はじめに
こんにちは、かぶとむしです。
少し前に自信過剰型ヘラクロスを投稿しましたが、今回はもう1つの特性根性型について考察して行きたいと思います。
突然ですが、こう思ってませんか?
「受けループやカバルドンが辛いけど対策がわからないし色々なポケモンの受けループ破壊育成論が上がっていてどれがいいかわからない」
ヘラクロスの性能は受けループ破壊に適しています。是非受け破壊ポケモンの候補に入れてあげてください。
注意
- 非公式の記号(HABCDS)といったものをつかいます。
- この育成論は受けループ破壊を前提した型となります。
- 努力値は、個体値がC以外すべて31であることを前提に設定しています。
ヘラクロスヘラクロスについて
考察するにあたってヘラクロスについて解説します。
- 種族値(前からHABCDS)
80-125-75-40-95-85(合計500)
といったいらないCが低く、無駄のない種族値をしています。似た種族値にゴリランダーやギャラドスカイロスなどが存在します。
A125+そこそこ広い技範囲+根性といった点が受けループ破壊に適しています。
- タイプ
虫、格闘です。
ダイジェット環境にひこう4倍、他には炎、フェアリー、エスパーが2倍とかなり現環境ではきびしいです。
半減できるタイプは、格闘、草、悪、地面、虫です。
タイプの耐久面はあまりよくありませんが、タイプ一致でインファイトができるといった点を見ればポリゴン2の受けが成立しなかったり、ナットレイがワンパンできたりと優秀です。
- 特性
- むしのしらせ
ピンチの時に虫技の威力が上がります。(ぶっちゃけ弱いです。)
- 根性
この型のコンセプトになります。状態異常の時にAが1.5倍になり、火炎玉で火傷になるため、カバルドンのあくびなどがきかないです。火力が上がり、状態異常無効は受けループ破壊に適しています。
何よりも積みアタッカー、物理アタッカー環境のため、あくびや鬼火の採用率が高い中、両方を封じられる火炎玉根性は強いです。
- 自信過剰
コンセプトが受けループ破壊のため、強力な特性で すが、不採用です。この特性のヘラクロスの育成論をもう1つ投稿しています。エース運用がしたいかたはそちらのが参考になると思います。(宣伝すみません🙇)
根性型を使うためのローブシンローブシンとの差別化
格闘タイプの根性アタッカーにはローブシンローブシンが存在します。
まず、種族値を並べます。
ヘラクロス80-125-75-40-95-85(合計500)
ローブシン 105-140-95-55-65-45(合計505)
どちらのポケモンにも片方より優れている点があるため、どちらの方が強いとはいいきれないので、メリット、デメリットを記載した差別化をはかります。
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- ヘラクロスのメリット
- ローブシン程ではありませんが、A125もあるので根性発動時の火力は十分あります。
- ローブシンには覚えらないタネマシンガンを覚えるため、ローブシンでは抜群のとれないヌオートリトドンに弱点がつける。(一応ローブシンでも弱点はつけますが、あまりれいとうパンチは採用されてないため、カバルドンにも有効です。)
- 素で受けループのポケモンの素早さをぬいている
- あまり見ないため、ヘラクロスを舐めた選出にささる
- ローブシンには出来ない剣の舞がつめる
- ローブシンより広い技範囲
- アーマーガアエアームド以外のほとんどのメジャーな受けポケモンに弱点がつける
- ヘラクロスのデメリット
- 飛行4倍
- ローブシンに比べて物理耐久が低い
- 環境トップクラスのエースバーンギャラドストゲキッスなどによわい
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- ローブシンのメリット
- A140タイプ一致格闘技
- 3色パンチがつかえる
- タイプ一致先制技がつかえる
- 物理耐久が高い
- 遅いSをいかしたしっぺ返しがつかえる
- ローブシンのデメリット
- Sが遅い
- 若干技範囲が狭い
- 剣の舞が出来ない(ビルドアップはあります。)
- ヘラクロスに比べて若干技構成がバレやすい
- 環境トップクラスのエースバーントゲキッスに弱い
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どちらも受けループに強いですが、ヘラクロスの方が対受けループ性能が高く、ローブシンの方がヘラクロスに比べて受けループ以外のポケモンとも戦えると感じました。
持ち物
コンセプトが高火力受け破壊のため火炎玉で確定です。
性格・努力値と調整
技構成
- 確定技
- 剣の舞
対受けループに対してものすごく積みやすいです。
カバルドンカバルドン対面ではあくびで流される心配も無いです。ダイマックス時にはダイウォールとなるため、優秀です。
- 選択技
- じしん
ドヒドイデやウインディギルガルド(シールド)などに弱点がつけます。仲間にゴリランダーがいたりするのであれば、10万馬力のがいいです。
- まもる
いくら根性でも電磁波は負け筋に繋がることがあるため、安定してやけどを発動させるために使うことがあるかもしれません。
- なげつける
ミミッキュミミッキュの皮をはがしながら火傷に出来ます。採用おすすめ度は低めです。
- 採用は見送った技と理由
- つばめ返し
ダイジェットとして強いですが、コンセプトが受け破壊なので受けループには飛行抜群ポケモンがいなかったり、火力不足になったりなどコンセプトに合わないため不採用とします。
- シャドークロー
ダイホロウのBダウンやドラパルトに強いことから採用してもいいのですが、攻撃技のインファイト、タネマシンガン、じしんが受けループのほとんどのポケモンに役割が持てるためあまり必要なく、コンセプトとは少しズレてるように感じました。
- 岩技(ストーンエッジ、いわなだれ、ロックブラスト)
飛行や炎に弱いヘラクロスと相性はいいのですが、これもまた、コンセプトとマッチしていないため不採用としました。
- メガホーン
ゴリランダーゴリランダー対策になりますが、アクロバットのダイジェット型なら餌ですし、メジャーな受けループに虫技弱点ポケモンがあまりいなかったり、ブラッキーブラッキーはダメージがかわらないためインファイトでよかったりなどコンセプトとマッチしていないため不採用としました。
立ち回り例、注意
- カバルドンカバルドン対面は剣の舞がほぼリスクなしでつめます。
- 相手が受けループの場合、第8世代のヘラクロスが受け破壊をしてくるとは考えづらいため、あまり警戒されません。
- 選出時に相手が受けパーティでなければ、役割が若干薄いです。
与ダメージ計算
全て根性発動時の威力です。
- じしん
- HB252性格補正込みドヒドイデドヒドイデ63.6〜75.1確定2発(剣の舞1積みで確定1発)
- HB252性格補正込み威嚇込みウインディウインディ51.7〜60.9確定2発(剣の舞1積みで確定1発)
- H252ギルガルドギルガルド(シールド)82.6〜98.2確定2発
被ダメージ計算
相性の良い味方
ヘラクロス自体がエースバーンエースバーンを呼びやすいため、エースバーンに強めのポケモンや、ペンドラーペンドラーなどでバトンをすれば大暴れします。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
少し癖の強い型となっておりますが、受けポケモンに強いことが伝わればうれしいです。
コメント、評価よろしくお願いします。