はじめに
どうも、春眠と申します。
本育成論が3作目となります。
HABCDSなどの略称を使います。
指定しない限り全てのポケモンは6v、無振りで想定しています。
性格に上昇補正がある場合、性格↑のように表記しています。
ダメ計はポケマスさんのものを使わさせていただきました。
いただいたコメントを参考にして適宜修正したいと思います。返信に数日かかる可能性がありますがご了承ください。
また、今回の育成論はtrk氏が投稿されたものと類似した部分があるため、フォークをつけさせていただきました。
考察のきっかけ
シリーズ6への移行に伴い、レート戦の環境は大きく変化しました。また、以下の理由によりドラピオンが活躍できる環境なのではと思い、育成論を書かせていただきました。
- 苦手な相手の減少
ドリュウズ
カバルドン
バンギラスなどがレート環境からいなくなったことで、
ドラピオンが投げやすくなった。
- 現在の環境ポケモンへの耐性
現在の環境でよく見かけるウーラオス(いちげき)
アシレーヌ
マリルリへの耐性がある。
ドラピオンについて
ドラピオンは毒/悪の複合タイプで、弱点は地面のみという優秀な組み合わせです。種族値はBが110あるため、物理耐久は高いものの、Dが若干低いため特殊耐久はあまりありません。また攻撃面はA90 C60であり、今回は物理枠としての運用をしています。特性はカブトアーマー、スナイパー、するどいめの3つがありますが、今回はカブトアーマーを採用しました。
今回のコンセプト
- 特性のカブトアーマーで
ウーラオス(いちげき)の強制急所を無効化しつつ、突撃チョッキを持たせることで
リザードン
アシレーヌなどの特殊アタッカーと撃ち合えるようにしました。
- また、この型は読まれにくいため、相手の意表をつくこともできるでしょう。
特性について
カブトアーマー一択。ウーラオス(いちげき)のあんこくきょうだ、すいりゅうれんだの被ダメを減らすことができます。
持ち物について
今回はアシレーヌを意識して突撃チョッキを持たせました。低めのDをカバーできます。
努力値について
H252 A252 B4 です。わかりやすくていいですね。基本的に物理受け運用であり、対パッチラゴンの乱数が若干マシになるので余りはBに振っています。
性格について
わんぱく(B↑C↓)です。ウーラオス(いちげき)のいじっぱりA252鉢巻インファイトを確定耐えするためにはB補正が必須です。構想初期はいじっぱり(A↑C↓)での運用を考えていましたが、うまみが少なかったため、チョッキ
ドラピオン先駆者のtrk氏と同様にしました。
オリジナリティー皆無とか恥ずかしくないの?
技構成について
- 確定技
・どくづきウーラオス(いちげき)
アシレーヌなどへの最高打点です。どくどくのキバは無きにしも非ずといったところでしょうか。
クロスポイズンはキャンセルだ
・はたきおとす
どくづきの通りが悪い相手や持ち物を発動されたくない相手に撃ちます。タイプ一致で撃てるのも強みです。
- 準確定技
・がんせきふうじ or じならし
タイプと命中率の選択です。現環境ではリザードン
ウルガモスなどの岩4倍ポケモンがいるため、がんせきふうじを選択しました。相手のSを1段階降下させることで、スカーフを除けば最速106族、準速121族を抜けるのでかなり有効です。
- 選択技
・ほのおのキバ
どくづきの通りが悪いアイアント
ナットレイ
ハッサムなどへの打点です。
アイアントはがんせきふうじ→ほのおのキバで処理しましょう。
・じしん
毒タイプや電気タイプ、鋼タイプへの打点です。ドヒドイデ
パッチラゴンが許せない方はこちらを選びましょう。
・はいよるいちげき
相手のCを100%で1段階下げることができます。チョッキとシナジーがあり、悪タイプのサザンドラなどへ抜群が取れますが、抜群範囲と命中率に少々使いにくさを感じます。
・かわらわり
悪タイプへの打点その2です。はいよるいちげきよりはこちらをオススメします。相手の壁展開を阻止できる上に、ダイナックルとして使うことで火力補強にもなります。
被ダメージ・与ダメージ
trk氏の補完として書かせていただきます。追加してほしい場合はコメントに書き込んでください。なお、いじっぱりA252振りの場合、A↑252と表記しています。
- 与ダメ
・どくづき
H4 ウーラオス(いちげき)乱数3発(30.6~36.3%)
H4 ウーラオス(いちげき)B1段階降下 乱数2発(46~54.5%)
H252アシレーヌ 確定2発(73.7~87.7%)
H252マリルリ 確定2発(61.8~73.4%)
・はたきおとす(道具あり)
H4パッチラゴン 乱数2発(43.3~51.2%)
H4リザードン 確定2発(51.2~61%)
H4ヒヒダルマ(ガラル) 確定2発(56.9~67.9%)
・がんせきふうじ
H4リザードン 乱数1発(88.3~103.8%)
H4ウルガモス 乱数1発(96.8~114.2%)
H4ヒヒダルマ(ガラル) 乱数2発(47.5~56.3%)
H4アイアント 乱数5発(18.6~22.3%)
- 被ダメ
A↑252鉢巻 ウーラオス(いちげき)インファイト 確定2発(80.2~94.9%)
同上 あんこくきょうだ 確定4発(26.5~31.6%)
同上 すいりゅうれんだ 確定2発(50.8~61%)
C↑252アシレーヌムーンフォース 確定3発(42.3~49.7%)
A↑252力持ちマリルリじゃれつく 乱数2発(44.6~53.1%)
C↑252命の珠リザードンブラストバーン 確定2発(77.9~92.6%)
同上 ねっさのだいち 乱数2発(44~53.1%)
A252張り切り命の珠パッチラゴン先制でんげきくちばし 確定1発(112.4~132.2%)
A252五里霧中ヒヒダルマ(ガラル)じしん 乱数1発(85.8~101.6%)
A252力持ちホルードじしん 乱数1発(96~115%)
運用方法
基本は先発か死に出しで出します。回復手段がないため後投げは厳しいです。ただ、特性がいたずらごころのオーロンゲ
エルフーン
ニャオニクスなどには後投げも狙えるでしょう。相手のSを下げたり、持ち物をはたきおとしつつダメージを稼いだりすることで、こちらのエースを通しやすい場を作っていきましょう。
リザードン対面で出す場合は、がんせきふうじ→ダイロックで締めましょう。
相性のよい味方
- trk氏の言う通りダイマエースを攻めの駒として入れるとバランスがいいでしょう。また、地面弱点が被らない方がいいです。そしてなにより
パッチラゴンに轢き○されないようにパーティを組むことが大切です。
ドラピオンもワンパンとか頭おかしいよこいつ... ドラピオンは弱点が少ないのでどのパーティに入れてもよさそうですが、
サザンドラ
アシレーヌなどの特殊アタッカーや積みエースと組むといいでしょう。
おわりに
本育成論を最後まで読んでくださりありがとうございました。また、先駆者であるtrk氏にもこの場で御礼申し上げます。執筆途中でネタ被りに気づいたときは軽く絶望しましたが、おかげで完成度の高い育成論ができました。ありがとうございました。数値ミスや疑問点などがありましたらコメントにてお申し付けください。
追記
10/10 選択技にはいよるいちげきを追加、ホルードからの被ダメを追加、その他本文を推敲、加筆しました。
10/13 選択技にかわらわりを追加、リザードンからの被ダメを修正、タイトルと本文に加筆をしました。