前置き
こんにちは、2回目の投稿となります、絹ごしと申します。
以下の注意事項に目を通してから育成論を読んでいただくようお願いします。
- HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをそれぞれHABCDSと表記いたします。
- 性格補正の上昇,下降を↑↓で表します。
- ダメージ計算ツールは「ポケマス」様を使用しています。
採用理由,デンヂムシについて
- 少し自分で言うのも恥ずかしいのですがデンヂムシこのなんとも言えない見た目に心が惹かれました(/ω)。
- だからと言って別に採用理由が愛というわけでもなく、かなり高い耐久ラインとその補助技の強さがしっかりあるポケモンなので、しっかり読んでいただけると幸いです。(
採用理由...愛に近いかなあ...) - デンヂムシの基本情報
さすが名前だけあって電池と虫を掛け合わせた感じになってますね。
- 虫、電気タイプ
- 種族値
57-82-95-55-75-36
- 特性:バッテリー(味方のポケモンの特殊技の威力が1.3倍になる→ダブル用)
↓豆知識的な情報(乾電池と比べてみたw)
- 10.5kg(少し古いですがマンガン電池の単1形が約100g程度)
→約100倍の重さなんだ~(*´ο`*)
- 「高さ」0.5m(単3電池の約10倍)
持ち物
- 基本的にはその持ち前の耐久をもっと上げるためにしんかのきせきとします。
- 輝石を持たせなくてもA特化パッチラゴンの珠げきりん位なら耐えますが、不安は残るので他の選択肢はお任せします。
性格、努力値調整
- 3つ挙げる調整案でかなり型が変わるのでお好みの方を選んでいただらと思います。
→筆者のおすすめ(お気に入りの型)は調整案1です。
- 性格に関しては物理耐久が要になってくるので基本的にずぶとい(攻撃↓防御↑)とします。
→どの型もパッチラゴンのげきりん程度なら余裕耐えします。(ダイバーンは微妙なライン)
- 最低でも「ねばねばネット」を撒くことが条件となっています。
- 調整案1
- 素早さを意識しアドを取ったまま後ろに繋げる型。
- 努力値
H252 B108↑ S148
調整
H,B ぶっぱ+あまり
S いとをはくor電磁波1回で最速ウーラオス(いちげき)抜き調整
- 最悪ウーラオス(いちげき)がスカーフの場合でも確定3発取れているので十分仕事できます!
- パッチラゴンに対しては初手ねばねばネットが優先です。
追記
コメントでのご指摘のとおり今のままではウーラオスを抜けないので、Sに204振る必要がありました。確定3発取れなくなりますがBなど削って対処願います。
m(_ _)m
- 調整案2
- 防御方面に特化し、物理アタッカーに対し起点を作っていく型。
- 努力値
H252 B252↑ D4
調整(?)
H,B ぶっぱ
D あまり
- 調整案3
- バランスよく耐久に特化。技をひと通り耐え起点作成できる型。
- 努力値
H252 B28↑ D228
調整
H,D C特化ヒートロトムのオーバーヒート確定耐え調整
B あまり
- 調整案3まで技構成や被ダメージ計算を載せると育成論の長さがとんでもないことになるのでまたしっかり書き直して再投稿します。
技構成
若干見づらくなりますが調整案によって技の優先度が変わってくるので(許して欲しい)、
(例として→1:★★ 2:★☆とします。)
1→調整案1 2→調整案2(ここ以降この表記を使うところがいくつか出てきます。)
★★:確定技 ★☆:選択技 ☆☆:採用しなくてもいい
- 基本的にねばねばネットが最優先なのでそれ以外は本当にお任せします。
ねばねばネット 1:★★ 2:★★
虫 変化 / 必中 飛行タイプや特性「ふゆう」以外の交代先のSを1段階下げる。
今回のコンセプトとなる重要な技。Sを大体下げることができるため裏のエースで上をとって3タテ、といったことができます。
でんじは 1:★☆ 2:★☆
電気 変化 / 命中85 相手を「まひ」状態にする。
無効化される相手以外はワンチャンを狙えるので「いとをはく」よりリスクは高いですが効果的。
いとをはく 1:★★ 2:☆☆
虫 変化 / 命中95 相手の素早さランクを2段階下げる。
「でんじは」より命中も安定し、確実に積みにいけるムーブを取れる技。
こらえる 1:★☆ 2:★☆
ノーマル 変化 / 必中 優先度+4にして動け、このターン「ひんし」になる技を受け
ても必ずHPが1残る。
初手で出す場合が多いため、相手のダイマックスを枯らすように。「まもる」はウーラオス(いちげき)が貫通してしまい、「みがわり」は素早さが遅いためあまり使わないことが多いので、この技の採用となっています。
てっぺき 1:★☆ 2:★☆
鋼 変化 / 必中 自分の防御ランクを2段階上げる。
生半可な物理アタッカーを受け切る技。鉄壁→眠りムーブでマリルリなどは完封できます。使いづらくはなるので採用するかはお委ねします。
ねむる 1:★☆ 2:★☆
エスパー 変化 / 必中 HP,状態異常を全回復し2ターンの間「ねむり」状態になる。
「てっぺき」のお供。使う機会が少ないので優先度は低め。
ひかりのかべ 1:★☆ 2:☆☆
エスパー 変化 / 必中 5ターンの間、相手の特殊攻撃のダメージを半減させる。
「ねばねばネット」撒いた後何もすることが無かったら更に積んでいける技。
ボルトチェンジ 1:★☆ 2:★☆
電気 特殊 / 命中100 威力70 攻撃後、手持ちのポケモンと入れ替わる。
交代読みでしか基本打つことのない技ですが決まるとかなり有利な展開を作れます。
- 相手を殴りに行っても下手に弱点保険とか発動させてしまうのは怖いのでほぼ補助技での構成となっています。
立ち回り例
主に初手に出して裏のサポートをする型となっています。
仕事するために「ねばねばネット」を撒くことが最優先になっていますが、特定の相手に対しては積みに行っても強い場合があります。
ねばねばネットを撒ける他のポケモンとの差別化(簡単に)
- クワガノンクワガノン
デンヂムシの進化先であるポケモン。特攻種族値はシャンデラ,サニゴーンに並ぶ現環境1位で、素早さに欠けるもののそこそこの耐久を持っています。もちろんアタッカー型として使うにはまだしも起点作りとなると耐久がデンヂムシに劣るためどうしても使いづらくなります。
- デンチュラデンチュラ
同じタイプを持ち同じような仕事ができるポケモン。素早さ種族値は108ある分耐久が薄いため、どうしてもタスキを持たせることが強要されてしまいます。
- ツボツボツボツボ
特性「がんじょう」があるもの、水ウーラオス(れんげき)に対し仕事し辛いポケモン。優先度的にはデンヂムシの方が上です。
- ペロリームペロリーム
A特化パッチラゴンのでんげきくちばしなら何とか耐えますが、パッチラゴンに素早さで劣っているため火力アップアイテムを持っているとワンパンされてしまい、こちらも運用は難しくなります。
- アブリボンアブリボン
このポケモンもデンチュラと同じく素早さは早いものの(種族値124)、耐久が薄いためパッチラゴンがスカーフ持ちの場合どうしてもキツくなってしまいます。
被ダメージ計算(環境トップ20位くらいまで)
- 特殊技をまとめてしまってますが僅差なのでお許しください。
A252↑+はりきりパッチラゴン
珠ダイドラグーン(げきりん)
1:73.7~87.8%
2:65.2~76.8%
珠ダイバーン(炎の牙)
1:85.3~101.2%(乱数1発 12.5%)
2:74.3~89%
A252↑悪 ウーラオス(いちげき)
鉢巻あんこくきょうだ
1:60.3~71.3%
2:51.2~60.9%
C252↑アシレーヌ
ムーンフォース
1,2:45.7~53.6%(乱数2発 37.9%)
C252↑リザードン
珠ダイバーン(ブラストバーン)
1,2:168.2~200%
A252↑+ちからもちホルード
珠じしん
1:50.6~60.3%
2:45.1~53%(乱数2発 30.9%)
A252↑ドサイドン
ロックブラスト
1:19.5~23.1%(乱数5発 96.9%)
2:15.8~19.5%(乱数6発 96.9%)
C252↑ピクシー
珠かえんほうしゃ
1,2:61.5~73.1%
C252↑サザンドラ
だいもんじ
1,2:69.5~82.9%
眼鏡だいもんじ
1,2:103.6~123.1%
C252↑ヒートロトム
オーバーヒート
1,2:109.7~129.2%
C252↑ウルガモス
ほのおのまい
1,2:80.4~95.1%
相性の良い味方
有利に働くことができるパッチラゴン悪 ウーラオス(いちげき)を誘えるポケモンカビゴンギルガルド(シールド)ハピナス(ドータクン(?))あたりがいいと思います。
このポケモンの対策
育成論中にも炎技調整をしているとおり、岩技ならまだいいですが特殊・炎にかなり弱いです。リザードンヒートロトムサザンドラあたりにかなり動きづらいのでいかに相手に選出誘導をかけることができるかが勝負になります。
終わりに
大変読みにくい育成論になってしまい申し訳ございません(✽´ཫ`✽)。
報告やリクエストなどコメント欄で是非書いていただけたら精度向上に尽力しますのでよろしくお願いします。m(_ _)m