はじめに
こんにちは!かぶとむしです。
今回はじめての受けポケモンの育成論を投稿します。
普段の育成論とは少しだけ変わったレイアウトで考察致します。
注意
- 非公式のH-A-B-C-D-Sと言った用語を使用致します。
- この型は受けループ前提で考察させて頂いております。
- ダメージ計算では受け出した時を中心に記載させていただきます。
現環境での受けループ
カプ・ブルルを深く考察するにあたって、現環境での受けループの現状について簡単にまとめることにします。
現在受けループは少し動きづらい環境となってしまっています。高火力ダイマックスによるゴリ押しや、まもる系統の技を特性によって貫通してくるウーラオス(いちげき) の存在など前作(第7世代)と比較して前作ほどの強さを発揮するのは難しいといった状況です。
ですが、DLC冠の雪原でとても受けループ(特にドヒドイデ)と相性のいいポケモンが追加されました。
そう!それが今回考察するカプ・ブルルです!
ということでカプ・ブルルの考察にはいります。
カプ・ブルルというポケモン
- 種族値カプ・ブルル70-130-115-85-95-75(前からHABCDS)
AとBの種族値が高いポケモンです。
H70というのは低い方ですが、努力値を252極振りすることによって16n+1(実数値177)HPの1/16回復(たべのこし、グラスフィールド)の回復量最大となります。
- タイプ(草、フェアリー)
4倍弱点1つ、2倍弱点4つ、半減タイプ6つ、無効タイプ1つとまぁまぁな耐性をもっています。弱点タイプのほとんどをドヒドイデとお互い補い合うということができるため、そこも相性がいいですね。
- 特性 グラスメイカー
環境TOPクラスの実力者ゴリランダーと同じ特性になります。草技の威力を1.3倍に加え、受けループととても相性のよい毎ターン終了時HPの1/16を回復をする効果や、主に受けループではドヒドイデの弱点であるじしんやじならしを半減するという効果まあります。(じしん、じならし以外の地面技は半減できないので注意)
他のポケモンとの差別化(ゴリランダーテッカグヤナットレイ)
テッカグヤとの差別化
テッカグヤはアーマーガアなどとおなじはがね、ひこうタイプで耐性がとても優秀なのに加え、安定した耐久、カプ・ブルルとおなじくやどりぎのたねをおぼえます。
テッカグヤとの差別化点は
- カプ・ブルルは電気が半減のため、ドヒドイデの弱点である電気技をうけきることができる
- テッカグヤもギガドレインを覚えますが、タイプ一致、グラスフィールドウッドホーンやグラスフィールドの回復など生存力が勝っている
- ウーラオス(いちげき)のタイプ一致技(悪、水、格闘)をすべて半減で受けられる
などが差別化点です。
つぎはこれからのポケモンで永遠のライバルとなるであろうポケモンとの差別化です。
ゴリランダーとの差別化
ゴリランダーは技範囲がカプ・ブルルとかなり被っていて差別化が必要です。
差別化点としては
- フェアリータイプがあることによって耐性が安定してる
- ウッドホーンによる生存力
- しぜんのいかりによる安定した削り
- ウーラオス(いちげき)のタイプ一致技(悪、水、格闘)をすべて半減で受けられる
などが差別化点となります。
努力値、性格、持ち物の調整や意図
「なんでHBなの?ドヒドイデがHBだからカプ・ブルルはHDのがよくない?」
と感じた方は少なからずいらっしゃるとおもいます。
ですが、使用率TOP30以内の特殊ポケモンをならべてみると
カプ・レヒレサンダーテッカグヤウツロイドアーゴヨンファイヤー(ガラル)レジエレキヒードランカプ・コケコウォッシュロトムとなります。
その中でカプ・ブルルでメインウェポンを受けられるポケモンはカプ・レヒレレジエレキカプ・コケコウォッシュロトムのみになります。
それに対して物理にはB種族値115をいかして強くでられるためHBベースで考察させて頂きました。
では調整の意図に入らせていただきます。
H252B172S84
性格わんぱく(B↑C↓)
持ち物は生存力をあげるため基本的にはたべのこしで確定
もしほかのポケモンナットレイなどに食べ残しを譲る場合はやどりぎのたね、ウッドホーンの回復量があがるおおきなねっこでもいいです。
H・・・16n+1やどりぎ、グラスフィールド回復最高効率
S・・・無振り85族抜き(カプ・レヒレクレセリア等)
B・・・物理耐久をあげるため余り
となります。
Sについてですが、相手のカプ・レヒレの型判別にも役立ちます。理由はフィールド系の特性はSがはやいほうが先に発動し、遅い方が塗り替えるというしようのため、無振りカプ・レヒレは挑発⇒積み技による戦い方が多く、そのレヒレに上から挑発や自然の怒りができるというのはとてもおおきいです。
カプ・ブルルより速いカプ・レヒレは耐久を少し削り、火力にさいていることが多く、型の判別がしやすいです。(受け回すのでフィールドは取り返しやすいです。)
受け出せるポケモン、無理なポケモン
安定して受け出せるゴリランダーガブリアスバンギラスウオノラゴンドサイドンカバルドンマリルリウォッシュロトムレジドラゴライコウ等
高火力の弱点を着いてくる技が無ければ受け出せるウーラオス(いちげき)(どくづき)、ランドロス(霊獣)(ダイジェット)、ドラパルト(ダイマックスの鋼技、飛行技、炎技)、カプ・コケコ(ブレイブバード)
フェローチェ(どくづき、氷技)等
このカプ・ブルルを使うにあたって相性のいい受けポケモン
技について
やどりぎのたね
相手に毎ターンダメージを与えながら回復できるとても強い技です。ウッドホーン、グラスフィールド、食べ残し、やどりぎのたねで1ターンに最大4回回復することが可能になります。サイクルを有利にすすめられます。
まもる
相手の様子見(ガブリアスなどがどくづきをもっているか など)に使ったり、相手のダイマックスを無理やり受けきる、やどりぎ、グラスフィールド、食べ残しの回復を安全に行えるなど色々なメリットがあります。
ウッドホーン
物理版ギガドレインです。この技のおかげでカプ・ブルルがほかの受けポケモンより生存能力が高いと言っても過言では無いです。無振りでもA種族値130、タイプ一致、グラスフィールド補正もあってなかなかのダメージが期待できます。
下の二つは選択技となります。自分の戦い方や好みに合わせて選択してください。
しぜんのいかり
カプ族の専用技です。相手のHPの残りを半分にすると言ったわざです。同じ効果のいかりのまえばと比べてどのタイプにも効果があるというのが1番の強みです。ですが、注意する点が2つあります。
- 1.命中が90であること
- 2.ダイマックスポケモンに対して残りHPの25%しかはいらないこと
です。
与ダメージ計算
ウッドホーンのみになります。(カプ・レヒレ以外は基本グラスフィールド込のダメージ計算となっております。)
-特化HB252{カプレヒレ}40.6〜48.5確定3発
グラスフィールド込では51.9〜62.1確定2発
- H252カプ・レヒレ54.2〜64.4確定2発
グラスフィールド込では68.9〜82.4確定2発
威嚇込で18.3〜21.9乱数5発(55.7%)
- H4ランドロス(霊獣)46〜54.5乱数2発
威嚇込で30.9〜36.9乱数3発(72.9%)
- 特化HB252カバルドン41.8〜50.2(0.4%)
- H4れんげきウーラオス(いちげき)78.4〜93.1確定2発
被ダメージ計算
受け回すのを想定しているため、役割対象である相手への受け出しした時を中心にダメージ計算をおこないます。
-A252ウーラオス(いちげき)すいりゅうれんだ 20.3〜23.7確定5発
- A252ウーラオス(いちげき)あんこくきょうだ20.3〜24.2確定5発
- A252ウーラオス(いちげき)インファイト20.3〜24.2確定5発
- A252ウーラオス(いちげき)かみなりパンチ8.4〜10.1乱数10〜12発
- A252ガブリアスじしん(グラスフィールドの半減込)8.4〜10.1乱数10〜12発
- 特化A252ランドロス(霊獣)じしん(グラスフィールドの半減込)10.1〜11.8乱数9発(27.3)
- A252珠ミミッキュじゃれつく31〜37.2乱数3発(67%)剣の舞1積み後61.4〜73.4
- 特化A252ハチマキゴリランダーグラススライダー24.2〜28.8乱数4発(99.7%)
- 特化A252ハチマキゴリランダー10まんばりき16.9〜20.3乱数5発
- A252ウオノラゴン先制エラがみ33.3〜39.5確定3発
- 特化A252バンギラスストーンエッジ37.8〜45.7確定3発
じしんは6.2〜7.9乱数13〜17発
- 特化A252ドサイドンじしん9.6〜11.8乱数9〜11発
- 特化C252メガネウォッシュロトムボルトチェンジ25.4〜29.9確定4発
- A252ドラパルト珠ダイホロウ54.8〜64.4確定2発
- C252メガネカプ・コケコ10万ボルト27.1〜32.2確定4発(受け出しのため、エレキフィールドを塗り替え、フィールド補正を考慮しておりません)
- A252ドリュウズじしん8.4〜10.1乱数10〜12発
アイアンヘッドは57.6〜67.7確定2発
じんつうりきは27.6〜32.7確定4発
C上昇なし9.6〜11.2乱数9〜11発
- A252珠ボーマンダじしん7.3〜9乱数12〜14発
ダイジェット確定1発
- 特化A252フェローチェインファイト23.1〜27.1乱数4発(57.9)
トリプルアクセル全部ヒット時62.1〜73.4確定2発
- A252マンムーじしん8.4ー10.1乱数10〜12発
つららばり5回ヒットで90.3〜107.3乱数1発
4回で72.3〜85.8
3回で54.2〜64.4
2回で36.1〜42.9
- A252珠ボルトロス(化身)ワイルドボルト18〜22乱数5発(41.9%)
- A252珠パッチラゴン先制でんげきくちばし46.3〜54.8乱数2発
- A252ヒヒダルマ(ガラル)じしん9〜10.7乱数10〜12発
つららおとし91.5〜108.4乱数1発(43.8)
さいごに
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!
自分自信はじめての受けループのポケモンの育成論だったため、少し伝わりづらい所があるかもしれません。こ
コメントでのご指摘お待ちしております。