以前投稿したダグトリオエレザードレパルダスでは多くのコメント・高評価をありがとうございました。
今回はめちゃくちゃ攻めてみました。
目標
- 道連れの仕様
・道連れをしたら、「次のターンにラルトスが動くまで」は継続する。よって後攻になる技と相性が良い。
・DMしている相手には道連れは効かないので注意。
立ち回り
基本的には誰に対しても道連れを狙い、ダイマを切って貰えたら電磁波やトリルを使うことで場荒らしする。
エースバーンドラパルトポリゴンZなどのアタッカーが主な仮想的。トリル道連れか即道連れの2ルートがある。
即道連れのムーブは、相手の交代連打を強く誘うことができる。
ただし、
1ターン目:襷で耐えて道連れ
2ターン目:ダイジェット等で倒される…
では何も仕事せずに落ちてしまうのでDMアタッカーに対してはトリル入り安定のケースが多い。
例えばエースバーン対面、1ターン目からDMを切って来ることはそうそうないのだが、
1ターン目:火炎ボール(襷)・こちらトリル
ここで相手がDMを切ることは明らかに激弱ムーブであり、大抵は引いてくる。あるいはとんぼ返りやまさかの居座りかもしれないが、道連れが成功するだけになる。
2ターン目:相手交代・こちら道連れ
これで交代連打ムーブに嵌る。道連れとこらえるを絡めながら動くことで崩しを狙う。こらえるは相手が素引きしたターンは成功せず、次のターンも確実に使える上、相手のDM切りのタイミングもわかるようになるため、簡単に頃合いを見ながら電磁波で負荷をかけていける。ラルトスの耐久に道連れではとんボルも打てない(確実に1ターン目で襷発動)ために交換したければ素引きしか出来ない。釣り交換も可。
個体
- 努力値
論としては最も他と明確に差別化できるための最遅。
ただし、電磁波によるS変動も考慮すれば実際にはいろいろな調整が出来ると思われる。
このサイトには「1ミリでも理想個体を書け!」みたいな風潮があるため一応書いておくと、Bの個体値を極力下げてDを努力値で上げることで、「Dランクが何かの拍子に下がってしまったときにもダウンロードでAを上げる調整」かつイカサマで確2やられ調整が出来る。HBCを最低値にするのが理想かと思われるが、はっきり言って不必要。(A最低ドラパルトのとんぼですらしっかりと確2を取られ、道連れを絡めることで技による交代連打を許さない)
- 特性
トレース。オーロンゲ対面には弱いが、ドラパルトのクリアボディを見るための採用になる。
s判定に使える可能性もあり。
- 差別化
このラルトスの大きな特徴は、
・トリルと道連れと電磁波
・襷による行動保証
・ドラパルトドラゴンアロー無効
である。
トリル道連れだけで絞ると、
ゲンガーサーナイトミミッキュヨノワールデスカーンオーベムブルンゲルカラマネロオーロットパンプジン(普通)デスバーン(「系統」省略)
がいるが、s実数値40を実現していること、またとんボルを2回打たせない耐久も含めるとほとんどと容易に差別化出来る。
キルリアとは差別化しないのでお好きな方を。
だが、ラルトスの先発はどうやっても読まれやすい。察しの良い方ならば、確定欄の技構成の殆どについて想像がついても不思議じゃない。トリル道連れくらいまでなら多くの人がわかるだろう。
あくまでこの論においてラルトスが「先発要員」であるのは「最もわかりやすい使い方だから」であり、2匹目として投げてもラルトスならではの仕事は出来る。
先発ラルトスの論ではあるのだが、技構成については、先発以外も考慮しつつ挙げていく。
- 技構成
確定技
●トリックルーム
●道連れ
この2つはコンセプト上確定。
選択技
●電磁波
道連れともある程度のシナジーがある。色々な相手に負荷をかけられるのが強みだが、相手がトリル下で速くなってしまう恐れもある。
ヨノワールとの差別化が苦しいラルトスが一番簡単に差別化できる技でもある。
●こらえる
相手の交代連打に対応するためには優先度の違う技が必要になるが、恐らくこらえるが最も使いやすいと思われる。
ダイマを誘発できる型のため必然的に相性が良く、また
トリル→こらえる道連れこらえる道連れ
→トリル→こらえる道連れこらえる道連れ→
と半永久機関になれる。更に相手の交代時には失敗し次のターンも使える。相手のDMターンがわかるのも大きい。
一応優先度マイナスの技で代用可能。
○挑発
先発といえば。
カバルドンやオーロンゲに対し挑発→道連れが決まると美味しい。
だがカバルドンが初手から地震ヘビボンを打ってきたり、挑発オーロンゲ(HOME統計で現在37%)だったりなど不安要素はあり、必ずしも安定しているわけではない。
○置土産
ラムのケアになり、相手とこちらの後発次第では爆アドを狙える。
○鬼火
後発次第では電磁波よりも。相手は選ぶが、理論上は交代連打により相手を選ばせてくれるはず。特殊アタッカーにDM切られるとこちらが機能停止になるリスクあり。
○テレポート
後攻で交代する技。
下から道連れ→下からトリル→上から道連れ→下からテレポート
の流れで、相手の交代連打を見計らいながら、負荷をかけるか後続にトリルを2ターン回すかを選べる技。
hp1のラルトスを残しておいても強くはないため注意が必要。
他、はたき落とす、マジックルーム、甘える、封印など。
相性のいい味方
このラルトスは場荒らしとしてきちんと仕事できるが、扱いづらいところとして「トリルが残るかもしれないし、残らないかもしれないこと」があり(勿論プレイング次第では自分で操れるが)、トリパでなくても使われるこの辺りとは相性がいい。
トリルが残っていても残っていなくても宿り木ハメに持っていけるため相性がいい。
建前である。本当はラルトスエルフーンルカリオキノガッサポワルンが使いたいだけである。
ダメ計省略。論は以上です。
いかがでしたでしょうか?
だいぶ攻めたと思いませんか?笑
僕自身ラルトスが特別大好きというわけでは別にないのですが、それでもやっぱり可愛いですよね。(可愛いランキングなら8位くらい?笑)
ラルトスがラルトスなだけに議論も起こりうると思いますし、そういったコメントも歓迎します。
是非ご意見よろしくお願いします。ドーブル
追記(こらえるについて)
最初は挑発を確定欄にしていましたが、挑発がカバルドンやオーロンゲに安定しないこと、また相手が交代連打をしたときにこらえるやテレポート等がないと動きづらすぎること、さらに相手のDMを見ないと負荷をかけづらいこと全てを加味し変更致しました。
既に多くの方から挑発搭載の状態でご評価を頂いている手前申し訳ございませんが、ご理解頂ますようよろしくお願いします。
ご迷惑おかけし大変申し訳ございません。ドーブル