(2019年12月作成、最終更新2020年1月の育成論でしたが、新ポケ投入に伴いある程度内容を変更させていただきました。)
はじめに
みなさんはじめまして!
三値を理解した状態でポケモンをやるのは剣盾が初となります、あむと申します。
理論構築でポケモンを育成することが初めてな上、こういった場において持論を投稿することも初めてですので至らない点多々あると思われますがご容赦ください。
育成論の投稿に至った経緯としては、こんなにも可愛くて強いシャンデラの育成論が剣盾において一つも投稿されていないため、この由々しき事態に終止符を打つべく投稿させていただきました。
この育成論では他の育成論と同じように
HP/こうげき/ぼうぎょ/とっこう/とくぼう/すばやさ を H/A/B/C/D/S
ダイマックスをDM
と表記させていただきます。
また、各種持ち物などは一部を省略させていただきます。(例:いのちのたま→珠)
シャンデラシャンデラとは
BWで初登場した、ほのお/ゴーストタイプを持つポケモンです。
このタイプは全ポケモンを含めても他にガラガラ(アローラ)ズガドーンしかおらず、彼らは今作出禁にされたためシャンデラの固有タイプであると言えます。ガラガラ(アローラ)がseason8で復帰したため固有タイプではなくなってしまいましたが、希少性のあるタイプであることには変わりありません。
さらに特筆すべきはそのCの高さであり、ガラルではクワガノンやサニゴーン、さらになんとムゲンダイナと同じ145という最高値を誇ります。
加えてB・Dが90とその値は意外にも低くなく、タイプ不一致弱点技や等倍技であれば無振りでも一撃で落ちることはありません。ただ、弱点がゴースト/水/地面などメジャーポケモンが必ずと言っていいほど持っている技なので耐久面において過信してはなりません。
また、Sは80と中速ではありますが現環境のエースであるドラパルトはもちろん、最速ミミッキュや最速ドリュウズは抜けません。(準速ドリュウズならこちらが最速であれば抜けますが大抵の場合最速かスカーフ持ちです)ので速さにおいても過信はできません。
ただ、この型ではSが低めの耐久ポケモンを相手にしているためSの中途半端さは気にしなくても大丈夫です。
コンセプトと採用理由
持ち前の高火力と広汎な技範囲で受けポケモン達を一掃することをメインコンセプトに、役割終了後も相手の続投ポケに甚大なダメージを与えることを想定しています。ただ、アタッカーではありますがエースではありませんので耐久や素早さが優れた他のエースポケモンをパーティに用意しておく必要はあります。このポケモンで3タテ展開することは想定されておりませんので、あくまでも害悪受けポケモン用であり、受けポケモンが相手にいなければ特に選出する必要がないことを念頭に置いてください。
- 比較
ドラパルトドラパルト
彼も優れた特攻種族値に加えすり抜けを持つゴーストタイプのポケモンであり、特殊炎技を覚えるためシャンデラと似たようなことができます。さらにとにかく速いので役割対象はシャンデラ以上に見ることができるでしょう。はっきり言うと対受けポケに限らない対面性能だけでいえばドラパルトはシャンデラの上位互換といえます。
ただ、ドラパルトになくシャンデラにあるもの、それは草技を持つことです。(ソーラービームは使い勝手が悪いので除外)
代表的な受けポケモンであるトリトドンヌオーなどはドラパルトでは対処できませんが、シャンデラであればエナジーボールで倒すことができます。
また、C100とC145の違いは大きく、ドヒドイデをDM技で確定1発取れるかどうかは大きいでしょう。
サザンドラサザンドラ
彼の種族値はC125かつわるだくみ、みがわり、ちょうはつを覚えるという優秀な対害悪ポケモンです。
しかし種族値はシャンデラの145に及ばない上、タイプ一致技の悪・ドラゴン技で抜群を取れる範囲が3タイプしかなく、ちょうはつを入れるとサブウェポンの大文字を加えても7タイプにしかなりません。
その点シャンデラの役割範囲は11タイプとなり、前述した通りヌオー・トリトドン・ドヒドイデなど幅広い相手の対応が可能となります。
受けポケだけを見るなら挑発で完全に止まりはしますが、それは相手も承知です。実戦ではすぐにすり抜けドラパルトやニンフィアなどに無償降臨され、下手すると他のポケモンとの戦いで疲弊してしまい上手く役割遂行ができない場面が多いのではないでしょうか。
一方でフルアタのシャンデラは相手の舐めた交代を許しません。
とりあえずシャドーボールをうっておけば、交代先に対してもほぼ確実にHPを半分以上削ります。
また、技範囲の広さから、うまく交代先を読めれば交代先を一撃で落とすといったこともザラにありますので、相手の後続に多大な負担をかけられます。
以上の理由より、今回のコンセプトに沿ったポケモンとして最適なのはシャンデラであるとして採用させていただきました。
データ
〇性 格:ひかえめ
〇特 性:すりぬけ
〇努力値:H188 A0 B28 C252 D36 S4
〇実数値:H159-×-B114-C216-D115-S101
〇持ち物:いのちのたま
〇技構成:[かえんほうしゃ//シャドーボール/エナジーボール/(サイコキネシス)]
- 特性について
みがわりしてくる害悪ポケモンもしっかりと対応するため「すりぬけ」一択です。
- 個体値について
理想はA0個体ですが、厳選の手間とリターンを考えるとそこまで意味はないのでAは不問です。他はV(さいこう)で確定となります。
- 性格について
最高火力を出すためにひかえめ一択です。
一般的なスカーフ臆病シャンデラはドラパルトを抜けるのが魅力ではあるもののシャンデラの豊富な技範囲を殺してると言えます。
今回害悪ポケモンに対応するにあたってはSはほぼ不要ですが、あえて逆V(ダメかも)にする理由もありません。
- 努力値について
- HP
珠ダメと天候ダメを考慮して16n-1となっています。
- B
余りです。28→32が無駄なので28で止めています。
- C
ぶっぱです。ここを減らす余地はないと見ていいでしょう。
- D
余りです。物理より多くしているのはポリゴン2のダウンロード対策です。
- S
- 持ち物について
いのちのたまを持つことでHBドヒドイデならダイサイコで確定1発で落とすことができます。
基本的に1~2発で倒す前提のポケモンですので、自傷ダメージを余り考慮していません。
ただ、珠は貴重品ですので、どうしてもかぶるなら他でドヒドイデを対策した上で達人の帯でもいいかもしれません。
また、こだわりメガネと悩む方もいると思いますが、DM前提で動くことが多いためDM下でも効果が発揮される珠の方が良いかと思われます。
- 技について
- かえんほうしゃ
タイプ一致のメインウェポンになります。
オーバーヒートやだいもんじとの選択になりますが、オーバーヒートは副作用である特攻2段階落ちが汎用性を落とすため不採用にしています。
あとは命中を重視してかえんほうしゃにしましたが、必然力をお持ちの方はだいもんじをどうぞ。
- シャドーボール
こちらもタイプ一致となります。
他に有用な代替技がないため、確定です。
- エナジーボール
トリトドンやヌオー、ナマコブシを狩り、バンギラスミロカロスカバルドンにダメージを与えるために確定です。
- 他の選択肢
- サイコキネシス
ドヒドイデピンポイントです。
他で対応できる場合は達人の帯に持ち替えた上で好きな技に変えて大丈夫です。
めいそう...サイコキネシスを抜いた場合に。壁貼りポケモンと対面した場合に初手で積むムーブが多いです。
ちょうはつ...基本的には一撃で倒すことがコンセプトのポケモンなのでそこまで入れる必要を感じていませんが、トリックルームやブラッキー対策に。
あくのはどう...ダイアークが相手の特防を下げられますが、シャドーボールと役割範囲が重なるため不採用にしています。
クリアスモッグ...特防を積んだ相手対策およびダイアシッドの効果で特攻を上げられますが、威力が低すぎるので不採用にしています。
しっとのほのお...新規獲得技です。相手のステータス上昇のタイミングで確定やけどの攻撃ですが、威力が70でありかえんほうしゃ以下の威力であること、追加効果発動の条件が少し厳しいこと、やけどを入れたい受けポケモンがいないことから不採用です。
仮想敵及びダメージ計算
思いつく限りの環境にいる受けポケモン達+αと対面させます。
基本的にありえないもの以外全て相手側を最高耐久で計算しています。
また、DMが少ない相手に対してはDM時の想定をいたしません。
- 勝てる相手
vsドヒドイデHBずぶといドヒドイデ
シャンデラ→ドヒドイデ
サイコキネシス 72~86.4%(確定2発)
シャドーボール 45.2~54.7%(乱数2発)
ダイサイコ 104~123.2%(確定1発)
ドヒドイデ→シャンデラ
ねっとう 37.1~44.3%(確定3発)
基本的に有利ですがHDなら確定1発では落とせないのが惜しい。場合によってはシャドーボールもあり。
vsヌオーHDしんちょうヌオー(最高耐久想定)
シャンデラ→ヌオー
エナジーボール 146.5~175.2%(確定1発)
対面なら確実に勝てる相手になります
vsトリトドンHDおだやかトリトドン(最高耐久想定)
シャンデラ→トリトドン
エナジーボール 121.5~143.1%(確定1発)
エナジーボール(相手DM時) 60.7~71.5%(確定2発)
ダイソウゲン(相手DM時) 87.1~102.5%(乱数1発)
トリトドン→シャンデラ
ねっとう 55~65.8%(確定2発)
こちらも対面なら確実に勝てるかと思われます。
vsオニゴーリHDオニゴーリ(最高耐久想定)
シャンデラ→オニゴーリ
かえんほうしゃ 105.8~125.1%(確定1発)
ムラっけ下(D2↑)
だいもんじ 54~64.1%(確定2発)
ダイバーン 76.4~91.9%(確定2発)
オニゴーリASいじっぱり→シャンデラ
じしん 61~71.8%(確定2発)
すり抜けなので身代わりは無駄です。DMをきる必要もないと思います
vsアーマーガアHBわんぱくアーマーガア
シャンデラ→アーマーガア
かえんほうしゃ 133.1~157%(確定1発)
かえんほうしゃ(相手DM時) 66.5~78.5%(確定2発)
ダイバーン(相手DM時) 95.8~112.9%(乱数1発)
アーマーガア→シャンデラ
ドリルくちばし 26.9~32.3%(確定4発)
後出しで入っても勝てます。ボディプレアイアンヘッド型であれば相手は何もできません。最高耐久想定なら確定1発が乱数1発に変わります。
vsサニーゴ(ガラル)HDおだやかきせきサニーゴ(最高耐久想定)
シャンデラ→サニーゴ(ガラル)
シャドーボール 69.4~83.8%(確定2発)
ダイホロウ 122.9~146.6%(確定1発)
サニーゴ(ガラル)→シャンデラ
ナイトヘッド 50ダメージ(確定4発)
ミラーコート 確定1発
鬼火も力を吸い取るも効かないのですが、シャドーボールをミラーコートされると落ちてしまいますので一応DM推奨
vsゴチルゼルHDおだやかゴチルゼル(最高耐久想定)
シャンデラ→ゴチルゼル
シャドーボール 98.6~118.6%(乱数1発)
ゴチルゼルC振りひかえめ→シャンデラ
サイコキネシス44.9~52.6%(乱数2発)
こちらも後出しでも大丈夫です。
vsナットレイHDナットレイ(最高耐久想定)
シャンデラ→ナットレイ
かえんほうしゃ 209.3~251%(確定1発)
かえんほうしゃ(相手DM時)104.6~125.5%(確定1発)
ナットレイ→シャンデラ
ジャイロボール10.7~13.1%(乱数8発)
完全な有利対面ですが、確実に交代してくるので交代を読みましょう。
vsヨクバリスHBのんきヨクバリス
シャンデラ→ヨクバリス
かえんほうしゃ 77.9~91.7%(確定2発)
ヨクバリス→シャンデラ
じしん47.9~57.4%(乱数2発)
じしん採用型はあまりみませんが一応。ほおばる/はらだいこをしないと真価を発揮できないため、頬張ってる間に焼くことができます。
vsクレベースHDしんちょうクレベース(最高耐久調整)
シャンデラ→クレベース
かえんほうしゃ 155.8~185.2%(確定1発)
クレベース→シャンデラ
じしん56.2~67%(確定2発)
DM使うまでもなく落ちますが、相手の交代を読んだほうがいいかもしれません。
vsマホイップHDおだやかマホイップ(最高耐久調整)
シャンデラ→マホイップ
かえんほうしゃ 43.6~52.9%(乱数2発)
ダイバーン 63.3~75.5%(確定2発)
マホイップC振りひかえめ→シャンデラ
マジカルシャイン 21.5~25.7%(乱数4発)
マジカルシャイン(C1↑) 32.3~38.9%(乱数3発)
基本有利展開ですが、既に積まれている場合は厳しいので、出てきたら直ぐにシャンデラに変えましょう。
vsナマコブシHDしんちょうナマコブシ(最高耐久調整)
シャンデラ→ナマコブシ
エナジーボール 73.8~87.6%(確定2発)
ダイソウゲン 106.1~126.1%(確定1発)
怖いのはミラーコートのみです。対面からなら念の為DMを切りましょう
vsエアームドHDしんちょうエアームド(最高耐久調整)
シャンデラ→エアームド
かえんほうしゃ 123.8~146.5%(確定1発)
エアームド→シャンデラ
がんせきふうじ 33.9~40.2%(確定3発)
エアームド側にやれることが全く無いので交換先を読みましょう。
vsポリゴン2きせきHDしんちょうポリゴン2(最高耐久調整)
シャンデラ→ポリゴン2
かえんほうしゃ 31.2~36.9%(乱数3発)
ダイバーン 45.3~53.6%(乱数2発)
HBずぶといポリゴン2(環境に多い)
かえんほうしゃ 43.2~51.5%(乱数2発)
ダイバーン 63~73.9%(確定2発)
ポリゴン2→シャンデラ
ほうでん 21.3~25.1%(乱数4発)
シャドーボール 49~57.8%(乱数2発)
HB型なら基本的に有利です。シャドーボール搭載型もそこまで多く見受けられないので出していってもいいかなとは思います。ただしDMを切る必要性はなさそうです。
他、エルフーンやマシェード、クサイハナ、ラフレシアなどのやどりぎ戦法を使ってくる相手はダメージ計算をするまでもなくかえんほうしゃで確定1発です。
- 場合によっては勝てない相手
vsバンギラスH振りバンギラス
シャンデラ→バンギラス(すなあらし)
エナジーボール 51.6~61.3%(確定2発)
ダイソウゲン 73.9~87.9%(確定2発)
ダイソウゲン(相手DM時)36.9~43.9%(確定3発)
バンギラス→シャンデラ
ストーンエッジ94.6~112.5%(乱数1発)
ストーンエッジ(こちらDM時) 47.3~56.2%(乱数2発)
Sは勝ってますが、DMされるとまず勝てません。交代推奨です。相手が既に別ポケでDMを切った上でどうしても相手する場合は、ダイバーンで先に天候を晴れにした上で多少の削りを入れ、ダイソウゲンで落としてください。なおチョッキ持ちの可能性を考慮すると勝てませんので、初手に出してきたような起点作りバンギラスでない限り交代しましょう。
vsドサイドンHDしんちょうハードロックドサイドン(最高耐久調整)
シャンデラ→ドサイドン
エナジーボール 139.4~166.3%(確定1発)
ダイソウゲン(相手DM時)105.4~125.2%(確定1発)
チョッキ装備時
エナジーボール 73.8~87.8%(確定2発)
ドサイドン→シャンデラ
じしん100.5~118.5%(確定1発)
後出しはできませんが、素早さで負けることはないため相手が何をしてきても対面展開なら一撃で落とせます。ただしチョッキ持ちが非常に多いため相手するのは避けたほうが良いです。
vsニンフィアHDおだやかニンフィア(最高耐久調整)
シャンデラ→ニンフィア
かえんほうしゃ 35.1~42.5%(確定3発)
ダイバーン 50.9~60.3%(確定2発)
ニンフィアC振りひかえめ→シャンデラ
シャドーボール58.6~69.4%(確定2発)
ダイホロウ94.6~112.5%(乱数1発)
最高耐久への攻撃と最高特攻からの攻撃を比較しているため、やれないことはないですが、DMされると一撃で落とされます。
vsミロカロスHDおだやかミロカロス(最高耐久調整)
シャンデラ→ミロカロス
エナジーボール 50~59.4%(確定2発)
ダイソウゲン 70.7~83.6%(確定2発)
ミロカロス→シャンデラ
ねっとう(耐久型) 61~71.8%(確定2発)
ねっとう(特攻型) 82.6~98.2%(確定2発)
相手が耐久型であればダメージレースで勝つことはできますが、ダイマックスを切られる、自己再生を積まれる等されると難しいです。
vsラプラスHDおだやかラプラス(最高耐久調整)
シャンデラ→ラプラス
エナジーボール 58.5~69.7%(確定2発)
ダイソウゲン 83.9~99%(確定2発)
ラプラス→シャンデラ
うたかたのアリア 54~65.4%(確定2発)
フリーズドライ 10.6~13.2%(乱数8発)
フリーズドライやボディプレス読みの場合のみ後出し可能。
- 絶対に勝てない相手
vsブラッキーHDしんちょうブラッキー(最高耐久調整)
シャンデラ→ブラッキー
かえんほうしゃ 41.7~50.5%(実質3発)
ダイバーン 60.5~71.7%(確定2発)
ブラッキー→シャンデラ
イカサマ(A0)32.3~39.5%(乱数3発)
メインウェポンはいい勝負ですが、あくび→まもるで結局は勝てません。素直に別ポケモンに変えましょう。
vsラッキーきせきHDしんちょうラッキー(最高耐久調整)
シャンデラ→ラッキー
かえんほうしゃ 15.6~19%(乱数6発)
ダイバーン 22.1~26.6%(乱数4発)
ラッキー→シャンデラ
たまごうみ
仮にも最高数値の一致技を乱数6発で受ける恐ろしさ。どくどくを没収されたラッキーのメインウェポンはちきゅうなげが多いのでラッキーからの攻撃は問題ないのですが珠の自傷ダメージで倒されてしまうので絶対に相手してはいけません。間違ってもDMを切らないように。
vsハピナスHDしんちょうハピナス(最高耐久調整)
シャンデラ→ハピナス
かえんほうしゃ 19.3~22.9%(乱数5発)
ダイバーン 27.9~33.4%(乱数3発)
ハピナス→シャンデラ
シャドーボール 28.9~35.2%(乱数3発)
DMを切れば一見いい勝負に見えますがたまごうみと珠ダメの分こちらが圧倒的に不利です。ラッキーとハピナスに関しては特殊ポケである限り絶対似相手にしてはいけないポケモンです。素直に物理格闘技を使えるポケモンに引いてください。
- 他メジャーポケモン
vsドラパルトHCひかえめドラパルト
シャンデラ→ドラパルト
シャドーボール 137.4~164.1%(確定1発)
シャドーボール(相手DM時) 68.7~82%(確定2発)
ドラパルト→シャンデラ
シャドーボール 86.7~103.1%(乱数1発)
シャドーボール(DM時) 51.1~60.7%(確定2発)
1発耐えてから落とせます。対面状況ならドラパルトにも勝てると言えますが、珠ダメージと乱数から1:1交換の可能性が高いです。
vsミミッキュASようきミミッキュ
シャンデラ→ミミッキュ
シャドーボール 156.1~186.1%(確定1発)
シャドーボール(相手DM時) 78~93%(確定2発[皮ダメで高乱数1発])
ミミッキュ→シャンデラ
シャドークロー79.6~95.2%(確定2発)
シャドークロー(A2↑)(DM時)79.3~94.3%(確定2発)
対面状況からミミッキュ剣舞→シャンデラ皮はがし→シャンデラDM→ミミッキュシャドークロー→シャンデラダイホロウで勝てます。相手がダイマックスされたら負けますので読み合いを制してください。
vsドリュウズASようきドリュウズ
シャンデラ→ドリュウズ
かえんほうしゃ 181~215.1%(確定1発)
かえんほうしゃ(相手DM時) 90.5~107.5%(乱数1発)
ドリュウズ→シャンデラ
じしん114.9~136.5%(確定1発)
じしん(DM時)57.4~68.2%(確定2発)
対面でもこちらがDMを切ればタスキでなければ落とせます。しかし、シャンデラにドリュウズを投げてくるということはタスキの可能性が高いため交代推奨。
vsオーロンゲHDしんちょうオーロンゲ(最高耐久想定)
シャンデラ→オーロンゲ
かえんほうしゃ 50.9~60.3%(確定2発)
珠なしC1↑火炎放射 102.3~120.5%(確定1発)
オーロンゲ→シャンデラ
DDラリアット73~87.4%(確定2発)
イカサマ 32.3~39.5%(乱数3発)
ソウルクラッシュ 19.7~23.3%(乱数5発)
最近はDDラリアットを削っているのが多いですが、電磁波やソウルクラッシュによるC↓で機能停止させられることがあり、あまり対面したくはない相手です。ただし、初手で出てくる場合のオーロンゲは壁貼り型が主なので瞑想搭載であれば積んで確定1発です。
vsトゲキッスCSおくびょうトゲキッス
シャンデラ→トゲキッス
かえんほうしゃ 66.8~78.7%(確定2発)
ダイバーン 95.6~113.1%(乱数1発)
トゲキッス→シャンデラ
エアスラッシュ40.1~47.3%(確定3発)
ダイジェット34.4~40.7%(確定3発)
相手の方がS勝ってるのと凶悪な怯ませがあるので平常時はなるべく相手にはしたくないですが、DM切ると一転して有利状況になります。
vsエースバーンASようきエースバーン
シャンデラ→炎エースバーン
シャドーボール 86.4~103.2%(乱数1発)
ダイホロウ 140.6~165.8%(確定1発)
ダイホロウ(相手DM時) 70.3~82.9%(確定2発)
シャンデラ→悪エースバーン
かえんほうしゃ 98~115.4%(乱数1発)
ダイバーン140.6~165.8%(確定1発)
ダイバーン(相手DM時) 70.3~82.9%(確定2発)
リベロのタイプ変更で半減されてしまうので不意打ち読みで火炎放射が多くなるかと思われます
エースバーン→シャンデラ
リベロふいうち 76.7~91.8%(確定2発)
リベロダイアーク(こちらDM)64.7~77.3%(確定2発)
タイマン状態なら勝てません。すでにエースバーンが削れた状態であればふいうち耐えるだけの耐久があるので全く戦えないということもないですが、やはり厳しいですね
vsゴリランダーHAいじっぱりゴリランダー
シャンデラ→ゴリランダー
かえんほうしゃ 118.8~140%(確定1発)
かえんほうしゃ(相手DM時) 59.4~70%(確定2発)
ダイバーン(相手DM時) 85.5~100.4%(乱数1発)
ゴリランダー→シャンデラ
はたきおとす(一発目) 105.6~125.7%(確定1発)
ダイアーク 96.8~114.4%(乱数1発)
ダイアーク(こちらDM) 48.4~57.2%(乱数2発)
こちらは、はたきおとすが非常に痛いです。ただし、シャンデラはタスキ型がメインであり、殴れば返しで落とされるのを警戒して変えてくる可能性が高いので、対面の場合は殴っても良いかもしれません。
- まとめ
後出しOK[ドヒドイデヌオートリトドンオニゴーリアーマーガア
サニーゴ(ガラル)ナットレイクレベースヨクバリスナマコブシ
ゴチルゼルマホイップエアームドポリゴン2エルフーン
マシェードクサイハナ
ラフレシアソーナンスフワライドラプラス]
対面OK [ドサイドンドラパルトミロカロスニンフィアカバルドンゴリランダー]
基本無理 [エースバーンブラッキーミミッキュドリュウズバンギラスラッキーハピナス他ウーラオス(いちげき)などの高速アタッカー]
取扱説明書
受けポケモンが出てきたり、相手が身代わりを使用してきたら即シャンデラに交代してください。
害悪ポケ達の攻撃はそこまで痛くないので安心して後出ししましょう。
特に、相手の変化技や火攻撃が確実にくるときはどんどん出していきましょう(おにび・格闘技などは影響がありません。対サニーゴ(ガラル)アーマーガアなどで。)
あとはタイプ相性を考えて適切な技を選び、害悪ポケモン達を一掃しましょう。
相性のいいポケモン
- アイアントアイアント
シャンデラがばつぐんをとれないタイプは
【ノーマル ほのお でんき ひこう ドラゴン あく フェアリー】
の7タイプになりますが、アイアントの技構成をむし(でんき)/かくとう/はがね/いわ
にすることで、なんとこの2体でドラゴン以外の全てのタイプの相手を見ることができます。
特にシャンデラが全く相手できないブラッキーを道具なしダイワームで一撃で葬ることができるのが強みです。
お互いダイマックス使用頻度が高いのと珠の所有権の問題はありますが、防御も上がり汎用性が高いダイスチルを打ちがちなアイアントにメタルコートで良さそうです。
- ミミッキュミミッキュ
上の2体で抜群を取れないドラゴンに抜群を取れるだけでなく、幅広い汎用性を持つヤバイやつです。
特に性能に関しては説明はいらないと思いますが、パーティにいれておくことで相手側は選出の際に変なことをしづらくなるというメリットが大きいです。
- ニンフィアニンフィア
こちらでもドラゴンの相手は完璧にこなせます。
シャンデラアイアントがアタッカーなので、耐久の高いポケモンを入れることでパーティのバランスを取ることも大切なのかもしれません。
最後に
正直なところシャンデラはメジャーポケモンであるように見えて実のところマイナーポケモンであると認識しています。事実、私もパーティにシャンデラを入れているのにも関わらず堂々と受けポケモンを選出してくる場合が多いです。もっとこのポケモンが流行れば、バトルを遅延させるだけの害悪ポケモンたちは必ず環境から消えていくはずなので、是非みなさんも使ってみてください!