初めに
- ワン、ワン、ワン(訳:初投稿です)
- ネット検索で解決する質問にはお答えしかねます
型コンセプト
威嚇とオバヒ+脱出パックを組み合わせたクッション型です
オバヒで相手を削りつつ、相手の火力を威嚇や鬼火で削ぐことで後続の負担を軽減したり、あるいは起点にすることを狙います
差別化
威嚇と脱出+能力ダウン、交換技を組み合わせられる他のポケモンとの差別化
該当するポケモンは以下
ケンタロス(脱出+インファイト)
ハリーセン(脱出+スケイルショット)
カポエラー(脱出+インファイト)
ムーランド(脱出+馬鹿力)
ズルズキン(脱出+馬鹿力、インファイト)
ワルビアル(脱出+馬鹿力、インファイト)
ガオガエン(脱出+オーバーヒート、馬鹿力、インファイト)
レントラー(ボルトチェンジ)
この内、上五体とは「一致技で脱出を起動させられる分、火力で勝る」「もらい火以外に脱出起動技が無効化されないため、安定して裏に交換できる」以上二点で差別化
またレントラーともオバヒとボルチェンの火力差、無効化されにくさで差別化とします
この項では脱出起動技が被り、かつCの差もそれほど明確ではないガオガエンとの差別化をメインにしていきます
なお、捨て台詞や蜻蛉帰りによってクッションになるガオガエンとは相手に掛ける負担の違いから差別化できるため、この先で差別化するガオガエンは「脱出パック+オバヒ」型を想定しています
- 1.Sの差
一番明確であろう差別化ポイントがここ
クッションとしての性能だけを見るのであれば、Sが低い(相手の攻撃を受けてから交換することで、後続に負担を掛けない)方が都合が良いですが、それ以外にも役割を持たせたい場合___例えば
鬼火撒き、炎枠として鋼の処理___には、Sが高い方がより多く行動できる可能性が高いため、汎用性が高くなります
ようするに、Sの差によってクッション性能に特化しているガオガエン、汎用性を持つウインディ、と違いが生まれているわけです
- 2.先制技
ウインディは神速、ガオガエンは猫だましを習得します
オバヒをメインに据える点、A種族値はガオガエンの方が高い点から物理先制技の火力差はドングリの背比べ程度にしかなりませんが、神速は猫だましと違って撃つ為の条件がないため、小回りの利きやすさにおいてはウインディに分があります
主なガオガエンとの差別化は以上です
脱出パックのクッション役以外の利点
メインの役割としては削り役+威嚇クッションですが、脱出パックを持たせることでいくつか副次的なメリットを得られるので箇条書きにしていきます
- 1.起点回避
炎枠の弱点の一つに、役割対象を焼き払おうとしても裏から出てくる相手が恐ろしく、素直な役割遂行を躊躇いやすい、という点があります
超火力を持つウオノラゴン、技範囲の広いサザンドラ、積んで全抜きを狙いにくるギャラマリルリなどです
その点この型はオバヒを撃つと同時に引っ込められるため、面倒な相手に有利対面を作られたり起点にされる心配が薄くなっています
他にも置き土産にも脱出パックが反応してくれるため、うまくやれば相手のポケモンを一体無駄死にさせることも狙えます
- 2.ループ回避
カバルドンの欠伸ループなどのハメ戦術に対して、相手を削りながら交代することが出来るため、ある程度の対策要員になれます
ウインディ一体だけでは明確なメタにならないことがほとんどですが、蜻蛉持ちなどと組み合わせることで優位に立ち回れるケースが増えます
- 3.相手のダイマへのクッション
クッション以外の利点、と銘打った項でこれを語るのもガバガバな気がしますが、すいません許してください、なんでもしますから!(なんでもするとは言ってない)
能力ダウン効果付きのダイマ技に繰り出すことで、脱出パックが起動してクッションになります
通常、ダイマしている/しそうな相手に後出しするのは結構なリスクを伴うことが多いですが、ウインディを経由することで相手のダイマに対する切り返し要員を安全に繰り出しやすくなります
ざっくりまとめ
- メインの役割
→威嚇+オバヒ+脱出パックを組み合わせたクッション要員
- サブの役割
1.起点にされにくい炎枠
2.先制技要員
3.ループ戦術メタ(不完全)
4.相手のダイマックスに対するクッション
- ガオガエンとの差別化
1.Sの差による複数回行動のしやすさ
2.先制技の打ちやすさ
調整
臆病 H140-B4-C100-D12-S252
H-意地ドリュウズの地震確定耐え
S-最速
B<D(ダウンロード対策)
C-余り
- 解説
まぁシンプルですが、物理相手への行動回数を増やしたいので、結構な数いるスカーフドリュの前でも行動できるようにしました
Sもガエンとの差別化意識で行動回数稼ぐために最速です
技構成
- 確定
オーバーヒート/神速/鬼火
脱出起動の為のオバヒ、先制技要員としての神速、広範な物理atに仕事ができる鬼火、この三つは確定
- 候補
熱砂の大地
炎/岩/毒への打点
バークアウト
特殊相手にも威嚇クッションぽい動きを取りたいならこっちで
特殊ウインディは覚える技がだいぶ少ないので候補もこんなものですね
相方候補
一度場に立った時の圧力は高いものの、相手の攻撃に素で受け出しするには耐久が不安だったり、ダイマエースとして運用したいのでなるべくHPを減らさずに場に立ちたいようなポケモンのサポート役として採用するのが良いでしょう
一例としてパッチラゴンウオノラゴンウーラオス(いちげき)ドラパルトゴリランダーあたりですね
ダメ計
攻
- オバヒ
H252アーマーガア→91.7-109.2% 乱1(56.3%)
無振り一撃ウーラオス→70.8-84%
H252カバルドン→50.2-59%
- 神速
無振りエースバーン→24.5-29%
無振りゴリランダー→18.8-22.2%
- 熱砂の大地
無振りエースバーン→49-58% 乱2(95.3%)
H252ドヒドイデ→28-34.3%
- バークアウト
無振りドラパルト→36.8-44.1%
受
特化ドラパルト@命の玉・ドラゴンアロー(一発あたり)→38.2-45.3%
A↓エースバーン@命の玉・ダイジェット→59.5-70.4%
A↓ゴリランダー@命の玉・ダイジェット→38.2-45.3%
C252サザンドラ・ダイアーク→71-84.1%
特化トゲキッス・ダイジェット→75.9-90.1%
特化ギルガルド・シャドーボール→52.4-62.2%