はじめに
この度初めて育成論を投稿させていただきます。
それ故、何かと至らぬ点があるかとは思いますが気づいたところがあればコメント欄にて指摘等していただけると大変助かります。
採用理由と役割
ギャラドスギャラドスはダイジェットをタイプ一致で打つことができ、ダイマックスエースとしての適性がある一方で、弱点タイプがいわとでんきのみであり、でんきタイプは4倍弱点となってしまうので本来であればじゃくてんほけんの適性がないポケモンです。
これまではじめんタイプに交代して受けるなどの方法がありましたが、新しくガラルに上陸したポリゴンZポリゴンZの攻撃は交代によって受けるのは危ういため対面で勝つことのできる型を用意しました。
今回紹介するものは努力値をDに厚く振る事によって大半のポケモンの10万ボルトをダイマックスすることで耐えることができ、特性いかくとダイドラグーン(ダイスチル)によって物理耐久も十分備えています。
壁があると乱数に左右されず確定耐えができる場合が生まれるので用意した方がいいですが、ほとんど低乱数一発なので必須かといえばそうではありません。
既存の型との比較
じゃくてんほけんから繰り出される攻撃はA特化1段階上昇ギャラドスの実質A291を上回る実質A328となる仕様です。
既存の型の中ではA252いのちのたまA1段階上昇の実質A345に少し劣りますが、りゅうのまい型と比べてきあいのたすき持ちに強く、じしんかじょう型と比べると一匹目にてこずることもなく、倒された後もいかくによる影響が残るメリットはあります。
デメリットとしてはじゃくてんほけんを発動できなかった場合でしょうか。
持ち物
じゃくてんほけん
電気技を誘って発動させることができるので確定。足りない火力もこれで十分に補えます。
性格・努力値と調整
- 性格・努力値
しんちょう H4 A148 B4 C0 D236 S116
- 物理耐久調整
A特化こんじょうレントラーレントラーのワイルドボルトをA2段階下降でダイマックスすれば確定2発
- 特殊耐久調整
C特化アナライズポリゴンZポリゴンZ(いのちのたま)の10まんボルトをダイマックスすれば確定2発
理由は後述しますがS105族までケアしていれば特に問題はありません。なのでS1段階上昇で抜き調整
余りをAにぶっぱ
技構成
- 確定技
たきのぼり
タイプ一致のみず物理技
ダイストリームとして使用することで天候を雨に変えることができます。
同じタイプの物理技にはより威力の高いダイビングがありますが、ダイストリームでの威力がたきのぼりと同じ130であることと、非ダイマックス時は1ターン溜めが必要であり、相手のダイマックスターンを枯らす目的で使用するとしても後述のとびはねるで十分なので不採用
とびはねる
タイプ一致のひこう物理技
ギャラドス唯一の飛行物理技です。
ダイジェットとして使用することでsを1段階上げることができます。
本育成論では素早さの調整が1段階上昇させることを前提としているため、特別な理由がない限りダイマックス中に必ず一回使うことを強く推奨します。
- 選択肢
パワーウィップ
げきりん
アイアンテール
ダイスチルでBを一段階あげることができ、役割としてはげきりんと同じですが、げきりんダイドラグーンとの差別化はフェアリータイプに有効であり、アーマーガアのミラーアーマーの影響を受けない点。一方でしっとのほのおの対象になってしまうデメリットもあります。
じしん
立ち回り例
基本選出はネイティオギャラドスウーラオス(いちげき)(一撃の型)
で、ネイティオに壁を貼ってもらい、ドラパルトなどの素早さの高い相手にはトリックルームから入ります。
このギャラドスは電気技持ちのポケモンと対峙した時に真価を発揮する調整をしています。そのため、相手の電気技持ちのポケモンを確認してから出すことを推奨します。
この調整では、特殊アタッカーには強く出ることができますが、特性いかくやミラーアーマーで無効化、反射されるとかなり厳しいです。
弱点保険によって火力を保証してるので、発動させれられなかった場合の爆発力はとても小さいものになります。
物理面の耐久力通常のいかくギャラドスと違いはないのでダイサンダーをしてくる可能性があるのは注意が必要です。
慣れてきたら壁だけ貼ってダイマックスを切らないという動きをしても良いでしょう。
被ダメージ計算(ダイマックス前提)
特殊アタッカーの場合
C特化アナライズジバコイルジバコイルの10万ボルト 乱数一発(62.5%)
C252アナライズジバコイルジバコイルの10万ボルト 乱数一発(6.25%)
C2特化ヒートロトムヒートロトム(こだわりメガネ)の10万ボルト 乱数一発(50%)
C2特化ヒートロトムヒートロトム(こだわりメガネ)のボルトチェンジ 確定二発(66.6~78.3%)
C特化レアコイルレアコイル(いのちのたま)の10まんボルト 乱数一発(43.75%)
C特化レアコイルレアコイル(こだわりメガネ)のボルトチェンジ 乱数一発(25%)
C特化アナライズポリゴンZポリゴンZ(いのちのたま)の10万ボルト 確定二発(83.6~93.8%)
C特化クワガノンクワガノンの10万ボルト 確定二発(78.3~92.3%)
物理アタッカーの場合
A特化はりきりパッチラゴンパッチラゴン(いのちのたま)(2段階下降)のでんげきくちばし乱数一発(31.25%)
A特化こんじょうローブシンローブシン(1段階下降)のかみなりパンチ 確定二発(70.1~83%)
A特化こんじょうレントラーレントラー(2段階下降) ワイルドボルト 確定二発(84.2~99.4%)
相性の良い味方
私はきあいのタスキを持たせたネイティオでステルスロックを避けつつ壁を張る運用をしました。
ギャラドスがS1段階積みでも抜けないポケモンと対面した場合はトリックルームから入ります。(ギャラドスのSを105族抜きに合わせて調整したのはここで相手がウインディの場合トリックルームを使用した後にしんそくで突破されるのを防ぐためです)エスパータイプなのでドヒドイデの選出を控えさせることもできます。
同じことはエーフィでもでき、ネイティオならば電気技持ちを誘うことができるますが、ネイティオはSが95族の一方でエーフィは110族なので推敲の余地はあるでしょう。
じゃくてんほけんを発動させないことには始まらないので、基本的にパーティにじめんタイプのポケモンは入れてはいけません。