アシレーヌ- ポケモン育成論ソードシールド

はじめに

ユラリユルレリ初投稿です。

• 指定のない限りすべてのポケモンは理想個体を想定します
• HP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをH、A、B、C、D、Sの略称で表記します
• ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをもとに計算しています
• ダイマックスしたポケモンには(大)と付けてます

アシレーヌアシレーヌについて

ソリストポケモン。
その白磁の肌、無垢な瞳、艶かしい腰つきによって幾人もの青少年の嗜好を歪ませてしまった罪深き【以下いささかセンシティブな表現を交えたアシレーヌとの妄想が陳述されていましたが、問題がないかやっくん神に確認を申し上げたところ神の怒りに触れデータ削除】

強み

• タイプが優秀

みず／フェアリーの複合は半減6つ無効1つを耐性に持ち、それでいて弱点が3つしかありません。耐性上の関係からサザンドラなんかには滅法強いです。
また、弱点となるくさ・でんき・どくは耐性を持つタイプが多い上になんなら無効にもできるため、後続を受け出ししやすいのもさりげなくズルいポイント。

• 攻撃性能が高い

みず／フェアリーは耐性面だけでなく、攻撃範囲も優秀です。
両方の技を半減できるのはくさ／どくフシギバナラフレシアロズレイドモロバレル、みず／どくドククラゲハリーセンドヒドイデ、くさ／はがねナットレイ、みず／はがねエンペルト(未解禁)のわずか4つの複合のみ。
この広い等倍範囲に加えてC種族値126、みがわりを貫通するうたかたのアリア、おまけに特性げきりゅうを持つため攻めに回ったときの圧力が半端ないです。

弱み

• やや打たれ弱い

特殊耐久は並以上ありますが、物理耐久は中の下程度です。タイプ的に相手取りたいポケモンは物理型が多いため、Bに厚くするなりなんなりでケアしておかないと役割を持ちづらいというジレンマを抱えています。

• 足が遅い

ゆったりとした佇まいのせいかS種族値は60とまあまあ鈍足です。
この足の遅さと上述した高くない物理耐久のせいで、強力な物理アタッカーなんかに上からぶん殴られて止まりがちなのがネック。

今回の型

「上から殴られるのがつらいならこっちが上を取れればいいじゃない」という素朴な理論のもと、からぶりほけんを持たせて低命中且つ催眠技であるうたうを搭載しました。
つまり、相手の選出にアシレーヌの一貫性が見受けられるときにからぶりほけんでSを2段階上げて抜いていくことが狙いです。当てても相手がラムやカゴでも持ってない限り寝るので状況が悪くなりづらいのもうまあじ。

従来の型と比べると、サイクル適性や対面性能を落とした代わりに抜き性能・奇襲性能を高めた型と言えるでしょうか。
タイプ一致となるダイストリームで水技強化、ダイフェアリーであくび等の状態異常を防止と、相手を抜いていくこのスタイルとダイマックスの相性がバッチリなのもセールスポイント。

他に自力でSを上げる手段がアクロバットを元にしたダイジェットかスカーフぐらいしかなく、元のSが遅いせいで1段階上昇した程度ではスピードが物足りないですし、貴重な技スペや拘りのデメリットに見合うものが得られるかと言われると怪しいので、相手を抜いていこうとするならからぶりほけん型だと思います。

また、そのままだと殴り負けそうな対面時にうたうで眠らせることで強引に相手を突破したりすることもできなくはないです。
とはいえ、当たる確率はほぼ半々ですしヤケクソ催眠はあくまで最終手段みたいなもんなので最初から脳死で撃つのは…やめようね！（戒め）

まとめると

• 高いCとみず+フェアリーの広い範囲で上から奇襲できる
• 催眠ワンチャンによるズル勝ち
• 何より意表が(略)

これらが強みとなります。

持ち物

というわけでからぶりほけんで確定です。
とびはねるやゴーストダイブでスカされた場合は保険が下りないので注意してください。

特性

火力を上げられるげきりゅうで確定とします。
うるおいボイスは現状シングルでは活きませんし、ちょすい・よびみず・かんそうはだ持ちにうたうを吸われるというガバムーブを引き起こしかねないので不採用です。

性格・努力値

ただのぶっぱですが、抜き性能を高めるというコンセプト上基本的に火力も素早さも削りたくなかったのでこうなりました。

最初はひかえめ準速で運用していましたがスカーフヒートロトムやスカーフオノノクスに止められるという辛酸を数回舐めさせられた結果、最速に落ち着きました。これで保険適用時にS+1最速97族(オノノクスウーラオス(いちげき)など)まで抜けます。この付近のポケモンはスカーフやS上昇手段を持ってる場合も多いので、上から殴れるように調整しておく価値は十分あると思います。最速スカーフサザンドラにギリ抜かれてしまうのが惜しいところですが、元々相性的にすこぶる有利なのでそこまで痛くはないはず。

また、素の状態でも準速70族を1だけ上回る速さがあるので突っ張ってくる中速帯の相手を逆に上から叩けたりします。殻破ってないパルシェンとか。
Cもオノノクス(大)へのダイフェアリーの乱数が動くので振り切ることにしました。

わざ

• 確定

うたかたのアリア

ムーンフォース

うたう

• 準確定

みがわり

• 選択候補

めいそう

サイコキネシス

アクアジェット

クイックターン

ハイドロポンプ

れいとうビーム
ふぶき

運用

CSぶっぱな手前サイクルには参加させづらいので先発か死に出しが基本ですが、タイプが優秀なので相手を選べば受け出しも視野に入ります。先発か中盤に出して不利でなければ殴るか、もしくはうたうやみがわりで相手のペースを乱してやりましょう。
先発で鈍足な起点作成要員と対面できればうたう+みがわりでこちらが逆に起点にできるので、そこからあわよくば全抜きも狙えたり。

良タイプ良耐性のためワンパンされることが比較的少なめで、一度歌ってしまえば高速化or催眠できるのでアシレーヌの処理手段を中速〜高速のアタッカーに頼っている対面構築寄りの相手に刺さりやすいと言えます。タスキ持ちやミミッキュが面倒なのでステルスロック持ちの場作り役やクッション要員を用意してあげるといいかもしれません。

逆にサイクル気質の硬い相手は苦手ですが、げきりゅうやダイストリームの雨による水技の火力補強、ムーンフォースのCダウン、うたうの催眠を絡めることで相手次第では強引に崩せたりすることも稀にあります。というかありました。（被害者の例カビゴンラプラス）
とはいえ、うたうの命中率からして博打ですし、他に勝ち筋が残されていないとき以外はあまりそういう無茶しない方がいいです。成功すれば脳汁は出ますが

ダメージ計算

• 与ダメージ

• 被ダメージ

おまけ

アシレーヌ　アクア説
ここで言うアクアとは、今日で発売から5周年を迎えた『ファイアーエムブレムif』の登場人物のことである。

• 根拠1

ふたりとも名前が「ア」から始まる

• 根拠2

共に水色の美しい髪を持つ
また、全体的なカラーリングも青白と似ている

• 根拠3

両者とも歌を歌うことを得意としている

• 根拠4

アクアは名前からもわかる通り水をイメージしたデザインである
→アシレーヌもみずタイプであり、両者とも水属性と言える

• 根拠5

アシレーヌは攻撃性能は高いがHPや防御に不安があるステータスをしている
→アクアも攻撃性能はあるがHPや防御が薄い

• 根拠6

アクアは戦争している二国の隊長に話を聞いてもらうために、主人公カムイにその両隊長を攻撃することを提案する物騒な思考の持ち主である
→ハウのアシレーヌも味方にわだつみのシンフォニアをぶっ放す物騒なバグ思考の持ち主である

• 根拠7

アクアは「松の木」という木の鈍器を装備でき、これが意外と本人の性能と噛み合って相性が良い。つまり、こうかばつぐんと言える
→アシレーヌにも木の鈍器(ウッドハンマー)がこうかばつぐんである

• 根拠8

最後にアナグラムで〆よう

1. まずアシレーヌとアクアをそれぞれ英語表記にする→ PRIMARINA AZURA
2. 重複分を消して各アルファベットを1文字ずつにする→ PRIMARNZU
3. 文字列からZUMI(ズミ)を抜き出す→ ZUMI PRARN
4. ズミといえば痴れ者なのでZUMIをSHIREMONOに変換する→ SHIREMONO PRARN
5. ポケモンでアクアといえばアクア団なので、対立組織であるマグマ団のシンボルマークとなっているMを消す→SHIREONOPRARN
6. アシレーヌとアクアの外見は健全な青少年に悪影響を与える可能性があるのでポルノ(PORNO)を取り除く→SHIREAN

最後に残った文字を並び替えると…

ASHIRE N

あしれ えぬ

アシレーヌ

なんだこれは…たまげたなぁタマゲタケ

よってソリストポケモンアシレーヌは透魔の歌姫アクアであり、風花雪月で最もかわいい生徒はリシテア=フォン=コーデリアである。

Q.E.D. 証明終了