ウーラオス(いちげき)- ポケモン育成論ソードシールド

受けループなんて大嫌いだ ビルド一撃ウーラオス

2020/07/03 23:12 / 更新:2020/07/15 00:25

ウーラオス(いちげき)

HP:HP 100

攻撃:攻撃 130

防御:防御 100

特攻:特攻 63

特防:特防 60

素早:素早 97

ツイート4.864.864.864.864.864.864.864.864.864.86閲覧:54124登録:32件評価:4.86(15人)

ウーラオス(いちげき)  かくとう あく  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
ふかしのこぶし
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 攻撃:156 / 防御:12 / 特防:20 / 素早:68
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:207-187-122-x-83-126 (素早さ比較)
覚えさせる技
あんこくきょうだ / インファイト / ビルドアップ / ちょうはつ
持ち物
ラムのみ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

※本論は予告なく削除する場合があります。
※ポケモン対戦において一般的に用いられる非公式の略語を使用します。
※2020/7/8 「採用理由」「苦手な相手」「相性の良い味方」の項を強化し加筆修正
※2020/7/15 確定技を「ドレインパンチ」から「インファイト」に変更

ウーラオスについて

エキスパンションパス第1弾・鎧の孤島より追加された新たなる準伝説ポケモン、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)。このポケモンには以下のような特徴があります。

  • タイプ及び習得技の異なる二つの「かた」が存在

格闘・水タイプの「れんげきのかた」および格闘・悪タイプの「いちげきのかた」が存在します。どちらも種族値は同じですが、タイプの違いから見られる相手もそれぞれ違います。見せあい画面のドット絵では型の判別ができません。

  • 非常に優秀な固有特性と専用技

特性「ふかしのこぶし」は、自身の直接攻撃技が相手のまもる系統の技を無視して命中するという効果があります。(ダイウォールは無理です)
また、専用技「すいりゅうれんだ」(連撃)および「あんこくきょうだ」(一撃)は共に確定で急所に当たる効果があります。前者は威力25×3回攻撃の水タイプ技、後者は威力80の悪タイプ技で、確定急所技の中でも破格の性能を誇ります。
専用キョダイマックス技「キョダイレンゲキ」(連撃)および「キョダイイチゲキ」(一撃)はふかしのこぶしを内包したような効果を持ち、まもる系統の技だけでなくダイウォールも貫通することができます。

採用理由と役割

本論執筆時点では、ランクバトルにてウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)が解禁されてから日が浅いですが、現状では速攻アタッカー型が多い印象を受けます。ですが僕は前述のウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の特徴から、厄介な受けポケモンの対処ができるのではないかと考えました。ふかしのこぶしは「まもる」等による時間稼ぎを許さず、専用技は確定急所効果で相手の防御ランク上昇や壁を無視することができます。いちげきのかたの場合、確定急所のあんこくきょうだはビルドアップ1積みにより物理受けポケモンすら確定2発圏内に追い込みます。受け構築には苦手なニンフィアニンフィアマホイップマホイップ等のフェアリータイプが採用される場合も多いですが、ビルドアップ1積み暗黒強打は後述しますが彼女たちの後出しを許さない火力があります。

  • 他の受け構築対策ポケモンとの差別化要素(2020/7/8追記)

高威力の確定急所技で急所を突きながら守りを貫通できるポケモンはウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のみで、この時点で他のポケモンにはない大きな個性を有していると言うことができます。ですが、ソフトで1匹しか入手することのできない貴重なポケモンであるウーラオスを、汎用性を落としてまでこのような受け構築メタに特化させる価値はあるのかという疑問を抱かれる方も多いかと思います。ダメージ計算の項でも詳述しますが、この型のウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)はミラーで負ける確率が高いです。
受け構築の破壊方法としては1.受けの成立しない火力で攻める、2.広い技範囲で弱点を突く、3.一撃必殺技を当てる、4.挑発で展開を妨害し起点化するなどがあり、この型は1,4の複合となります。
今回は、物理特殊の違いこそありますが「対受けループ要員」として著名な悪巧みサザンドラサザンドラおよび、同じ格闘タイプで受けを成立させない火力を出せる根性ローブシンローブシンと比較させていただきます。

悪巧みサザンドラサザンドラVS今回のウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
サザンドラサザンドラの優れた点
・ドラゴンタイプにより半減できるうえに火傷を苦にしない特殊型であるため、熱湯を苦にしない
・ダイマックスにより悪の波動をダイアークにすることで、崩し性能がさらに上がる
・ウーラオスよりS種族値が高いため、より多くの相手の上から挑発を入れられる
・豊富な耐性によりサイクルに参加しやすく、受け構築メタ以外の役割もこなせる

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の優れた点
・守るの貫通と確定急所による防御系バフの貫通
サザンドラサザンドララッキーラッキーのような圧倒的な特殊の数値受けを苦にするが、ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)は後述のダメージ計算を参照してもわかる通り物理受けを貫通することができる上に、一部のフェアリーポケモンでも受けの成立しない火力を出せて、現環境の多くの受けポケモンを見られる
・受け対策の悪巧みサザンドラサザンドラは有名になりすぎたが、2020/7/8現在一撃ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)は気合の襷やスカーフ等を所持した対面重視の型が多く、受け対策型を警戒されず、この型でカモにしたい物理受けを後投げされることが多い

根性ローブシンローブシンVS今回のウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)
ローブシンローブシンの優れた点
・物理アタッカーでありながら火傷を苦にしない
・積み技を使わずとも十分な火力を手にできるので技スペースを比較的自由にカスタマイズでき、マッハパンチを採用する等、対面性能を高められる

ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)の優れた点
・守るの貫通と確定急所による防御系バフの貫通
・素のSの速さにより上から展開阻止が可能
・火炎玉でHPの削れる根性ローブシンローブシンと比較して、耐久を保てる

総括すると不可視の拳と暗黒強打が強烈なのと警戒されにくいがゆえの刺さりやすさ種族値の高さゆえの腐りにくさが有用であると考えられます。

  • 連撃でなく一撃を採用する理由

前述の通りウーラオスにはれんげきのかたも存在し、ふかしのこぶしによる時間稼ぎ防止と確定急所による防御系バフ貫通はれんげきのかたでも可能です。にもかかわらず今回いちげきのかたを採用した理由を記していきます。
受け構築にはドヒドイデドヒドイデヤドランヤドランといった、れんげきのかたのタイプ一致技である格闘および水を両方とも半減する物理受けポケモンが採用されるため、れんげきのかたは容易に受けられてしまいます。
また、れんげきのかたの場合、遂行技はすいりゅうれんだとなります。仮想敵として設定しているアーマーガアアーマーガアエアームドエアームド等はゴツゴツメットを所持している場合も多く、すいりゅうれんだでは必要以上のスリップダメージを受けてしまいます。
この2点から、受け対策という役目を任せるにはいちげきのかたのほうが適任なのではないかと考えました。

  • 受けを成立させたくないなら鉢巻暗黒強打でも良いのでは?(2020/7/8追記)

コメントにて指摘がありました。一理あるご意見です。この型のコンセプトが「A1段階上昇相当の火力で暗黒強打を打ち込む」点にあるので、そのことを考えると1発目から高火力で殴れて回復の間に合わない拘り鉢巻でも良いのではないか… となります。それに、鉢巻であれば積みを無効化する天然ヌオーヌオーナマコブシナマコブシピクシーピクシーへのダメージ量も増加します。
この型はサニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)エアームドエアームドカバルドンカバルドン等のステロ展開阻止ができる点、物理環境においてビルド1積み(AB1段階上昇)にダイマックスを絡めることで物理相手への対面性能を高められる点を、苦しいながらも差別化要素とさせていただきます。
また、鉢巻型と比べて補助技を自然に採用しやすいため、ダイマックス時にダイウォールとして使用できます。ランクバトルで使用した時、ウーラオスにダイマックスを切った頻度もそれなりにあったので、ダイウォールの存在が役に立ったこともありました。(コメントより。2020/7/13追記。)

性格・努力値と調整

攻撃に補正をかけることにより、ビルドアップ1積みで受けポケモンをツーパンできる火力が出ます。そのために性格は使わない特攻を下げるいじっぱり一択です。
また、ダイマックスを前提としてはいませんが、キョダイマックス個体を採用しています。
努力値振りは以下の通りです。

H252 A156 B12 D20 S68

H→極振りで定数ダメージ最小の16n-1になります。
A→ビルド1積み暗黒強打でH191-B99ニンフィアニンフィアを急所込み確定2発
HB→B172アーマーガアアーマーガアのボディプレス2耐え
HD→余り。C152ドラパルトドラパルトの命の球流星群最高乱数以外耐え
S→最速バンギラス抜き抜きまで振ります。ほとんどの受けポケモンの上をとれます。

持ち物

  • ラムのみ

確定欄はこちらにしています。ドヒドイデドヒドイデからの熱湯による火傷事故を防いだり、カバルドンカバルドンブラッキーブラッキーのあくびを無視して積むことができます。これが安定すると思います。

  • オボンのみ

回復ソースとしてドレインパンチを用意していますが、ランクバトルで50戦ほど戦ってみたところ気持ちドレパンより暗黒強打を撃つことのほうが多かったので、オボンのみが欲しいと思うこともしばしばありました。

  • たべのこし

コメントにて提案がありました。確定数ずらしにもなる安定した回復ソースです。身代わりを採用する場合に相性が良いほか、食べ残しを持つことでB201ナットレイのボディプレスを2回耐えられる耐久になります。

持ち物に関してはあくまでも一例にすぎません。パーティーの他のポケモンとの兼ね合いで、パーティーに適したものを持たせてください。

技構成

あんこくきょうだ/インファイト/ちょうはつ/ビルドアップ
以上の構成を確定欄に表記していますが、必要に応じて入れ替えてください。あんこくきょうだとビルドアップはコンセプト上必須です。格闘技は格闘弱点ポケモンへの速やかな遂行に重要です。(※当初はドレインパンチを確定技にしていました。回復ソースになりますが、それよりも役割対象への迅速な遂行のほうが体力温存に繋がるという考えに至ったので、インファイトを確定技にしました。
入れ替えるとしたらちょうはつの枠を身代わりにするかしないかだと思います。

  • あんこくきょうだ

ウーラオスがウーラオスであるために欠かせない技です。威力80の確定急所で、通りの非常に良い悪打点。一度積んだら安易な受け出しを許しません。基本的にはこの技で攻めていきます。ドヒドイデドヒドイデアーマーガアアーマーガアエアームドエアームドカバルドンカバルドン等に対する遂行技になります。
ちなみに特性てんねんでこちらの積みを無効化してくるH201-B150ヌオーヌオーにも急所込みで41.7〜49.7%入るので、挑発で回復を封じつつ熱湯で焼けないことを祈りながら殴ればなんとかなりそうです。

  • インファイトorドレインパンチ

格闘弱点の相手への遂行技となるタイプ一致技です。ナットレイナットレイブラッキーブラッキーラッキーラッキーハピナスハピナスポリゴン2ポリゴン2カビゴンカビゴン等に対する遂行技となります。インファイトは耐久を落とす反面速やかな遂行ができます。ドレインパンチは回復ソースとして機能します。お好みでお選びください。

  • ちょうはつ

受けポケモンの再生回復や、起点作りポケモンの仕事を封じるうえであると便利です。自身の積みの起点も作ります。攻撃技がイカサマ1つのブラッキーブラッキーに対しては特に有効です。

  • ビルドアップ

ちょうはつで動きを封じたり、ラムのみを盾にして積んでいきます。これを1回積むことで、受けポケモンを貫通できる火力が手に入ります。

  • みがわり

入れるとしたらちょうはつの代わりになると思います。状態異常技を躱すのに使えますし、確定欄の努力値振りだとC73ドヒドイデドヒドイデの熱湯やサニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)のナイトヘッド等を身代わりが確定耐えします。ただし再生回復を許してしまいます。

立ち回り例(2020/7/8追記)

受けポケモンへの交代を読んで繰り出します。即交換すると若干怪しまれます。あるいはカバルドンカバルドンあたりは初手で起点を作りに出てくることがあるので、初手出しを読んで初手選出します。ラムのみを盾に繰り出すこともできなくもないですが、以降熱湯が怖くなります。
相手の再生回復や状態異常技等のタイミングでビルドアップを一度積み、適宜ちょうはつを織り交ぜながら2回殴ります。初手で挑発を見せるのはおすすめできません。
相手の選出が3匹とも割れて、ウーラオスを通していけそうだと判断できたり、あるいは相手の攻撃を確実に耐えたいというような局面でダイマックスを切るのも有効です。B↑一撃ウーラオスはA168リベロエースバーンエースバーンの球飛び膝蹴りを、最大乱数さえ引かなければ2回耐えられる耐久があり、物理相手への対面性能はなかなかのものです。また、キョダイイチゲキもダイナックルも、急所暗黒強打およびドレインパンチより火力が出ます。

与ダメージ計算

以下、ダメージ計算はポケモンソルジャー様のSoldier Calcを使用しています。

あんこくきょうだ(※急所ダメージで計算)
(素)
H201-B178ヤドランヤドラン 71.6〜84.5%
H201-B161ヤドラン(ガラル)ヤドラン(ガラル) 78.6〜93.5%
H167-B167サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル) 62.2〜75.4%

(ビルド1積み)
H157-B224ドヒドイデドヒドイデ 53.5〜63.6% ヘドロ回復を加味しても2発で落ちます。
H205-B172アーマーガアアーマーガア 54.1〜64.3% 残飯回復を加味しても2発で落ちます。
H171-B211エアームドエアームド 53.2〜63.1% 残飯回復を加味しても2発で落ちます。
H215-B187カバルドンカバルドン 47.4〜56.2%
H191-B99ニンフィアニンフィア 50.2〜59.1%
H171-B95マホイップマホイップ 57.8〜68.4%

(キョダイイチゲキ・素)
H326-B95ダイマックスドラパルトドラパルト 88.3〜104.9%

ドレインパンチ
(素)
H207-B130バンギラスバンギラス 117.8〜141%

(ビルド1積み)
H181-B201ナットレイナットレイ 64〜77.3%
H331-B62ハピナスハピナス 116〜136.5%
H335-B62ラッキーラッキー@進化の輝石 75.8〜90.1%
H191-B156ポリゴン2ポリゴン2@進化の輝石 53.4〜63.8%
H267-B128カビゴンカビゴン 69.6〜83.1%
H201-B178ブラッキーブラッキー 66.6〜78.6%
H201-B259クレベースクレベース 45.7〜54.7%

インファイト
(素)
H207-B130バンギラスバンギラス 187.4〜222.2%

(ビルド1積み)
H181-B201ナットレイナットレイ 103.8〜123.7%
H331-B62ハピナスハピナス 184.8〜217.5%
H335-B62ラッキーラッキー@進化の輝石 121.7〜143.2%
H191-B156ポリゴン2ポリゴン2@進化の輝石 85.8〜101.5%
H267-B128カビゴンカビゴン 110.8〜131%
H201-B178ブラッキーブラッキー 107.4〜126.3%
H201-B259クレベースクレベース 74.6〜87.5%

※ダイナックルのダメージ計算は割愛させていただきます。ドレインパンチとインファイトの中間ぐらいの火力と考えてください。

被ダメージ計算

以下は全て積みのない素の状態での被ダメージです。

(物理)
B172アーマーガアアーマーガアのボディプレス 41.5〜49.2%
B201ナットレイナットレイのボディプレス 48.3〜57%
A164カバルドンカバルドンのじしん 36.7〜43.9%
A130カビゴンカビゴンのキョダイサイセイ(からげんき) 34.7〜41%
A177ギャラドスギャラドスのたきのぼり 32.3〜38.1% 等倍物理火力の目安
A194ゴリランダーゴリランダーのグラスフィールドグラススライダー 39.6~46.8% 等倍物理火力の目安
A204バンギラスバンギラスのばかぢから 72.4〜85.9%
A172ドラパルトドラパルトのドラゴンアロー1発あたり 20.2〜23.6%
A172ドラパルトドラパルトのダイドラグーン(ドラゴンアロー) 49.7~59.4% 等倍物理ダイマックス技の目安
A182ウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)のインファイト 98.5〜115.9%
A177ギャラドスギャラドスのダイジェット(とびはねる) 102.4〜121.7% 一致弱点ダイマックス技の目安
A168リベロエースバーンエースバーンのとびひざげり 98.5~115.9% 一致弱点物理火力の目安

(特殊)
C73ドヒドイデドヒドイデのねっとう 19.3〜23.1%
C139ハピナスハピナスのトライアタック 36.7〜43.4%
C157ポリゴン2ポリゴン2のトライアタック 41〜49.2%
C152ドラパルトドラパルトのりゅうせいぐん 65.2〜76.8%
C177サザンドラサザンドラのりゅうせいぐん 75.3〜88.8%
C172トゲキッストゲキッスのエアスラッシュ 85〜101.4% 有効打に乏しく不利な相手です。

苦手な相手(≒このポケモンの対策)(2020/7/8追記)

  • フェアリー全般

トゲキッストゲキッスニンフィアニンフィアオーロンゲオーロンゲetc...
ビルド1積み暗黒強打によってあくまで受け出しを成立させないというだけであって、基本的には厳しい相手です。トゲキッストゲキッスは言わずもがな。壁張りオーロンゲオーロンゲの阻止に出ていくのも厳しいです。マタドガス(ガラル)マタドガス(ガラル)は物理耐久に厚く、格闘1/4、悪1/2とかなり不利です。ピクシーピクシーは天然で積みを無効化してくるので天敵中の天敵です。ミミッキュミミッキュはかなり不利なので、相手が連撃の型と勘違いして選出してこないことを祈りましょう。

積みを無効化されるうえに、挑発で動きを封じてもよりによって持っている攻撃技がカウンターだったりするので、両者痛み分けになりがちです。

前述した通り現状はAS襷型やスカーフ型が多く、上からの格闘技で倒されてしまいます。また、ダイジェットを搭載している個体も多く、ダイジェットの餌にされます。

相性の良い味方(2020/7/8追記)

相性補完が優秀で、一撃ウーラオスの弱点を全て半減以下で受けられるほか、一撃ウーラオスはギルガルドの弱点であるゴースト・悪を半減以下にできます。

ウーラオスが受けをつぶすことによって通しやすくなるエースの一例。僕が実際にランクバトルで使用しています。ウーラオスに痛い一撃を入れてきやすい特殊アタッカーや、苦手なフェアリーを起点にできます。ただしダイジェットが一貫する点は要注意です。

既存のスカーフ型の育成論でも紹介されていますが、一撃ウーラオスの弱点のうち格闘、フェアリーを半減で受けられる一方で、一撃ウーラオスはガラルヤドランの弱点であるゴースト、悪に強いです。ミミッキュが一貫する点は要注意です。

最後に(2020/7/8追記)

新環境が始まりまだ日が浅くはありますが、現在のランクバトルでは連撃、一撃ともにAS振りのウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)が多い印象を受けます。ポケ徹に投稿されているのも速攻アタッカー型が多い印象です。この型はウーラオスミラーで負けたり、ドラパルトに対して完全に有利に戦えたりしない等汎用性を落としてしまう面はありますが、本来ならウーラオス(いちげき)ウーラオス(いちげき)を受けるために繰り出されるドヒドイデドヒドイデを攻略できたり等、AS振りの型とはまた違った活躍ができると考えています。
考察の未熟な点や不可解な点、見苦しい点も多々あるかと思います。その際は遠慮なく厳しく指摘をお願いします。誤字脱字やおかしな表現を見つけましたらそっと教えてください。

2020/7/8に大幅な追記を行いました。ですが僕自身のランクバトル上位層に対する知識不足や立ち回りの未熟さもあって、追記したことが上級者の方々から見れば全くの的外れということも考えられます。気になった点の質問や指摘を、今まで以上に広く募集させていただきます。また、この論では考察不足が過ぎると感じられた場合にはフォーク投稿も歓迎いたします。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2020/07/15 00:25

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コメント (39件)

20/07/06 01:06
21ヒロ@ふりりんぐわんうぇい? (@Hiro20030611)
55555
投稿お疲れ様です。
賛否あるようですが、個人的には素晴らしい型だと思いました。そもそもが確定急所、守る貫通と受けポケモンメタみたいなトコある子ですし……w
対面性能ではなく受け破壊を取った、そういう型でこの論は完成しています。

汎用性に欠けるからこの論は良くない、という意見は的外れではないかと思いますよ
。ストーリー中で1体しか確保できないのは確かですが、そんなことを言い出したら準伝説系のポケモンの育成論は汎用型の普遍的なものしか投稿できないという事になってしまいますから。入れたいパーティー、見たいポケモンごとに育成論というものは考えられるべきだと私は思います。評価5つけさせていただきますね!
20/07/06 03:40
22ノノノ
受け回し使ってる身としては受け崩しならハチマキ強打された方が辛いんだけど(遂行速度早すぎて)、ビルド型だと見れる対象変わったりしますか?
20/07/06 13:03
23桝水高原
投稿主ではありませんが
>>22
鉢巻きの方がむしろ天然で無効化されない分ヌオー、ピクシー、ナマコブシ見れますね
受けルで悪が刺さらず格闘が刺さるなんてポケモンはブラッキーだけなので鉢巻き強打一本の方が対策としては即効性がありそうです

>0
体裁は整っていて一見よく書けていそうですがよく見るとお粗末です
既に指摘している方もいますが汎用性を落としてまで受けを見たいならもう少し丁寧に「他のポケモンではなく一撃ウーラオスでなければならない理由」を記載するべきです
相性の良い味方についても同様、フェアリーを止めてくれる味方だけでなくウーラオスが受けを潰すことで通りの良くなる味方エースについて、「使ったことがあれば」思い浮かぶはずです
体裁は整っていて高評価も入っていますが、私にはテンプレと違うことをやらせてみたい初心者投稿と同レベルに見えました
私も高評価は付けられないですね
出せて心内評価星3が限界です
本当にランクマのマスターボール級でこの子使いました?
20/07/07 07:29
24ランクマの底辺
他にもコメントが多く来ておりますが、そちらには後程まとめて返信させていただきます。
先に>>23に返信いたします

>>23 羽田様
識別子ってご存知ですか?
名前を変えても同一の端末から送信したコメントは投稿者側にはわかります。
コメントの内容は一理あると思いますし論の改善にも役に立ちますが、複数の名義を使い分けて粘着する貴方の行動は褒められたものではありません。同様のことを今後も繰り返されるようなら貴方からのコメントは無言で削除させていただきます。
それと心内高評価大変ありがとうございます。前回の書き込みより1上昇して嬉しい限りです。
20/07/07 21:12
25粘着やめろ
粘着するのはどうかと
投稿者側からはわかってるのにそれをやるのはアホすぎ
20/07/07 21:39
26ランクマの底辺
8日水曜日夜頃に
・他の対受けループ要員との差別化
・この型のウーラオスの強み
・対受けループ以外にこなせる役割
・相性の良い味方と苦手な相手(≒このウーラオスの対策方法)
の項を強化し、論の大幅加筆修正を行う予定です。
とはいえ、コメントを書けば書くほど自身の腕の未熟さや、上位の対戦環境に対する無知さが浮き彫りになっているとも感じています。もしこの考察では不十分だと感じた方がいらしたら、フォーク投稿も大歓迎です。

以下、コメント返信

>>19 知人男性N様
最高評価ありがとうございます。とても嬉しいです。
Sのラインを抑えて、Aにやや厚めに振ったことによってビルド1積み暗黒強打が受かりにくくなった感じです。
身代わりの採用については、優先度をもう少し上げて良いかもしれないと悩んでいるところです。具体的にはドヒドイデの熱湯を身代わりが確定で耐えるので、ドヒドイデと対面した時に熱湯で焼けないようお祈りする頻度を減らせます。

>>20 あさげ様
まあ、この方のパーティーには合わないということだと思います。

>>21 ヒロ様
最高評価ありがとうございます。そしてコンセプトをご理解いただきありがたいです。
僕は受けループと相対するのが苦手でなかなか「初心者」を抜け出せず、いろいろな受け対策ポケモンを試した結果最終的に「ウーラオスが受け構築への回答たりえるのでは?」と考えてこの型の考察に至りました。登場したばかりのこのポケモンの新たな可能性を開拓する一助になれば幸いです。

>>22 ノノノ様
現役の受け構築使いの型からの貴重なご意見、誠に感謝いたします。
鉢巻に関しては恥ずかしながら「その手があったか!」と感心しているところです(苦笑)
結局この型でやりたいことは「A1段階上昇相当の火力で暗黒強打を連打すること」なので、そう考えると即効性があり受けを成立させにくい鉢巻型採用も一つの手ではあるかもしれません。
ですが、これはラムと挑発を採用したポケモン全般に共通する事項ではありますが、「あくびループを断ち切り、逆にあくびを起点に積めること」が差別化として一点、続いて、やや苦しい回答になりますが積み後受けポケモン処理後にダイマックスを切ることで、A↑B↑の状態により物理相手への対面性能をダイマ1ターン目から高く保てることが鉢巻との違いになってくるかもしれません。
僕の薄っぺらな経験では納得いく回答ができなかったかもしれませんが、思いついた限りはこんな感じでした。
20/07/08 02:25
27
投稿主さんはご自身でもおっしゃってるようにランクマの順位が低くて対戦慣れもしてないかもですが意見を聞き入れ改善しようとする姿勢には好感が持てます
加筆修正されるそうなので楽しみにしています
20/07/08 23:42
28ランクマの底辺
育成論の大幅な加筆を行いました。
一撃ウーラオスの採用理由、立ち回り、苦手な相手及び相性の良い味方について追記を行いました。ですが書けば書くほど墓穴を掘った感も否めません。なので、これからもコメントによるご指摘をお待ちしております。皆様とのやり取りで論をブラッシュアップしていけたらと思っております。

以下、コメント返信

>>25
以降、相手にしないようよろしくお願いします。

>>27 あ様
嬉しい一言ありがとうございます。表示名の通り、僕はランクバトルの順位が低いです。(最高順位が最終3万位台とか、そういうレベルです)
そんな僕でも、ウーラオスという最新のポケモンの新たな可能性を開拓できるのではないかと思い、思い切って投稿してみたのがこの育成論です。皆様とのやり取りの中で、よりブラッシュアップしていけたら幸いです。
20/07/09 19:31
29名無し
加筆でとても差別化ができていて素晴らしい育成論だと思いました
心内で申し訳ありませんが、評価は5でお願いします
そして、罵られていても怒らず、しっかり感謝の言葉などを言う姿勢にとても感動しました。これからも頑張ってください
20/07/09 21:21
30カプ・サイシン
55555
読ませて頂きました
なるほど、速さと技範囲を犠牲にすることにより、見れる範囲が狭くなる分、仮想敵としている受けループを単体で崩せるようにできるということですね。
非常に分かりやすいと思います。一撃にする理由もよく分かりました。

ハチマキとの差別化の点ですが、ちょうはつやみがわりが採用出来る点はもっと強調して良いかと思います。
コンセプトとずれるかもしれませんが、こだわり型では採用しにくいダイウォール枠にもなります。
(普段スカーフを使っていますがダイウォールが欲しい局面が結構ありましたので)

私も使ってみたいですが、一体しかいないからなあ
評価は5入れさせて頂きます。
20/07/10 23:21
31ランクマの底辺
>>29 名無し様
心内最高評価ありがとうございます。とても光栄です。
あの人のコメントにも所々に的を射た一理ある内容はありました。
ただ、途中から思い切り嫌味を込めて返信していました

>>30 カプ・サイシン様
スカーフ一撃ウーラオスの投稿者の方ですね。僕も拝見しました。
最高評価ありがとうございます。そしてこの型のコンセプトもご理解いただけて幸いです。「使ってみたい」とまで言ってもらえるなんて、大変嬉しいです。
僕自身もこの型のウーラオスをランクバトルで使用していますが、受けの処理後や物理ポケモンとの対面時にダイマックスを切って詰めていくこともありました。確かにダイウォールはそれなりに使います。当たり前に使っていて逆に意識していなかったので、ぜひ書き加えたいと思います。
20/07/14 10:09
32たぴおか
とても興味深い育成論で色々考えることができました。
技構成の提案についてひとつ宜しいでしょうか?

ドレインパンチのところを他の攻撃技にするのはいかがでしょうか?
主な理由として
1.ビルドレインの考察がない
ビルドアップによる物理耐久の上昇、ドレインパンチによる回復を活かした考察がなく、ドレインパンチによる打ち合いをあまり想定されていない
2.型のコンセプトとバッティングしてる
相手の耐久、起点作りポケモンを起点にビルドアップを積み、暗黒強打を通していくコンセプトだと思います。
低威力の技を採用しても突破力はあまり変わらないように感じました。

代わりの技候補
1.インファイト(おすすめ)
ビルド1積みでドレインパンチで2確を想定していたポケモンが確1を取れるようになります。ポリゴン2は2積みすれば確1に
ただの殴りあいで突破するなら相手が動くターンは1ターンでも少ない方がいいはずです
2.アイアンヘッド、かみなりパンチなどのサブウェポン
ビルドアップを積み、ダイマ技で放つことで苦手なポケモンにも役割もてるかも?
この育成論では素早さを振ってないため、うまく決まるかわかりませんが、、、

もしドレインパンチを採用するなら、物理耐久を厚く振った方が良いかと思います。
20/07/14 11:27
33海鼠男
>>32 たぴおか様
明確な根拠と共に、有益なご提案ありがとうございます。
ドレインパンチに関しては、初版では「選択技」としていました。採用理由も「回復ソースとして」という消極的なものであり、確かに処理速度の遅さで結果的にダメージが蓄積して敗因となったマッチングも少なくありませんでした。役割の速やかな遂行を考えると、むしろインファイトのほうが結果的に消耗を抑えられるかもしれないですね。
いずれの技候補も大変納得できるものであり、ぜひとも加筆させていただきたいと思いました。
20/07/15 00:30
34海鼠男
たぴおか様にご提案頂いたインファイトについて、ダメージ計算をしてみたところビルド1積みインファイトでダメージ計算に挙げた格闘技を当てたい仮想敵のほとんどを確定1発にすることができ、「ドレパンで回復するよりも、速やかに遂行することこそが体力の温存に繋がるのではないか」という考えに至ったので確定技に昇格させました。ドレインパンチも選択技として残しております。

ちなみにアイアンヘッドおよび雷Pは、暗黒強打・ビルド・格闘技がコンセプト上必須であり、残りの1枠も耐久ポケモンの起点阻止に繋がる挑発、次点で耐久ポケモンの妨害を回避できる身代わりの優先度が高く、技スペースが足りないため掲載は見送らせていただきました。

論の改善に繋がるご意見や提案はこれからも引き続きお待ちしております。
20/08/10 15:54
35きなぴ
初めてコメントさせていただきます。

この育成論を読んで私も挑発ウーラオス使い始めました。

あまり読まれないのかハマると最高に気持ちいいです。
カメックスのからをやぶる、後出しのカバ封殺が美味しいです。

ビルドアップを積む暇が無かったのでタスキ、カウンターにして使っています。

オーロンゲ相手に挑発からのカウンター(初手フェアリーは勘弁な。引くと思って初手大抵リフレクターですね。)

ダイジェットにカウンター
単純に2回あんこくきょうだを打つだけでも強い。

相手がカウンターふいうち読みで思考バグることもあってホントに使ってて面白い。

かなり器用なポケモンですね。

ASブッパに振ってしまったので投稿者さまの立ち回りを体験できないのがちょっと悔しいです。
僕もやってみたい!と思わせる育成論でした。

立ち回り違いますが何かの参考になればとコメントさせていただきました。
20/08/12 22:41
36おれだよおれおれ
個人的にHBきせきサニーゴの受けループが命がいくつあってもイライラしたがこのウーラオス使ってたら勝率が上りました!!(投稿主まじで神😂)
オーロンゲやドヒドイデ(犯罪野郎)の対策にもなりました!
このウーラオスぜっっっっっったいに使って!!!
20/08/12 23:55
37(*^3^)/〜☆
 ビルドアップをするタイミングはいつがいいですか?サニーゴ相手に挑発打ってあんこくを打ったら確定1発でビルドアップをするタイミングがありません投稿主さんコメントお願いします。
20/08/18 01:14
38海鼠男
コメント管理義務を怠っていて本当に申し訳ありませんでした。
順番が前後しますが先に>>37様のコメントに返信させていただきます。

>>37 (*^3^)/〜☆様

ビルドアップを使用するタイミングとしては、挑発で動きを封じ受けポケモンが低火力技しか打てなくなったタイミング、再生回復や状態異常技を撃たれるタイミングに合わせて積むことを想定しています。
ガラルサニーゴと対面した場合は鬼火に合わせてビルドを積み、次ターンで挑発を撃つ動きをすれば下手にナイトヘッドをもらわず突破につなげられるのではないかと思います。(といってもナイトヘッドのダメージ量は知れていますが)
ちなみにHB特化の輝石持ちガラルサニーゴは本論のウーラオスの暗黒強打で確定2発なので、1発で落ちたということはHDに振っていた型と当たったのかもしれないですね。(H167-D120ガラルサニーゴ@輝石に本論のウーラオスの暗黒強打は86.2〜101.7%入ります)
20/08/18 01:17
39海鼠男
>>38の続きです。
すみません。力を吸い取られることも考えると初手挑発⇒ナイヘもらいつつビルド積み⇒暗黒強打でワンパンでも良いかもしれないですね。
20/08/19 11:38
40(*^3^)/〜☆
なるほど!自分はHDのサニーゴ+高乱数引いたんですかありがとうございます。
ビルドは挑発打った後打てばいいんですね!

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