はじめに
初めまして、今回が初投稿です。「もーと」と言います。
まずはご閲覧頂きありがとうございます。
ポケモンは第五世代(僕はダイヤモンドやってました。)〜SVまでやっていますが、ランクマッチ等の対戦は剣盾からです。
今作ではシーズン1マスターボール級4桁台まで上がることができたので、育成論を投稿してみようと思いました。
対戦歴は浅いので、間違いや致命的な穴等々ありましたらご指摘頂けるとありがたいです。
今回はSVの新ポケモンソウブレイズソウブレイズの育成論ということですが、検索をかけると既に同じ様な育成論が1件投稿されていました。
炎テラスにすることで出来るようになる立ち回り等を紹介したかったので、フォークさせて頂くことにしました。
注意事項
- 「HABCDS」や「三値」などの用語を使用させて頂きます。
- ポケットモンスターSVのランクマッチシーズン1環境を前提に考察しております。
- ランクマッチはマスターに上がってからも300戦程こなしましたので、ある程度環境は把握しているつもりですが、考察が甘い部分がありましたらご指摘下さい。
採用理由と役割
環境に多いサザンドラサザンドラ、サーフゴーサーフゴー、などの特殊アタッカーに一見不利な対面から奇襲をかける。
後述しますが、ラウドボーンラウドボーンにもほぼ無傷で粘り勝ちすることができます。
持ち物
とつげきチョッキ前提で進めさせて頂きます。
特性
もらいび
これも後述しますが、アーマーガアアーマーガアなどの炎技を誘うポケモンと組ませることによって、そこそこの頻度で起動させることができるので無念の剣の火力upが期待できます。
素早さを捨てている上、物理技はなるべく受けないよう立ち回るので「くだけるよろい」はおすすめしません。
性格・努力値と調整
- 性格
いじっぱり
特殊抜群技受けても無念の剣でぶん殴って回復しようというコンセプトなのでとにかく火力を上げます。
しんちょう
耐久を上げるのもアリですが、いじっぱりを切ることでドラパルトドラパルト(無振)に対してのシャドークロー(乱数1発)が93.7%→43.7%に落ちてしまうことや、ラウドボーンラウドボーンとの我慢比べでPPをより消費してしまうことを考えるといじっぱりの方がおすすめです。
「ようき」はおすすめしません。1.1倍で素早さが115(実数)と仮に少しSに振ったとしても、抜けて旨味のあるポケモンが特にいないので。
- 努力値
H4(奇数) A252 D252
フォーク元と特に変わりはありません。
耐えてぶん殴って回収しましょう。
技構成
かげうち(確定)
一致先制技です。かなり良い仕事をしてくれます。
むねんのつるぎ(確定)
本育成論に限らず、ソウブレイズの要ですね。
シャドークロー(確定)
ゴースト一致枠です。
ラウドボーンラウドボーンと張り合う時に無念の剣との撃ち分けをするので必要です。
かわらわり(自由)
僕は壁を割れるのと悪タイプへの打点のために瓦割りにしてますが、インファイト、アイアンヘッド、クリアスモッグなども良いと思います。
テラスタル
炎テラスタル
無念の剣の火力を上げる+シャドーボール、たたりめ、悪の波動などの抜群技を等倍で受けられるようになるため、より安定して立ち回ることができるようになります。
被ダメージ計算
特殊受け奇襲がコンセプトなため、被ダメを先に載せておきます。
C特化サーフゴーのシャドーボールが(56.0〜65.3%)
次ターンで炎テラスすれば2耐えします。
眼鏡サーフゴー以外は後出し可能です。
C特化ウルガモスのむしのさざめきが(7.3〜8.6%)
サイコキネシスが(20.6〜24.6%)
余裕です。
C特化ジバコイル(アナライズ)の10万ボルトが(38.6〜46.6%)
ボルトチェンジが(30.6〜36.6%)
無振ラウドボーンのシャドーボールが(36.0〜44.0%)
たたりめが(29.3〜36.0%)
2耐えしますが、ラウドボーンの耐久に張るには炎テラスする必要があります。
C特化ゲンガーのシャドーボールが(53.3〜64.0%)
次ターンで炎テラスすれば2耐えします。
C特化サザンドラのあくのはどうが(52.0〜61.3%)
次ターンで炎テラスすれば2耐えします。
りゅうせいぐんが(41.7〜49.6%)
C特化眼鏡ウォッシュロトムのボルトチェンジが(30.0〜36.0%)
与ダメージ計算
むねんのつるぎ
H4サーフゴー
(104.9〜125.9%)確定1発
H4ウルガモス
(72.6〜85.7%)確定2発
もらいび込みで(108.7〜128.1%)確定1発
H252 B4ジバコイル
(82.4〜98.3%)確定2発
炎テラス込みで(110.7〜131.7%)確定1発
H4サザンドラ
(26.7〜31.5%)確定4発
もらいび炎テラス込みで(53.5〜63.0%)確定2発
HB特化ラウドボーン
もらいび炎テラス込みで(28.4〜33.6%)確定4発
シャドークロー
H4ドラパルト
(98.7〜117.0%)で高乱数1発(93.7%)
HB特化ラウドボーン
(43.6〜52.1%)で確定3発、低乱数2発(12.8%)
B252ゲンガー
(102.2〜121.4%)で確定1発
相性の良い味方・構築例
アーマーガアアーマーガア
オリーヴァオリーヴァ
クレベースクレベース
など、特殊の炎技を誘うようなポケモンと相性が良いです。
特にアーマーガアアーマーガアは弱点が炎と電気だけですし、物理受け性能が高く本育成論のソウブレイズと組ませるにはピッタリだと思います。
オリーヴァオリーヴァも「まもる」を採用すれば、ドラパルトやボーマンダなど物理か特殊か読みにくいポケモンに対して技を見ることができるので、ソウブレイズを後出しできるのか判断し易くなります。両刀ドラパルト……?
立ち回り例
実際に自分がやっている立ち回りです。
自分の場合、相棒のアーマーガアアーマーガアを軸に考えて行きます。
アーマーガアに対して出てきやすいポケモン
ウルガモスウルガモス
ラウドボーンラウドボーン
サザンドラサザンドラ
サーフゴーサーフゴー
ジバコイルジバコイル
ウォッシュロトムヒートロトムロトム系
に対して強く出られます。
炎技でもらいびを起動できればかなり美味しいですね。
ただし、サザンドラだけは後出しはおすすめできません。そこも含め考察をします。
ウルガモスとジバコイルに対してはかなり有利なので後出しして概ね問題ないと思います。
ウルガモスは張ってくる場合も結構多いので、返り討ちにしてやりましょう。
しかし、注意点があります。水テラバーストです。これだけは受けられません。
ただ、経験上そこまで多くないのとオリーヴァを選出することでケアすることが出来るようになります。
ウォッシュロトムはほぼ100%ボルチェンを撃ってくるので受けるだけになってしまいますが、眼鏡でも3割程度ですしアーマーガアを落とされるよりは全然良いです。
サーフゴーは無念の剣警戒でゴーストや飛行テラスされたとしても勝てます。
ただしリスクはあります。もし眼鏡だった場合は諦めです。サーフゴーは型が多い上に、パーティー単位で見た時にわざわざサーフゴーに眼鏡を乗せる理由は薄いと思うので個体数は少ないと思いますが……
ラウドボーンはお互いにゴースト技を嫌って両者炎テラスになる場合が多く我慢比べになりますが、どう足掻いてもなまけるのPPが足りないので粘り勝ちできます。
フレアソングを撃ってくれていたら更に有利ですね。
もし相手がアーマーガアを見てラウドボーン交代濃厚となる場合、アーマーガアで挑発を撃っておけばよりフレアソングを誘い易くなる上、後になまけるのPP消費を加速させることができます。おすすめのムーブです。
サザンドラは後出しするには慎重になる必要があります。眼鏡率が高く、受けられない可能性が濃いからです。ただ、アーマーガアを上手く使うことで展開を進められるようになります。
というのも、アーマーガアは眼鏡サザンドラの悪の波動を耐えることができるため眼鏡持ちかそうでないか判断することが出来ます。
ボディプレスを撃てば半分以上削れますし、眼鏡だったとしてもアーマーガアを切ることにはなりますが、よーいドンならソウブレイズに分があるので無闇に交代するより張った方が良いです。
仮に大文字などで倒されてしまったとしても、それなら眼鏡でも眼鏡でなくてもソウブレイズは強く出られるので、サザンドラを倒すか引かせることが出来ます。
苦手なポケモン
抜群持ちの物理アタッカー全般
(マリルリカイリューミミッキュセグレイブガブリアスマスカーニャetc…)
無理です。吹き飛びます。大人しく引きましょう。
キョジオーンキョジオーン、ヘイラッシャヘイラッシャ、カバルドンカバルドン
無理です。絶対無理です。
まとめ
以上でチョッキ型ソウブレイズの考察とします。
アーマーガアと組ませることによってかなり動けるようになりますし、もらいび炎テラス無念剣のちょっとした無敵感はやっていて楽しいです。
あとかっこいい。
癖が強くて使うのに慣れが必要ですが、マスター上位帯でもかなり戦えるはず……と思っています。僕も実際かなりの選出率で出しています。
所謂変態型の部類なので、意表をつく戦いが好きな方は是非使ってみて下さい。
さて、お疲れ様でした。
如何だったでしょうか?
初投稿ということでお粗末な点が多々見受けられたかも知れませんが、一生懸命書きました。
気になる点がありましたら、コメント頂けると幸いです。
最後までご閲覧頂き本当にありがとうございました。