はじめに
皆さまはじめまして。
第五世代振りにポケモン対戦に復帰したカノンと申します。
ポケモンの育成論を投稿するのは初めてなので至らぬ点も少なからずあると思いますが、大好きなポケモンであるシャンデラの魅力を皆さまにお伝えしたくて今回投稿に踏み切りました。
この育成論では、
HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さ のステータスを H/A/B/C/D/S と
ダイマックスをDM と
一部の持ち物を略称(例:きあいのタスキ→襷) で
表記させていただきます。
また、エースバーン対策というタイトルですがシャンデラ一匹で返り討ちにできるという意味ではなく、シャンデラを絡めたサイクルで容易に対処できるようになるという意味です。
シャンデラを含めたサイクルについては『相性の良いポケモン』の項を参照ください。
シャンデラシャンデラの概要
BW(第五世代)から登場したゴースト/ほのおタイプのポケモンです。シャンデラ以外にこのタイプを持つポケモンは
ガラガラ(アローラ)と
ズガドーンのみで、現在(2020年6月26日)今作に登場しているのは内定していた
シャンデラと鎧の孤島で追加された
ガラガラ(アローラ)だけです。
最大の個性はC種族値の高さであり、伝説枠であるムゲンダイナと同じ145という数値を誇ります。
この数値は現在ランクバトルで使用できるポケモンの中ではクワガノン
サニゴーンと並ぶ1位です。
B・D種族値が90と意外にも高い数値を持っていますが、H種族値60という低さやゴースト/じめん/いわ/みず/あくという弱点のメジャーさ、ふいうちもちエースバーンを始めとした
ドラパルト
ミミッキュ
ドリュウズ
トゲキッス
ギャラドス
ウォッシュロトム
ヒートロトム
カバルドン等の環境トップの面々に軒並み不利な点が足を引っ張り、耐久は低く感じられます。
とはいえ、無効タイプがノーマル/かくとうの2つ(特性もらいびを採用する場合は+ほのお)
半減がほのお/はがね/どく/フェアリー/こおり/くさ/むしの7つと優秀で独特な耐性を持っており、等倍や不一致弱点では落ちない程度の耐久もあるのである程度のサイクル適正・繰り出し性能を持っています。
S種族値は80という中速かつ激戦区に位置し、前述した環境トップに対抗するためには襷やスカーフといった持ち物による行動回数のサポートが必須であるといえます。
コンセプト
コンセプトは『特性すりぬけを活かし壁展開とみがわり展開への対策をしつつも、環境トップのポケモン達にもある程度撃ち合えるようにする』ことで、持ち物であるこだわりスカーフは主に後者の理由から採用していますが、相手とこちらの持ち物を入れ替える補助技『トリック』を採用することで、受けポケモンを破壊する性能を高めています。
- 他のポケモンとの比較
ガラガラ(アローラ)アローラガラガラ
(おそらく)来シーズンから使用可能になるゴースト/ほのおタイプという同タイプの持ち主ですが、そもそもガラガラ(アローラ)は物理アタッカー向きであり、
シャンデラは特殊アタッカー向きであるという点でも大きな差異があるため、差別化の必要はないと思います。
それでも敢えて比較するとすればシャンデラにはないじめん技、かくとう技、ドラゴン技、でんき技、はがね技というサブウェポンの豊富さと、特性ひらいしんによるでんき技への受け出し性能が魅力的です。
しかし火力を出そうとすると持ち物が『ふといほね』に限られてしまう点は型の拡張性を狭めており、かなり読まれやすいポケモンだと言えます。
S種族値が45とかなり低めなので『トリックルーム』に適正があり、またSを捨てて耐久に努力値を回すことができるのでB110という高さも相まって、サイクル戦になった場合の継戦能力が高めです。
サニゴーンサニゴーン
ゴースト単タイプで同等のC種族値の持ち主ですが、特性はくだけるよろいとほろびのボディであり、種族値配分においてもA種族値が95・B種族値が50・D種族値が130とアンバランスさが目立ち、純粋な特殊アタッカーや対害悪ポケモンとしてはシャンデラよりもかなり扱いにくいポケモンです。
とはいえ一応物理型を警戒させられる(?)点やDの高さが環境に多いトゲキッス
ロトム系統などの特殊アタッカーとの対面で活きる場合もあるので、シャンデラを完全に下回るポケモンとは言い切れないでしょう。
また、サブウェポンの豊富さにも光るものがあり、特殊のみず・いわ・こおり技を覚える点でシャンデラに勝ります。
新教え技『しっとのほのお』によりさらに技範囲が広がりましたが、技自体の威力が低いこととゴースト単タイプであることが災いしほのお技の火力はシャンデラに大きく劣ります(一応ナットレイには刺さる}
S種族値が30とかなり低めなので『トリックルーム』を使用する際はこちらの方が適正があるかもしれません。
ドラパルトドラパルト
皆さまご存知、今作登場のゴースト/ドラゴンタイプの600族です。
主流な特性であるすりぬけはシャンデラと同様の特性であり、物理型と特殊型更には起点作りや壁張りまで熟し、技範囲に関しても
ドラパルトの方が広く単純な性能や役割対象の広さではドラパルトに劣っていると言わざるを得ません。
しかし、扱いやすいくさ技『エナジーボール』を持つ点(ドラパルトも『ソーラービーム』を一応覚えますが)で勝り、ヌオー
トリトドン
ガマゲロゲ
ドサイドンなどのくさ4倍弱点のポケモンを相手取る場合はシャンデラの方が向いています。
またCの種族値もドラパルトが100であるのに対し、シャンデラは145なので交代された場合の相手へかける負荷の大きさやアーマーガアのようなほのお弱点の受けポケモンへの相手をする場合にはシャンデラが勝ります。
特にこの型においてはスカーフトリックが行えるので、受けポケモンに対する破壊力に関してはドラパルト以上のものがあります。
サザンドラサザンドラ
同郷のあく/ドラゴンタイプの600族です。
全体的な種族値の高さと耐性の豊富さ、『わるだくみ』、『みがわり』、『ちょうはつ』などの適正の点においてシャンデラに勝ります。
特性はふゆうなので、すりぬけのシャンデラとは違う強みがあります。
しかしC種族値の上ではシャンデラに20劣り、ドラパルトと同様にくさ技を扱えないことからくさ技が4倍弱点のポケモンへの処理速度で劣ります。
また、サザンドラがフェアリータイプが4倍弱点であるのに対しシャンデラはフェアリータイプ半減であることや、来シーズンから環境に台頭してくる(と思われる)
ラッキーや
ハピナスなどの強力なノーマルタイプの対策として増えるであろうかくとうタイプを相手取る際もシャンデラが上を行きます。
しかし、ポケモンというゲームは6匹のポケモンでパーティを構築して戦うゲームなので、その他5匹のポケモンによってもこれらの評価は変わってくると思います。
データ
性格:おくびょう
特性:すりぬけ
個体値:H31/A0/B31/C31/D31/S31
努力値:H0/A0/B0/C252/D4/S252
実数値:H135-×-B110-C197-D111-S145
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:シャドーボール/オーバーヒート/エナジーボール/トリック
- 性格
おくびょうで確定です。
努力値の項で後述しますが、S上昇の性格にすることで最速ドラパルトを抜けるようになります。
- 特性
すりぬけがおすすめです。
もう一つの候補であるもらいびを採用することでほのお技に受け出しできるようになりウインディや
エースバーンに強く出れるようになりますが、すりぬけでもウインディにはある程度対応可能でありエースバーンに関しては来シーズンからキョダイマックスが解禁されるので『キョダイカキュウ』(特性を無視して攻撃できる威力160のほのおキョダイマックス技)によってもらいびによる受け出しが不安定になることが予想されるためです。
すりぬけを採用することでみがわりを使用してくるエルフーンを始めとするいわゆる『害悪』と呼ばれるポケモンや壁展開を得意とする
オーロンゲ
ラプラス
ジュラルドンなどに強く出れるようになります。
- 個体値
イカサマのダメージを抑えられるA0が理想的ですが、それほど大きな影響もなく厳選の手間もかかるので不問としています。
他の能力値をあえて下げる理由もないのでVが好ましいでしょう。
- 努力値
- H
無振りで実数値135(8n-1)になっているのでステロなどのダメージを抑えられます。
- A
振る意味がないです。
- B
現環境は物理環境ですが、来シーズンからポリゴン2が解禁されると思われるのでダウンロード対策で特防に振っています。
- C
ぶっぱですが適当に振っているわけではなく、性格をおくびょうにしているためひかえめに比べて火力が落ちること、火力を落として他に振りたいステータスがないことが理由です。
- D
余りです。Bの項目と同文です。
- S
ぶっぱです。性格をおくびょうにしてSに最低236振ることで最速ドラパルトが抜けるようになりますが、他のスカーフ持ちの80族や同じ型のミラー、ダイジェットなどでSが一段階上昇しているポケモンに同速対決を挑めるので削ることはできません。
- 持ち物
こだわりスカーフを持つことでドラパルトをはじめとする環境トップの上を取れるようになる他、トリックで押し付けることでドヒドイデ
カビゴンなどの受けポケモンに刺さります。
またエースバーンとの対面時には相手にとってダイジェットを除いた安定択が基本『ふいうち』のみなので、『トリック』を合わせることで、命の珠などの火力アップアイテムを奪いつつ、リベロの強みである臨機応変な技の打ち分けを抑制することができます。
エースバーンは『かえんボール』『とびひざげり』『とびはねる』『ふいうち』という技構成がメジャーですが、『かえんボール』以外の技はこだわりアイテムと相性が悪いため、スカーフを押し付けることで珠を失ったことによる火力の低下も伴い、裏のポケモンで受けやすくなります。
みがわりビルド型などの搦め手を用いる型であった場合もスカーフトリックで機能停止させられるので、安定して弱体化させることができます。
- 技構成
- シャドーボール
タイプ一致で一貫性が高く命中安定のメインウェポンです。威力がやや低めですがシャンデラの高いC種族値によってそれなりのダメージが出ます。
確定枠です。
- オーバーヒート
タイプ一致で火力が高い命中そこそこのメインウェポンです。『オーバーヒート』には威力で劣るものの連発が可能な『だいもんじ』、中威力命中安定の『かえんほうしゃ』からの選択ですが、ほのお技の受けられやすさとこだわりスカーフという持ち物の性質上打ち逃げすることが多く、最も威力が高く受けだしに負荷を掛けやすい『オーバーヒート』を採用しています。あとオバヒは当たるけどもんじは体感結構外れます。
- エナジーボール
超優秀なサブウェポンです。ヌオー
トリトドンなどを始めとするくさ技が4倍弱点のポケモンに刺さり、
ウォッシュロトム
カバルドン
アシレーヌなどを削れます。
弱保持ちが多いバンギラスには撃たないことをお勧めします。
確定枠です。
- トリック
コンセプトであり、受け破壊の性能の高さから確定としたいのですが、他にどうしても入れたい技があるのならば変えるのはこの枠でしょう。受けポケモン全般に刺さります。
- 他の技
サイコキネシス……主にドヒドイデに叩き込みます。かくとうタイプにも刺さります。DMして撃つことでサイコフィールドが張れるので、ミミッキュを始めとする先制技持ちと対面した際にサイコフィールドを張っておけば、DMがとけてスカーフが復活した際に勝てる可能性があります。
おにび……カビゴンや
バンギラスなど撃ちたい相手は多いです。ラムのみ持ちが多い
ギャラドスなどには撃ちにくいかもしれません。
のろい……スカーフの縛りを解くために手元に戻したけど特に役割ないな……という時に役に立つかもしれません。有効打のないポケモンを削ることができます。
クリアスモッグ……積んだ相手にいやがらせができます。すり抜けなので『みがわり』も貫通します。ダイアシッドにして特攻を上げたりもできますが元の威力が低いので扱いにくいです。
仮想敵と大まかな立ち回り
環境で見かけるメジャーな型のポケモンに絞って書いています。
- 機能停止させられるが倒すのが難しい受け・害悪ポケモン
『じこさいせい』連打などをされると倒しきれない場合もありますが、『トリック』を撃って機能停止させれば基本的には倒したも同然です(積みの起点にするのもアリかも)。
後出しからでも『トリック』が間に合うポケモンが多いです。
- 明確に有利な受け・害悪ポケモン
アーマーガア
サニーゴ(ガラル)などほのお・ゴースト技が抜群のポケモン、くさタイプが4倍弱点のポケモン、やどりぎのタネを使えるポケモンのほぼすべて
交代読みで削られ、相手を倒せない場合は『トリック』で機能停止させ、そうでない場合は弱点を突くことで倒せます。
しかし、あまりにシャンデラに不利すぎるポケモンは引いてくる可能性が高いので交代を読んだ技選択も重要です。
バタフリーなどに受け出しすると眠らされる場合があるので読みが重要になります。
- 対面有利なポケモン
ゴリランダー
パルシェン
カットロトム
アイアントなど
相手のDMや技構成、持ち物にも左右されますが基本的に有利な対面です。
パルシェンのような確実に積み技から入ってくるポケモンには『トリック』を撃ち、一生からを破っていて貰いましょう。
- 後だしから勝てるポケモン
オーロンゲは悪技がなければ有利がとれ、ラプラスはキョダイセンリツを誘って受け出しし、DMを切ることで返り討ちにできます。
- 対面不利だが勝てなくはないポケモン・役割を果たせるポケモン
ドラパルトは襷やスカーフ以外の型ならこちらが抜いているので勝てる可能性がそこそこあります。
ミミッキュ・エースバーンは素直に他のポケモンに引くか、『つるぎのまい』『ふいうち』に合わせて『トリック』を打っておけば弱体化させられるので、裏のポケモンで何とかしましょう。
ギルガルドも襷型でなければ『オーバーヒート』で焼くことができます。
カビゴンはお互いに有効打がないことが多いですが、『トリック』でスカーフを押し付けることで大きく弱体化させることができます。
- ほぼ確実に勝てないポケモン
バンギラス
トゲキッス
ガオガエン
サザンドラ
ヒートロトム
ウォッシュロトム
基本的にこちらに有効打がなく、相手はこちらの弱点をつけるポケモンです。
スカーフを押し付けられても戦える強力なポケモンが多いです。
大人しく引くか、相手の交代読みの積み技に『トリック』を当てて何とかしましょう。
トゲキッスとウォッシュロトムはHP次第でトドメを刺せる場合もそこそこあります。
ダメージ計算
シャンデラで対面することが多いポケモンについて書きます。
基本的に環境でよく見かける型のダメージ計算を乗せますが、受けポケモンに関してはHD振りに関しても載せておきます。
HD振りのダメージ計算が確定1発だった場合や高乱数だった場合、HB振りの場合のダメージ計算は必要ないと思われるので省略させていただきます。
DMすることが少ないポケモンについては考慮しない事とします。
- 確実に有利なポケモン
HDしんちょうヌオーシャンデラ→
ヌオー
エナジーボール 102.9~122.7%(確定1発)
ヌオー→
シャンデラ
ねっとう 48.8~57.7%(乱数2発)
じしん 81.4~97.7%(確定2発)
HDおだやかトリトドンシャンデラ→
トリトドン
エナジーボール 84.4~100.9%(低乱数1発)
トリトドン→
シャンデラ
ねっとう 68.1~81.4%(確定2発)
HBずぶといトリトドンシャンデラ→
トリトドン
エナジーボール 121.1~143.1%(確定1発)
HDしんちょうアーマーガアシャンデラ→
アーマーガア
オーバーヒート 94.6~112.1%(乱数1発)
アーマーガア→
シャンデラ
ドリルくちばし 33.3~40%(乱数3発)
HDおだやか輝石ガラルサニーゴシャンデラ→
サニーゴ(ガラル)
シャドーボール 47.9~57.4%(乱数2発)
サニーゴ(ガラル)→
シャンデラ
ナイトヘッド 固定50ダメージ(確定3発)
ミラーコート (確定1発)
『やどりぎのタネ』を扱えるポケモン(ナットレイ
エルフーンなど)は殆ど『オーバーヒート』で焼くことができるので省略させていただきます
- 環境トップのポケモン
リベロASようきエースバーンシャンデラ→
エースバーン
シャドーボール(相手等倍タイプ) 60~71.6%(確定2発)
ダイホロウ(相手等倍DM時) 49.3~58%(乱数2発)
エースバーン→
シャンデラ
ふいうち 90.3~108.1%(乱数1発)
ダイアーク(DM時) 76.2~91.1%(確定2発)
ダイジェット 82.9~98.5%(確定2発)
大体珠持ちのため、『ふいうち』もダイアークも確定1発です。圧倒的不利対面ですが相手にとってもダイジェットと『ふいうち』しか有効打がないため安定択である『ふいうち』を選択すると考えられ、それに合わせて『トリック』を撃つことで命の珠を奪いつつ、大幅に弱体化させることができます
CSおくびょうドラパルトシャンデラ→
ドラパルト
シャドーボール 114.1~136.1%(確定1発)
ダイホロウ(相手DM時) 93.8~110.4%(乱数1発)
ドラパルト→
シャンデラ
シャドーボール 93.3~111.1%(乱数1発)
ダイホロウ(相手DM時) 75.5~89.6%(確定2発)
持ち物が襷とスカーフ以外なら勝てます。相手がDMしてきた場合こちらもDMを切るタイミングを合わせる必要があります。
ASようきミミッキュ(皮なし)シャンデラ→
ミミッキュ
シャドーボール 110.7~130.7%(確定1発)
ミミッキュ→
シャンデラ
かげうち 44.4~53.3%(乱数2発)
ばけのかわが剥がれていれば先手を取って勝てますが、『つるぎのまい』を積まれている場合『かげうち』で負けます。裏のポケモンに任せるか相手にDMがない場合や積んだDMミミッキュを受けきれる場合は『トリック』でスカーフを押し付け『つるぎのまい』を撃たせ続けましょう。
ASようきドリュウズシャンデラ→
ドリュウズ
オーバーヒート 182.7~217.2%(確定1発)
ダイバーン(相手DM時) 98.9~116.7%(高乱数1発)
ドリュウズ→
シャンデラ
じしん 142.2~168.8%(確定1発)
ダイアース(DM時) 93.3~109.6%(乱数1発)
ダメ計上は有利に見えますが環境にいるドリュウズの大半は襷かスカーフなので基本不利です。襷がはがれている場合は倒すことができます。またお互いダイマックスした場合はスカーフの効力が切れ、相手に確実に先手を打たれるのでダイバーンを確定で耐えられてしまい不利になります。
CSおくびょうトゲキッスシャンデラ→
トゲキッス
シャドーボール 41.8~49.3%(確定3発)
オーバーヒート 67.5~79.3%(確定2発)
ダイバーン(相手DM時) 35.9~42.5%(確定3発)
トゲキッス→
シャンデラ
エアスラッシュ 49.6~58.5%(乱数2発)
ダイジェット(DM時) 42.5~50.3%(乱数2発)
特殊耐久が高すぎて不利です。『わるだくみ』に『トリック』を当ててもスカーフキッスとしての活躍をされてしまったり、DMで大損害を受けるので大人しく他のポケモンに任せるのが良いでしょう。
CSおくびょうウォッシュロトムシャンデラ→
ウォッシュロトム
エナジーボール 84.8~100.8%(低乱数1発)
ダイソウゲン(相手DM時) 60.8~72%(確定2発)
ウォッシュロトム→
シャンデラ
ハイドロポンプ 106.6~125.9%(確定1発)
ダイストリーム(DM時) 67.4~80%(確定2発)
ウォッシュロトムは耐久に振っている型も多く、すばやさ関係次第ではDMすることで勝てますが、基本不利なので引くことをおすすめします。
CSおくびょうラプラスシャンデラ→
ラプラス
エナジーボール 56.5~67.3%(確定2発)
ダイバーン(相手DM時) 32.9~39%(乱数3発)
ダイバーン(雨下相手DM時) 16.3~19.2%(乱数6発)
ダイソウゲン(相手DM時) 40.9~48.2%(確定3発)
ラプラス→
シャンデラ
キョダイセンリツ 31.1~37%(乱数3発)
うたかたのアリア 94.8~112.5%(乱数1発)
ダイストリーム(DM時) 68.8~80.7%(確定2発)
ダイストリーム(晴れ下DM時) 33.3~40%(乱数3発)
すりぬけによりオーロラベールの影響を受けずSで勝っているので先に天候を奪うことができ、ダイストリームのダメージを半減することが可能なため、同時にDMした場合とキョダイセンリツに対し後出ししてDMした場合の両方でラプラスに勝つことができます。
対面から同時にDMした場合はダイバーン2回とダイウォール1回の後にエナジーボールで倒すことができ、キョダイセンリツに後出しした場合はダイバーン→ダイウォール→ダイソウゲンの順で技選択することで効率的に倒すことができます。
相性の良い味方
ナットレイナットレイ……のんきHBで使っています。
シャンデラと下記の
ギャラドスとはお互いの弱点をカバーしあえる関係です。
シャンデラが苦手な
ウォッシュロトム
ドリュウズ
アシレーヌ
ギャラドス
ミミッキュ
バンギラスなどに強いです。
ギャラドスいかくギャラドス……わんぱくHBオボンのみで使っています。『エレキボール』を採用していなければ
エースバーンを後出しから受けることができるポケモンです。
シャンデラが『トリック』で作った起点を利用して『りゅうのまい』を積むことで全抜きも狙えます。上記の
ナットレイと相性がよく、サイクル戦に向いています。(いわゆる『ギャラナット』の並び)
シャンデラの苦手な
カビゴン
カバルドン
エースバーン
ガオガエンなどに強いです。
バンギラスバンギラス……いじっぱりHAで使っています。『ギャラナットシャンデラ』の並びが苦手な
ドラパルト
ヒートロトム
トゲキッスなどに強く出ることができます。
性格をようきに変え、Sに振ってシャンデラが『トリック』で作った起点から『りゅうのまい』を積むのも強力かもしれませんね。
シャンデラと相性がよく、バンギラスに飛んでくるかくとう技を読んで交代することで弱点をカバーすることができます。
『ギャラナットシャンデラ』の並びが苦手なドラパルト
ヒートロトム
トゲキッスなどに強く出ることができます。
- 最後に
スカーフシャンデラの育成論がまだ掲載されていなかった
というか削除なされたようですねので、私が使っているシャンデラについての育成論を書いてみました。エースバーンの台頭と環境トップのポケモン達によりどうにも向かい風なシャンデラを使ってあげたくて、色々と考えた結果このスカーフトリック型に行きついたのでした。
ダメージ計算に要望やミスあれば積極的に追加・訂正していきたいと思っています。
シャンデラが好きな方々や「育ててみたいな」と考えていた方々のためになる育成論が書けていたら幸いですΨ(o+l+o)Ψ