はじめに
こんにちは。サバタージュと言います。初投稿です。対戦を始めて1年も経っていない初心者ですが参考になれば幸いです。今回はヒヒダルマの考察をしてみました。
なるべく非公式用語を使わないようにしておりますが、どうしてもというところは使っています。理解の程よろしくお願いします。
採用理由と役割
やはり最近のエースとしては「ダイマックスして戦う」ということが多いと思います。ですが、ナットレイなど特化した受けポケモンに受けられたり、こらえるの採用率が上がってきている今の環境で、エースバーンエースバーンがいない中ダイマックスで全員倒すということ自体が難しくなっています。すなわち環境ポケモンの火力が全体的に低くなっているということで、その環境であればヒヒダルマが攻撃を一発耐えることができ、「ダイマックスなしで」切り返しができるのではないかと思い採用しました。この神調整ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマは、耐久は環境上位のポケモンの攻撃を耐えるよう、攻撃はダイマックスパッチラゴンを一撃で倒すところまで振っています。(詳しくはダメージ計算で後述します。)
差別化点
普通のハチマキダルマとの違いは、やはり耐久に振ることにより環境に適した耐久、そして攻撃力をちょうど兼ね備えたという点でしょう。この環境は前述したとおり火力が全体的に低くなっているので、耐久に振ってあげることで攻撃を一発耐えるようになります。
持ち物
こだわりハチマキです。スカーフも考えましたがやはりダイマックスパッチラゴンを一撃で倒すというのが強すぎます。
性格・努力値と調整
性格:いじっぱり
いじっぱりでないとダイマックスしたパッチラゴンパッチラゴンを倒すことができないので、この考察では確定とさせていただきます。
努力値
4-116-76-0-172-140
調整意図
- 攻撃面
ダイマックスパッチラゴンパッチラゴン れいとうパンチで確1
ウーラオス(れんげき)ウーラオス水ウーラオス(いちげき)ウーラオス悪 しねんのずつき、ばかぢからで確1
アシレーヌアシレーヌ アイアンヘッドで確2
- 防御面
ウーラオス(れんげき)ウーラオス水のすいりゅうれんだ確定耐え
ウーラオス(いちげき)ウーラオス悪のあんこくきょうだ確定耐え
サザンドラサザンドラの大文字確定耐え
アシレーヌアシレーヌのハイドロポンプ確定耐え
- 素早さ
最速パッチラゴンパッチラゴン抜き
そもそも何故最速にしないんだという意見がでそうですが、それは90族の中でもヒヒダルマが遅い位置にあるからです。ウーラオス、オノノクス、サザンドラ、モルペコなど、とてもライバルが多くその全員に抜かれています。なので最速パッチラゴン抜きまで素早さを削り耐久を落とすことで「神調整」となるのです。
技構成
- 〜確定枠〜
れいとうパンチ
つららおとしでもいいですが、命中90が信じられない人なのでれいとうパンチを前提に調整しています。命中に自信がある方ならつららおとしにして攻撃を下げて耐久に回してもいいでしょう。
ばかぢから
れいとうパンチより火力が出ます。悪ウーラオスにも強く出られるので確定枠とさせていただきます。
- 〜以下選択枠〜
フレアドライブ
ばかぢからと同じ火力がでます。
しねんのずつき
水ウーラオスに打てます。
とんぼがえり
スカーフではないので後攻先攻が不安定ですが、相手に大きなダメージを入れながら交代することができます。
アイアンヘッド
フェアリータイプに打てたり、何かと使い勝手がいいです。
じしん
でんきタイプに打てます。サブウェポンとしてはばかぢからフレアドライブに次いで火力がでます。
ストーンエッジ
この技はそこまで使うことがないと思いますが、一応載せておきます。
立ち回り例
このヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマは「ねばねばネット」という、出てくるポケモンの素早さを下げる技と相性がよいです。(「相性の良い味方」で後述します。)ここではねばねばネットを張った前提で例を紹介します。
- パッチラゴンパッチラゴンにれいとうパンチ
- 倒す
- ウーラオス(いちげき)ウーラオス悪にばかぢから
- 倒す
- ウーラオス(れんげき)ウーラオス水にしねんのずつき
- 倒す
適当だと思うと思いますが、これだけで倒せます。ウーラオスのスカーフとんぼがえりを読むなら後続に火力を押し付けてやりましょう。
与ダメージ計算
200%を超えたらダイマしても倒せると思ってください。
- H4サザンドラサザンドラにれいとうパンチ 197.6〜233.3% 確定1
- H4ウーラオス(れんげき)ウーラオス水にしねんのずつき 122.7〜145.4%
- H4ウーラオス(いちげき)ウーラオス悪にばかぢから 185.2〜218.1% 確定1
- H4パッチラゴンパッチラゴンにれいとうパンチ 200〜236.1% 確定1
- H極振りギルガルド(シールド)ギルガルドにフレアドライブ 146.1〜172.4% 確定1
- Hぶっぱヒートロトムロトムにばかぢから 97.4〜115.2% 乱数1(87.5%)
- Hぶっぱウォッシュロトムロトムにばかぢから 97.4〜115.2% 乱数1(87.5%)
- Hぶっぱカットロトムロトムにれいとうパンチ 207.6〜245.8% 確定1
(ここからは対面負けしてしまいますが後投げを考えてダメージを載せておきます。)
- H4アイアントアイアントにフレアドライブ 438.8〜519.4% 確定1
- H4リザードンリザードンにストーンエッジ 428.5〜506.4% 確定1
- H4ウルガモスウルガモスにストーンエッジ 474.5〜559% 確定1
- H252ドサイドンドサイドンにばかぢから 87.8〜104% 乱数1(25%)
火力お化けですね。
被ダメージ計算
基本ダイマックスしないのでそのまま捉えて下さい。
- 臆病Aぶっぱサザンドラサザンドラのだいもんじ 83.9〜99.4% 確定2
- 臆病Cぶっぱダイマオンバーンオンバーンのねっぷう 82.8〜98.3% 確定2
- 陽気Aぶっぱパッチラゴンパッチラゴンのでんげきくちばし 141.4〜167.4%確定1
- 控えめCぶっぱアシレーヌアシレーヌの激流うたかたのアリア 84.5〜100% 乱数1(6.3%)
- 陽気Aぶっぱウーラオス(れんげき)ウーラオス水のすいりゅうれんだ 76.2〜91.1% 確定2
- 陽気Aぶっぱウーラオス(いちげき)ウーラオス悪のあんこくきょうだ 80.1〜95% 確定2
- 控えめCぶっぱヒートロトムロトムのオーバーヒート 130.3〜155.8% 確定1
- 控えめCぶっぱウォッシュロトムロトムのハイドロポンプ 56.3〜66.2% 確定2
- 控えめCぶっぱカットロトムロトムのリーフストーム 65.1〜77.9% 確定2
- 陽気Aぶっぱアイアントアイアントのであいがしら 79.5〜94.4% 確定2
- 陽気Aぶっぱ珠アイアントアイアントのであいがしら 103.3〜122.6% 確定1
- 陽気Cぶっぱダイマリザードンリザードンのキョダイゴクエン 145.8〜172.3% 確定1
- 陽気Cぶっぱウルガモスウルガモスのほのおのまい 96.1〜113.8% 乱数1(75%)
- 意地Aぶっぱダイマドサイドンドサイドンのダイロック 183.4〜216.5% 確定1
ダルマって以外といい硬さしてるんですよ。
相性の良い味方
前述した通り「ねばねばネット」との相性がとても良いので、レッドカードツボツボ、タスキアブリボンアブリボンやデンチュラデンチュラなどと組み合わせるととても使いやすいですし、タイプヌルと組み合わせて電磁波などを絡め、拘りを解除しながら一体ずつ処理していく、などということも可能です。
他にも、遅いドヒドイデやナットレイと言った受けポケモンを処理する係として一体入れても強いです。
- 追記ウーラオスについて
相手ウーラオスにはインファイトを撃たれて倒されてしまうというコメントをいただいていたのでそこについて触れておきます。
このヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマは、ねばねばネット役と一緒に使うことを考えると、インファイトは防御特防を下げてしまう技ため、インファイトではない別の技を撃ちたくなると思います。そこで、レッドカードツボツボと一緒に使うことを考えると、
- 相手がこだわりスカーフのとき、インファイトではない技の固定が決まります。
- 相手が他の道具をもっているとき、ねばねばネットで速く動けます。
のような感じで動けます。もし、相手がスカーフで交代してこだわりを解除するなら、2ターンもの隙が生まれ、しかもインファイトを打ってくると分かっているウーラオスはどうとでも対策できます。なので、このヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマを軸に考えるのならそこまで支障がないと思われます。
このポケモンの対策
与ダメ被ダメで気づいた方もいるかもしれませんが、耐久に振ってもアイアントアイアントのであいがしらを耐えなかったり、リザードンリザードンはねばねばネットを無視しながら殴ることができるため、後投げでない限り勝てません。それらを選出しにくい構築を組むと良いでしょう。
おわりに
ここまでの閲覧ありがとうございます、初心者ならではの考え方かもしれませんが、個人的にはいい考察ができたと思っております。シーズン10もそろそろ終わりに近づいていますが、ヒヒダルマが活躍できるいい機会だと思っているので、是非使ってあげてください。コメント、意見ありましたら自分自身の勉強にもなりますので言ってくれると幸いです。