ジャラランガ- ポケモン育成論ソードシールド

どうも。Wです。
今回はかなり抜き性能が高いと思っているエース型ジャラランガジャイアンをご紹介します。

ジャラランガについて

サンムーン初登場のポケモンで、合計種族値が600ととても高いポケモンです。600族と言われ、ガブリアスボーマンダといったポケモンと同類です。
タイプはドラゴン・かくとう
特性は　ぼうおん　ぼうだん　ぼうじん　の三つに分かれ、一部の技や効果を無効化する特性です。
その種族値でレーティングを無双…とは行かず、その耐性からフェアリータイプに滅法弱く、しかも当時はミミッキュカプ・コケコカプ・レヒレと言ったフェアリータイプが猛威を奮った時代で、全く活躍しませんでした。種族値自体もそこまで高くないAとCが足を引っ張り、とても強い訳ではありません。
600族なのに全く活躍しない、勝てないポケモンで、蔑称・愛称は「600族の恥」。
ウルトラサン・ムーンでは「ブレイジングソウルビート」という威力185かつ、全能力アップといつ超強力なZ技を習得したもののドラゴンタイプのZ技なのでフェアリーに透かされる事が多く、発動しても結局フェアリーに何も出来ずに終わる事が多発したので、600族の恥という印象は更に強くなりました。
このように、第7世代ではさんざんでしたが、第8世代では「ソウルビート」というHPを1/3削るかわりに、全能力を上げる超強力専用技を手にし、ミミッキュは特性が弱体化され、カプ・コケコカプ族はリストラ、ダイマックス技の追加効果の恩恵を受けやすいジャラランガは、遂に厨ポケへ…とも行かず、結局ミミッキュは残っていますし、今作の600族ドラパルトが強過ぎて結局「お前ジャラランガ使ってんの？それドラパルトで良くね？」と言った事も発生。
これまでのバトルで余り日の目を見なかったポケモンです。
しかし、シーズン10からは、ミミッキュドラパルトなどの厨ポケの一部を使用禁止にした新ルールになりました。
使うっきゃねえ！！！！！

採用理由と役割

使うしかないから。
役割は抜きエース。ステルスロックを撒いたり、相手の攻撃力を下げる先発が居たら抜き性能が上がります。

持ち物と特性

たつじんのおび
いのちのたまでも良いですが、たつじんのおびで充分なので他のポケモンに持たせてあげましょう。自傷ダメージも結構痛いです。
特性はぼうじん。ぼうおんはニンフィアストリンダー(ハイ)相手に積んでもダイマックスされて終わったりほっぺすりすりで何も出来なくなったりするのでおすすめ出来ません。ぼうおんにするならみがわり入れましょう。ぼうだんはぼうじんと選択。僕はぼうじんの方が使う機会が多いと思います。

性格・努力値と調整

いじっぱり　ASぶっぱ余りB
意地達人の帯が陽気命の珠より火力出る。最速パッチラゴンウオノラゴンより遅いので選択。

技構成

げきりん
主力技。基本的にダイマックスする型なのでデメリットは余り無いです。
ドレインパンチ
主力技。相手からダメージを受けたりソウルビートで削ったり結構HPの消費が激しいので。
かみなりパンチ
サブウェポン（主力技）。マリルリアシレーヌを狩ります。電気タイプ自体かなり通りが良いので必須級。
ソウルビート
積み技。前述しましたが、体力を1/3削る代わりに全能力を一段階上げる超強力技。りゅうのまいよりドレインパンチ＋ソウルビートで火力も耐久も素早さも上げられて要塞化出来るこっち推奨です。

立ち回り例

基本起点作りから繋ぎます。弱点は突かれやすく、ソウルビートするには心もとないからです。
ウーラオス(いちげき)ナットレイ等で積みます。
ソウルビート一回積んだらドレインパンチで粘りつつ相手の体力を減らし、ダイナックルで処理しつつ、抜き性能を更に上げていきます。
Aが2段階上がるとかみなりパンチ大サンダーでリザードンマリルリアシレーヌがH252ダイマックスでも確定一発になります。
ソウルビート＋ダイナックルした後は、
パッチラゴンリザードンマリルリアシレーヌ悪ウーラオス(いちげき)ナットレイサザンドラウオノラゴン等には完封勝ち、ドサイドンは弱点保険ソウルビートダメージ込みでも殴り勝てます。アイアントとも殴り勝てます。ギルガルド(シールド)は型次第で泥仕合になるかどうか決まります。基本勝てます。
このように、現環境の厨ポケほぼ全員に勝つ事が出来ます。
全能力1段階上げれるポケモンはタイレーツが他に居ますが、ダイマックス技の威力や、全種族値が上回っているので差別化出来ています。

与ダメージ計算

+1ドレインパンチで

+1げきりんで

+1かみなりパンチで

＋1ダイナックルで

＋1ダイドラグーンで

＋1ダイサンダーで

+2ダイナックルでH4アイアントが確定一発
＋2ダイサンダーで

コイツ結構火力あるんですよね。僕もびっくりしました。

被ダメージ計算

ぼうぎょorとくぼう+1状態

コイツ結構硬いんですよね。僕もびっくりしました。

相性の良い味方

クレッフィ
いたずらごころで先制タスキ潰しのまきびしやリフレクターを張れて、みがわり連打＋こうこうのしっぽトリックで初手ダイマックスも枯らせます。

パッチラゴンとの差別化

耐久方面が高い所、ドサイドンに強く出れる所、型がパターンにハマって居ないので奇襲が出来る事、積み技がある事、防塵なのでモロバレルに強い所です。積み技があるのは優秀で、ソウルビート一回積めば全方位でパッチラゴンを上回れます。多分。

このポケモンの対策

キュワワーニンフィア
タイプ的に。
ピクシー
タイプ的に弱い上に、天然で能力アップ消されます。
スカーフサザンドラパッチラゴン
高火力で一致弱点突かれると死にます。

おわりに

如何でしたでしょうか。物理アタッカージャラランガ。アシレーヌマリルリの弱点は特殊型では突けず、シンプルな火力の高さもあり特殊型より使いやすいと思います。