はじめに
- 非公式の略語を用います
- このポケモンは劣化ポケモンで、他の似た役割のポケモン(特に進化後のヨルノズク)に対する優位点はないことをご了承ください
- 使用率等のデータはポケモンhomeの11/29のデータを参照します
- ダメージ計算サイトはポケマスを用います
- 小数点以下は四捨五入します
- 以下常体を用います
採用理由と役割
- 1.対あくびループについて
ステスルロックやリフレクター・光の壁に対し霧払いを行うことでそれらを解除しつつ、次のターンの催眠術の命中率を上げていく(回避率-1で催眠術の命中は80、-2で100)。カバルドンはホーホーに対する有効打を持っていないことも多いためホーホーが特に有利なポケモンと言える。
催眠を当てた後はまだ壁を貼っていないなら壁貼りをしたり、主には後続に繋いで積みの起点にする。
- 2.壁貼りについて
役割が1だけなら役割が薄く、ホーホーホーホーの持てる役割を模索したところ、ギリギリ壁貼り(リフレクターのみ)くらいはできそうだったためこの役割を持たせることにする。もちろん他の壁貼りには大きく劣るがホーホーホーホーが他にできそうなことは特にないためこれで役割を補強する。
- 役割遂行後はクッションとして使えば霊地の無効が活かせたり、自分より遅ければ壁を貼り直したり相手を眠らせることができる。耐久の低さと催眠術のおかけで起点にされづらいのも強みと言えるだろう…か。
※オーロンゲは挑発がある場合役割を遂行できないため注意。
持ち物
- 気合の襷、光の粘土、進化の輝石から選択となる。
気合の襷…読み違えたときの行動保障となる。壁貼りの役割を遂行したり、最低限6割の確率で相手を眠らせることができるためあって損はない。役割対象のカバルドンの砂嵐で削れてしまうことには注意。
- 光の粘土…壁のターンを伸ばすことができる。壁→霧払い→催眠術と動くとターンの消費が激しいため後続が壁の恩恵を受けづらくなる。光の壁を覚えないため優先度は下がる。
- 進化の輝石…多少はマシな耐久になる。天候系や連続技に強いと言いたいところだが悪天候や連続技は抜群が多く、活きる場面といえば火力アップアイテムのないドラパルトのドラゴンアロー程度。襷よりは競争しないのも利点。
性格・努力値と調整
素早さについて…最速。催眠術の施行回数を稼ぎやすくなったり、先に壁を貼れば当然被ダメも減らせるため不特定多数を抜けるよう最速を推奨する。
残りは耐久指数が最大になるようH76-B180(輝石の場合はH68-B188)と振る。
- 対カプ・レヒレを意識する場合
進化の輝石を持たせた上でH156-D92と振ることで物理方面は補正無しA252ドラパルトのドラゴンアローを0.4%の乱数1に抑えつつ、C特化カプ・レヒレのムーンフォースを0.4%の乱数2発に抑えることができる。挑発持ちやSに振っている個体は少なくないので無理に出せる相手ではないことには注意が必要。
技構成
- 霧払い(確定)
相手の回避率を1段階下げ、この型では主にステロ・ミストフィールド・壁の解除を行う。ミストフィールドを解除しながら回避率を下げることで、Sに振ってないくせに起点だと思い堂々と瞑想を積んでくるカプ・レヒレを眠らせることができる。
- 催眠術(確定)
困ったときに撃てば6割の確率で相手を眠らせることができる。それだけでも強力だが、霧払いと相性が良く命中率が上がってくるため起点を作りやすい。また催眠の圧は起点にされづらいのも魅力的。
- リフレクター(選択)
催眠術より安定した起点作り技。後続の負荷を抑える他には、ホーホーもカバルドンラグラージからのダメージを抑えることでより確実に起点を作ることができる。光の壁を覚えず、壁貼りとしては不完全なため一応選択とするが、ほぼ確定で良いだろう。
- ナイトヘッド(確定)
最低限の攻撃技。挑発や削りを意識し、技候補も少ないため確定とする。エアスラッシュは怯みが優秀だが何分火力指数が6300しかないため候補から除外する。
- 吹き飛ばし(選択)
催眠術に怯えず積み技を使ってくる人や身代わりを許せない人向け。デバフを掛けるこの型とはミスマッチであること・基本的には催眠術で事足りるため優先度は低い。遺伝も面倒だし
立ち回り例
相手の行動は初手ステロ→欠伸→欠伸(orクイックターン)を想定する。対してこちらは壁→霧払い→催眠術と動くことでステロを解除しつつ8割の確率で相手を眠り状態にできる。居座ってくることも多いが、交代に関しては後続を6割で眠らせることができると割り切ってほしい。
初手から霧払い→催眠術と動いて良い。交代しても良いし、ナイトヘッドでかなり削れるため突破を狙うのも良い。
与ダメージ計算
攻撃技はナイトヘッドのみなので省略する。
被ダメージ計算
- ホーホーホーホーは輝石無しH76-B180とする
腕白A4カバルドン
氷の牙(搭載率13.5%) 62~74.4%
岩石封じ(搭載率9.7%) 57.9~68.9%
岩石封じも一回ならこちらのほうが速い。
腕白A4ラグラージ
クイックターン(搭載率85%) 42~50.3%
冷凍パンチ(搭載率10.1%) 70.3~84.1%
冷凍ビーム(搭載率9%) 57.9~68.9%
持ち物なしc特化カプ・レヒレ
ムーンフォース(搭載率81.5%) 78.6 ~ 93.1%
- 耐久目安(輝石無しH76-B180とする)
物理:性格補正・持ち物なし252ドラパルトのドラゴンアロー 92.4 ~ 108.9% 乱数1(56.3%)
特殊:持ち物なしc特化ファイヤー(ガラル)の暴風 93.7 ~ 111.7%乱数1(68.8%)
苦手なポケモン
- 砂おこし・雪ふらし・他連続技を持つポケモン:
襷が機能せず一撃で落とされてしまう。例外的にカバルドンは地震ワンウェポンのことが多く、起点にしやすい。
- 挑発持ちポケモン:
催眠術も壁も貼れない
急に倒され、数的不利を取られる。
相性の良い味方
積み技を使えるポケモン全般:
壁展開はもちろん、最速起きには注意したいところではあるが催眠により起点を作れる。
命中不安だが強力な技を覚えるポケモン(張り切り、催眠術):
霧払いにより命中不安を緩和できる。
これらを含めると催眠瞑想フリーザー(ガラル)が特におすすめである。
また、ホーホーホーホーを意識して組むならサブプランとして重力を使えるポケモンを用意しておくと、命中不安のポケモンを起用しやすい。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。どうしてもホーホーホーホーが使いたくなった方、これを見てホーホーホーホーを使いたくなった方の参考になっていたら嬉しいです。質問等お待ちしています。