ご挨拶
こんにちは、運なし男です。これが初投稿なので至らぬ点が多々あると思いますが、ご容赦願います。またアドバイスや誤字脱字、おかしい点などございましたら、コメントのほうでご指摘お願いします。
注意
- この育成論は九月に始まったシーズン10から、上位ポケモンが禁止になったので、その前提で話を進めています。
- ある程度一般的に使われている省略語を使います(3値やHABCDSなど)
- ダメージ計算はポケマス(https://pokemass.site/swsh/dc/)を使わせていただきました。
ゲンガーゲンガーについて
第一世代登場のシャドーポケモンです。ゴースト毒タイプ複合タイプで種族値はHP60A65B60C130D75S110と典型的な紙耐久高速特殊アタッカーとなっています。ダイマ技で特殊火力を上げる毒技が一致で撃てる上に、Bを下げるゴースト技とのアンチシナジーはキョダイマックスにより解消され、ダイマックスとの相性がいいポケモンです。また覚える技が催眠、滅び、ちょうはつ、アンコール、トリック、トリックルーム、かなしばり、くろいきりと非常に器用です。また一世代前ではゲンガナンスというメガゲンガーメガ進化時の特性かげふみ+滅びの歌+特性かげふみのソーナンスソーナンスという必殺コンボとして知られていました。
しかし、今作では高速ゴーストタイプとしての役割がドラパルトにとられてしまい、個体数を大幅に減らしていました。通常状態だと色違いわかりにくいけど、キョダイマックスすればメガシンカの時みたいに白いから非常にかわいくてうれしい、ゲーフリありがとう
採用理由と役割
9月からゲンガーゲンガーの高速ゴーストという役割を奪った宿敵ドラパルトドラパルトや巨大御三家登場前の絶対王者ミミッキュミミッキュなどが消え、ゲンガーゲンガーが九月からはオンバーンやファイアローの次に速い位置になることを受け、考えました。またタスキを持たせることでサザンドラサザンドラやパッチラゴンパッチラゴンなどの来シーズンの環境ポケに安定して一発ぶち込めることができることなどより、来シーズンの採用価値が十分あるのではないかと思います。主にダイマエース!というよりも、ある程度攻めて一体は持ってきつつやられそうになったら後続が動きやすいようなサポートもできる型です。
持ち物
H60B60D75という言うまでもない紙耐久なので気合のタスキで確定です。
スカーフに関しては技を縛るとサポーターとして動けない点で、不採用にしました。
また、命の珠ですが、パッチラゴンを約8割の確率でワンパンできたり微妙な乱数を確定に持っていけたりと非常に強力です。しかし、役割対象であるスカーフサザンドラに何もできないため今回は候補から外させていただきます。
性格・努力値と調整
性格は臆病、CSぶっぱで確定。準速では役割対象である最速サザンドラサザンドラだけでなくコバルオンテラキオンビリジオンアイアントキュウコン(アローラ)などが真下に居るので最速で確定。火力を減らして耐久にふる必要はないのでぶっぱで問題ないです。耐久はあまり変わらないので余りはどこでもいいと思われます。
スカーフ水ウーラを意識してそれを確定耐えまでふることについて
これについて本論では無しとさせて貰います。Sも火力もギリギリで出来るだけ落とせる確率を下げたくないため却下しました。その耐久調整した育成論がこのサイトにあるはずですので耐久調整したほうが絶対いい!と考える方はそちらをご参照ください。今回は紛らわしくなるのでそれについては触れません。
特性
一つしかないのでのろわれボディで確定です。拘っているポケモンに発動したりすると相手は交換(orわるあがき)せざるを得なくなるのも美味しいです。
技構成
確定枠
ヘドロウェーブ
タイプ一致ウェポンです。ダイマすればCをあげつつ殴れるので特殊とのシナジーが非常にいいです。アシレーヌマリルリなど妖に打てます。
マジカルシャイン
ゲンガーの前にワンパンされるとも知らずノコノコ出てくる悪竜にぶちかまします。サザンドラサザンドラやパッチラゴンパッチラゴン、ウーラオス(いちげき)悪ウーラオスに打ちます。
候補技
おにび
相手の物理ポケモンに入れて裏のサポートしたいとき、とりあえず鬼たたで殴りを入れたいときに。あいてに大きな負荷をかけられます。パッチラゴンに入れられたりすると最後の仕事ができおいしいです。
シャドーボール、たたりめ
祟り目は鬼火との相性が非常によく、採用するならおにびとセットで。ゴースト技は通りがいいので、普通に殴りを入れたいときに使うことが多いです。
みちづれ
タスキ発動した後の死に際に打つことで一匹持ってけます。最後の仕事として非常に強力ですが、ダイマされると効果がないので優先度あまり高くはないです。
凍える風
Sを下げることでおにび同様後続のサポートになります。タスキとSダウンの相性もわるくないですが、威力は低め。パッチラゴン対面でここが得る風から入ることで確実に鬼火を入れることができます
エナジーボール
ウォッシュロトムミトムやトリトドントリトドン当たり意識です。ダイマしてグラスフィールドを張ることでワンちゃん定数ダメで削れたタスキの復活ができるかもです。また、パッチラゴン対策で一定数存在するドサイドンドサイドンやバンバドロバンバドロへの打点にもなります。
10万ボルト、かみなり
エナジーボールでは不可能ですが、かみなりならば水ウーラをワンパンすることができます。またドヒドイデドヒドイデやアーマーガアアーマーガアへの打点になります。しかしゲンガー単体では落としきれないのと命中不安なので、優先度低め。
きあい玉
ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマやナットレイナットに打てます。ダイマとの相性は微妙かつ、命中不安が怖いので優先度低め。
挑発
受けポケ対策です。
わるだくみ
有利対面で積むことでを落とせなかったポケモンも落とせます。襷で耐えて積むことはできますが、先制技持ちには注意。
ふいうち
先制技として。
立ち回り
役割対象…ウーラオス(いちげき)(悪)サザンドラパッチラゴン フェアリータイプ
きつい相手…ウーラオス(いちげき)(水)など連続技でワンパンされてしまうもの。ハピナスのような特殊受け 先制技もち
襷消費が怖ければ初手投げが無難です。相手の後続に負荷をかけて自分の裏のポケモンのサポートをします。主に襷による行動保証と高い素早さで二回技を打てるので、殴る→襷でたえる→落とせるなら殴る、落とせないなら裏で処理しやすいよう鬼火などをしていきます。相手に先制技があると弱いので注意は必須です。
またタスキなので連続技に弱く、水ウーラの水流連打ですぐ落ちてしまいます。鬼火→たたりめでなんとかたおせますが、スカーフの可能性を考えると、リスキーに道連れやおにびを押さずに引くのが安パイでしょう。
具体的な立ち回り(ダメ計込み)
- パッチラゴン対面
素の状態での対面であれば、初手マジカルシャインを打ちます(74.6 ~ 87.9%)。初めのターンに上をとられてしまっていてスカーフだということが判明したら、相手がこだわりで縛っているタイプに対して受けることのできるポケモンに引くのがいいでしょう。
相手がスカーフ持ちでなければもう一度マジカルシャインでダイマされても落とせます。(37.3 ~ 43.9%)
相手が初めのターンからダイマしてきた場合、マジカルシャインで(37.3 ~ 43.9%)削った後、おにびを入れて後続がパッチラゴンを倒せるようにサポートをします。初手ダイジェット打たれるとおにび入れられないですが、タイプ一致技を打ってくることを祈りましょう。
また初手おにびから入って祟り目で火傷ダメ1ターン込みで95.1 ~ 111.4%(75%)の乱数で落とせます。ゲンガーが倒れても2ターン目のやけどダメで、珠持ちだったら祟り目で確実に落とせるのでダイマ切ってこなさそうな場面では鬼火が安定します。
- サザンドラ対面
無振りサザンドラに対して121.4 ~ 142.8%マジカルシャインが入るので、ダイマされてもスカーフ持ちでも勝てます。唯一怖いのがスカーフ悪のはどう怯みで20%の確率でやられてしまいます。これも神だのみ
悪ウーラオスウーラオス(いちげき)に対しては、初手マジカルシャイン、相手が襷なら不意打ち読み鬼火で倒すことが出来ます。
水ウーラオスウーラオス(いちげき)との対面では、上にも書いた通り、ひくのが安定です。
- マリルリ対面
Hぶっぱマリルリにヘドロウェーブが95.6 ~ 113%はいり68.8%の乱数で落とせますが、乱数で落とせない時や突撃チョッキ型だと耐えられてアクアジェットで確2をとられているので負けてしまいます。
そのため初手おにびを入れることにより大きな負荷を与えつつ、やけどダメ込みでヘドロウェーブを入れれば突撃チョッキでなければ確実に落とすことができます。ハチマキアクアジェットはやけど込みの二発目耐えることはできませんが、裏でマリルリの処理がしやすくなります。
- アシレーヌ対面
Hぶっぱアシレにヘドロウェーブが77 ~ 90.9%入ります。チョッキ持ちに対しても確2取れているので、相手にアクアジェットがなければ対面勝ちします。
- ホルード対面
一致ウェポン両半減以下なので基本的にこちらから落とすことはできません。しかしやけどを入れることで、後続につなげて起点にすることができます。
かげうちを搭載している個体(約2/3確率で搭載されてます)には勝てません。それ以外の1/3の個体には初手おにび⇒祟り目で倒すことが可能です。タスキによって必ずおにびは入れられるので初手おにび安定。タスキまで削られた場合でも、一度ノーマルタイプなどかげうちが受けられるポケモンに引いてかげうちの有無を確認できると安定します。
スカーフ持ちでも襷持ちでも勝てます。ヘドロウェーブで確1とれてるうえに吹雪+あられは確実に耐えるので基本対面で負けることはないです。
その他ポケモンへのダメージ計算
シャドーボール
Hぶっぱギルガルド(シールド) 62.2 ~ 75.4% 確2
基本的にかげうちもあるギルガルドには勝てません。
H252D4サニーゴ(ガラル) 55 ~ 65.8% 確2
鬼火+祟り目
H252D4サニーゴ(ガラル)89.8 ~ 105.3% 乱1
鬼火いれたターンに定数ダメが入ることで確定で落とせます。
ヘドロウェーブ
きあい玉
無振りヒヒダルマ(ガラル) 121.5 ~ 143.6% 確1
HBナットレイ 67.4 ~ 79.5% 確2
エナジーボール
HBトリトドン 111.9 ~ 132.1% 確1
無振りウォッシュロトム 77.7 ~ 92% 確2
Hぶっぱドサイドン ハードロック込み 112.1 ~ 132.4% 確1
Hぶっぱチョッキドサイドン ハードロック込み 75.6 ~ 89.1% 確2
チョッキADドサイドン ハードロック込み 61.5 ~ 74.2% 確2
随時追加します。
相性の良い味方
随時追加します。
- ナットレイナットレイ
水ウーラの水流連打に後投げします。ゴツメまで持たせれば(1/8+1/6)×3で7/8削ることができます。相手がスカーフなら引いてくるかあろうし、そうでない場合ならインファイトで押してくるので、ここでうまくゲンガーを投げれるとおいしいです。
この二体だとリザードンを相手するのが大変なので、リザードンに強いポケモンを合わせておくといいかと思います。
- アシレーヌアシレーヌ
ゲンガーが弱い悪タイプなどを見れるうえに、ゲンガーで倒しにくいリザードンリザードンを見れるのでなかなか相性がいいです。この2体だと、特殊受けのハピナスハピナスなどがキツいので、物理ポケモンは欲しいところです。
催眠ゲンガーゲンガーとの比較
環境に一定数、催眠術を使うゲンガーが存在します。高いSから催眠術を当てる型です。これらとは仕事の遂行力と腐りにくさで差別化できると考えています。催眠ゲンガーは当てた時は大きなアドですが、外してしまった場合やスカーフ持ちと対面した場合に何もできずに選出の三体中一体を無駄にしてしまいます。それにたいして襷ゲンガーは襷の行動保証と催眠術より高い命中の鬼火(←ここ重要)で役割遂行力が高いと考えます。
さいごに
この育成論では、ゲンガーがダイマックスすることをあまり考慮しませんでしたが、場合によってはダイマックスして技威力上げることで確1取れない相手も確1取れたりと、ダイマエースとしての動きも全然できないことないです。新環境でゲンガーわりとやれるのではないでしょうか。バトル面でもよくやってくれますが、ポケモンキャンプでの様子も非常にかわいいです。ふっくらした体と短い手足、可愛い笑顔がチャームポイント!ゲンガーはキョダイ色違いに限るぅぅぅぅぅ!ここまで御精読ありがとうございました。
追記
非常によく似たゲンガーの育成論がありますが、それに関してはこの育成論が下書きとして投稿されている間に投稿されたものです。ご了承願います。