初めまして、がうです。
今回は増えてきたウサゴリラエースバーンゴリランダー構築に対して、黒色パーティーでの解答としてオンバーンオンバーンについて考察していきます。
書き方が不慣れではありますが、どうかご容赦下さい。
オンバーンオンバーンについて
オンバーンオンバーンって? ー もしかして…「最速ドラゴン(過去)」
そう、彼は今作から登場したドラパルトの影響で、ほとんど環境にはいません。
Sは123と高めではあるのですが、H、A、C、Sがドラパルトに遅れを取っています。
ドラパルト
H88 A120 B75 C100 D75 S142
オンバーン
H85 A70 B80 C97 D80 S123
また、覚える技(有用そうな物を抜粋)も比較してみると
ドラパルト
〈攻撃技〉
ドラゴンアロー or 流星群、ゴーストダイブ or シャドーボール、大文字 or 火炎放射、雷 or 10万ボルト
、ふいうち、蜻蛉返り、空を飛ぶ、ドロポン、熱湯…etc
〈補助技〉
両壁、電磁波、鬼火、龍の舞、バトンタッチ…etc
オンバーン
〈攻撃技〉
流星群 or 龍の波動、暴風 or エアスラッシュ、火炎放射、シャドーボール、悪の波動、爆音波、怒りの前歯…etc
〈補助技〉
追い風、羽休め or 月の光、霧払い、龍の舞…etc
上記のように、技でもドラパルトの方が上位互換と言っても良いような性能をしています。
使うことがあるとすれば、スカーフ型であったり、過去作でも使用されていたお見通しレッドカード型が有名だったのではないでしょうか?
環境も変わりエースバーンによって、ドラパルトが「ふいうち」で縛られるようになってしまいました。
AS↑リベロ珠エースバーンのふいうち
b4ドラパルト
109.8〜130.6%
h4b4オンバーン
54.0〜63.9%
あれ?
オンバーン耐えるやん‼
ということで、なんとドラパルトは無理でもオンバーンなら一撃耐えます。
ちなみに、
鉢巻A↑252ゴリランダーのGF下グラススライダー
b4ドラパルト
乱2 47.8〜56.4% GF回復込みで中乱数程度で落ちる
h4b4オンバーン
乱4(33.8) 22.9〜26.7%
これも同様にドラパルトより余裕を持って耐えることが出来ます。
またそれぞれへの打点は下記のため、対面からなら、DMを切られたり、外れさえしなければ倒すことが出来ます。
何より、読まれにくいことが1番の長所だと思います。
C252眼鏡オンバーン
流星群
暴風
これらの理由から、エースバーン ゴリランダーメタとして活躍できるのではと思い、採用しました。
採用理由と役割
ウサゴリラ構築+ピンポイントメタ要員として採用します。
持ち物(追記あり)
きらーくいーん様からの指摘を鑑みて選択としています。
- 拘り眼鏡
→当育成論ではこちらを選択しています。
<メリット>
・非DM時において珠より火力が高い
・トリックをされた際の相手への負担が大きい
・命の珠と比べて競争率が少ない
・自傷ダメージがない
<デメリット>
・DMを切らなければ、技の打ち分けが出来ない
・DM時に火力低下
・DMエースバーンに勝てない、かつダイジェットの起点になる可能性がある
- 命の珠 きらーくいーん 様より指摘あり
→十分選択の余地があると思います。DMエースバーンに勝てるのは大きなメリット。
<メリット>
・DM時においても火力が高い
・DMエースバーンに勝つことが出来る
・技の打ち分けができる
・補助技の採用を視野に入れられる
<デメリット>
・非DM時における火力は眼鏡に劣り、エースバーンは流星群でも乱数1(75.0%)になる。
・自傷ダメージがある
・攻撃をすると必ず持ち物がバレる
・トリックに弱い
・持ち物の競争率が高い
採用時にそれぞれメリット、デメリットがありますので、上記を参考にしてご検討ください。
珠オンバーンでDMを切ってもH252輝石ポリゴン2等の特殊方面に硬いポケモンで簡単に受かってしまいますので、他にDMエースを添える方が強いと考え、この育成論では 拘り眼鏡 とさせて頂いてます。
性格・努力値と調整・特性(追記あり)
ごんぺいとう様より指摘あり
環境に一定数いる、ダウンロードポリゴン2対策として、d+1になる様に努力値を振り直し、ワイボ採用時の性格を変更させていただきました。
<調整案>
おくびょう または せっかち(ワイルドボルト採用時)
H:4
B:4
C:252
D:12(ダウンロード対策)
S:最速インテレオン抜き
Sラインは最速にしてもあまりメリットを感じられないので、インテレオン抜きで抑えてあります。
※音波様より指摘あり
最速エースバーン+2(当育成論と同速)までSを落として、耐久に当てているドラパルトも環境にはいるそうです。それらとの同速勝負が嫌な方は、最速かつd4振りを推奨します。
特性はお見通しで確定です。
個体値に関しては、物理技にワイルドボルト採用時はA31ですが、蜻蛉返りのみの時はお好みで良いと思います。
技構成
3枠は確定ですが、残りはパーティーに合わせて、もう1匹へのメタ対策としてお使い下さい。
★流星群 130 (195)
→最大打点、エースバーンに打ちます。
★暴風 110 (165)
→ ゴリランダーに打ちます。ワンチャンで混乱が狙えます。
★蜻蛉返り 70
→役割対象以外、襷が見えたときに打ちます。お見通しとの相性○
@1の候補
・火炎放射 90
→ アイアント、ナットレイ、ハッサム、アーマーガア等の鋼対策
・ワイルドボルト 90
→ギャラドス対策、流星群の方が火力は出ます。DM技だとこちらが上。威嚇をもらうとDM技でも耐えられてしまいます。
・気合玉 120
→ バンギラス対策
・怒りの前歯
→特殊耐久の高いポケモンへの削り
※命の珠採用時のその他補助技候補
・挑発
→起点作り型や耐久型等を止められる
・身代わり
→DMターン枯らしたり、状態異常を防いだり、持っていると何かと便利
・霧払い
→相手の壁、両方の場のステロ等の設置物を消せる
・追い風
→自身+後続の素早さ補助(有限)
立ち回り例
基本的には、役割対象が選出されそうな場合にこちらも選出します。
1.初手、2.他のポケモンが倒された後、3.蜻蛉ボルチェンから出すことになると思います。
お見通しによるアド稼ぎの為に、初手出しが安定ですが、ドラパルトを合わせられると何も出来ません。素直に引いてください。
ゴリランダーのグラススライダーに対しては後出し可能ですが、はたき落とすには注意して下さい。
与ダメージ計算
相手非DM、一部計算を除いて拘り眼鏡時を想定して計算しています。
他にダメ計追加して欲しいポケモンがいましたら、ご遠慮なくお申し下さい。
流星群
<眼鏡>
<命の珠>
ダイドラグーン(流星群)
<眼鏡>
<命の珠>
暴風
<眼鏡>
<命の珠>
ダイジェット
<眼鏡>
<命の珠>
火炎放射
- HB↑ナットレイ 確1 112.7〜134.8%
- HB↑アーマーガア 確2 71.2〜83.9%
- HD↑タラプアーマーガア 確3 49.7〜58.4%→33.1〜40.0%
- d4アイアント 確1 327.8〜387.9%
- H252d4ハッサム 確1 169.4〜201.1%
- d4ドリュウズ 乱1(68.7%) 96.2〜113.5%
気合玉
ワイルドボルト
ダイサンダー
- 1.確3 41.5〜49.5%
- 2.確2 70.1〜84.2%
- 3.確1 105.2〜126.3%
弱点をつけると、非DMであれば役割対象を1発で持っていける火力はあります。
あくまでこのポケモンはピンポイントでメタる事が役割であり、後続への圧力をかけられるほどの高火力は無いのでご注意下さい。
被ダメージ計算
- AS↑リベロ珠エースバーン
・火炎ボール
乱2(39.4%) 45.3〜53.3%
・跳び膝蹴り
乱2(99.6%) 49.6〜58.2%
・ふいうち
確2 53.3〜63.1%
・ダイジェット
乱1(93.7) 98.7〜117.1%
- A↑252鉢巻ゴリランダー
・グラススライダー(GF下)
乱4(33.8%) 22.6〜26.9%
・はたき落とす
確2 65.6〜77.3%→44.1〜52.1%
・ドレインパンチ
確4 25.1〜30.0%
- A↑252バンギラス
・ストーンエッジ
確1 141.1〜166.8%
・噛み砕く
確2 57.0〜66.8%
- A252ドリュウズ
・岩雪崩
確2 65.0〜77.3%
冒頭でエースバーンとゴリランダーのダメ計は軽く載せていますが、一致弱点や高火力の等倍技を耐えられる耐久は基本的にはありません。
不一致かつ中威力の弱点であれば、耐える可能性は十分にあります。
相性の良い味方
- Wロトムウォッシュロトム
→ゴリランダーを呼び、スカーフならエースバーン対面においては強く出られます。
Wロトムの苦手なドリュウズには1度であれば後出しが安定します。
このポケモンの対策
- 一致弱点や高火力の等倍技を打てるポケモン
- 耐久力の高いポケモン
で対策する事ができます。
最後に
アニメでもサトシの手持ちとして活躍していたので、オンバーンお好きな方も多いのではないでしょうか?
今の環境であれば、活躍のチャンスは十分にあると思います。
この育成論で興味が出たら、是非使ってあげてください‼オンバーン
励みになりますので、もしよろしければコメントや評価をよろしくお願いします。