採用理由
- 毒みがによる削り/崩し性能
- 電/水/炎/岩/鋼への繰り出し性能
- 電(電磁波)/水の一貫切り
- ステロ撒き (採用時)
このガマゲロゲの強み
- 水地複合+貯水の優秀な耐性
特性込みで無効2/半減4に対して弱点は草(とフリドラ)のみと防御面で優れたタイプ。電レジエレキウォッシュロトムヒートロトム/炎エンテイガオガエン/岩バンギラスルガルガン(たそがれ)等にめっぽう強く、サイクル適性が高い。4倍弱点の草も後続で受けるのは比較的容易。
- 電水無効
ボルチェンレジエレキウォッシュロトムヒートロトム/クイタンラグラージによる対面操作のカット、高火力な電撃嘴パッチラゴン/エラ噛みウオノラゴンに対する無償での受け出し、ダイサンダー/ダイストリームによるフィールド/天候展開の阻止およびダイマターン枯らしなど、単なる半減以上に高い価値を持つ。水流連打ウーラオス(れんげき)/泡沫のアリアアシレーヌラプラス無効も身代わりを使うこの型とシナジーがある。
- 毒毒/ステロ/熱湯による火傷
有利対面から定数ダメージを入れて削ることで、後続エースの一貫を作ることに長ける。毒撒きとして見ても、鋼毒に強いタイプであること、通りの良い熱湯を打てることが優れる。
- 身代わりを絡めた対受け性能
毒みがの構成により低速受けサイクルに強く、特殊耐久に厚くすることで低火力クレセリアハピナスポリゴン2の前で身代わりを残しやすい。身代わり+貯水によりドヒドイデヌオーを完封する点、Hが高くナイトヘッドサニーゴ(ガラル)/地球投げラッキーを身代わりが耐える点も特長。
- すいすい型への誤認
現状すいすいアタッカーとしての採用が多く、選出誘導力や型の読み違いが有利に働くことは比較的多い。具体例としては、この型ではそこまで有利ではないエースバーンパッチラゴンドリュウズ等の選出抑制、初手ダイマ警戒でのダイマ誘発などが挙げられる。
ヌオー(貯水)に対しては、特殊耐久/特殊火力/素早さといった数値面で勝る。
仮想敵
後出し可能:電サンダーレジエレキライコウボルトロス(化身)ボルトロス(霊獣)カプ・コケコウォッシュロトムヒートロトムジバコイルデンジュモク/水ウオノラゴンスイクンアシレーヌトリトドン/炎ヒードランエンテイガオガエンウインディ/岩ウツロイドバンギラスルガルガン(たそがれ)/受けポリゴン2クレセリアハピナスラッキーサニーゴ(ガラル)エアームド/サポートオーロンゲクレッフィ
対面起点対象:毒毒持ちドヒドイデヌオー/欠伸持ちカバルドンラグラージブラッキー/宿り木持ちテッカグヤ
構成
性 格:穏やか
努力値:H228 D116 S164
実数値:209-90-95-105-121-115
特 性:貯水
技構成:熱湯/毒毒/身代わり/自由枠
持ち物:食べ残し
※物理技を採用する場合はA個体値30-31/実数値103
- 配分
H:16n+1調整(残飯回復効率意識) / ナイトヘッド/地球投げを身代わりが確定耐え
B:A121テッカグヤのヘビボンを身代わりが確定耐え
D:11n(性格補正効率最高) / C172ウォッシュロトムの悪波を身代わりが最高乱数以外耐え / C126ポリゴン2のトラアタを身代わりが8/16の中乱数耐え
S:準速61族テッカグヤ+2
Hを205以上にするとラッキーサニーゴ(ガラル)相手に身代わりを残せる。残飯効率意識で209まで引き上げた。役割対象に特殊が多いことからDに厚く回す。ウォッシュロトムの前で身代わりを残せるラインに止めて残りをSに回すことで、S振り低速テッカグヤジバコイルラプラス/S無振り中速ウォッシュロトムヒードランを抜いてまもみがで嵌められる範囲を効率的に広げることができる。
物理耐久 (指数:209*95=19,855)
A121テッカグヤ ヘビーボンバー(威力120) 20.5%~24.4%
B136ジバコイル ボディプレス 21.0%~24.8%
C96 クレセリア サイコショック 22.0%~26.3%
A90タイプ一致イカサマ 24.4%~29.1%
A132カバルドン 地震 37.7%~44.9%
A156ウオノラゴン 逆鱗 53.1%~63.1%
A120レジエレキ 大爆発 56.9%~66.9%
特殊耐久 (指数:209*121=25,289)
C96クレセリア サイコキネシス 20.0%~23.4%
C172ウォッシュロトム 悪の波動 21.0%~24.8%
C128テッカグヤ エアスラッシュ 21.5%~25.8%
C126ポリゴン2 トライアタック 22.9%~27.1%
C147カプ・コケコ マジカルシャイン 26.3%~31.5%
C200ジバコイル 徹底抗戦 31.1%~36.8%
C167レジエレキ 破壊光線=ダイアタック 37.7%~44.4%
C194サンダー 暴風 47.8%~56.4%
C172ヒートロトム C+2DM悪の波動 66.5%~78.4%
C179ウツロイド 草結び(威力80) 86.1%~103.3%
C150ラプラス フリーズドライ 97.6%~114.8%
他調整案
穏やか H252 D252 S4 (212-90-95-105-139-95)
役割対象からの被ダメを極力抑えることでサイクル性能を引き上げる。C134までのタイプ一致80技を身代わりが確定で耐えるため、対ポリゴン2に余裕が生まれる。逆に身代わりを割られた場合は控え目ポリゴン2(=耐久に薄い)と判断できる。
※HDSとHDのメリット/デメリットの詳細についてはコメント>1-8も参照。
図太い H252 B252 S4 (212-90-139-105-95-95)
A216ランドロス(霊獣)の地震を確定2耐え / A140オーロンゲのソウルクラッシュを身代わりが確定耐え。特殊方面は耐性のみで十分と割り切って、ランドロス(霊獣)パッチラゴンウーラオス(れんげき)(連撃)等に役割拡張した形。
- 特性
採用理由に沿う貯水で確定。
- 技構成
H185-D85 ドリュウズ 61.6%~72.4%
H198-D126ヒードラン 39.3%~46.4%
H172-D90 エアームド 31.3%~37.2%
H183-D106ガブリアス 24.5%~29.5%
以下、自由枠。大まかに優先度順。
守る
嵌め性能の向上、残飯の回復稼ぎ、ダイマ枯らし等。
地震 or 大地の力
ジバコイルヒードラン等の迅速な処理とドヒドイデへの打点として。地震はバンギラス/チョッキヒードランジバコイル/瞑想ライコウ意識、大地の力は鬼火ウォッシュロトムヒートロトムウインディ/イカサマブラッキー/力を吸い取るサニーゴ(ガラル)のケアを重視。
H198-B126-D126ヒードラン 92.9%~111.1 / 86.8%~105.0%
H197-B95-D120 ライコウ 61.9%~74.1% / 45.6%~54.8%
H207-B130-D120バンギラス(砂) 43.4%~52.1% / 29.9%~35.7%
- 持ち物
まもみがと相性のよい食べ残しを推奨。
運用
役割対象に後投げして身代わり→毒毒が基本の立ち回り。特にドヒドイデサニーゴ(ガラル)クレセリア等の身代わりを残せる対面やウォッシュロトムジバコイルヒードラン等のほぼ確実に引かれる対面では身代わりが安定行動となる。有効打がない相手やガマゲロゲより遅い相手は毒を入れてまもみがしているだけで倒すことが可能。ガマゲロゲより速い被役割対象であっても、2サイクル目に後出しされるタイミングで身代わりを貼れていれば嵌めることができる。
構築
サイクル構築に補完として入る。毒みがにより構築全体として苦手になりがちな受け崩しもある程度担える。毒無効の草ナットレイフシギバナモロバレル/MF展開と瞑想があるカプ・レヒレなどは苦手とするため、ケアできるポケモンは必ず入れておきたい。以下具体例。
以上です
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