- この育成論ではHABCDSなどの略称を用います。
- 個体値は全て理想個体を前提としています。
- ダメージ計算はダメージ計算SSを使用しています。
- 不備質問等ございましたらコメント欄にてお願いします。
前書き
初投稿となります。よろしくお願いします。
今回は僕が使っていて強いと思った珠ゴリランダーを紹介したいと思います。
ゴリランダーゴリランダーについて
今作で追加された草御三家で、バランスの良い種族値配分と優秀な技を数多く習得することが特徴のポケモンです。
優秀な夢特性のグラスフィールド(以下GF)の解禁や、グラススライダーの習得などの理由からダイジェットが飛び交う現環境でも数を増やしつつあります。
持ち物
本育成論のコンセプト上いのちのたまで確定です。
ダイマックス(以下DM)時も火力をキープでき、GFでスリップダメもある程度ごまかせる点が非常に優秀です。
努力値と性格
- 努力値調整
H28 A252 S228
H:10n−1
A:ぶっぱ
S:最速ギャラドス抜き
- 性格
最速ギャラドスや最速ドラパルトをダイジェット込みで抜くため陽気で確定です。
技構成
- 確定技
はたきおとす
補正込みで威力97の悪技。
相手の持ち物を落とせるため、これから環境に増えるであろうポリゴン2にも有利に立ち回れる。
ダイマックスとの相性が悪いのが難点か。
アクロバット
主にダイジェットとして打つ。
ゴリランダーはキョダイマックスの解禁によりDM性能が非常に高いポケモンとなったため、ダイジェットを採用することで抜き性能が格段に上昇する。また、ミラーになった時でも有利を取れる。
グラススライダー or ドラムアタック
- グラススライダー
鎧の孤島で追加された新規教え技。
GF下だと先制技になる点が非常に優秀で、タイプ一致、GFの補正がかかると実質威力136の先制技となる破格の性能。本育成論ではこちらを採用している。
- ドラムアタック
命中100で威力80ながら、追加効果がS1段階↓確定のとんでも無く優秀な専用技。
どちらも優秀なので両採用もありかもしれない。
- 選択技
つるぎのまい
1回積めばある程度の相性不利も強引に突破できる。ダイウォールとして使えるのも評価ポイント。
本育成論ではこちらを採用。
ちょうはつ
搦手を使う相手を機能停止に持ち込める。同じくダイウォールとして使えるのが優秀。
ドレインパンチ
GFの回復と合わせれば珠のスリップダメージを帳消しにできる。
持ち前の高火力、高耐久と相性が良く、ダイナックルとして使うことで全抜き性能が向上する。
主に悪、ナットレイへの打点として。
とんぼがえり
不利対面から逃げ出したり、GFを裏に早急につなぎたい時に打つ。
10まんばりき
GFでも弱体化しない地面技。炎、電気、毒への打点として。
与ダメージ計算
※GFの回復により確定数がずれる場合があります
- グラススライダー(GF込み)
H4ドリュウズ 79.5〜94.6% 確2
HB特化ウォッシュロトム 96.1〜114.0% 乱1(68.7%)
H4ギャラドス 70.7〜83.0% 確2
HB特化カバルドン 59.0〜70.2% 確2
H252ラプラス 100.0〜118.5% 確1
H4ヒヒダルマ(ガラル) 86.7〜103.3% 乱1(25.0%)
H252ドサイドン 107.2〜128.3% 確1
H4カジリガメ 263.2〜310.2% DM状態でも確1
H4ウーラオス(れんげき)連撃 112.5〜134.6% 確1
- はたきおとす
H4ドラパルト107.9〜128.6% 確1
HB特化奇石サニーゴ(ガラル) 41.9〜49.7% 確2
H252ギルガルド(シールド) 64.0〜76.0% 確2
HB特化イエッサン♀ 75.1〜89.8% 確2
- ダイジェット
H4エースバーン 64.7〜76.9% 確2
H252ゴリランダー 84.0〜99.0% 確2
H4ウーラオス(いちげき)両方 91.4〜107.9% 乱1(43.7%)
H252モロバレル 96.3〜114.0% 乱1(81.2%)
- キョダイコランダ(A2段階↑で計算)
H252トゲキッス121.8〜143.7% 確1
HB特化奇石ポリゴン2120.3〜142.1% 確1
HB特化奇石ニダンギル72.8〜86.1% 確2
このように、一度積めばある程度は強引に突破できます。
被ダメージ計算
特化ドリュウズの地震(グラスフィールド有)
15.0〜17.8% 乱6
アイアンヘッド 46.9〜55.8% 乱2(75.3%)
特化珠ミミッキュのじゃれつく 53.0〜63.1% 確2
かげうち 24.0〜28.4% 乱4(78.1%)
特化珠エースバーンの火炎ボール 165.3〜196.0% 確1
とびはねる 117.8〜139.6% 確1
極振ドラパルトのドラゴンアロー 50.2〜60.3% 確2
無振だいもんじ 62.5〜73.7% 確2
特化トゲキッスのエアスラッシュ
100.5〜118.4% 確1
張り切り特化パッチラゴンの後攻電気嘴
30.1〜36.3% 乱3(52.8%)
燕返し 58.1〜69.2%
特化珠ギャラドスのとびはねる 121.7〜145.2% 確1
DMを切れば大抵一発は耐えて切り返すことができます。
相性の良い味方
このポケモンの弱点
ゴリランダーの弱点として、飛行タイプに対する打点が乏しいことが挙げられます。
特に、鋼飛行複合のアーマーガアとエアームドは草を4分の1に抑え、サブウェポンの悪、格闘が等倍、飛行が半減となっており、ゴリランダー単体での突破は不可能です。
最後に
ゴリランダーはチョッキや鉢巻き、グラスシードや奇跡の種など沢山の方がありますがゴリランダーの高いDM性能を最大限活かせるのはこの珠ゴリランダーだと思います。
耐久と火力を両立し、圧倒的な抜き性能を誇る珠ゴリランダー、ぜひ使ってみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
※追記
役割対象について
コメントでアドバイスを頂いたので、役割対象についても触れたいと思います。
ゴリランダーの役割対象
- ミミッキュミミッキュ
キョダイコランダで化けの皮を貫通でき、無振りならDMしていても80.0~94.6%の大ダメージを与えることが出来る。
基本的に草4倍勢は全員DM状態でも確1だが、トリトドンはタスキカウンター型も一定数いるのでアクロバットを挟むなど工夫が必要。
- ドリュウズドリュウズ
前述の通り特化地震が乱6なので剣舞の起点にできる。ダイスチルも確3なので安心。
- ウーラオス連撃ウーラオス(れんげき)
前述の通りGF込グラススライダーで確1。DMを切られても珠か弱保以外ならダイジェットも耐えるので安心。
- ポリゴン2ポリゴン2
奇石もちへの1番メジャーな対抗策である叩き落とすを覚える。今世代は前世代と違って教え技にないので貴重な存在。
(他に叩き落とすを覚えるメジャーなポケモン:ゾロアークナットレイタチフサグマなど)
このように、環境トップのポケモンの多くに有利を取れる点が非常に優秀です。