はじめに
初投稿です。よろしくお願いします。
今回はチョッキマルヤクデの育成論を書かせて頂きます。
マルヤクデは攻撃、耐久がそこそこ高く、ほのおのムチやはたきおとすなどの優秀な技を使えるため、一部の層に人気のあるマルヤクデ(諸説あり)。そんなマルヤクデマルヤクデの育成論を紹介致します!
採用理由
マルヤクデは耐久がそこそこ高い上に、威力80で確定防御ダウンという強力な追加効果を持つ「ほのおのムチ」を覚えたり、「はたきおとす」を使えるなど、耐久型のポケモンにめっぽう強いです。その上、火力もそこそこあり、非常に安定感のあるポケモンです。状況によって相手のポケモンを倒したり、クッションになったりと、非常に使いやすいので、是非皆さんにも知って欲しいのです。
役割対象
先程も言ったように耐久型ポリゴン2ナットレイ
ラッキーハピナスヌオートリトドンピクシーカビゴンなどや、シンプルに相性のいいハッサムカットロトムなどにも強いです。ヌオーやトリトドンはタイプ的に不利だと思うかもしれませんが素早さが勝っている上に草技の「パワーウィップ」を覚えるため、意外と有利だったりします。
逆に不利なポケモンはアーマーガアギャラドスバンギラスドサイドンパルシェンウォーグルなどですかね。やはりタイプ的に不利ないわタイプのポケモンや、攻撃の高い物理アタッカーなどが苦手です。特にアーマーガアは、特性のミラーアーマーでほのおのムチの防御ダウンを跳ね返してくるため、非常に厄介です。この辺のポケモンは無理せず後続に任せるのがいいでしょう。
持ち物
今回は特殊耐久をさらに高くするためにとつげきチョッキを採用しましたが、ステルスロックのダメージが気になるならあつぞこブーツや、火力を高めたいならたつじんのおび、いのちのたまなどを持たせてもいいかもしれません。その辺は自分の好みに合わせて決めてもらえればと思います。
技と特性
技
- ほのおのムチ
威力80で確定防御ダウンの効果があるため、ほぼ確定でいいでしょう。
- きゅうけつ
HPの回復ができる。とつげきチョッキを持たせるなら相性はいいかもしれない。他の虫わざと選択。
- とびかかる
きゅうけつと威力は同じだが、確定で攻撃を下げられるため、防御に厚くできる。
- はいよるいちげき
きゅうけつやとびかかると比べると威力が10低いが、相手の特攻を確定で下げることができる。
- パワーウィップ
苦手な水や地面に対しての打点。威力は高いが命中がやや低いので注意。
- はたきおとす
相手の持ち物を落とせるため非常に便利な技。
- かみなりのキバ
ギャラドスなどに対しての打点。
- おにび
チョッキ以外の持ち物を持たせるなら物理アタッカーを抑えられる。
特性
- もらいび
サブ技に採用されやすい炎技を無効化しつつ自身の炎技を強化することができる。エースバーンのキョダイカキュウは防げないので注意。
- ほのおのからだ
相手の接触技を受けた時に3割の確率で火傷にできるのは強力だが、4倍弱点の岩技は基本非接触な上に、ダイマックス技は全て非接触なので、この中では採用価値が低い。
- しろいけむり
自分の能力を下げられないのは強力。しろいけむりにしておけばアーマーガアのミラーアーマーも防げる。もらいびと択。今回はもらいびを選択。
性格と努力値調整
性格はAアップCダウンの「いじっぱり」を採用。
努力値は 28-252-196-0-4-28
攻撃は最大まで高めるために極振り、素早さは無振りアーマーガアアーマーガア抜き抜き調整。アーマーガアを意識しないなら同じ65族のハッサムやブラッキーなどを意識して4振りだけにするのもありでしょう。
耐久の数値に関しては、H28B196D4の全てをHに振ったH228の方が総合的な耐久力は高くなります。(防御は前者の方が高い)しかし今回は、防御を高めたかったため、Bに196振り、少し薄めとなった特防をとつげきチョッキで補っています。チョッキ以外を持たせるならH228の方がいいかもしれません、
与ダメ計算
ほのおのムチ
耐久無振りドリュウズ111.3〜132.9%(確定一発)
HB特化ナットレイ92.8〜112.8%(乱数一発)
耐久無振りゴリランダー86.8〜102.8%(乱数一発)
H252ハッサム155.9〜185.3%(確定一発)
H252ジバコイル68.9〜82.4%(確定二発)
HB特化ハピナス33.4〜39.7%(確定三発)
B1段階ダウンでも50.8〜59.9%のため確定三発なのは変わらず。
きゅうけつ
H252ゾロアーク186.8〜220.3%(確定一発)
耐久無振りイエッサン♂161.4%〜192.5%(確定一発)
耐久無振りワルビアル98.8%〜116.4%(乱数一発)
耐久無振りサザンドラ91.0〜107.7%(乱数一発)
パワーウィップ
HB特化トリトドン115.5〜137.6%(確定一発)
HB特化ヌオー110.8〜130.6%(確定一発)
H252アシレーヌ94.1〜111.2%(乱数一発)
H252マリルリ80.1〜94.6%(確定二発)
はたきおとす
耐久無振りドラパルト87.1〜103.0%(乱数一発)
H252ヤドラン(ガラル)57.4〜67.8%(確定二発)
耐久無振りシャンデラ60.7〜72.5%(確定二発)
ヤドラン(ガラル)については、2発目からは叩き落とすの威力が下がるため若干確定二発ではなくなりますが、ほのおのムチからの入れば、確実にはたきおとすで倒せるようになります。
色々と書いてきましたが、ほのおのムチは確定で防御ダウンの効果があるため、技を出す順番次第では与えるダメージの量も変わってきます。例えば通常のB特化ポリゴン2にほのおのムチを撃っても、18.7〜22.3%ほどのダメージしか与えられませんが、防御一段階ダウン状態だと28.1〜33.3%まで上がります。このように、ほのおのムチを連打すれば、段々と与えるダメージが上がっていき、最後には受けきれなくなります。なので、ほのおのムチ+攻撃という感じで攻撃をすることでさらにダメージを上げることが出来ます。
被ダメ計算
※とつげきチョッキ込みの耐久力とします。
ようきドリュウズ ダイアース(じしん)70.3〜82.6%(確定二発)
ようきA二段階アップミミッキュ ダイホロウ(シャドークロー)56.9〜67.5%(確定二発)
ようきギャラドス ダイストリーム(たきのぼり)81.5〜97.2%(確定二発)
ようきウーラオス(れんげき) すいりゅうれんだ83.7〜100.5%(乱数6.2%)
おくびょうトゲキッス ダイジェット(エアスラッシュ)84.9〜101.6%(乱数12.5%)
ひかえめいのちのたまキングドラ ダイストリーム(ハイドロポンプ)87.1〜104.4%(乱数31.2%)
ひかえめ適応力ポリゴンZ はかいこうせん78.2〜92.7%(確定二発)
ようきリベロエースバーンダイジェット(とびはねる)125.1〜148.6%
ようきはりきりパッチラゴンでんげきくちばし111.1〜131.2%
いじっぱりファイアローブレイブバード101.6〜120.6%
立ち回り
基本はほのおのムチから入ることが多いですが、ポリゴン2ポリゴン2に対しては、輝石があるのではたきおとすから入る方が安定します。ほのおのムチからのきゅうけつで、大ダメージを与えつつ回復することもできるため、なかなか倒されず、相手によってはダイマックスを枯らすことも出来ます。また、倒すことができなかったとしても、ほのおのムチの効果は防御ダウンなので、後続に物理アタッカーがいるなら、その効果をそのまま生かすことができます。
相性のいい味方
相性補完に優れたウォッシュロトムウォッシュロトムや、ドリュウズドリュウズなどを控えさせるといいでしょう。しかしドリュウズドリュウズを使う場合は水が一貫するので注意。あとはほのおのムチの確定防御ダウン効果を生かして、特性がじしんかじょうのポケモン(ギャラドスギャラドスなど)や、ダイマックス技を撃ちつつ天候で有利を取れるガマゲロゲガマゲロゲや砂かきドリュウズドリュウズを控えさせてもいいと思います。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございます。もしこの育成論を読んで、少しでもマルヤクデというポケモンに興味が湧いたなら、是非対戦でも使ってみてください。よければコメントでアドバイスや指摘お願いします。