この度初めて育成論を投稿させていただきますので、拙いところがあるかと思いますが、御容赦ください。
はじめに
C種族値が65あり、からをやぶるで2段階上昇、つまり2倍の値にする事が出来るイワパレスは十分な奇襲型として運用することは可能だと思います。
からをやぶる+特性がんじょうで安定して積める上に、からをやぶるはAもCも上昇させることが出来るので、1ターン目で特殊型だとバレることはないところに目をつけました。
しかし、最速でも素早さ実数値はからをやぶるの状態で212となっており、最速ドラパルトに1足りないという欠点や、先制技・連続攻撃技を持っている相手には強く出れないという弱点もあるため注意が必要です。
持ち物
メテオビームを即座に撃つためにパワフルハーブです。
これにより、Cを3段階上昇した状態(実数値2.5倍)で一致の岩大技を2ターン目から使う事が可能となります。
その後はダイマックスエースとして運用することで岩の一致技を安定して使っていけるのが強みだと思います。
性格・努力値
おくびょう
C252/D4/S252
おくびょう 抜けるだけ抜きたいのでS補正
C 攻撃力を最大まで高めるために極振り
D 余り
S ほとんどのポケモンを抜くために極振り
技構成
- からをやぶる
足りないCとSを補強するのと、今回のメイン技となるため必須です。
- メテオビーム
こちらも今回のメイン技となるため必須となります。
からをやぶると合わせてC3段階上昇を狙いましょう。
- ソーラービーム
サブウェポン1
威力の高い特殊技はこれと後述するもう1つしか覚えません。
- はかいこうせん
サブウェポン2
前述の通り、この二つしか威力の高い特殊技は覚えないため、非常に癖がある型だと思います。
しかし、ダイマ前提で立ち回るのであれば、十分動けるかと思います。
基本的な動き
- 相手が先制技、連続攻撃技持ちじゃないのが確定しているポケモンであれば、からをやぶる
- からをやぶった後、メテオビームを選択
- メテオビームを使用した次のターンからダイマックスして全抜きを狙う
ダメージ計算
C1段階上昇→メテオビームのみ発動後
C2段階上昇→殻を破るのみ発動後
C3段階上昇→殻を破る+メテオビーム発動後
としています。
- メテオビーム(C3段階上昇)
H252ギャラドス 330〜390(163.3〜193.0%)確定1発
無振りダイマックスギャラドス 330〜390(97.0〜114.7%)乱数1発81.2%
H252トゲキッス 294〜348(153.1〜181.2%)確定1発
無振りダイマックストゲキッス 294〜348(91.8〜108.7%)乱数1発50.0%
H252アーマーガア 187〜222(91.2〜108.2%)乱数1発50.0%
H252エアームド 220〜259(127.9〜150.5%)確定1発
無振りサザンドラ 180〜213(107.7〜127.5%)確定1発
H252サザンドラ 180〜213(90.4〜107.0%)乱数1発43.7%
無振りドラパルト 208〜246(127.6〜150.9%)確定1発
H252ドラパルト 208〜246(106.6〜126.1%)確定1発
H252ジバコイル 90〜106(50.8〜59.8%)確定2発
- ダイロック(C3段階上昇)
無振りダイマックスギャラドス 384〜452(112.9〜132.9%)確定1発
H252ダイマックスギャラドス 384〜452(95.0〜118.8%)乱数1発68.7%
無振りダイマックストゲキッス 342〜404(106.8〜126.2%)
H252ダイマックストゲキッス 342〜404(89.0〜105.2%)乱数1発37.5%
H252アーマーガア 220〜259(107.3〜126.3%)確定1発
H252サザンドラ 210〜247(105.5〜124.1%)確定1発
H252ジバコイル 105〜123(59.3〜69.4%)確定2発
- ダイソウゲン(C上昇なし)
H252天然ヌオー 292〜344(144.5〜170.2%)確定1発
HD252天然ヌオー 212〜252(104.9〜124.7%)確定1発
H252トリトドン 244〜288(111.9〜132.1%)確定1発
HD252トリトドン 184〜220(84.4〜100.9%)乱数1発6.2%
H248マリルリ 124〜148(60.1〜71.8%)確定2発
- こちらがC上昇ありの場合
C1段階 184〜218(89.3〜105.8%)乱数1発37.5%
C2段階 248〜292(120.3〜141.7%)確定1発
H252カバルドン 136〜160(63.2〜74.4%)確定2発
- こちらがC上昇ありの場合
C1段階 202~238(93.9〜110.6%)乱数1発62.5%
C2段階 268〜316(124.6〜146.9%)確定1発
HD252カバルドン 102〜120(47.4〜55.8%)確定2発
- こちらがC上昇ありの場合
C2段階 200〜236(93.0〜109.7%)乱数1発56.2%
C3段階 248〜294(115.3〜136.7%)確定1発
物理イワパレスとの明確な違い
主に三つあり、一つ目は
- 相手が不利対面で物理受けに交換してきた際の動き
物理の場合は起点にされないよう交換したり、動きを考える必要があると思いますが、この型の場合、相手の交換タイミングで殻を破る。その次のターンにメテオビームで突破or負荷をかけることが可能となります。
後だしの物理受けジバコイルやアーマーガア、エアームドに対して非常に強く出れるのは利点だと思います。
二つ目は
- 物理で見れない相手を見れること
物理の場合、対面のヌオーやトリトドン、カバルドンは非常に不利かと思います。
ですが、この型の場合、ヌオーは積まずにダイソウゲンで確定1発。
Dに振っていないトリトドンの場合も積まずにダイソウゲンで確定1発。
カバルドンは積む必要がありますが、十分突破することは可能です。
三つ目は
- 鬼火や威嚇の影響をほぼ受けない
特殊で攻撃するわけですから、この二つが攻撃する分には影響ないところが強みだと思います。
鬼火は頑丈が剥がれてしまうので、痛手ではありますが。
苦手な相手
れんげきウーラオス(いちげき)
アクアジェット、すいりゅうれんだ等、この型が弱いタイプの技を覚えるので、対面だと非常に厳しいと思います。
アシレーヌ
特防が高く、アクアジェットも覚えるため、からをやぶるをしている間に削られ、攻撃する前に落とされる可能性が非常に高いポケモンだと思います。
終わりに
この型はあくまで奇襲型、言ってしまえば変態型のポケモンとなっております。
その為、これでランクマを勝ち抜けると保証している訳ではありませんのでご注意ください。
あくまで、面白いと思った方にこの育成論を使っていただければ幸いです。