10月24日、相性の良い味方の一部を追加しました。
10月24日、性格の候補に「おくびょう」の追加、また「ひかえめ」選択時の努力値調整案を追加しました。
はじめに
どうもこんにちは。むちころ犬と申します。
冠の雪原が解禁され、新ポケモンや過去作組が追加された事で環境がガラリと変わる事が予想されますが、今回はその中でも筆者が個人的に注目している新ポケモンであるファイヤー(ガラル)を考察していこうと思います。
タイプと出で立ち、じゃあくポケモンという分類からどことなくイベルタルを連想させるポケモンですが、彼方と同じく非常に高いポテンシャルを持っている事が伝わればと思っています。
それではよろしくお願いします。
ファイヤー(ガラル)について
まず初めに、ファイヤーのリージョンフォームである今作初登場の
ファイヤー(ガラル)の基本性能をまとめていきます。
タイプが飛行/炎→飛行/悪に変化し、バルジーナや
ドンカラスと同じ複合タイプになります。種族値傾向や役割は3者で全く違うため特に差別化を意識する必要はありませんが、高水準のステータスを持つ悪タイプの特殊アタッカーという事で、運用面で近い存在としては
サザンドラが上げられます。彼方と比べて素のCとSで劣りますが、特性や特殊耐久値、4倍弱点の優無による居座りやすさ、加えて強力なDM技である一致「ダイジェット」の存在から、こちらも特に意識せずとも自然と差別化されます。
リージョン化に伴う変更として原種から種族値がシャッフルされており、ファイヤー
90 100 90 125 85 90ファイヤー(ガラル)
90 85 90 100 125 90
となっています。
火力面が大きく落とされた代わりに特殊耐久が約1,4倍程上昇しているのが特徴です。
ファイヤー(ガラル)の性能
基本的な情報を確認したところで、次はファイヤー(ガラル)の強み、弱みをそれぞれ見ていきましょう。
強み
1、合計種族値580という極めて高いポテンシャル
2、攻撃面で一致等倍範囲が非常に広い「悪/飛行」の組み合わせ
3、特性「ぎゃくじょう」を絡めたDM時の突破力
4、悪タイプであるため、全抜きの障害となる「いたずらごころ」持ちの妨害を受けない
弱み
1、種族値的に不足気味なCと一致技2種の技威力不足(「ぼうふう」採用時以外)による通常時の火力の低さ
2、高速帯に届かないS
3、弱点タイプの技がメイン、サブ問わず採用率が高い
主に以上のような特徴を持ちます。
準伝説であるためハイスペックな合計種族値を持ち、尚且つ一貫性が高い2つのメインウェポンと、特性「ぎゃくじょう」による火力補強がマッチしており、特殊アタッカーとして安定したダメージソースになれる点がファイヤー(ガラル)の強みです。
「悪/飛」の組み合わせだけでも、これらを同時に半減できるポケモンはメジャー処ではバンギラスと
カプ・コケコ程度しかいないため、技スペースに余裕が出来やすいのも魅力の一つといえます。
習得技が少ないのが悩みですが…
欠点としては高い一貫性こそあるものの、悪/飛行の特殊技は命中不安の「ぼうふう」を除いて技威力に恵まれておらず、原種からCが引き下げられた影響もあり、通常時でその性能を発揮するためには「ぎゃくじょう」の発動がほぼ必須である点があげられます。
そのため技威力+「ぎゃくじょう」の発動機会の両上昇に加え、中途半端なSを「ダイジェット」で補強出来きるDMへの適正は非常に高く、如何にしてこの強力な抜き性能を相手に押し付けるかがこのポケモンの鍵となります。
今回はこのDM適性の高さに着目し、上手く行けばこのポケモン1匹で相手3体をまとめて吹き飛ばす弱点保険型DMファイヤー(ガラル)をご紹介します。
採用理由と役割
主に対面構築、または積みエース構築(技考察で捕捉しますが「おきみやげ」採用型の場合、積みサイクル構築への適正も非常に高くなります)での特殊DMエース枠としての採用となります。
特殊アタッカーとしては控えめなCとSですが、上記したように一致技の等倍範囲と「ぎゃくじょう」+「じゃくてんほけん」によるCのブースト、「ダイジェット」によるSの補強を駆使して、多くの相手に上から高圧力を掛けるのが目的です。
名目上は積みDMエースですが、積み技にターンを割くタイプのポケモンではないためサポートはそこまで必要ではなく、初手DMで1ターン目から相手の場を荒らしに行く動きも十分可能です。「ぎゃくじょう」+「じゃくてんほけん」と一致「ダイジェット」+「ダイアーク」の存在から対面での殴り合いは数値以上に強く、この性質から一対一交換以上を信条とする対面構築には特に高い適正があります。
役割を遂行する能力(一貫性+耐久+ターン消費のない積み)がほぼ自己完結しているため、このポケモンのためにわざわざパーティを組まなくても、パーティ構築で1枠余った場合など、「とりあえず入れておけば機能する」のも大きなポイントです。
特性
ぎゃくじょう
相手の攻撃によってHPが50%を切った時Cが一段階上昇します。
相手依存ではあるもののリターンの割に発動条件が非常に緩く、こちらがDMを切る事まで視野に入れている場合、アタッカー相手には高確率で特性の発動を狙えるのが最大の強みです。
同特性持ちのジジーロンとは違い、火力は劣りますがそれなりに早いSと一致「ダイジェット」があるため、上昇したCを余すことなく利用出来るのが
ファイヤー(ガラル)独自の特徴です。
当然ながら確定1発を取られる場合発動しませんが、原種より遥かに高い特殊耐久をそなえているため、超火力代名詞の特化カプ・テテフ@拘りメガネの「ムーンフォース」や、C252DM
カプ・コケコ@命の玉EF込み「ダイサンダー(かみなり)」もDM状態なら無振りで確定耐えします。
物理方面に関しても特化DMドサイドンの「ダイロック」でようやく超低乱数1となるので、基本的にDMを切れば余程の一致高火力でない限りは1発は耐える事が可能です。
参考までに、「ぎゃくじょう」が発動した特化DMファイヤー(ガラル)の「ダイジェット(ぼうふう)」の火力は、特化
カプ・テテフのPF下メガネ「サイコキネシス」とほぼ同じとなります。
テテフの火力が如何ににヤバイのかがよく分かりますね
持ち物
じゃくてんほけん
コンセプトであるため確定です。ファイヤー(ガラル)の弱みの一つである弱点タイプがメジャーという部分を逆手に取ります。
効果の爆発力は勿論ですが、ファイヤー(ガラル)がこの持ち物を持っている場合、相手視点では、
1、処理を急いで弱点を突いた場合DM「じゃくてんほけん」+「ぎゃくじょう」に引っ掛かる
2、「じゃくてんほけん」を警戒して等倍で攻めても、DM状態だとほぼ確実に「ぎゃくじょう」の発動機会がある上、「ダイジェット」の存在からダメージレースで不利になりやすい。
3、下手に持久戦に持ち込もうとすると今度は「ダイアーク」連打で好き放題に場を荒らされる可能性がある
と、このようにどれを取っても非常にリスクの高い選択を強いる事が出来るため、ある意味二重三重で保険が掛かった状態となります。
当然ながらCが3段階上がったDMファイヤー(ガラル)の制圧力は非常に高く、そこに「ダイジェット」が加わると最早
バンギラスくらいしか後出しから
ファイヤー(ガラル)を止められるポケモンがいません。
性格
ひかえめorおくびょう
素のCが100とアタッカーとして低めであるため、補正を掛けなければ「ぎゃくじょう」込みでも対面から相手を倒しきれない場合がある(下記ダメ計参照)ため、1対1交換以上を重視するなら「ひかえめ」を選択してください。
「ダイジェット」後にドラパルトや
フェローチェを抜けない(準速で
ドラパルトと同値)のが懸念点ではあるものの、相性自体は両者ともこちらが有利であるため、対面想定なら大きな問題にはなりません。
逆に抜きエースとしての役割を少しでも高く持ちたい場合は、「おくびょう」での採用も視野に入ります。この場合、相手が「じゃくてんほけん」を踏んでくれないと火力がやや不足する事があるため、事前に「ステルスロック」等の補助があると便利です。
努力値と調整
CS252余りH
または
「ひかえめ」の場合のみ H4 B124 C244 D4 S132
環境がどうなるかによって変動しますが、元の火力と速度が低いのでベースはCS全振りです。
上記したように準足のS+1で最速ドラパルトと同値となり、通常時は特化77属相当のSとなります。
「しぜんのいかり」や「いかりのまえば」で「ぎゃくじょう」が発動するように、余った4はHに振り偶数にしています。
対面性能を重視した「ひかえめ」で耐久調整する場合はSのラインを+1で最速エースバーン抜きの189(努力値で132)まで落とし、余った努力値をほぼBに振り切ってしまう上記の調整も一考です。
この調整の場合、火力を維持したままDMでA252エースバーン@いのちのたまの「ダイジェット」→「キョダイカキュウ」の合計最大ダメージを101.5%に抑える事が出来るため、物理対面がかなり安定します。
技構成
確定技
もえあがるいかり
メインウェポンでありファイヤー(ガラル)の専用技です。
「あくのはどう」より威力が10高い上位互換技ですが、「ダイアーク」時はどちらも同じ火力となります。飛行と合わせるとカプ・コケコ
バンギラス
キリキザン
メレシー
クチート以外の全てに等倍以上で攻撃を通せます。
ぼうふうorエアスラッシュ
メインウェポンその2
低威力高命中の「エアスラッシュ」か、高威力低命中の「ぼうふう」のどちらかは確定です。
DMでの立ち回りがメインであるこの型の場合、「ダイジェット」の火力が10高く、ダメージ期待値(技威力×命中率)的にも僅かに優れる「ぼうふう」の方がやや優勢ですが、通常時を踏まえると「もえあがるいかり」と共通して怯みを狙っていける「エアスラッシュ」も悪くありません。
DMと「ぎゃくじょう」を踏まえると、攻撃範囲に関しては上記2つでほぼ問題ないため、確定技はここまでとします。
選択技
わるだくみ
苦手対面時はDM→「じゃくてんほけん」の流れに持ち込むのが定石ですが、有利対面時や遂行速度の遅いドヒドイデや
アーマーガア等の耐久型と鉢合わせた時にあると便利です。相手が「じゃくてんほけん」を踏まないプレイングをする可能性も十分あるので、自発的な積み技があればDMターンをより効率よく使用出来ます。(むしろ環境でこの技の所持率が高くなると、処理速度を重視してより「じゃくてんほけん」に引っ掻けやすくなります)
ちょうはつ
上記の「わるだくみ」と合わせ、カバルドンを始めとするやっかいなサポート型のポケモンを起点化出来ます。特筆すべきは
オーロンゲや
エルフーン
クレッフィ等の「いたずらごころ」持ちの妨害を受けず、先制で張られる可能性がある「ひかりのかべ」等を「わるだくみ」帳消しに出来ます。
おきみやげ
自分がひんしになるかわりに、相手のAとCを二段階低下させます。
技火力や元々のCの都合上、「じゃくてんほけん」が発動しないままDMが終了してしまったファイヤー(ガラル)は、その後相手に与える圧力が「ぎゃくじょう」込みでもそこまで高くありません。
死に出しされた突撃チョッキ持ち等、ファイヤー(ガラル)ではどうしても突破出来ない状況になった場合、潔く相手の能力を下げるサポートに回る事で、後続が新たに積む隙を作成出来るのが「おきみやげ」を採用する大きなメリットです。
その性質上、パーティ内の多くが所謂「積みエース」で固まる積みサイクル構築への適正が上がります。
ふいうち
「じゃくてんほけん」が発動しているならそれなりの火力の先制技として機能しますが、基本的にその頃には「ダイジェット」によってSが上昇している事が殆どであるため、優先順位はかなり低めです。
基本的に「もえあがるいかり」「ぼうふう」「わるだくみ」「ちょうはつ」の並びが、パーティを問わず「ぎゃくじょうアタッカー」として高い汎用性があると感じるので、確定欄はこの4つとします。
立ち回り例
基本的に死に出しから展開し、打ち合いの中で「ぎゃくじょう」と「じゃくてんほけん」の発動を狙っていきます。
相手側に弱点を突かれる状況なら積極的にDM→「ダイジェット」の流れから全抜き体勢に持っていく事をおすすめします。
また、相手パーティにバンギラスと
カプ・コケコがいない場合は先発運用も十分視野に入ります。
先発起用する場合は、全抜きよりも1対1交換以上を押し付ける事を意識し、初手DMからの「ダイアーク」を主体に相手を崩す立ち回りを重視する方が安定するかと思います。
与ダメージ計算
基本的にDM状態で戦う事がメインであるため、ダメージはそちらを基準に掲載します。()内は逆上時
じゃくてんほけん発動時は数値を2倍に、弱保+逆上は数値を2,5倍にして見てください。
注…数値はC特化で計算しています
ダイジェット(ぼうふう)
無振りウーラオス…189%〜223%(281%〜333%)
無振りアーゴヨン…96%〜114%(143%〜169%)
無振りゴリランダー…180%〜199%(251%〜293%)
無振りエースバーン…90%〜107%(134%〜159%)
無振りカプ・テテフ…68%〜81%(101%〜120%)
無振りランドロス(霊獣)…81%〜95%(121%〜143%)
無振りカイリュー(マルスケ)…33%〜39%(49%〜58%)
無振りサンダー(ガラル)…146%〜172%(218%〜258%)
H252カプ・レヒレ…50%〜59%(75%〜88%)
H252カバルドン…67%〜77%(99,5%〜118%)
H252ニンフィア…44%〜52%(65%〜77%)
ダイアーク(もえあがるいかり)
無振りドラパルト…158%〜188%(237%〜280%)
無振りエースバーン…83%〜99%(125%〜147%)
無振りカプ・コケコ…44%〜52%(66%〜78%)
無振りカプ・テテフ…63%〜75%(93%〜110%)
無振りランドロス(霊獣)…75%〜88%(112%〜132%)
無振りウツロイド…45%〜53%(66%〜78%)
H252サンダー…56%〜67%(85%〜101%)
H252テッカグヤ…50%〜59%(75%〜82%)
H252クレセリア…86%〜99,5%(127%〜149%)
H252ヒードラン…58%〜69%(87%〜104%)
H252メタグロス119%〜141%(181%〜212%)
H252輝石ポリゴン2…38%〜44%(56%〜66%)
何が流行るかがまだ分からないのでひとまず種族値が高くメジャー化が予想される準伝説をメインに記載しています。
ダメージ的には特化でギリギリと言ったところで、基本的に「ぎゃくじょう」か「じゃくてんほけん」が発動して初めて広範囲に強い圧力が掛かります。(対面での「ダイアーク」連打を除く)
「ぎゃくじょう」 「じゃくてんほけん」 「わるだくみ」の内いずれか2つ以上を同時に発動させる事が理想です。
被ダメージ計算
抜きエース、または対面構築での起用であるため不特定多数と戦う事が多く、一つ一つを書くと切りがないので、ある程度ダメージ感覚の元になりそうなポケモンをピックアップします。(こちらはDM時を想定しています)
注…耐久方面は無振りで計算しています
物理方面
A252DMランドロス(霊獣)
ダイジェット(そらをとぶ)…40〜47%
ダイロック(いわなだれ)…53%〜63%
「ぎゃくじょう」込みで基本は有利を取れます。
ダイロックを撃ってもらえれば儲けものです。
A252DMドラパルト
ダイドラグーン(ドラゴンアロー)…35%〜41%
ダイホロウ(ゴーストダイブ)…17%〜21%
A252DMエースバーン@いのちのたま
キョダイカキュウ…54〜64%
ダイジェット…42%〜52%
対面でDM「ダイジェット」から入られると勝てません
技範囲的に弱点突いてくる事もないため、あまり相手したくはないです。
特化マンムー
つららおとし…53%〜63%
同ダイアイス…81%〜96%
対物理でDMから弱点を突かれて確定耐え出来るラインの目安はこのマンムー(A130属)の「ダイアイス」あたりとなります。
無振りオーロンゲ
ソウルクラッシュ…33%〜40%
比較的よくいるサポート特化に対しては、「挑発」→「わるだくみ」→弱保+逆上「ダイジェット」の流れが成立します。
特殊方面
C252DMカプ・コケコ@いのちのたま
EFダイサンダー(かみなり)…82%〜97%
物理型の存在を考えると基本的に不利ですが、対特殊に関してはこのレベルの火力を受けても落ちる事がないのは大きなプラスポイントです。
特化カプ・テテフ@こだわりメガネ
ムーンフォース…70%〜80%
無振りDMポリゴン2
ダイアイス(れいとうビーム)…26%〜31%
特化DMポリゴンZ
ダイアイス(れいとうビーム)…42%〜49%
C135属の特化不一致「ダイアイス」が確定3発となります。
無振りエルフーン
ムーンフォース…21%〜26%
此方もオーロンゲと同じく「挑発」から入れます。
特化レジエレキ@こだわりメガネ
トランジスタ10万ボルト…80%〜94%
基本的にこのレベルの弱点なら耐えます。
上昇した特殊耐久は無駄ではありません。
相性の良い味方
基本的に単一で全抜きを目指せるポテンシャルがあるので、組み合わせに関しては比較的自由度は高いです。
以下、参考までにその中でも筆者が個人的に優秀だと思う相方をご紹介します。
ドリュウズドリュウズ@きあいのタスキ
ファイヤー(ガラル)の弱点の内3つを半減以下に出来るため相性補完として優秀ですが、最大の魅力は対面構築でこの
ファイヤー(ガラル)を採用するにあたり、どうしても障害となる
カプ・コケコ
パッチラゴン
バンギラス
レジアイス
ミミッキュ等に対して完全有利を取れる点です。
タスキドリュウズ自身も対面構築との相性は抜群で、尚且つ「ステルスロック」を採用すれば
ファイヤー(ガラル)の全抜きサポートもこなす事も可能と、相方として非常に頼りになります。
ミミッキュミミッキュ
言わずと知れた対面構築のキーパーソン。
「ばけのかわ」による行動保証を盾に、アタッカー運用から相手DMの時間稼ぎまで何でもこなす便利屋です。ファイヤー(ガラル)が初手からDMを切る場合、以降相手DMによる反撃をこのポケモンで受け止めるのも強力な動きです。
バシャーモバシャーモ@きあいのタスキorいのちのたま
「おきみやげ」を採用し、積みサイクルとしてパーティを構築する場合の相方筆頭候補です。
「かそく」により自働でSが上がっていくバシャーモにDM終了後の
ファイヤー(ガラル)が「おきみやげ」で繋ぎ、そこから更に「つるぎのまい」と「インファイト」で圧力を掛けていくのが主な動きとなります。
バシャーモが苦手とする地と超を
ファイヤー(ガラル)が無効にし、
ファイヤー(ガラル)が苦手な
バンギラスに
バシャーモで睨みを効かせられる事から、補完面も優秀な部類です。
このポケモンの弱点、運用時の注意点
論内に何度も記載していますが、このポケモンの高い抜き性能はほぼDMに依存しきっています。
受け回しを利用してDMの時間を稼がれる程不利となるので、対受けループ等、高耐久が多いサイクル型のパーティには難しい択を迫られます。
またこちらから有効打がなく、尚且つ砂化で圧倒的な特殊耐久を持てるバンギラスは致命的なレベルで相性が悪く、基本的にどうやっても勝てません。
これら受けよりのパーティ、もしくはバンギラス入りのパーティに関しては、選出を見送るのがベターかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか。
冠の雪原が配信されて間もない論であるため、シリーズ7が幕開けし、環境がある程度固まった後で修正を加えるかもしれません。