒せる様に調整してください。
バシャーモ
→バトン候補 耐久が無いのでサンダーほどの安定感はありませんがDM無しでも運用可能、クレセの天敵に強めなのが魅力です。ガラルファイアーは無理です。
ランドロス
→岩石封じでの素早さ調整からのとんぼでの繋げやすさやステルスロックでのクレセの足りない火力の補助、威嚇でのサポートが魅力 電磁波が来ないのも評価点
ねばねばネット持ち
→出来るだけ挑発耐性の高いポケモンを採用してあげてください。耐性が低いと挑発だけで詰む可能性があります。
如何でしたでしょうか?
クレセリアは耐久は勿論85という捨てるには惜しすぎる素早さを持つ美しい種族値のポケモンですので、これまで耐久特化のクレセリアしか使ってこなかった方も是非一度素早さに厚いクレセリアを育成してみてはどうでしょうか?
実際に自身が使っていた型をこうして紹介するのは初の試みで見づらい点や至らない部分もあるかと思いますので、後学の為にも是非ご意見、ご指摘をして頂ければと思います。
ここまで読んで下さってありがとうございました。