ウインディ- ポケモン育成論SV

甘えて叫ぶ ゴツメ両受けウインディ

2022/12/28 01:18 / 更新:2022/12/28 12:16

ウインディ

HP:HP 90

攻撃:攻撃 110

防御:防御 80

特攻:特攻 100

特防:特防 80

素早:素早 95

ツイート4.474.474.474.474.474.474.474.474.474.47閲覧:26197登録:23件評価:4.47(6人)

ウインディ  ほのお  【 ポケモン図鑑 】

性格
ずぶとい(防御 攻撃)
特性
いかく
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:164 / 特防:92
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:197-103-133-120-112-115 (素早さ比較)
覚えさせる技
おにび / バークアウト / あさのひざし / あまえる
持ち物
ゴツゴツメット
テラスタイプ
みず

スポンサーリンク


ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理・特殊受け
登録タグ

考察

はじめに

 こんにちは、今回は前作で炎ポケモン統一をしていた際、何度も助けられた伝説のポケモンウインディウインディの育成論を投稿させていただきます、黒薪シュンです。
 VTuberをしています、よろしくお願いします。

 今回紹介するのは前作では主に「もえつきる」事でタイプを無にして受けを成立させていたポケモン、ウインディウインディウインディです。
 剣盾当時からドラパルトドラパルトドラパルト、ミミッキュミミッキュミミッキュに強く、竜舞等を積まないとこちらを倒しきれないカイリューカイリュー等の物理積みアタッカー達にも今作から習得した新技「あまえる」にてせっかく2回積んで火傷分を帳消しにしても無駄に終わる……。
 物理受けなのにも関わらず、「バークアウト」によって今作最も採用されているであろう特殊アタッカーサーフゴーサーフゴーサーフゴーにも打ち勝つ事ができ、
 テラスタルを切ることで今作失ってしまった「もえつきる」の代わりとして弱点を切り替えることができます(あんまり切りたくないけど)

 また、ここではステータスを以下のように略して記載する事があります。ご了承ください。
 HP→「H」こうげき→「A」ぼうぎょ→「B」とくこう→「C」とくぼう→「D」すばやさ→「S」

このポケモンの役割

 シンプルに物理受けになります……が、今回はサーフゴーサーフゴーに打ち勝つ事も視野に入れてDにも努力値を振った両受け型になります。
 HB特化の型が昔から存在しますが、昨今(執筆当時)のウインディウインディの使用のされ方を見ているとアタッカーが多く、実際それ自体も充分強い為、開幕「ちょうはつ」を撃たれづらいというメリットがあると感じております。
 しかしながら、コノヨザルコノヨザルの「ちょうはつ」から起点にされると詰んでしまうので、アタッカーのフリをして「おにび」を入れ終わったら潔く特殊アタッカーに引きましょう。
 「ちょうはつ」「アンコール」持ちに最大限気を付けながら、回復手段のない物理アタッカーを完封して「でんせつポケモン」の力を戦場に知らしめましょう。

とくせい

 他のとくせいが「もらいび」「せいぎのこころ」ですが、今回はあくまでも物理受けがメインなので、「いかく」で確定とします。

持ち物

 「たべのこし」を採用してもよいですが、アタッカー偽装の為にPT内に別の受けポケモンヘイラッシャヘイラッシャを採用する為、「ゴツゴツメット」を採用。

性格

 「ずぶとい」(B↑A↓)で確定。
 「イカサマ」のダメージを抑えることはもちろん、今作はまだあまり見かけませんが「ちからをすいとる」での相手の回復量を減らし、混乱による自傷ダメージ量も減らすことができるので、出来るだけAは下げておきたいです。
 正直Aで殴らないポケモン全てにおいて言える事ではあります。

個体値

 個体値は可能であればA0が望ましいですが、特にA0で無くても大きく問題はありません。
 それ以外のステータスは全部5Vで確定です。

テラスタル

 「みず」で確定します。「くさ」も候補に入りますが、環境に炎テラスタルや炎サブウェポンを採用している型が多く、炎・鋼半減を維持できる点、電気・草タイプのポケモンが環境にそもそも少ない点から、「みず」を採用しております。

努力値振り・調整

  • H252(実数値197)…言うまでもなく上限まで。
  • B164(実数値133)…現在の環境は物理環境なので可能な限り振ります。
  • D92(実数値D112)...サーフゴーサーフゴーの「シャドーボール」確定3発耐えまで。

技構成

 このウインディウインディの技構成は3つが確定枠とし、今回は新規習得技を採用しましたが、自身のPT構築に合わせて選択枠から選んでください。

おにび

ほのおタイプ 相手を『やけど』状態にする。『ほのお』タイプには無効。

 現在環境に物理アタッカーが多種多様に存在するので、腐ることの少ない技です。

バークアウト

あくタイプ 威力55 100%の確率で相手の『とくこう』ランクを1段階下げる。音系の技。相手の『みがわり』状態を貫通する。

 今作環境においてあまりにもゴーストタイプが多く、無振りのゴーストタイプ相手には誰にでも約3割の打点を維持する事ができる事からサーフゴーサーフゴー相手に圧を掛ける事ができ、「みがわり」採用でも容赦なく貫通する点がGood

あさのひざし

ノーマルタイプ HPが、天気が通常の時は最大HPの1/2、『にほんばれ』の時は最大HPの2/3、『あめ』『あられ』『すなあらし』の時は最大HPの1/4回復する。

 残念ながら回復技一律ナーフによりPPが5(8)にされてしまったウインディ唯一の回復技。
 天候に回復量が左右される関係上、前作までのダイマックス環境では真価を発揮できないシーンがあったが、昨今は天候系特性のポケモンが環境に居ない事、シーズンが進み「こだいかっせい」のポケモンが解き放たれた際、晴れパを相手が使用する可能性が増え、環境としては追い風となります。

あまえる

フェアリータイプ 相手の『こうげき』ランクを2段階下げる。

 今作「もえつきる」が無くなった代わりの残り1枠に採用された新規獲得技。
 下記選択技に変更することでやれる事を増やす事ができることは承知の上だが、「りゅうのまい」等のA一段階上昇技に対して強く出れることで、物理受けとしての役割をより遂行することができます。

ほえる

ノーマルタイプ 必ず後攻になる(優先度:-6)。相手のポケモンを強制的に交代させる。

 今回は採用を見送ってはいますが、PT内に「ステルスロック」を採用している場合に真価を発揮します。
 今回はカイリューカイリュー等物理アタッカーと1対1になった際に絶対負けない為に採用を見送りました。

その他「まもる」「ねごと」等が選択技ですが、正直「もえつきる」を返してくれ頼むゲーフリ

立ち回り例

 先発でも構いませんが、
1.相手の物理アタッカーへの後投げ(威嚇を刺してやりましょう)
2.不利対面から一旦逃げるためのクッションとして(物理特殊問わずほとんどの技に対して確定3発で生き残れますので回復のスキはあります)
 これらの方法で場に出して、被ダメを見て最適な行動をとってください。

与ダメージ計算

バークアウト
D4ドラパルトドラパルト→確定3発(41.7〜49.0%)
(鬼火やゴツメで実質確2です。まず負けません)
H4ミミッキュミミッキュ→乱数6発(19.8〜23.6%)
(鬼火と首だけへし折ったら悪タイプ等に交代してもいいですね)
H4カイリューカイリュー→確定7発(16.1〜19.1%)
(正直倒しきれないので最後この2体でお見合いした場合はTODバトルになります)
H4サーフゴーサーフゴー→確定3発(35.5〜42.9%)
(A0サーフゴーに「イカサマ」を撃った際と同等くらいのダメージは出ます)

載せてほしい・載せた方が良いであろう相手がいればコメントいただければ幸いです。

被ダメージ計算

よくある物理対面に後投げパターン
いじっぱりA252ドラパルトドラパルトとんぼがえり→確定11発(9.6〜11.1%)
いじっぱりA252ドラパルトドラパルトドラゴンアロー→確定3発(42.6〜49.7%)
いじっぱりA252(威嚇込み)ドラパルトドラパルトドラゴンアロー→確定4発(27.4〜33.5%)
いじっぱりA252ノーマルテラスタルカイリューカイリューしんそく→確定3発(35.0〜41.6%)
いじっぱりA252(威嚇込み)ノーマルテラスタルカイリューカイリューしんそく→確定5発(23.3〜27.9%)
いじっぱりA252いのちのたまミミッキュミミッキュシャドークロー→確定4発(31.4〜37.5%)
いじっぱりA252(威嚇込み)いのちのたまミミッキュミミッキュシャドークロー→確定5発(21.8〜25.8%)

特殊アタッカーが交代で出てきたパターン
ひかえめC252サザンドラサザンドラりゅうせいぐん→確定2発(64.4〜76.6%)
(もし食らっても、「あさのひざし」で回復すれば何を食らっても死にません)
ひかえめC252サザンドラサザンドラあくのはどう→確定3発(39.5〜47.2%)
ひかえめC252ウルガモスウルガモスむしのさざめき→確定5発(23.3〜27.9%)
(基本的に有効打を持っていない事が多く、蝶舞を積もうにもバークアウトで下げられるので、打ち勝つ事ができます。突然水テラバーストとかされたら流石に死にますが)
ひかえめC252サーフゴーサーフゴーシャドーボール→確定3発(41.6〜49.2%)
(そもそも鋼タイプなので出てくる事は少ないです……が、交代で出てきたサーフゴーサーフゴーに「バークアウト」が刺さればサーフゴーサーフゴーが何をしてこようと勝てます。素のまま見合ってしまった場合は「バークアウト」と「あさのひざし」を交互に撃つことで打ち勝つ事ができます)

苦手なポケモン

  • コノヨザルコノヨザルコノヨザル…物理受けキラー代表の物理アタッカー。火傷だけ入れて裏のコノヨザルコノヨザルを確1できる特殊アタッカーに交代がベストですが、「ちょうはつ」を撃たれる可能性が高いので、この動きを読まれないためにも相手の手持ちにコノヨザルコノヨザルが居る場合は初手投げを控え、可能な限りアタッカーのフリをしておきましょう。
  • セグレイブセグレイブセグレイブ…特性により火傷になりません。セグレイブセグレイブが居た場合は諦めてヘイラッシャヘイラッシャを選出しましょう。それくらい絶対に勝てません。
  • 「ちょうはつ」「アンコール」「トリック」をしてきそうな方々マスカーニャマスカーニャオーロンゲオーロンゲアーマーガアアーマーガアカイリューカイリューウォッシュロトムウォッシュロトム…明らか過ぎるオーロンゲオーロンゲウォッシュロトムウォッシュロトムに対しては選出にこだわりハチマキを持たせたポケモンと採用し、入れ替えることで回避、マスカーニャマスカーニャアーマーガアアーマーガアはタイプ上不利な為そもそもあまり出てこない(マスカーニャマスカーニャは出てきたとしても即とんぼorはたきおとすを撃つと思います)、問題はカイリューカイリューです。「あさのひざし」or「バークアウト」で縛られると負けるので、可能な限り「あまえる」で縛られる事を目指すしかありません。そもそも入ってないことを祈りましょう。
  • 基本的に上記以外の物理アタッカーはもちろん、こだわり眼鏡さえ無ければ多くの特殊アタッカーからも耐えることができます。苦手ポケモンがはっきりしているコノヨザルコノヨザルセグレイブセグレイブので、彼らが居ない構築ではかなりやりたい放題できる可能性を秘めています。

相性の良い味方・構築例

動画紹介

 今回のウインディウインディウインディを使った動画を後日アップロードする予定ですので、しばらくお待ちください。

さいごに

 ここまで「ゴツメ両受けウインディ」を紹介してきました。メインは物理受けですが、今の環境に多くいる特殊アタッカーサーフゴーサーフゴーサザンドラサザンドラウルガモスウルガモスと戦うことができる優秀なポケモンです。

 今回ヘイラッシャヘイラッシャと手持ちに同時採用する前提で紹介している節がありましたが、ここにラッキーラッキーフラージェスフラージェスドヒドイデドヒドイデブラッキーブラッキー等を入れることで余計に物理アタッカー風を装いながら受けループで相手をじわじわ削るTOD戦法を取ることもできるかもしれません。

 今回で3度目の投稿でしたが、まだまだ至らない点もあると思いますので、皆さまからのダメージ計算での追加してほしい仮想敵の要望、情報などを足して行きながら、有益な育成論に育っていければなと考えています。

 ここまで見ていただきありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/28 12:16

ウインディの他の育成論を探す (14件) >>

こちらもオススメ
ウインディゴーストで止まらないテラ神速ウインディ(時代遅れ)
いじっぱり / いかく / いのちのたま
HP:252 / 攻撃:252 / 防御:4
フレアドライブ / じゃれつく / かみくだく / しんそく
ウインディ【令和5年版】役割破壊ウインディ
ひかえめ / もらいび / いのちのたま
HP:30 / 特攻:252 / 素早:228
ニトロチャージ / だいもんじ / りゅうのはどう / テラバースト
ウインディ【テラレイド】音には威嚇、甘える、音で対抗、最強ゴリランダー用サポートウインディ
わんぱく / いかく / おんみつマント
HP:252 / 防御:252 / 素早:4
あまえる / バークアウト / あさのひざし / かみくだく
投稿者の前後の育成論

スポンサーリンク

コメント (3件)

  • ページ:
  • 1
23/01/12 02:15
1はらぺこいもむし (@harapec0w0)
55555
はじめまして。同じ型のウインディを使っている初心者です。
私はHB振りで使っていたので、対サーフゴーを意識したD振りや相性の良いポケモンなどとても参考になりました。
以下ご教授頂けると嬉しいです。
●仮想敵マリルリが知りたいです。
ドラパなどのドラゴン系のポケモンとウインディを入れてるとよくマリルリがでてくるのでこのBの努力値振りで対応できるものなのか気になりました。
●かえんほうしゃは技候補としてなしでしょうか?
主に環境に多いマスカーニャやアーマーガアへの打点、マイナーですが出てくると厄介なクレベースやオリーヴァなどの有効打にもなると思いますが、
技候補に入ってない理由が気になりました。
23/08/17 16:02
2黒薪シュン (@KuromakiShun)
コメントありがとうございます。
マリルリですが、当然タイプ不利の為後投げでアクアブレイクをもらった場合、威嚇込みで54.8〜64.9%と、50%以上のダメージを受けてしまいます。
しかし、その次のターンで水テラス(草テラスでも可)を切る事が出来れば再度アクアブレイクをもらっても13.7〜16.2%と耐えることができるので、すかさず鬼火orあまえるを入れましょう。
もしそのままマリルリを続投してきたなら、相手はこちらに対して何を撃っても20%前後のダメージしか与えられないため、勝手に倒れていきますし、鬼火を当てることが出来ていれば引いて行ったとしてももはや骨抜きのマリルリは後々いくらでも処理できるでしょう。

火炎放射についてですが、両受けの為に技スペースが圧迫しており、鬼火or甘えるの物理受け用技と入れ替えるのが選択肢かなと思いますが、もし採用した場合相手が炎弱点ではない物理積みポケ(主にドラゴンタイプ竜舞系)の時に絶対に勝てなくなり
「手持ちの受けはヘイラッシャのみで良いのでは?」になりかねないので今回は候補から見送ります。
24/01/06 23:44
3あーろ
このままウィンディ使わせてもらいました!
だいぶ強かったです!本格的に対戦を始めたのが最近でまだマスボ入ったばかりなのでかもしれませんがちょくちょく3タテしたりと僕のパーティーでめちゃくちゃ活躍してます!いいかた作ってくれてありがとうございます!!
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

補足やアドバイス、間違いの指摘などにお使いください(半角5000文字まで)。育成論に直接関係のないコメントは書き込まないでください(育成論を求めてこのページを訪れた第三者のユーザーに関係のない書き込みすべてが削除対象です)。また、育成論の削除を強要することは運営ポリシー違反であり運営妨害です。削除が必要かどうかは管理者が判断しますので、管理者に直接ご連絡ください。

※評価はポケ徹サービスにログインする必要があります。

名前: 

本文:

削除キーは自分でコメントを削除する際に必要になります。

削除キー:


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除(投稿者用)

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。