はじめに
どうも!初めまして!KiTiです。
今回は、鎧の孤島にて追加されたペンドラーペンドラーについての育成論を紹介します。
タイトルにもある通り、めちゃくちゃ強いので、是非最後まで読んでいってください!
注意点
- この育成論では、HABCDSなどの省略を使います。
- 仮想的は、特に記載のない限り理想個体とします。
- ダメージ計算は、Soldier Calcを使用させていただきました。
- 育成論投稿時現在のランクバトルでは、鎧の孤島で解禁されたポケモンはまだ使えないので、海外の対戦シミュレーションサイトにて200戦ほど試運転をさせて頂きました。
- 他にも弱保ペンドラーペンドラーの育成論が上がっていますが、この育成論はそちらの方とは関係なく、鎧の孤島が配信された直後に技構成などを吟味して考えた型です。また、それらの育成論はバトンに重点を置いたものですが、こちらはアタッカーとしての機能に重点を置いています。その点を踏まえた上でお読みください。
- 育成論に関して、不明な点などございましたらコメントよろしくお願いします。
ペンドラーについて
さて、まずはペンドラーペンドラーについて軽く説明します。
ペンドラーペンドラーは、五世代に登場したむし・どくタイプのポケモンで、特性にかそくという優秀な特性を持っていることで知られています。
また、剣の舞や影分身、鉄壁などの優秀な積み技に加え、バトンタッチという技を覚えるので、7世代まででは積みバトン戦術の代名詞的なポケモンでした。
攻撃種族値もある程度あり技範囲も広いので、アタッカー型もできますが、前作では毒統一や虫統一にいる程度で、環境にはあまりいませんでした。
持ち物
じゃくてんほけん
この型のコンセプトでもあるので、他のアイテムにはしない方がいいでしょう。
性格・努力値と調整
性格:いじっぱり
努力値:H124 A252 B4 D12 S116
実数値:151-167-110-x-91-147
- 調整意図
アタッカーとしての機能をなるべく高くするため、A特化。素早さは最速ギャラドスギャラドス抜きまで振って、残りを耐久に回しました。
火力面に関しては、ダイワーム+A+2ダイスチルでCSトゲキッストゲキッスが確定1発
耐久面に関しては、物理はB+1で命の珠エースバーンエースバーンのキョダイカキュウ、特殊はC-1の命の珠トゲキッストゲキッスのダイジェットなどの攻撃は耐えることができます。
- 追記
コメントにて頂いた案をもとに2つ目の調整案を考えました。
性格:いじっぱり
努力値:H124 A236 B4 D12 S132
実数値:151-165-110-x-91-149
- 調整意図
元の調整からAが11nになるように、少し削り、その分をSに回しました。
これにより、準速ミミッキュや、準速ヒヒダルマ、イエッサンを抜けるようになりました。Aが2違ったところで大差ないので、こちらの方が使いやすいかもしれません。
技構成
- 確定技
メガホーン
タイプ一致高威力技兼、特攻デバフ技。
いわなだれ
炎、飛行タイプのエースバーンエースバーンを筆頭に、弱点保険が発動する相手に軒並み刺さる技。これがないとアタッカーとして成り立ちません。
アイアンローラー
高威力鋼技、ダイスチル用。
バトンタッチ
能力を引き継ぐための技。
基本この技構成が一番強いと思います。
- 使わない技
アイアンテール
スマートホーン
アイアンローラーにしないと、トゲキッストゲキッスを確定で落とすことができないのでオススメしません。また、ダイマ後は命中不安を使いたくないので、すぐバトンタッチするのが基本で、ダイマ後に鋼技を打つ機会よりも、ダイマ中の威力によって確定数が変わる場合の方が多いので採用する理由はないと思います。
じしん
バトンをするなら、ダイワームよりもダイアースのがいいのではないかと思う方もいると思いますが、トゲキッストゲキッスやウォッシュロトムヒートロトムスピンロトムロトム、サザンドラサザンドラなどの環境にいる特殊ポケモンに対して、地面技は無効化されてしまう上に、一致ではないので威力が低く、使いにくいので、技スぺ的に採用する価値はありません。
ばかぢから
どくづき
つるぎのまい
これらも、技スぺ的に他の技を削ってまで入れる意味は薄いでしょう。
採用理由と役割
もともと、ペンドラーペンドラーをアタッカーとして運用しようと思い考察していたのですが、前作でのペンドラーペンドラーのように、バトン性能を持ちながらアタッカーもできることに気が付き、この型が生まれました。
タイプ一致メガホーンやダイスチルにより高火力で殴りつつ、相手の能力を下げるたり自分の能力を上げたりすることで実質的に耐久を上げ、弱点保険によって不利な相手に打ち勝てるというコンセプトで考えています。バトンタッチをダイウォールとして使うことで技スぺを節約しつつ安定して加速することができ、さらに不利な飛行、炎、岩、エスパータイプに全て弱点をつけるので、不利な相手が少なく、裏にも繋げるというのがとても強力です。
- 立ち回り
まず、相手が自分より速いかどうか確認します。
・速い場合
1.ダイマックスして、ダイウォールを挟むことで相手の行動を見つつ加速します。
2.相手が物理か特殊かに合わせて、ダイワーム又はダイスチルを打ちます。確実に一撃で落とせる場合は、落とせる技を選びます。
3.弱点保険の発動、または削りによって相手を倒せるようになったら倒せる技を打ちます。なるべくダイスチルを打った方がいいでしょう。倒せない場合は、こちらが攻撃を耐えそうなら、ダイワーム又はダイスチル。耐えなそうならダイウォールを打ちます。
4.ダイマターンが終わるのでバトンタッチをします。バトン先が一撃でやられそうかつ、相手を倒せる場合は命中不安ですが、メガホーンやいわなだれで倒してからバトンします。
・遅い場合
1.相手が物理か特殊かに合わせて、ダイワーム又はダイスチルを打ちます。
2.弱点保険の発動、または削りによって相手を倒せるようになったら倒せる技を打ちます。なるべくダイスチルを打った方がいいでしょう。倒せない場合は、こちらが攻撃を耐えそうなら、ダイワーム又はダイスチル。耐えなそうならダイウォールを打ちます。
3.相手に合わせてダイワーム又はダイスチルを打ちます。前のターンで倒し切れていない場合も同じです。相手の攻撃を耐えないが、どうしてもバトンしたい場合は2連ダイウォールをする選択肢もあります。
4.ダイマターンが終わるのでバトンタッチをします。バトン先が一撃でやられそうかつ、相手を倒せる場合は命中不安ですが、メガホーンやいわなだれで倒してからバトンします。
- 有利な相手
エースバーントゲキッスゴリランダーギャラドスドリュウズウルガモスワルビアルなど
- 不利な相手
ドヒドイデアーマーガアポリゴン2ウーラオス(れんげき)カバルドンなど
- 型次第な相手
与ダメージ計算
- ダイワーム(メガホーン)
トゲキッス(ダイマ)(H4振り)
8.6~10.5%
ウォッシュロトム(H252振り)
66.8~78.9%
- ダイワーム(メガホーン)(+2)
パッチラゴン(ダイマ)(無振り)
72.7~85.7%
バンギラス(ダイマ)(H252振り)
98.5~115.9%
- ダイスチル(アイアンローラー)
ドラパルト(無振り)
57~67.4%
ミミッキュ(H4B4)(B+1)(皮ダメ後)
102.6~121.7%
- ダイスチル(アイアンローラー)(+2)
トゲキッス(ダイマ)(無振り)
95~111.8%
テラキオン(ダイマ)(H4振り)
95.8~113.1%
- ダイロック(いわなだれ)
ウルガモス(ダイマ)(H4振り)
119.2~141.6%
リザードン(ダイマ)(無振り)
109.8~129.4%
- ダイロック(いわなだれ)(+2)
エースバーン(ダイマ)(無振り)(効果抜群)
110.9~130.9%
ギャラドス(ダイマ)(H4振り)
95.9~113.4%
被ダメージ計算
- 素の状態(ダイマ)
A252ヒヒダルマ(ガラル)ガラルヒヒダルマの、五里霧中フレアドライブ
78.8~92.7%
C252キングドラキングドラの、雨下珠ダイストリーム(ハイドロポンプ)
82.7~97.3%
- B+1(ダイマ)
A252エースバーンエースバーンの、珠キョダイカキュウ
80.1~93.7%
- 相手C-1(ダイマ)
C252トゲキッストゲキッスの、珠ダイジェット(エアスラッシュ)
80.1~95.6%
相性の良い味方
耐久がある程度ある、ダイマをせずにも強いアタッカーをバトン先としておくと強いと思います。自分は、ハチマキの蓄電パッチラゴン、HCのポリゴン2などを使っていました。あとは、ステロ撒きがいると安定性が増すと思います。ワルビアル、ルガルガンなど。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。このペンドラーは本当に使いやすいので、良ければ育成してみてください。ちなみに、200戦ほどやった勝率は70%ほどでした。ドヒドイデなどいる場合は選出しにくいのですが、選出した場合は殆ど勝てました。