ヘラクロス- ポケモン育成論ソードシールド

こんにちは、かぶとむしです。
今回はヘラクロスだけで投稿3本目となる僕の相棒であり、好きすぎて僕のこのサイトでのアカウント名の由来となったヘラクロスについて愛のある徹底考察していきたいと思います。ヘラクロスの強みを暇があれば考え、育成し、毎回活躍するまでランクマにつれていっているような人間の考察ですが、最後まで読んでいただければ、幸いです。
BOXの中にはあと12個の型があるのだ！

• HABCDSなどの非公式の用語を使用させていただきます。
• ダメージ計算はポケマス様(https://pokemass.site/swsh/dc/)のものを使用させていただきます。
• 以前、僕自身が投稿した型をベースに考察をおこなっております。
• ヘラクロス含め、この育成論に登場するポケモンの個体値はすべて理想個体を想定しています。

• 種族値(前からHABCDS)

80-125-75-40-95-85(合計500)
いらないCが低く、とても綺麗で無駄のない種族値をしています。似た種族値にゴリランダーやギャラドスカイロスなどが存在します。

同じ数値の環境ポケモンは
H・・・エースバーンetc…
A・・・ゴリランダーetc…
B・・・ドラパルトetc…
D・・・ポリゴン2etc…
S・・・カプ・レヒレetc…
とても優秀な種族値ですね

BよりDのが高いため自然にポリゴン2のダウンロード調整ができるというめもマッシブーンやウーラオス(いちげき)にはない強みでもあります。
A125＋そこそこ広い技範囲＋根性といった点が受けループ破壊に適しています。

• タイプ

虫、格闘です。
ダイジェット環境なのにひこう4倍、他には炎、フェアリー、エスパーが2倍とかなり現環境ではきびしいです。ひこうタイプが4倍となるため、出来ることが限られてしいます。
半減できるタイプは、格闘、草、悪、地面、虫です。
タイプの耐久面はあまりよくありませんが、タイプ一致でインファイトができるといった点を見ればポリゴン2の受けが成立しなかったり、ナットレイがワンパンできたりと優秀です。
同じタイプにマッシブーンフェローチェが存在しますが、差別化は後ほど行います。

• 特性
• むしのしらせ

ピンチの時に虫技の威力が上がります。(ぶっちゃけ弱いです。)

• 根性

この型のコンセプトになります。状態異常の時にAが1.5倍になり、火炎玉で火傷になるため、カバルドンラグラージのあくびなどを火傷になることによってあくびを透かしつつ火力をあげられます。
積みアタッカー、高火力アタッカー環境のため、あくびや鬼火の採用率が高い中、両方を封じられる火炎玉根性は強いです。

• 自信過剰

相手を自分の技で倒すとAが1段階あがる特性です。
ダイマックスアタッカー運用や全抜き性能などはかなり高い特性です。

以前、僕自身が投稿した｢受けループ破壊｣をコンセプトにしたヘラクロスの型(育成論ソードシールド/1467)
をより深く考察し、冠の雪原Ｖｅｒ．で投稿させていただきます。

• 採用理由は愛について

この言葉を『妥協』『免罪符』と捉えてしまう方は少ながらずいます。ですが、
マイナーと呼ばれるポケモンを考察するにあたって大切なものは『そのポケモンにしかできないことはなにか？』
『そのポケモンへの愛』が大切と考えています。
マイナーポケモンには必ずと言っていいほどライバルと呼ばれるポケモンがいます。そのライバルと呼ばれるポケモンとどれだけ差別化ができるか、そのポケモンより優れている部分はどこかを見つけ、深く考察してこそ、そのポケモンへの『愛』といえます。

• 役割について

役割は受けポケモンの破壊になります。
特性根性の状態異常耐性、覚える技などがとても受けポケモンに強い点に目をつけ、考察致しました。

• 現環境でこの型のヘラクロスと技範囲もふくめて同じことができるようにポケモンがほぼいないため、現環境でヘラクロスが1番輝ける型と考えています。そのため、スペック的にも受けポケモンの破壊に専念してもらうことを想定しております。

• 破壊力だけみれば自信過剰ダイマックスアタッカー型のほうが全抜き性能も高く、ダイマックス技で積めば止まらないという状況がつくれます。

ですが、冠の雪原にて高耐久高火力ダイジェットつかいや、高速高火力ダイジェット使いが余計に増えてしまいました。ダイマックスをしたランドロス(霊獣)やテッカグヤを初めとする高火力高耐久アタッカーに無理やり耐えられ、ダイジェットで返り討ちにあってしまうのが現在のヘラクロスです。

• では、カウンターや起死回生をいかした型は？というと、ヘラクロスよりHもAも高く、カウンターや起死回生の威力が負けてしまうウーラオス(いちげき)やマッシブーン、毎ターン素早さのあがるバシャーモなどの方が使いやすく、劣化となってしまいます。

• 高火力ポケモンが増えればそれを受けるために高耐久ポケモンが増えるのが世の理です。

幸いヘラクロスは根性という特性と技範囲がとても受けポケモンにつよいです。そこに目をつけた所、
他のポケモンとも差別化がしやすく、ヘラクロスが1番輝ける型と考えました

• マッシブーン ウーラオス(いちげき)との差別化

マッシブーンは
マッシブーン107-139-139-53-53-79(合計570)
と言った物理面にかたよった非常に高い種族値をしています。
ウーラオス(いちげき)は
ウーラオス(いちげき)100-130-100-63-60-97(合計550)
と言った物理面も高水準でSもミミッキュより1はやいと言った準伝説ならではの強い種族値に加え、強い専用技、受けポケモンにつよいまもる系統貫通と言った強い特性をもっています。
対してヘラクロスはヘラクロス80-125-75-40-95-85(合計500)
と言ったマッシブーンにはSとD以外劣ってしまっているのに加え、タイプまで同じという有り様です。
ウーラオス(いちげき)とはDしか勝っておらず、この2匹と種族値で差別化をはかるのは難しいと考えました。
そのため、覚える技やこの型のコンセプトである『受け崩し性能』で差別化をはかります。

• 差別化点
• マッシブーンウーラオス(いちげき)には覚えられないつるぎのまいを覚える
• マッシブーンには冷凍、雷パンチウーラオス(いちげき)には3色パンチがありますが、ヘラクロスにはカバルドンラグラージカプ・レヒレに一貫性のある草技を覚える
• ウーラオス(いちげき)には覚えられないじしんを覚える
• 特性根性による状態異常耐性
• 自然にポリゴン2のDL調整ができる

などが差別化点としてあげられます。

タチフサグマ との差別化
タチフサグマは種族値がタチフサグマ93-90-101-60-81-95(合計520)
です。特性根性で火力をあげながら、相手をすりかえで火傷にできたり、はたきおとすで高火力を出しながら相手の持ち物をはたきおとせるなど、器用なことが出来るのがタチフサグマの特徴です。
そんなタチフサグマとの差別化は火力と覚えられる技を中心におこないます。

差別化点

• ヘラクロスはタチフサグマと比べて受けループにつよい技を覚えます。(タイプ一致インファイト、じしん、メガホーン)
• タチフサグマには覚えられないつるぎのまいを覚える
• タチフサグマはAがあまりたかくなく、ノーマルを半減するはがねなどの受けポケモンには火力がさがってしまうのに比べ、ヘラクロスはA125と高く、剣の舞や高火力サブウェポンでカバーが出来る

• 特性根性による状態異常耐性、A125＋根性の高火力、S85という受け崩しに最低限となる素早さと受けポケモンの弱点をつきやすい(インファイト、タネマシンガン、じしん、メガホーン)と言った技を覚えられのはヘラクロスの強みです。

• 技範囲がそこそこひろいため、自分のパーティーでは苦手な受けポケモンにたいして強い技構成にカスタマイズでき、あまり相手に警戒されない形で有利対面をつくれる

• ヘラクロスというより特性根性の強みとなってしまいますが、この特性ランク補正ではありません。この時点で勘のいい方はきづいたかもしれませんが、ランク補正ではないため、ヌオーやピクシーナマコブシなどの特性天然を無視します。

• インファイト

タイプ一致威力120の格闘技です。
ポリゴン2やハピナスカビゴンなどの高耐久ノーマルタイプに有効です。
HB252性格補正込みナットレイを根性発動でワンパンできます。
等倍時の最高火力となります。

• タネマシンガン

草の連続技になります。ラグラージカプ・レヒレヌオートリトドンミロカロスカバルドンなどに有効です。
ダイソウゲンとしてミストフィールドを塗り替えて無理やり自分を火傷にしたり、デメリットのない命中100なので、安全に襷で耐えているポケモンを倒したり、ラグラージやトリトドンの襷カウンターを防いだり、最後っ屁としてミミッキュの化けの皮貫通など色々器用なことが出来るのがこの技の特徴です。

• 剣の舞

対受けループに対してものすごく積みやすいです。
カバルドンやラグラージ対面ではあくびで流される心配も無いです。ダイマックス時にはダイウォールとなるため、優秀です。

• じしん

ドヒドイデやヒードランウインディギルガルド(シールド)などに弱点がつけます。仲間にゴリランダーがいたりするのであれば、10万馬力のがいいかもしれません。

• メガホーン

ヘラクロスの"元"専用技です。
クレセリアにとても有効な技です。
虫技の通りがわるいので環境への刺さりは怪しいですが、命中不安以外のデメリットがなく、インファイトと同じ火力を連発可能です。
現環境のヘラクロスには虫技がないことが多く、この型のヘラクロスの使用感を確かめている時、ほとんどのクレセリアがメガホーンを警戒せず、突っ張ってきたので、クレセリアを見るためだけに採用する価値は十分にあると思います。

• からげんき

理由⇒かなり火力はだせますが、等倍時の火力がインファイト以下だったり、採用することによって受けポケモンに弱点をつける範囲が狭くなるため不採用とさせていただきました

• つばめがえし

理由⇒ダイジェットとしてとてもつよいのですが、コンセプトである『受け崩し』のため、この技でしか弱点のつけない受けポケモンはカプ・ブルルくらいしかいないので個人的には不採用としました。

• 岩技(ストーンエッジ、いわなだれ、ロックブラスト)

理由⇒ヘラクロスのサブウェポンとしてとても相性がよく、普通の型ではよく採用されていますが、受けポケモンの中にヘラクロスの技範囲で岩技でしか弱点が付けないポケモンはサンダーくらいしかおらず、サンダーは4倍弱点である飛行技を使用してくるほか、ヘラクロス(S85)よりサンダー{S100}のほうがはやいため、サンダーは役割対象外とみなし、不採用とさせていただきました

具体的なつるぎのまいの積めるタイミングの記載がなければ論の強さが伝わりづらく、このヘラクロスというポケモンの凄まじい火力の安定した出し方が皆様につたわらないため、記載させていただきます。

火炎玉をもっているため、ターンの終わりに火傷になるのであくびでは寝ませんその使用をいかして、カバルドンやラグラージなどのあくび、ステロのタイミングにつんだり、ポリゴン2やナットレイやラッキーのような圧倒的有利対面で積むことが可能です。大抵の受けポケモンは火力がそこまで無いため、対面から積むことが可能です。

逆に受けポケモンで対面から積めないポケモンと理由を記載させていただきます。
(サンダー暴風など)(アーマーガアエアームドブレイブバードの可能性があるため)(テッカグヤエアスラッシュなど)(ヒードランマグマストームがあたる前に攻撃しなければ倒されてしまう)(スイクンエアスラッシュに注意)
以上になります。

• インファイトの採用によって突破可能カバルドンハピナスラッキーポリゴン2カビゴンナットレイバンギラスヒードラン

• タネマシンガンの採用によって突破可能ラグラージヌオートリトドンカバルドンカプ・レヒレスイクン

• じしんの採用によって突破可能ヒードランドヒドイデギルガルド(シールド)

• メガホーンの採用によって突破可能クレセリアカプ・ブルルゴリランダー

• つるぎのまい1積み根性発動でHB特化でもワンパンできるアーマーガアテッカグヤエアームド

• 性格は、コンセプトが受け破壊なのでそこまで素早さをあげる意味もないため意地っ張りです。

• Hはやけど最小ダメージ16n-1尚且つ、耐久を厚くするためにH156振り
• Aは火力を上げるために252振り
• Sは準速61族はあまりいませんが、一応準速61族(テッカグヤバンギラスなど)抜きの68振り
• 特性C252カプ・レヒレのムーンフォースが調度確定耐えするためDに28振りになります。
• 余った努力値があと4なので、少しでも耐久をあげるため、Bに4振りとなります。

普段は物理火力を半減してしまうやけどですが、特性根性によって逆に物理火力を1.5倍にでき、さらに火傷状態となるため、1度やければ状態異常は無効にできます。この1.5倍というのはとても強く、いのちのたまは火力を1.3倍にするかわりに毎ターン終了時HPの1/10のダメージをくらってしまいますが、
根性×かえんだまの場合、物理火力を1.5倍にし、毎ターン終了時のやけどダメージは1/16ですみます。
ですが、デメリットがあります。
それは、
ミストフィールドで火傷になれないことです。
1度火傷になってしまえば、ミストフィールドでは火傷はなおりませんが、火傷になっていない状態でミストフィールド上にいるとミストフィールドが終わるまで火傷になれないため、火力が落ちてしまいます。

戦えない訳ではありません。
ヘラクロスに弱点をつけないゴリランダー(アクロバットに注意)や、飛行技ないHBランドロス(霊獣)やドリュウズ、トリルアタッカーのような鈍足ポケモンなどとなら殴りあえます。
中速トリパなら性格補正込の高火力の技をSの素早いポケモンにもド・デカい一撃をたたき込めるのでおすすめです。

• インファイト
• 特化HB252ナットレイ72.9〜86.1確定2発

(根性)109.3〜129.2確定2発

• 特化HB252しんかのきせきポリゴン259.3〜69.7確定2発

(根性)87.5〜104.1乱数1発(31.3%)
(＋2)から確定1発

• H252しんかのきせき84.3〜100乱数1発(6.3%)

(根性)125〜147.9確定1発

• 特化HB252カビゴン77.1〜92.1確定2発

(根性)115.3〜137確定1発

• 特化HB252ハピナス106.6〜125.9確定1発
• 特化HB252しんかのきせきラッキー79.5〜94.1確定2発

(根性)118.2〜140確定1発

• H252ダイマックスバンギラス98.5〜115.9乱数1発(81.3%)

(根性)確定1発

• H252ヒードラン106〜125.2確定1発
• 特化HB252アーマーガア(根性＋2)確定1発
• 特化HB252エアームド(根性＋2)確定1発
• 特化HB252テッカグヤ(根性＋2)確定1発
• 特化HB252カバルドン(根性＋2)98.1〜115.8乱数1発(87.5%)
• H252ダイマックスブリザポス(根性＋2)確定1発

• タネマシンガン
• 特化HBラグラージ4発目から92.7〜115.9乱数1発(90.2%)5発目から確定1発

(根性＋2)2発目から確定1発

• 特化HB252ヌオー4発目から確定1発

(根性)3発目から確定1発

• 特化HB252トリトドン4発目から確定1発

(根性)3発目から確定1発

• 特化HB252カプ・レヒレ5発命中62.1〜73.4確定2発

(＋2)4発目から94.9〜112.9乱数1発(84.7%)
(根性＋2)3発目から確定1発

• 特性HBカバルドン(根性＋2)3発目から83.7〜100.4乱数1発
• 特化HB252スイクン4発目から確定1発

• じしん
• 特化HB252ドヒドイデ43.3〜50.9乱数2発※次のターン根性発動で確定2発

(根性)63.6〜75.1確定2発
(根性＋2)確定1発

• H252ヒードラン確定1発
• (根性)特化HB252ギルガルド(シールド)62.2〜74.2確定2発
• (根性)特化HB252ウインディ威嚇込51.7〜60.9確定2発

(根性＋2)威嚇込確定1発

• メガホーン
• (根性)特化HB252クレセリア92.5〜109.2乱数1発(56.3%)
• (根性)特化HB252カプ・ブルル61〜71.7確定2発
• H252ゴリランダー115.9〜137.1確定1発

• 4振りクレセリアサイコキネシス48〜56乱数2発(78.9%)
• 無振りポリゴン2トライアタック27.4〜32.5確定4発
• 特化C252ヒードランマグマストーム確定1発

無振りでも定数ダメ込確定1発

• 特化C252カプ・レヒレムーンフォース83.4〜99.4調度確定2発
• 特化A252バンギラスストーンエッジ68.5〜81.1確定2発
• 4振りウインディ火炎放射59.4〜72%
• 特化C252スイクンエアスラッシュ86.8〜102.8乱数1発(18.8%)
• 特化A252鉢巻ゴリランダーグラススライダー44.5〜52.5乱数2発(20.7%)
• 無振りラグラージクイックターン26.2〜31.4確定4発