fanxと申します。
ラルトスラルトス可愛いですよね。今回は自分が最近使っている型のラルトスラルトスを投稿してみます。
この育成論では、HABCDSや個体値、努力値といった、非公式の呼称を使います。ご了承ください。
採用理由
ドラパルトドラパルト対面でトリルが展開出来る、つまりフェアリータイプのトリル展開役を探していたらこの子ラルトスに辿り着きました。これが発端です。個人的にはすごい使いやすいです。個人的には。あと愛。
運用方法
タイトルや採用理由にもある通りトリックルームの展開役としての運用となります。
持ち物
ラルトスラルトスの耐久では竜技でない限りほぼ耐えられないので、
きあいのタスキ一択です。
性格
ゆうかん(A↑ S↓)で確定とします。理由は後ほど。
特性
トレースかシンクロのどちらかとなります。テレパシーは論外。
トレース
相手の特性の判別、そこから型の推測が可能。
特にヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマやマリルリマリルリといった、特性によって型がすぐに分かる相手に有効。
シンクロ
相手が初手でんじは、どくどく、あくびをしてきたときに有効。相手を同じ状態異常にして、場合によっては起点にできます。
個体値/努力値
×-31-×-×-×-0 / 0-252-0-0-0-0
実数値
×-84-×-×-×-40
調整意図
A個体値31、A努力値252
イカサマで確定2発を取るための調整です。
イカサマで確2をとるなら、HBDがVでも性格補正込みでAに116振れば十分ですが、自分は面倒なのでぶっぱしています。
それ以外のところには振らないでください。ラルトスラルトスの耐久なら実際の影響はないと思いますが、念の為。
技構成
確定枠
トリックルーム
トリル展開要員のため確定。当然ですね。初手に展開します。
トリック
トリル展開後の場荒らしに。きあいのタスキを消費した状態だと、一方的に相手の持ち物を奪えます。お前の物は俺のもの。
おきみやげ
トリル展開後の自主退場技として。相手のAとCを2段階下げる、とっても便利な技。
選択枠
おにび
相手の物理アタッカーを機能停止に追い込めます。命中不安のため注意が必要です。
でんじは
相手の高速アタッカーを機能停止に追い込めます。麻痺による痺れにも期待していいでしょう。おにび程ではないですが、命中不安のため注意。
みちづれ
ラルトスラルトスの遅さならほぼ確実に後手をとれるため、ほぼ確実に一体持っていけます。ダイマックス相手には効かないことに注意してください。
こらえる
相手が初手ダイマ構築だった時に。きあいのタスキと合わせ、ラルトスだけで相手のダイマターンを枯らせます。
コメントより追記
みらいよち
ちょうはつされたときに。タスキがあるので、後続に若干の負荷を掛けられます。タスキやがんじょうを削る程度ですが。悪タイプには無効なので注意。
かげうち
ちょうはつされたときに。タスキと合わせ、2回は攻撃できます。ただしこれも大した負荷は掛けられないので注意。
はたきおとす
トリックとの選択枠。ちょうはつでトリックができなくなるのが嫌な人はこちらを推奨。ダメージも入ります。
かげうち、はたきおとすを採用する際はゴツゴツメットに注意。タスキが潰れてしまいます。
差別化
ここまで読んでいただいた方なら、少なからずこう思っていることでしょう。つまり、
エルフーンエルフーンでよくね?
なんならモンメンモンメンでもよくね?
.....と。
しかし、この子にはモンメン エルフーンエルフーン達に勝る点があるのです!
ずばり、悪タイプ対面で仕事が出来ること!
モンメン エルフーンモンメンエルフーンは、特性いたずらごころによって変化技を先制で出すことができます。しかし、その代償として悪タイプ相手には変化技が効きません。そのため、相手のパーティに悪タイプが見えた場合に選出がしづらくなります。ですがラルトスラルトスにはそれがありません!タスキでトリルを展開した後、どの相手にもおきみやげやトリックを始めとした変化技を決めることが出来るのです!
もちろん弱点はあります。ずばり、変化技を先制技として出せないことです。
相手が先制技を持っていた場合、トリル展開後に即落ちしてしまいます。
ですが、それを踏まえても、なかなか仕事はしやすいです。こっちとしては、トリルさえ展開出来れば十分な訳ですし。いたずらごころ持ちにはできる、トリルターンを稼ごうとする動きが一切できない訳ですし。
相性の良い味方
ドサイドンドサイドンやドラミドロドラミドロのような鈍足アタッカー
皆さんご存知の通り、トリルエースとして運用してやる事で無類の強さを発揮します。
弱い相手
連続技持ち
ギギギアルギギギアルやウーラオス(いちげき)連撃ウーラオスを始めとした、連続技持ち
こいつらを相手にすると、なにも出来ずに儚く散ります。
コメントより追記。ちょうはつ
変化技しか持たないタイプの起点作り役にとって、もっとも警戒しなければいけない技。特にラルトスのような進化前で起点作りをしようとすると、変化技しか搭載しないのは日常茶飯事なのでかなりつらい。
対面したときのために、裏に切り返せるポケモンを入れておきましょう。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございます。個人的に、悪タイプ相手に変化技が出せるのはかなりの強みだと思っています。特に、シーズン10ではトップが軒並み禁止になることもあり、サザンドラサザンドラやウーラオス(いちげき)一撃ウーラオスを始めとする悪タイプが今より増えると思われます。野生でS0個体を捕まえて、王冠でAだけ上げてやれば簡単に作れるので、トリルパを使うときは、ぜひこのラルトスラルトスを使って見てください。自分はキルリアキルリア使ってるのは秘密。