はじめに
こんにちは。KHと申します。2回目の育成論投稿となります。よろしくお願いします!
- 種族値、個体値、努力値におけるステータスをHABCDSと表記します。
- 個体値は理想固体とし、その数値でダメージ計算をします。
- ダメージ計算にはVersus様のアプリを使用させていただきます。
採用理由と役割
今回の育成論は、使用率1位のエースバーンを一撃で倒したい!
ということで考案しました。
戦い方自体はいたってシンプルで、「タスキカウンター」です。
この動き自体は他のポケモンでも可能です。
ルカリオ、エースバーン、ウーラオス(いちげき)、ルガルガン(たそがれ)、トリトドンなど
しかし、上記のポケモンは正直誰でもタスキカウンターを警戒するので、あえて半減技からタスキを削って突破することが可能です。
そこで、今回は「タスキカウンター」が読まれず、かつそこそこのHPがあるポケモンは何だろうと考えた結果・・・
リザードンにたどり着きました!
この型のリザードンが読まれないことは、データでも証明されています。
Pokemon HOMEによる、リザードンの技と持ち物トップ10は以下の通り
(2020年7月20日時点)
- わざ
- ソーラービーム 68.8%
- エアスラッシュ 43.2%
- ぼうふう 43.0%
- ブラストバーン 40.5%
- ねっさのだいち 37.6%
- りゅうのはどう 24.4%
- かえんほうしゃ 22.8%
- だいもんじ 15.9%
- おにび 13.1%
10.フレアドライブ 12.3%
- どうぐ
- いのちのたま 48.3%
- ラムのみ 10.6%
- オボンのみ 10.3%
- あつぞこブーツ 7.7%
- じゃくてんほけん 5.5%
- こだわりスカーフ 2.5%
- きあいのタスキ 2.4%
- たつじんのおび 2.4%
- こだわりメガネ 2.0%
10.もくたん 1.9%
本育成論のコンセプトであるきあいのタスキはわずか2.4%、カウンターに至っては圏外です。
多くのプレイヤーはキョダイリザードンやはらだいこリザードンを警戒してくるのでタスキカウンターリザードンの成功率は高いです。
(追記)また、他のタスキカウンターとの差別化点としては、カウンターとおにびを両立できる点です。両方覚えるのはリザードン系統とマーシャドーだけです!
立ち回り例にも書きましたが、カウンターで1匹目を処理した後、2匹目がドリュウズ、ギャラドス、悪ウーラオス(いちげき)などであればおにびを入れることが可能です。
持ち物
きあいのタスキ
コンセプトなので確定
性格
せっかちを採用。理由は以下の二つ。
- 受けるダメージを増やすため、Bに下降補正をかけたい。
- 先制技がないため、行動回数を増やすためにも最速にしたい。
努力値調製
H252C4S252
カウンターで与えるダメージを増やすためにHには全振り。
行動回数を増やすためにSに全振り。残りはCに振ります。
個体値
HCDSはV(さいこう)で確定。
Bは何でも構わないですが、こだわるなら逆V(ダメかも)はアリだと思います。
Aに関してはもし、このリザードンを物理型で使用するならV(さいこう)にした方が良いです。カウンター自体物理技なので物理リザードンならダイナックルと相性が良い。(このリザードンは基本ダイマックスしませんが、)
特性
正直、もうか・サンパワーどちらでもよいです。
もうかなら、たすきで耐えて、HPを1にしてから、ほのおわざの威力が1.5倍
サンパワーなら、晴れのときに特攻1.5倍になります。ダイバーンで自ら晴れにすることも可能ではあります。ただ、定数ダメージをくらうのでタスキが潰れるデメリットもあります。
技構成
- 確定わざ
カウンター
コンセプトなので確定技
おにび
カウンターで一匹処理した後、後続がリザードンより遅いかつ先制わざがないポケモンに対して仕事ができる。他にも悪ウーラオス(いちげき)などふいうちを持ってるポケモンにも有効。
初手で、相手がゴリランダーなどリザードンに不利なポケモンを出してきた場合も交代読みでおにびを入れることができます。
- 選択わざ
かえんほうしゃ
命中安定のほのおわざ
10%の確率でやけどにもできる
マジカルフレイム
100%相手の特攻を下げれるのがつよい
エアスラッシュ
30%で相手はひるんで動けません
ねっさのだいち
ジバコイルやストリンダー(ハイ)に有効打
30%でやけどをひけます。
立ち回り例
このポケモンはステルスロックを巻かれたら、その時点で機能停止なので、基本的に初手に出します。後続からだすなら、ステルスロック対策は必須。選出画面でラッキーやハピナスを並べ、相手の初手物理アタッカーを誘います。私はエースバーンを誘いたいので、ハピナス、ゴリランダー、ジバコイルを上から並べています。
今回は初手物理エースバーンの立ち回りです。
- 初手
相手側 キョダイリザードンを警戒し、エースバーンでダイジェット
→リザードンのHPが1まで削られる。
→カウンターでダイマックスエースバーンに368ダメージ
エースバーンはHに努力値を236以上振らなければ耐えれません。そんなエースバーンはまず存在しないのでいちげきです。
- 2ターン目
・先制わざもちorリザードンより早い
→リザードンは切るもしくは後続へ交代
・先制技がない(ふいうちのみ)andリザードンより遅い
→おにびをうつ
与ダメージ計算
今回のリザードンはアタッカーではないので基本は攻撃しませんが、参考程度にかえんほうしゃとねっさのだいちのダメージ計算を載せておきます。
・もうかは考慮せず、天候もなしとする。C努力値は4
かえんほうしゃ
- ゴリランダーいじっぱりH252ゴリランダー
150~176ダメージ 確定2発
- ポリゴン2ずぶといHB252輝石ポリゴン2
39~46ダメージ 確定5発
- ドリュウズいじっぱりHD無振りドリュウズ
156~186ダメージ 乱数1発(6.25%)
ねっさのだいち
- エースバーンようきH4エースバーン(ほのおタイプ)
74~88ダメージ 乱数2発(82.81%)
- ジバコイルずぶといH252ジバコイル
128~152ダメージ 確定2発
- ストリンダー(ハイ)ひかえめHD無振りストリンダー
156~184ダメージ 確定1発
被ダメージ計算
- エースバーンようきA252、いのちのたま(ひこうタイプ)
ダイジェット(とびはねる) 183~216ダメージ 乱数1発(93.75%)
→カウンター366~368ダメージ
- パッチラゴンいじっぱりA252、はりきり
ダイサンダー(でんげきくちばし) 416~492ダメージ 確定1発
→カウンター368ダメージ
ダイジェット(つばめがえし) 118~139ダメージ 確定2発
→カウンター236~278ダメージ
相性の良い味方
- ハピナスハピナス
特防おばけ。選出画面の際に相手の特殊アタッカーを牽制することが目的。万が一初手に特殊アタッカーが来た場合の引き先になるが、物理耐久は全くない。
- コータスコータス
偽装晴れパ。なおさら、タスキカウンターは警戒されません。万が一のプラン変更もできるようになる。
リザードンの天敵であるステルスロック対策です。カバルドンカバルドンなどがいたら優先して選出しましょう。
このポケモンの対策
特殊受けや半減技で対策はできますが、選出画面でそれを想定するのは厳しいと思います。
使用上の注意
このポケモンはあくまで、初手タスキカウンターで相手の物理アタッカーを倒すのが目的です。決まれば強いですがHP1の状態で3タテは不可能に近いので、後続にエースは控えさせるようにしましょう。
さいごに
タスキカウンターリザードンの育成論いかがだったでしょうか。新たな選択肢として取り入れてくれれば幸いです!
疑問点や、ミスがあればお気軽にコメントにお書きください!
ご精読ありがとうございました!