こんにちは。シリーズ6で好きなドラパルトが使えなくて悲しいです。
シリーズ6ではパッチラゴン対策をした水タイプ軸の構築が流行ると予想しています。あとはポリゴンZとかパッチラゴンとか。環境予想当たったことありませんがね。
こちらでマラカッチマラカッチ入の構築のレンタルチームも公開しましたのでよろしければ使ってみてください。
パーティ構築/500
注意
- 攻撃→Aといった略称を使用します。
- あるステータスに努力値を252を割き、さらに性格補正をかけた状態を特化と表記します。
- ダメージ計算ツールにポケマスを用います。
- シリーズ6を想定します。
採用理由と役割
シリーズ6でゴリランダーが引退し、再び水タイプアシレーヌラプラスウオノラゴンetc…が息をし始めました。そこで、特性の呼び水によりダイストリームや他単体の水技から味方を守れるマラカッチマラカッチに着目しました(ただしキョダイソゲキは防げないし引き付けられない)。
同じ特性にトリトドンがいますが、
- sの高さ
- 水タイプへの打点
- 地面・草への耐性
の3点で差別化します。
特に今回は、1と2を活かして後出しから相手の水ポケモンを倒してエースを動かしやすくする型を目指します。あくまでも仮想敵は水タイプであり、1:1を目標とした使い捨てのような形にはなります。
ゴリランダーとバンギラスドリュウズがクビになってから地面も草も減ると思うので3つ目は怪しいですけど。
他の草タイプのポケモンに関しては、水技に対し常時この指状態でさらに水技無効化しながら能力上昇ができる、その場にいるだけで強力な特性があるので例を挙げて差別化したりはしません。特に守るを使わなくても後出しから仕事できるのが強いです。
あとはある程度の愛が必要です。対水と言いながら雨パやインテレオンにそれほど強くないし、普通の水ポケモンに対しても読み間違えるとすぐ機能停止、というか死にます。これらを許容できる愛が必要です。
持ち物
攻撃する前にやられては仕方がないので基本的には氷・飛行の半減実(ヤチェ、バコウ)、気合の襷が候補となります。
特に気合の襷は水ウーラオス(れんげき)の水流連打で貫通されることはありませんが、受け出しターンに天候ダメージや他の技を受けると使えなくなるのには注意が必要です。
ヤチェのみ…主にアシレーヌミロカロス
バコウのみ…主にキングドラ
受け出しターンと次のターンを合わせて隣のポケモンが上から2回殴れば倒せるような火力と素早さを持ち合わせている場合は
・スムーズに退場できる脱出パック
・補助技が多いのでメンタルハーブ
・草技の威力を少しでも上げるきせきのタネ
が選択肢に入ります。
一応眼鏡を持たせるとマラカッチc実数値155以上なら呼び水発動リーフストームでH252ダイマアシレーヌを倒せます。しかし技範囲が狭すぎるので勧めません。
突撃チョッキも同様に、役割対象に特殊ポケモンが多いものの、変化技を使えないとあまりにも技が弱いので勧めません。というかなんで技を物理に寄せたのだ
性格・努力値と調整
なるべく早急に水ポケモンを処理したいため特攻に特化します。
次に素早さラインですが、
最速モロバレルの登場で激戦区になった実数値90〜95に合わせて努力値84〜116
ミロカロスを意識して4振りミロカロス抜きの実数値103、努力値180
ウォッシュロトムを意識した全振り実数値112
の3つが目安になります。
残りを防御に回すことで、ウーラオス(いちげき)のインファイトへの乱数が良くなります。
今回は打点の少ないウォッシュロトムを妥協したB76-c252-s180を確定欄としました。
※ウーラオス(れんげき)・ラプラスをより意識した型
H84-B100-C140-D4-S180
ここまで耐久に振ることでA特化ウーラオス(いちげき)のインファイト・C特化ラプラスの威力140技を確定耐えることができるようになります。しかし特攻が減り、隣のポケモンに要求される火力が高くなること・ウーラオス(いちげき)は陽気が主流であること・被弾したら無意味になることを加味して今回の確定欄にはしませんでした。
技構成
確定
草打点3つのうちどれか1つ以上
- リーフストーム…このポケモンの最大火力です。対ダイマも想定していること、耐久が低めで退場がしやすいため確定欄はこれにしています。
- ギガドレイン…耐久が低めとは言ったものの、襷を復活させられたり、パーティに威嚇を採用していたりするとそこそこ活きる場面があります。特攻ダウンが気になるときに撃ちやすいです。しかしリフストに比べて火力がかなり減るので隣のポケモンに要求される火力が高くなります。採用するならリフストと両立を推奨します。
- エナジーボール…特攻も下がらず、ギガドレ以上の火力も出ますが、ギガドレで十分な気もします。
- ニードルガード…水タイプの攻撃を無視できるターンが伸びます。盤面に出せたはいいものの縛られてるときに必要です。
選択
- 不意打ち…先制技です。物理技でなおかつ不一致なので火力は出ません。並び次第ではありますが襷水ウーラオス(いちげき)に対して受け出しから処理できたりします。採用しない場合はa個体値がvである必要はありません。イカサマ混乱が多いわけではないので0にする必要性も薄いです。
- ウェザーボール…様々なタイプに変化して撃つことができますが、弱点を付ける機会は多くないです。
- 手助け…リフストを撃ったあとに置物化することを防ぎます。また、リフストを撃ちたくないときに味方にかけることでcランクを下げずに相手に負荷をかけることができます。
- わたほうし…相手の素早さを2段階下げることで擬似的な追い風として使えます。草タイプや防塵ゴーグル持ちには効きません。
- 神秘の守り…主にモロバレルの眠り粉から味方を守ることができます。
立ち回り例
基本的には水技に対する受け出しを想定しますが、初手に出して常に水技を牽制しつつ温存し、エースを強気に動かしやすくすることもできます。
軸になるポケモンではなく特定のポケモンに対して役割を持つポケモンなので、対象のポケモンが出るまではなるべく大切に扱いたいです。
水技に対して受け出しが成功すると、次のターンも水技を撃つ勇気がある人は少なかったので延命価値がある場合は即引きも成功しやすいです。
与ダメージ計算
- ダメージ割合は小数点以下を切り捨てます。
- ダイマックスを想定して、ダメージが100%を跨ぐとき以外に、200%を跨ぐときもダイマックス時であれば何%の確率で落とせるかを表記します。被ダメも同じように表記します。
- 与ダメ・被ダメは全て確定欄の努力値で行い、こちらからの攻撃はリーフストームで行っています。ギガドレインは約0.6倍、エナジーボールは約0.7倍程度です。
cランク+1
H252アシレーヌ 148〜176%
H252ミロカロス 130〜154%
H252ラプラス 139〜164%
H252ウォッシュロトム 191〜225% 乱数75%
H252マリルリ 183〜217% 乱数56.25%
H252キングドラ 90〜107% 乱数43.8%
H4キングドラ 109〜129%
H4水ウーラオス(れんげき) 269〜318%
H4ウオノラゴン 114〜135%
cランク±0
H252輝石ピッピ 56〜66%
H252キュワワー 62〜74%
H4インテレオン 205〜242%
被ダメージ計算
手助け雨c特化ゲンシカイオーガ
塩吹き威力150 0%
c特化珠アシレーヌ
ダイアイス威力140 206〜242%
ダイフェアリー130 142〜168%
c特化ミロカロス
ダイアイス140 136〜160%
無振りミロカロス
れいとうビーム 62〜74%
c特化珠ウォッシュロトム
ダイサンダー140 67〜80%
ダイアーク130 84〜99%
c特化ラプラス
ダイアイス120 157〜185%
同140 181〜216% 乱数50%
c特化珠キングドラ
ダイドラグーン140 125〜149%
ダイジェット140 168〜199%
c252珠インテレオン
キョダイソゲキ 80〜93%
ダイジェット130 173〜204% 乱数12.5
A252ウーラオス(れんげき)
インファイト 84〜100% 乱数6.25%
A特化ウーラオス(れんげき)
インファイト 92〜110% 乱数62.5%
A特化力持ちマリルリ
じゃれつく 78〜92%
ダイフェアリー130 112〜134%
相性の良い味方
- 水弱点のポケモン全般…水ポケモンを誘います。
特にリザードンについて、草打点をマラカッチに任せることで、熱砂の大地の枠を取りやすくなります。これはリザードンのダイマックスプランを取るときにウインディ等の炎タイプを処理しやすくなり、トリトドンにはない利点です。
- ドータクンドータクン…水タイプのサブウェポンの多くを半減でき、ニョロトノキングドラに対してマラカッチドータクンと出せれば、濁流がない限りドータクンを止められないし、濁流を使われた場合はキングドラを倒すことができます。
このポケモンの対策
- 基本的に攻撃は2発耐えないので出すときに狙われていたり、素早さで負けているとすぐに力尽きます。
- 特性の化学変化ガスで呼び水が機能しなくなるとすべてが水の泡になります。