gutと申します。初投稿になります、よろしくお願いします。
趣旨が似ている育成論が存在したため、フォークさせていただきます。(他のポケモンに化けて積む、ということ)
注意点
・この論ではHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれH、A、B、C、D、Sと略します。
・ダメージ計算はiOSアプリ「ダメージ計算SS」様を使用させていただいています。
・ダメージ計算について、「特化」とは、その技や受けるポケモンの努力値を最大まで振り、性格補正もしている状態のことを指します。
・道具や技構成など他にも候補等ありましたらコメントにてご指摘お願いします。
差別化
ゾロアークは一つだけ飛行タイプの技を覚えます。それが
とびはねる
この型のゾロアークはダイマックス前提の型です。なので例えば相手がダイマックス枯らしをするためにダイマックス→ダイウォールをした時でも、素早さが一段階上がって必ず先行をとれる状態でとびはねるを使うことにより、相手のダイマックスを一ターン無駄にし、さらに次のターンで相手のダイマックスを枯らすという動きが可能になります。
※必ず先行が取れるというのは、例えば相手がこだわりスカーフ(持っていると素早さが1.5倍になる道具)を持っていた場合でも、ダイジェットで素早さを一段階(1.5倍)上げておけば素で素早さに負けてない限りは先手を取れますし、そもそもゾロアークよりも早いポケモンにこだわりスカーフ持ちは少ないからです。
剣舞ダイジェットをできるのが物理型だけなので、ここが特殊型との差別化になります。
他の剣舞ダイジェットができるポケモンについては、あくタイプといういたずらごころ電磁波が無効という点です。特性イリュージョンにより、他のポケモンに化けた状態での電磁波無効ということも出来ます。
持ち物
いのちのたま
攻撃力を1.3倍にする代わりに攻撃した時にに少しHPが減る道具。ゾロアークの耐久は紙なので、HPが満タン状態であっても弱点を突かれるといくらダイマックスしてHPが2倍になってるとはいえ耐えない、ということが多くなるので、ならいっそのこと火力を底上げしてしまおうということで、命の珠にしています。他候補にはきあいのタスキがありますが、先制技持ちに対して弱くなってしまうのでこれも候補からは外しています。
性格・努力値と調整
ASぶっぱです。他の調整案はありません。もしありましたらコメントにてお願いします。性格もいじっぱりよりはようきの方が使いやすいです。ようきにすることにより、ダイジェット1積みでスカーフ100族を抜けるようになります。
(フライゴンやバリヤード(ガラル)等のライン)
技構成
確定欄はとびはねるとつるぎのまい。ここはこの論の趣旨でもあるので外せないです。
・選択枠
はたきおとす★★★
タイプ一致の物理技。相手が道具を持っていた時に威力が増します。ただし、シルヴァディ等見た目が変わる道具についてははたきおとすことができないので、注意が必要です。
ローキック★★★
ダイナックルで足りない物理種族値を補えます。ダイマックス切れた後にも、相手の素早さを下げることができます。
じごくづき★★
ニンフィアのフェアリースキンハイパーボイスを防ぐことができます。ダイマックスした時もはたきおとすより威力が上がります。
シャドークロー★
悪のウーラオスが多いせいで弱点をつける機会はあまりありませんが、特性てんねんのポケモンに強くなれます。ただ、てんねんピンポイントでこの技を採用するのはあまりおすすめしません。自分のパーティの他のポケモンと相談して決めましょう。
―――コメントより―――
・とんぼがえり
普通の交代とは違い相手のタスキなどを潰しながら交代することが可能になります。ただゾロアークとは相性があまり良くない気がしますが、採用するのはアリだと思います。
・ふいうち
先制技が怖い人向け。タイプ一致なのでそこそこのダメージは通る(と思います)。
立ち回り例
裏のポケモンに化けて等倍以下の技で一発耐えて、剣舞積んでダイマ切ってダイジェットで後続にも上からマウントを取っていきます
しかし、もちろん苦手なポケモンもいます。
・vsパッチラゴンパッチラゴン
先発の場合スカーフでんげきくちばしかダイマダイサンダーで吹っ飛んでしまうので裏の地面タイプにでも引きましょう。個人的には水地面複合がおすすめです。(パッチラゴン側が弱点をつけないため)
・vsアシレーヌアシレーヌ
こちらの技の相性などあまり良くないので、アシレーヌのいるパーティにはゾロアークは出さないか、こちらもパッチラゴンなどをパーティに入れて呼ばないようにします。
死に出しで出された場合は、ゾロアークはそこでお役御免になります。ただ相手のダイマックスが残っていなければ、ダイジェットで確定一発です。
・vsウーラオスウーラオス(れんげき)
先発の場合、ゾロアークがいることで様子見とんぼがえりまたはインファイトを撃ってくる可能性が高いです。残念なことにウーラオスの不一致とんぼがえりも乱数で確定一発(90.3〜106.6%)なので、素直に引きましょう。裏のポケモンに強いポケモンか、フェアリータイプのポケモン(格闘悪虫全て半減)、受けるのが得意なポケモンなどに引くと良いです。
死に出しの場合、ウーラオスがダイマックスしない場合は、確定一発です。ダイマックスされてしまうと確実に耐えられてしまうので、前のポケモンでダイナックルでAを上げておくと良いです。
基本的に不利なポケモンを同時に出された場合は裏に引きましょう。1匹のポケモンに対してダイジェットとダイナックル両方積めているとその後3タテ出来ることが多くなります。
与ダメージ計算
素の状態(ダイマックス状態)
『剣舞ダイアーク(120)』
・H4パッチラゴン
151.2〜178.3%(75.6〜89.1%)
・H4リザードン
183.1〜216.2%(91.5〜108.1%)
・H4ホルード
177.0〜208.0%(88.5〜104.0%)
・H4ゲンガー
506.6〜598.5%(253.3〜299.2%)
・H252ドサイドン
96.8〜114.1%(48.4〜57.0%)
・特化家電ロトム
101.9〜120.3%(50.9〜60.1%)
『剣舞ダイジェット(130)』
・H4ウーラオス(れんげき)
145.4〜171.5%(72.7〜85.7%)
・H252アシレーヌ
113.9〜134.2%(56.9〜67.1%)
・H4リザードン
132.4〜156.4%(66.2〜78.2%)
・H4ホルード
127.3〜150.9%(63.6〜75.4%)
・H252マリルリ
96.1〜113.5%(48.0〜56.7%)
・H4ゲンガー
183.8〜216.1%(91.9〜108.0%)
被ダメージ計算
素の状態(ダイマックス状態)
・ようきA252パッチラゴン先攻でんげきくちばし
200.7〜236.7%(100.3〜118.3%)
後攻でんげきくちばし
100.0〜119.1%(50.0〜59.5%)
・ようきA252ウーラオス(れんげき)インファイト
226.4〜269.1%(113.2〜134.5%)
・ひかえめC252アシレーヌムーンフォース
191.〜226.4%(95.5〜113.2%)
・いじっぱり珠A252ホルードじしん
158.8〜187.5%(79.4〜93.7%)
相性の良い味方
一番のおすすめはお互いの相性が補完できるゲンガー。ゲンガーは特殊アタッカーなので、オーロンゲなどの壁張り要員がひかりのかべを使ってきます。その間に剣舞を積むと言う動きが可能になりますまあリフレクターも貼られてしまうわけですが。あとはステロ持ちで相性がいいデスバーン、その他足の遅いサポート要員などがおすすめです。素早さが遅いサポート要員に化けることで相手がゾロアークより遅かった時に先に剣舞→ちょうはつと一ターンの猶予をもらうことが出来ます。ちょうはつを読むのは難しいですが
このポケモンの対策
剣舞積んだ分を無視する特性てんねんのヌオーピクシーナマコブシと、相性が悪いアシレーヌマリルリに弱いです。
さいごに
最後まで見てくださりありがとうございました。物理ゾロアーク、いかがでしたでしょうか。個人的には特殊アタッカーのゲンガーとの組み合わせが一番強いかなと感じます。皆様もぜひ使ってみて下さい。ウルボ入りのゾロア差し上げます(笑)